2020/02/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大広場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (仕事で王都へとやって来た男…その仕事の打ち合わせも終わり、空いた時間に王都内をぶらついていた男は
大広場へと行き着けば、適当にベンチへと腰掛けていって)
「他の季節だったら結構人で賑わっているココもこの寒風吹きすさむこの時期となれば脚を止める者も少ないか。
まぁ、中には俺みたいな物好きがポツポツと出てきてるのかもしれないが……」
(腿の上に右肘を突き、頬杖を突きながら人通りが少ない広場の人の流れを眺めている男)
■ボブ > 「出店の方も少し寂しげだな……俺一人の財布じゃ意味はないが、ちょっとは売り上げ協力といきますかね」
(一旦ベンチから腰をあげれば、屋台の方へと向かい、ホットワインを一杯と皿盛りのフライドポテトを買い、
ベンチに戻っていけば、フライドポテトをつまみながら、ワインで身体を温めていって)
「ふぅ~~、昼間っから酒を飲んでるなんて、傍目からしたらダメ人間に見えるんだろうな、俺って…」
(木製のコップに口を付けつつ、男の口からは己を自嘲するような言葉を洩らしながら、一人の時間を楽しんでいて)
■ボブ > (ベンチに腰掛け、ワインとポテトを楽しんでいたが、それもすっかり空になれば、
それを買った店に木製の皿とコップを返していって)
「さて……小休止もこれくらいにして、あと少し王都内を出歩いて薪を購入してくれる人でも探してみるかな」
(パンパンッと両の手を当てて、ポテトの塩を振り払うようにしていけば、男は大広場を後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大広場」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド内 鍛錬場」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > (冒険者ギルドの施設、と一口に言っても色々とある訳で。
需要と供給の結果、何処に何やらという事も、まま起こるのだけれども。
そんな場所の、とある一区画。
夜空の見えるそれなりに広い面積と、敷き詰められた砂。
所々には打ち込み用にと人型を模した木の人形と。模造の武器が備えられた鍛錬場で)
「よっ、とっ、ほっ!」
(カコン、カコン、カコン
僅かに反った片手剣――木製であるが。それを、練習用の木人に振りおろし、叩きつける男が一人。
正面から肩口に、摺り足で横にまわりつつ胴薙ぎ、一歩退いて突き。
と、身のこなしは非常に軽快。ただし、剣の技術に限って言えば、まぁまぁ位だろうか)
■アシュトン > (的確に当ててはいるし、剣の扱いも申し分はない。全体的にソツは無い。
ただし剣士かと言えば、そういう雰囲気でもなく。あくまで攻撃に使う道具の一つ、として上等に扱っている。そんな印象を与える。
暫くの時間続けていたのだろう。冷えた風に反して、額にはうっすらと汗。
一段大きくとしゃがみ込んだかと思えば、後ろに跳び退いた。
その瞬間に、手の中には剣は既になく。
カコン
乾いた音がして。
木人の頭から喉に掛けて、その急所へと木剣が直撃していた。先ほどまでの打ち込みより、投擲の方がむしろ動きが良かったかもしれない。
着地に一息吐けば、緩く歩いて剣を拾い上げ)
「ふー……久々にこういうのをやってみるのも、案外と悪くないな」
(首の骨を一つと鳴らした。
基礎の鍛錬は大事、とは言うものの。案外に疎かとなりやすい。
たまにはこう、単純練習に身体を動かすのも、中々楽しいかもしれないと。そんな風に感じていた)
■アシュトン > 「さて、もうちょい身体動かしてから帰るとしますか」
(剣の背に当たる部分で、肩をとんとんと数度叩いてから。
正面に構え、やや腰を落とす)
(カコン、カコン、カコン
まだ暫くの時間、木剣を振り下ろす音が響いていたそうな)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド内 鍛錬場」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (冒険者達が依頼を終えて帰って来る、予定より早く終わったもの、遅く終わったもの、様々な結果がそこにある、成功した者もいれば、失敗したものもいる。
最悪の部類であれば、失敗したうえで命を落としたものさえいるのだ。男は幸運なことに命を落としたりはしていない、危険な依頼は受けておらず、今回の依頼を終えて報酬をもらった後の事である。
金貨袋が何時もよりも膨らんでいることをホクホクしながらも、さて、と呟く。共用スペースに移動し、空いているテーブルに腰を掛ける。)
これからが問題なんだよな、収支チェック、だ。
(装備の摩耗度や、消耗品の使用率、そして、報酬……それらを差し引いた純粋な利益がどれぐらいになるのか。それをチェックしなければならない。
次の冒険の為の準備を今しておかないと、急な依頼などの時にも動けないだろう、そう考えて、男はテーブルに道具を一つ一つ取り出してチェックするのだ。
一人でいろいろしないといけないからこそ、こういう事も、手を抜けないのである。)
酒とか飲みに行きたいんだけどな……。
(と、言いながら、手は、止まることは無いのだ。)
■イディオ > (受けた依頼は採取系の依頼ばかりなので、戦闘の依頼は受けていない、故に武器の損耗は少ない、軽く油を塗って手入れをすればいいだけであろう、鎧も磨いていればいい感じか。クレインクインに関しては……軽く整備をしておく必要があるが。その程度だ武器防具に関してはさほどの損耗などは見受けられない。)
この辺りは、大丈夫だな、戦闘が有ると一気に損耗する部分ではあるんだけど、な。
(今はこれはこれでいいや、武器を鞘にしまう事にする。次は冒険者として使うアイテム、ロープなどの消耗品周りである。ロープが解れていたりしたら使用中に切れてしまうかもしれない。油が足りなければカンテラが使えなくなる、たいまつが湿気っていれば、火が付かなくなる。
そう言った部分も含めて道具のチェックは細かくしなければならない。
というのは、男の持論であるので、一般的な冒険者がそうだ、と言う訳ではないのだが、男は確りと丁寧に装備の点検をしていく。)
――大丈夫、だな。
(特に大きな損耗などは無いことをちゃんとチェックし、男は荷物を纏めなおし、バックパックに詰めていくのだ。そして、それが終わる頃。
視線を依頼のボードに向けることにした。)
こんな時間だから、依頼が残ってるとなると、とんでもない物ばかりになるんだろうけれど。
一応、視てみるか。
(と、男はバックパックを置いたまま、依頼のボードへと寄ることにした)
■イディオ > (男は、依頼のボードの前に立って、ボードを見上げることにする。様々な依頼があり、その中で緊急性の高い依頼はなさそうである。
今の時間を考えれば、朝の時点でめぼしい依頼は全部受注されているから残っているのは、普通に依頼推敲が難しい物や薬草採取などの恒常的に必要な依頼ばかりである。
戦闘系――――退治系の依頼は一人では危険な事も多いので、男は受けられない。パーティを組むならともかく、今は夜、むしろ依頼を終えて帰って来る者ばかりだ。
今からチームを組んでいく、というには、緊急性が薄い物である。それに、本当に緊急性が高い物であれば、ギルドの方が冒険者を集めるだろうから。
其れなら問題は無いんだな、と思うのである。)
さて、それなら。
(特にめぼしく思えるものもなく、準備は問題は無い。それなら今度は、酒でも飲もうか、と視線を動かすのだ。もう、時間的に冒険者ギルドも人はまばらであり、報告して帰る者や、夜の受付の人への交代の姿が見て取れる。
こう、誘って共に飲みに行くほど仲のいい仲間もいないので、一人寂しく酒場にでも繰り出しますかね、と自嘲気味に言ってみる。
そして、先程のテーブルに、置きっぱなしのバックパックを回収に歩くのだ)