2020/01/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からインクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > (年も変ってしばらくと経ち、夜の街角も普段通りとなりつつある、そんな頃合い。
夜風はまだまだ骨身にしみる季節の傍ら、木製のベンチに腰をおろし、湯気立つカップを傾ける男が一人)
「色々変わったような気もするが、同時に代わり映えもしないな。それが別に、悪いって訳じゃぁないけどさ」
(微かに漂うのはアルコールの香。スパイスの利いたホットワインを口にしながら、視線は周囲をぐるっとめぐっていた。
さて、仕事でこの街を離れたのは何時頃だったか。四月かそれ位だったとは思うが。まさか、次の年まで掛かるとは思いもよらかなった。まぁ、お陰で懐は随分と温かいのだが。
暫くぶりにゆっくりと眺めた街の姿は、変っているようで、あまり変わっていないような気もするのであった)
■アシュトン > 「金には暫く困らんし、仕事は当分パスだな。そもそも、働き過ぎでヤル気がでねぇ」
(風変わりな貴族の護衛、と言えばそれなりに手慣れた冒険者の稼ぎ口としてはアリがちであるが。
その貴族様の目的が、遺跡調査である。そりゃもう、趣味に走り過ぎてサバイバル技術まで習得しちゃった系の。
お陰で長期依頼の大部分が野宿、ベッドで寝れるのは物資補給に村やらに立ち寄った時位。
正直、此方の方が参ってしまいそうなハードスケジュールが延々と続いていた。
もっとも、心得がある人物な分、護衛という意味では楽だったのだが。
カップの底に残った赤い液体を一口に飲み干すと、薄い木でつくられた使い捨てのカップをくずかごに向けてシュート。
カコン、乾いた小気味よい音がした)
「…………現状、最大の問題は溜まりに溜まったアレだな」
(アレ。
つまるところ、性欲的なアレ。
眉を寄せる、なんとも言えない微妙な表情。
なお、依頼人は男性だった模様。そっちの趣味は、とりあえずない。
で、野外でそれを発散する機会なんてのは、まぁない。
運悪く罠に嵌っていた女性冒険者を助けたことはあるが、依頼人がせかすせいで悠長に致す時間なんてありはしなかった。
帰ってきたら来たらで、疲れのせいか泥のように眠り続けていた。
現状、その溜まりっぷりが最高潮と言ってもいい。
こんな所で酒をチビチビしていたのも、物色目的だったりする)
■アシュトン > 「……素直に娼館でも行ってくるかナー」
(知人でも通れば別の話だが。こんな場所で引っ掛けられるかと言えば、微妙な所だ。
そういう目的がある人物は、そういう場所へと行くものだ。
ゆっくり腰を持ち上げれば、砂埃を払うように臀部を手の甲で軽くと叩き。
ぐいっと、大きく伸びを一つ。身体の節々で骨がぽきぽきと音を立てているのがよく分かった。
幸い、金に糸目は付けずに済む状態だ。
なんなら、数人同時に囲むのも悪くないか、と。
ダダ漏れる一歩手前の妄想を脳内に泳がせつつ、その場を後にするのだった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアシュトンさんが去りました。