2019/12/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にトモエさんが現れました。
トモエ > 掘り出し物を探しに、共も連れずに歩いていると、見知った顔。

「あら、イグナスさま」

先日はどうも、と、失礼にならぬ程度の声をかける。

「良い買い物は出来ました?」
と世間話を振る。

相手に予定がなければ、いつのまにか連れ立って歩き出そうと。

イグナス > 「あン?……おー?」

聞こえた声、喧騒の中だからまさかとは思ったが。
振り返ればそこに見知った、姿。先日ぶりと笑って、片手をあげた。

「まあまァ。…半分冷やかしみてェなもんだよ。」

なんて冗談めいて笑って、傍らに立つ。
サイズ感の違いがあるので一緒にという感は薄いが。
ともあれ、特に必要以上言葉を交わすでもなく、連れられるままに歩き始めて。

トモエ > 「この前は、良いお仕事をありがとうございました。またお会いしたいと思っていたころ合いだったんです」

にこやかに微笑みながら、会話を続け。

「お食事は、今日はもうお済ですか?」

と尋ねるのは、軽い戯れににた心地。
巨人の血を引いてでもいるのだろう。恵まれた体躯に、自身のある立ち居振る舞い。
顔に残る斬り傷をちらりと眺めて、普段の仕事は何をしているのか考えたりする。

近ごろの羽振りは良いのか、どうなのか。
もし金に困っているようであれば、一晩だけまた彼を買いたいとも思いつつ、まだ口には出さないで。
場合によっては失礼ととられてしまう可能性もあればこそ、言葉選びは慎重にしたいもの。

イグナス > 「ふむ? 食事は、まだだな。これからどーすっかなと、考えてたトコだ。」

ひらりと手を振って応える。先日のことをふと思い出した、仕事についてと、付随する一部も。

不意に、そうさな、と何かを考えるように間を置いた後。
歩みは止めないままに笑う。

「うん、なんだ。
 何か迷ってる——いや、遠慮してるか?
 ……何をそう、躊躇ってンだ。」

からからと、己に気遣うだかの様子がえらくおかしかったようで。
むろん彼女の考えを正確にはわかってないが、そんなところだろうと大雑把にあたりをつけて。

トモエ > 「よろしければまた、おいでなさいませんか」

そっと、相手の相手の手を取る。
そのまま、誘うように自分の腰へ触れさせて。

「貴方との、夜が楽しかった。……また、お相手してほしいんです」

甘くねだる言葉。
身長差と喧騒のなか、どれだけ彼に届いたかは分からないが。

イグナス > 「へえ。」

素直でストレートな誘いに片眼をつむって、にまりとわらう。
腰に触れた手は、触れさせられたというよりも、がっつりとこちらからも触れていくもので。
その時点で返事は決まっているようなものだが。

「そういわれて、断る男なんてそうはいないだろうが、
 ――おれももちろん、据え膳食わぬはなンとやら、だな?」

こちらも、彼女の言葉に力強く、その欲望を隠しもしない。
耳は案外いいのか、あるいは、最初からそういうつもりで耳聡く聞いていたようで。
返事をすれば、改めて彼女を連れて歩き出す。
向かう先は——、以前お邪魔したので覚えてる。迷いなく歩いていって。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からトモエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレティアン・ド・ベローさんが現れました。
クレティアン・ド・ベロー > (お約束待機中)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレティアン・ド・ベローさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にミストさんが現れました。
ミスト > 日もすっかりと落ちた時間の大通り。
この時間となれば仕事を終えた者たちが仕事後の一杯を求めて酒場を受けつくす光景がよく見られる。
そんな光景、酔っ払いや冒険者に紛れるように空いている店を探してさまよう人影。
酒場をのぞき込んでは酒の匂いに眉をしかめて離れ、良さそうな店と思えば一杯で入れずと何度か繰り返し。

「今日はついてないな…どこもいっぱいだし」

普段ならば空いている時間に食事を終わらせるが今日は運が悪く遅れてしまい。
そのせいで込み合う時間に当たってしまったという不手際。
それでもこの場で店を探すのは仕事後の空腹をどうにかしたいからであり…。

何処か空いている店がないかなと大通りをさ迷い歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にヴェンディさんが現れました。
ヴェンディ > 喧噪というのは、人間にとっては五月蠅いこともあるだろうが。
彼にとっては良い音楽のようなものだ。
ゆったりと道を歩きながら、酔漢の喧嘩なども眺めていると。

丁度、店から出てくる女の姿を見つける。
きょろきょろとしているのは店を探しているのか。
都合がいい、と笑ってから、少し早足になって、女の近くへと後ろから寄っていこう

「女。店を探しているのか?」

いつまでたっても変えられない傲慢な口調。
目が白色という異様な姿だが、声音自体は優しく。
驚かれるかもしれないが、いきなり声をかけてみる

ミスト > 困ったな、どうしようと何軒かの店を渡っては入れない混みように肩を落とす。
貧民地区か富裕地区に行けばまた違うだろうが、片方は治安は最悪。
もう片方は純粋に高いので利用できないという理由。

もう諦めて干し肉でもかじるほうが良いかなと考えが移り始め…
そんな時に急に後ろから声を掛けられて驚きに肩が跳ねて勢いよ振り返り。

「ボ、ボクかな?そうだけど……君は?」

振り返ると背の高い男性、顔を見れば目は真っ白と驚くしかない。
ただ言葉使いは偉そうだが声色は優しく聞こえ絡んできたようには見えず。
もしかすると人違いかもしれないが自分かなと確認するように返して。

ヴェンディ > 振り返れば、うむ、と頷いて。

「はは。俺に先に名を聞くとは良い度胸だ。俺はヴェンディ。娘も名乗るがいい」

笑いつつ、名を聞き返す。
確認するなら、そうだ、と頷いて。

「店を探しているなら、少し付き合うがいい。一人で歩くのも飽いていたところだ」

決めつけるような言葉。
ついてくると確信しているような言葉だが、断っても怒らないことは態度で示す。
白い眼は確かに恐怖だが、その視線は優し気で。
まるで、愛らしい動物を見る人間のような目線だ。危害を加えられる、とは感じないだろう。

ミスト > 「初めて会うんだから聞くよね?君はヴェンディっていうんだ。
ボクはミストだよ」

よろしくと笑い返して気が付く返し。
確認にそうだと返されると知った顔かと思い出そうとするが初見であってたと。

「もしかして空いてる見せ知ってたりする?それなら付き合うよ」

見た目は怖く思えるが雰囲気はそうではなく。
それならついて行っても大丈夫かと軽く考える。
もし何かあれば逃げればいいと考え、早速案内お願いと男性の腰のあたりを軽く叩いて笑みを浮かべて。

ヴェンディ > 「いいぞ。大抵のモノは俺を見ると怯むからな。
その豪胆さは美徳であり、危うくもあるが」

などと言いながら頷く。
間違いなく初見だが、彼も気安く話しかけ続ける

「ああ。富裕地区のあたりだ。…いじらしい探索をしていたようだし、俺が奢ってやろう」

ぱし、と腰を叩かれれば、驚く反応を見せる。
怯まないばかりか、自分の身体に触れてくる相手は久しぶりだ。
攻撃ではないため、障壁は反応せず。その体に触れられるだろう。

「時にミスト、冒険者のギルドは知っているのだが…ミストは冒険者か。
普段はどんなことをしている?」

相手の装備を見て、道すがら聞いてみる。
向かうのは富裕地区で…内容からすれば、お高い食事をおごるつもりらしい

ミスト > 「確かに見た目は怖いけどね。
ボクに何かしようって感じには見えないからね」

だから大丈夫と気が付く返し。
もしそうでなければ人を見る目がなかっただけなのだから。

「あ、あっちか……ボクはそこまでお金持ってないから……。
え、奢ってくれるの?」

富裕地区と聞けば流石に色々と高いので腰が引けてしまう。
しかし驕りと聞くと驚きを見せ、少しだけなら良いかもしれない考え。
腰を叩くと驚いた様子にそんなに強くしていないのにと首をかしげて。

「そう、ボクは冒険者だよ。
普段って言っても人それぞれだよ?」

自分は討伐や採取だしとやっていることを答え。
富裕地区に向かっていけば高そうな店が増え始めて尻ごみをしてしまう。

ヴェンディ > 「特に人は、だが。腹の内に何を抱えているかわからん、わかっているとは思うが気をつけろ」

鎧などを軽くとはいえつけているため、ある程度自衛は考えているのだろうが。
それでも、騙されたりすることを懸念して口うるさく。

「ああ。金など、俺にとってはどうでもよいものだからな」

何せ、瞳に魔力を通せばどんな魔法をも使える彼としては。
金銭を『創造』する魔法なども容易い。

「だが、そのそれぞれも聞いてみないとわからん。
ほほお、討伐か。魔族などか?」

採取と討伐だと答えると興味を示して。
更に突っ込んで聞いてみよう。

「ミスト。別に遠慮する必要はない。俺の近くにいる限りお前は俺の庇護下にある。
文句を言うモノが居れば俺が嗜めよう」

そうしながらも、尻込みする相手に断言する。
何なら、と相手の腕を取り、自分の腕と絡めようとして。

「こうすれば恋人とやらに見えるだろうさ。しっかりついてこい」

それが叶っても叶わなくとも、そのままずんずん歩き出す。
たどり着いたのは、富裕地区の中でも個室を採用し、客ごとへのサービスを徹底した食事処。
その分、料金も高く、富裕地区でも更に高級な部類の店だ。
ためらうことなく、その扉を開けて一つの個室を貸し切ろう。

ミスト > 「それはよく分かってるよ。これでも苦労してるしね」

重々承知と楽しそうに笑ってしまい、もし男性がその類なら逃げる、無理なら思い切り蹴っ飛ばしてと考え。
それを瞬時に行える程度には世間に揉まれている訳で。

「それを言えるってすごい事だよ。ボクなんていつもやりくり大変なのに」

その理由は主に武器の紛失のせいなのだが治せない癖。
今日も見事に武器を失い明日に買いに行かないといけない。

「確かにそうなんだけどさ。ボクが討伐するのは害獣。
後は偶に魔物とか野盗かな」

採取は判るだろうから説明はせず。
魔族と言われると違うと苦笑を浮かべて否定をして。

「奢ってもらうんだから遠慮はするよ。庇護下って……。
ヴェンディってもしかしてかなりいいとこの人?」

凄い事をさらりと断言する様子にもしかして貴族?と考えてしまい。
突然に腕を取られたと思えば男性の腕と絡められ。

「こ、こいびと!?ボ、ボクたちまだ知り合ってって……!」

いきなりの言葉行動に理解が追い付かないままに引っ張っていかれ。
そしてたどり着くのはいかにも高そうなお店。
しかも個室らしく慣れた様子で一部屋を借りた男性に連れ込まれてしまい。
全く慣れない状況に借りてきた猫のようになってしまう。

ヴェンディ > 自分が心配するほどでもなかったようだ。
しっかり自衛できているからか、よし、と頷く。

「ふむ。手助けしてもいいが、それは望まんだろう。だがどうしても困ったら俺を呼べ」

やりくりが大変、害獣駆除。
もちろん、多少なりとも危険はあるだろう。
だからこそ、どうにもならない時は呼べ、と。

「いいとこ…かどうかは知らんが。金はある。…仮だ。少なくとも冒険者に向けられる奇異の目線は無くなるだろう」

自分には特に爵位などもないため、いいところ、かどうかは怪しい。
腕を組んだ理由は、緊張を驚きで吹き飛ばす狙いもあったが。店に入った後の様子を見るとまだぬぐい切れていないらしい
個室は、テーブルを挟む形で柔らかなソファが設置され、防音もしっかりしているのか他の個室の声は聞こえない。
プライベートに配慮するため、貴族御用達の店でもある。

「まあ、わかっていると思うが周りに音は聞こえん。注文は魔動機でできる。遠慮せず、好きなものを頼むがいい
例えば、なじみの酒場だと思えばいい」

縮こまっている相手に気楽に話しかけ。
魔動機を手渡す。値段が書いていない酒や料理がずら、と魔動機の画面に並び。
並んでいる料理の絵に触れればそれが運ばれてくる――というシステムだ。

ミスト > 「ボクは背丈に合った仕事しか受けないから大丈夫だよ。
でもさ、呼ぶって言ってもどこにいるか判らないよ?」

猪や狼、少数の野盗程度ならどうとでもなる。
それ以上になれば臨時でPTを組んだりもするがそれはあまりなく。
困ったらという言葉はありがたくはあるが、どうやってとつい聞いてしまい。

「富裕地区で奢れるんだから良いとこの人だって思うよ?」

富裕地区で奢れるだけのお金がある=いいとこの人という簡単な方程式が頭に浮かび。
しかし続いた言葉に気を使ってくれたのかなと思う。
異性と仕事で大騒ぎはあるが腕を組むなどは全くない。
そのせいで返って緊張をしてしまい、なれない高級店に完全にカチカチ。
柔らかなソファのある個室自体が初めての経験だけにどれだけかかるのかなと少し現実逃避もあり。

「解ってるってすごすぎなんだよ!好きにって言われても……ボクお酒飲めないし…」

手渡された魔道機を見るとどう見ても高そうな酒や料理。
本当にいいのかと戸惑いながら…普段頼むようなパスタや串焼きに触れて注文をしていく。

ヴェンディ > 「俺を侮るなよ。一度会ったものが俺を呼べばわかる」

自信満々にそういう男。
かなり怪しいが、底知れぬ男のことだ、本当に来るかもしれない。
緊張している相手に言葉をかけ続ける。

「そんなものでいいのか。良い肉のステークなどもあるぞ。
酒は―――そうだな、俺が注文するから注いでくれ」

男は食べ物は頼まないらしい。
そのまま酒だけを注文し。
しばらくすると、注文したものが、わざわざ魔動機に前置きが通知されてから届く。

「好きなだけ食え。愛い娘が腹を空かせているのも、俺は我慢ならんからな」

と言って一先ず、自分のグラスを差し出し、相手に酒を注いでもらおうと。
酒を注文しなかった女には、水が同じグラスに入って届く。

「これはただの興味だが…酒は弱いのか?それとも体質か」

興味本位に、緊張をほぐす意味もあり、質問を続ける

ミスト > 呼べば判る問い男性。
侮っているつもりなどはないがどうやってくるにだろうか。
それが普通に気になってしまい。

「これで十分だって。食べなれないの食べたらお腹壊しそうだし…。
それぐらいならいいよ」

お酒だけなんだろ男性の注文を少しだけ見て。
しばらくすれば魔道機に前置きが出て届きまた驚き。

「もしかしてだけどナンパだったりした?気が付くのが遅いボクもあれなんだけど」

男性の言葉に今更にそう考えるが来た以上考えても仕方ない。
なので早速パスタを食べようとするが差し出されたグラスを見てフォークを置き。

「弱いほう、すぐに酔っちゃうんだよね」

だから飲まないと笑いながら告げ、男性のグラスに酒を注いでいく。