2019/12/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミューラさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミューラさんが去りました。
イグナス > さて、結局この冷たい雨の中、どうしたのやら——。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にヴェンディさんが現れました。
ヴェンディ > 和やかな喧嘩や、冒険者が出入りするギルド
衛兵があくびをしている詰め所など。
同じ景色であっても、日によって表情を変えることが、この地区を歩く青年には楽しい。

例えば先日は、喧嘩など起こっておらず肩を組んで歌う酔漢達が居た。
ギルドから出てくるのも、先日は戦士が多かったが、今日は魔術師が多い。
今日の衛兵は不真面目そうだが、先日の衛兵は直立不動で通りを睨んでいた。

そんな細かすぎる、この街に住むモノなら当たり前の差異が楽しく、愛おしい。

そう思いつつ、酒場に寄って買った骨付き肉を齧る。
彼に食事は必要ないのだが、舌に絡む肉の味や、肉を飲み込んだ際に喉を通っていく感触などを味わっている。

後は、共に連れ行く者でもいれば、その者に案内させたり、からかって遊んでもいいのだが。

(まあ、並大抵のモノには務まらんだろうがな。せめて俺の存在を目に留めるモノでなければ)

いつもの遊び。
自分の魔力を周囲に垂れ流し、反応するモノがいる事を待つ。
こちらに急に視線を向けたりすれば、わかるように。

平民地区を歩きながら、愛しい下等種族を眺めていて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からヴェンディさんが去りました。