2019/11/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にプリムさんが現れました。
プリム > 人の少なくなった時間帯の平民地区の大通り。
先ほどギルドで受け取った報酬を手に閉店間際の商店や露店を眺めて歩く。
しかしどれもこれも手が届かない値段のものが多く肩を落として歩く。

「どれも高いよ。もっと安いのがあればいいのに」

そんな事を言いながら探して歩きはするが目的の物というのは全くなく。
ただ気分でいいものが欲しいというそれだけだからこそ値段を安く探したい訳。
その店店で興味深いものがあるがどれも値が高く次こそはと次の日開いていそうな店に脚を向ける。

プリム > そうして何軒か店を渡り歩けばすっかりと月も真上。
ついには商店も露店もすべて閉じてしまい開いているのは酒場だけ。
やっちゃったなと困った笑みを浮かべて宿に戻ろうと考えたが気が付くと宿とは真反対の場所。

「帰るのが大変な距離ですよ」

この辺りで別に宿を取ればいいのだがお金も荷物も別の宿。
そちらに戻るしかなく…散歩にはいいかもと来た道を歩いて宿への道を歩き出す。

プリム > そうして何事もなく無事に宿までたどり着いて……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からプリムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ふぃー……今夜は冷えますなぁ」

夜。
両手をポケットに突っ込み、軽く肩をすくめるようにしながら大通りを闊歩する金髪の男が一人。
体質上寒さには強いので、言う割に寒そうでもないのだが。それでも気温の低さは感じるし、
なんというか習性的に身を軽く縮こまらせたくなってしまうものだったりもして。

それはともかく、男はそのまま中央広場に足を踏み入れ。手近のベンチにゆっくりと腰を下ろせば、
背もたれに身を預けてふぅむ、と小さく唸り。

「さて……今日の宿どうすっかなあ」

──と、目下の悩みを口にする。
普段よく利用している宿が今日は満室ということで、男は現在宿無しだった。