2019/07/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ウィーッス」

夕暮れ時。
やる気のなさそうな挨拶?めいた声掛けとともに冒険者ギルドに足を踏み入れる、
特徴的な銀色と赤のジャケットを羽織った金髪の男が一人。

冒険帰りだったり夕飯時だったりでそこそこ人の多いロビーを適当に眺め回しながら、
そのまま報告カウンターの方まで足を向けて。

「──ホイ、依頼片付けてきたぞよ。当然といえば当然だが、この季節でも
北方山岳は寒ぃーな。涼を求めるってレベルじゃねーべ」

などと、ギルド員に報告とともに適当な雑談をしつつ、依頼書と依頼達成の証拠となるアイテムを提出。
ギルド員がそれを改める間、改めてロビーを見渡し、なにか目につく人かモノでもないかと視線を巡らせてみたりして。

エレイ > ──が、何か見つけるよりギルド員に声をかけられる方が早かった。

依頼達成が確認され、男に報酬が差し出される。
その大きめの袋はカウンターに置かれると、じゃらりと中身が詰まっていそうな音を立て。
男はその中身を軽く改めると、ウム、とうなずいてそれをバッグに仕舞い込み、ギルド員に軽く挨拶してからカウンターから離れ。

「さて……カネが入ったは良いがこれからどーすっかのう。さっさと酒場でメシにするか、それとも……」

ロビーに隣接されている酒場のほうに視線をやりながら、顎に手を当てふぅむ、と唸り。
ロビーの片隅で一人突っ立ったまま、これからの予定について悩み始め。

エレイ > 「……とりあえず外に出て考えるほうがよさそうだったな」

しばらく悩んでいたもののこれといったいいアイデアも出てこず、ポリポリと頭を掻き。
ここに居てもしょうがないとばかりに呟けば、ゆるりと歩き出して一人ギルドを後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区娼館通り」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 日が暮れてもむっとした暑気が残る娼館通り、そこへとさらに男女の情欲が加われば日中よりも熱気に満ちた空間となる。
その一角、城と見紛う豪華な装飾を施された一軒の娼館『天国への階段亭』。
見た目に見合う法外な料金を要求される店ではあるが、客足は絶えない。
湯水のように金貨がわいてくる身分の者、一攫千金を成し遂げた冒険者、そして、幸運にもサービスチケットを手に入れた者……。

飾り窓の奥では着飾った娼婦たちが歓談し、通行人へと極上の笑顔を向ける。
客が入れば黒服を着込んだ従業員が応対し、話がまとまれば娼婦と共に屋号の由来ともなっている二階への階段を上っていく。
そんなきらびやかな店の前、サイズが合わない大き目の椅子にちょこんと座る金髪の少女の姿。
金糸のような髪は不自然なほどに長く、白いワンピースから伸びる手足は細く長い。
その足を盥にため込んだ水に漬け、楽しげな笑顔を浮かべ、ぱしゃぱしゃと水遊びをしている。
見た目は完全に幼女……ではあるが、濡れて張り付いたワンピースから透けて見えるぷっくりとしたピンク色の乳首や極端に短いショーツに包まれた下腹部、そして、何より座っているこの場所がこの少女もまた娼婦であることを示す。
そんな背徳的な存在であるにも関わらず、少女は天使のようね笑顔を浮かべ、時折通行人に水を掛けて悪戯し、無邪気に、しかし、扇情的に膝を広げ通行人の理性を破壊するのだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区娼館通り」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 暑い、うだるような暑さだ。だというのにこの通りは変わらぬ活気。
高級娼館というものに立ち寄ろうなどというものは暑気などに負けぬ幸運の持ち主か、それをどうとでも出来る富豪か。
その二択なのだろうから。

「よくやるぜ…どっちも…」

文句を言いつつも通りすがる冒険者。
この暑さの中だというのに、客引きの女たちはいつもと変わらぬ笑顔。
水を湛えた盥に足を突っ込んで楽しげに客を挑発している。
そのなかにひときわ小さな影を見つければ、思わず視線を送る。

エンジェル > 満面の笑顔で愛想を振りまいていると目の前に通りかかる馴染みの顔。
ここ最近は公主などと言う無料でヤれる高貴な娼婦モドキが大挙して来ているせいで上客の足が鈍い。
そのせいでチケットを配り、営業やら出張やらと店を空けていることも多く、別宅へも行けない日々が続いていた。
故に馴染みではあるが、久しぶりに見た……と言うべきだろう。

「にはは💛」

向けられた視線には他の通行人へと向けるものと同じ笑顔を返す。
だが、通り過ぎる瞬間、小さな手が軽く少年の手へと触れる。
今日は行く、と伝えるように。

少女の年齢的にどうしても付く客は変態が多い。
故に少年の存在は少女にとっての癒しだった。

 ヤバイ、シたい……。

普段望まずとも性欲を満たされてしまう仕事柄、発情するようなことは滅多にないのだが……久しぶりに見た少年の姿に下半身が堪らないほどに疼く。
このまま客が付かなければ早く上がれるか……などと思っているうちにあっさりと客が付き、内心肩を落としながらも客と共に二階へと上がっていくのだった。

ブレイド > 何度かかの通りは通っているが、最近はあまり顔を見なかったエンジェルの姿。
客がついていたか、客に連れられてどこかいっているか…まさか病気か何かではないだろうとは思っていたが
このとおり楽しげに笑い、客引きをする姿を見れば安心する。
少女の笑い声に、久しぶりの元気な姿を見た安堵から思わず微笑んで。

「ん…?」

あまり店の近くで長居することを少女は好まない。
というか、自分がいては商売の邪魔になる。だからこそ、最低限のアイコンタクトや仕草をかわすのだが…
ふれた指先には小さく頷き、彼女のもとから離れる。

平民地区に買った彼女との別宅にたどり着けばひと心地。
風呂にも入らずソファに横になり、彼女の仕事が終わるのをまつ。
せっかくだから少し早めに起きてなにかうまいものでも作って待っていようと。

エンジェル > 「よう、起きてるか?」

少女が別宅へと現れたのは日が昇って一刻ほどした時間。
紅潮した顔に伊達眼鏡を掛け、少しおぼつかない足取りで家へと入った少女は後ろ手にドアを閉める。
チューブトップブラとショートパンツだけの姿は先ほどよりも露出が多いものの、立ち居振る舞いのせいか健康的な快活さを演出する。
もっとも、家へと入るなりショートパンツを脱ぎ捨て、黒いローライズショーツ姿になってしまってはいやらしさが勝ってしまう。

「……ふっぅぅ。」

暖炉の前のお気に入りのソファへとぺたんと腰を下ろすとほっとしたように長い吐息を漏らした。

ブレイド > 「ん、お…」

少女の声で目が覚めた。
早めに起きようと思っていたのだが、どうやら思った以上に依頼と暑さにやられていたらしく
すっかり寝入ってしまっていた。眠い目をこすり顔を上げると
ぼんやりとした視界にショーツ姿の少女の尻が見える。

「今起きた…おつかれさん」

ソファに寝てたのだが、気にせず腰を下ろすエンジェルを受け止めつつ半身を起こし。

「結局朝までかよ。おっさんどももよくやるもんだ」

エンジェル > 乱雑に纏めていた金髪をほどいて解しながら半身を起こした少年を恨みがましそうに上目遣いに睨み付ける。

「今日はテメェのせいだ、馬鹿野郎。」

ふんっと鼻を鳴らすと猫のように身体を丸めて少年の腿を膝枕にころんと転がる。
久しぶりの少年の匂いに胸の奥が熱くなる。
思っていた以上に精神的にやられていたようだ。
年甲斐もなくときめいちまうなんて……、などと心の中独り言ちる。
絶対に口には出さないが。
もっとも……年齢的に言えばときめき思春期真っ盛りではあるのだが……物心ついてから男の欲望をぶつけられ続けてきた環境故に人並の情操は望むべくもなかった。

ブレイド > 「オレはカンケーねぇだろ…
なんだ?客にオレの知り合いでも居たのか?」

睨む彼女を膝に乗せて抱き寄せれば、髪からは少女らしい香り。
高級娼館なのだから、洗髪用石鹸も高級だろう。良い香りだ。
だが、日が昇って僅かな時間しか経ってないとは言えこの暑さ。
ここにくるまでの少女の汗の匂いも混じっているのかもしれない。

「つか、しばらくみなかったけどどっかいってたのか?
やっぱ人気あるんだなぁ」

彼女を抱きつつ、髪に顔をうずめるが、ふと思い至る。

「あ、くっついてて大丈夫か?暑くねぇか?」

エンジェル > 「うっせぇ!黙って謝っとけ!」

少年の膝に顔を埋め、ぶっきらぼうに言い放つ。
久しぶりに少年を感じてしまったせいで思った以上に感度が上がっていて……客に好きなように弄られ完全に主導権を奪われてしまった。
客と自身の快楽を完全にコントロール出来て一人前、普段そう胸を張る少女であるが……。

「屈辱だ……。」

ぼそりと呟いた少女は身体の向きを変え、顔を少年の身体のほうへとむける。
ちょうど目の前には少年の股間。

「……暑いに決まってんだろ。」

ぶっきらぼうに答えながらも少年の膝の上を独占したまま動こうとしない。
ふわりと漂うのは上等な石鹸の匂いと甘酸っぱい汗の匂い、そして、鼻が良ければ性交の残滓も嗅ぎ取れてしまうことだろう。

ブレイド > 「んだよ……わるかったよ。なんかしらねーけど」

なんだか理不尽だ。だが、思わず謝ってしまう。
一時期…いや、今もかはわからないが、薬物にまで頼るほどに仕事にストレスを感じていたくらいだ。
そういうときもある。多分、おそらく。

「いいようにされたか?らしくねぇな」

屈辱を漏らす彼女の髪に触れ、頭を撫でる。
こういう彼女のかぎ慣れた匂いは心地よくも刺激的だ。だが今はなんだか…
まるでじゃれつく家猫のような彼女。

「終わったあとすぐ帰ってきたのか?風呂はどーしたよ」

彼女の香りから別のものを鋭く嗅ぎ取れば、膝の上に載せたままに髪を一房持ち上げ
ハラハラと手から零す。このようなじゃれ合いもまた久しい。

エンジェル > 「うっせぇ、ばーか。」

口汚く罵るも、言葉自体は否定出来ない。
頭を撫でられると嬉しそうに瞳を細め、少年の腿へと頬擦りする。
ホントにらしくねぇなと自分でも思う。

「……悪いかよ。」

いつもは仕事の後は念入りに身体の外も中も清める少女。
しかし、今日は……客を送り出した後、最低限の衣服だけ身に着け、快楽で蕩けたままの身体を引きずるようやって来たのだ。
風呂くらいは入っときゃよかったなと今更ながら思うが、今更だ。

「……ちゅ。」

片手を少年の股間へと伸ばすとまるで魔法のように一瞬でズボンの前を寛げ、中から引っ張り出した肉棒の先端へと愛しそうにキスを落とした。

ブレイド > 「へいへい、バカだよ。メシも用意できなくて悪かったよ」

何に関して言われているかはわからないが、それでも仕草は間逆なあたり少し微笑ましい。
頬ずりする彼女の額を指先でくすぐり、くっくと小さく喉を鳴らすように笑う。
あからさまに甘えるような仕草は少し珍しいが。

「悪かねぇけどな。どっか悪かったり疲れてんのかなーって心配にだな…」

ふてくされたような声に応えているうちに、前を開かれ肉棒を引き出されてしまう。
さっきまで仕事だったというのに、元気なものだ。

「んっ…っ、どうしたよ…」

いきなりな行為自体は珍しくはないが、少し様子がおかしい気もする。
それでもキスを受ければすぐに硬くなってしまうのだが。
風呂に入らず寝こけていたせいか、匂いが強い。

エンジェル > 「お前こそ風呂入ってねーだろ?」

少年の下着の中からむわっと立ち込める濃厚な雄の匂い。
嗅ぎ慣れたその匂いに鼻を鳴らし、膝枕の体勢のまま一番味の濃いエラのくびれの部分をこそげ取るよう舌を這わせる。
味が……それに色も……。

「他の女抱いてるな?」

以前との違いを細かに感じ取り、物臭な体勢で肉棒を味わいながら視線だけを少年の顔へとむける。
その声も表情も責めるような色は含まず、ただの確認。
先端部分を可憐な唇で銜え込み、元気にさせようとくちゅくちゅと音を立てて刺激する。

ブレイド > 「…そこも悪かったよ…ぅぉ…」

改めて匂いを嗅がれると気恥ずかしく、照れたように頬を掻く。
小さな舌が触れれば小さく埋めき、彼女の舌技に這い上がってくるような震えを覚え。
だが、それもつかの間、少女から声をかけられれば驚いたように目を見開く。

「そういうのもわかんのかよ…すげぇな…っ…あ……!
でも、ちょっと待て…最近は…」

そう、最近は依頼だなんだと忙しくそのようなことはあまりない。
つまり、刺激に弱くなっている。
エンジェルの口淫により、先端は張り詰め、幹は硬くそそり立つ。