2019/06/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にモリィさんが現れました。
モリィ > 「先輩たちも隊長もあんなにあてにならないなんて!」
 ぷりぷりと憤慨しながら道を歩く衛兵の装束に身を包んだ少女。
 毎日の警邏こそ王都の治安を守る堅実な一手だと力説したのに、やる気なさげに屯所に篭ってカードに興じる同僚に怒り心頭で一人平民地区へと繰り出したのだ。
「このご時世じゃ何があるか分かったもんじゃないっていうのを本当に分かってるんですかね、もう! 国民の皆さんの安全を守るのが衛兵の仕事でしょうに!!」
 尤も、凝り固まった正義観に囚われた少女は道行く先々で些細なトラブルに噛みつきまくっている。
 守るべき国民の皆さんの約半分には真面目なお巡りさんとして歓迎され、残りには面倒なヤツだとか目障りなヤツだとか思われているのだが、当の本人はそんなこと預かり知らず純粋な善意を胸に街をゆく。