2019/06/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
■ミユ > ここは繁華街の開店したての居酒屋…
さてさて…とオープン中の立て看板を立てに出てくる雇われ店長のミユ。
店内を見渡すと…4つのカウンター席と2つのテーブル席。まあ、広さはやや狭い。
ご主人様があまりに屋敷に戻ってこないので、雇われ店長で始めた居酒屋…
今夜はどんな愚痴が聞けるのでしょうか…?
■ミユ > カウンターの中で椅子に座りながら、来客を待つミユ…
壁には開店祝いのフラワーなどなど飾られている…
送り主は雇い主の知り合いだろうか…知らない名前が沢山…
ぽつーんと天井を見上げ、ヒマそうにするミユ…
時折、ワイングラスをとっては綺麗に磨き上げて呟く…
「開店早々、これじゃ…目も当てられないですねぇ~」
ふうっ…と大きく吐息を吐く…これじゃ誰が愚痴ってるのかわかんなくなっちゃうけども…
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」に刀鬼 紫沙希さんが現れました。
■刀鬼 紫沙希 > 店の扉が開き、着流しを着た鬼が一人姿を現す。
こじんまりとした店内に可愛らしい店主が一人。
カウンターに腰掛けると、店内を見渡して。
開店祝いの華が飾られているのが目についた。
「ここは新店かい?
嬢ちゃん、何かお勧めはあるのかい?」
何を出す店なのだろうかと期待で胸が躍る鬼。
グラスを磨いていることからワインを扱っている店なのだろうか。
酒があれば大抵気分が良くなる鬼。
可愛い店主と飲めるのなら尚良い。
■ミユ > 「いらっしゃいませ~!お席はどこにでも…どうぞっ」
少し上ずった声で噛みながらも笑顔で迎える…
店の中には随分多くの種類のお酒が並べられている…
まだお店を構えるには不慣れな様子。というのもミユはこういった類の店を経験したことがないのだ。
「はい、今日開店しました。
このお店はのおすすめは…こんなお酒がいかがでしょう?」
まだ慌ててる様子で話すミユ…ラベルには林檎酒と書かれてる。
■刀鬼 紫沙希 > 「おう、空いてるから可愛い嬢ちゃんが一番よく見える席にさせてもらったぜ。」
鬼が座ってのはカウンター席の中でも店主の位置に一番近い席。
ぎこちない様子の店主を肴に酒を楽しむつもりだ。
「ほう、こっちではシードルとか言う奴だな。
甘くて好きなんだよな。 では、これにしてくれ。
金は先に支払った方がいいのか?」
先日、とある遺跡で貴重な石を手にしてホクホク状態の鬼。
日頃は供を連れているが、今日は近くの別の店で待機させることにした。
どうせならこの嬢ちゃんと二人きりの時間を楽しみたかったから。
■ミユ > 目の前の鬼の笑い顔、それに引きつった顔で笑い返す店主…
「これですね、承知いたしました~」
ちょっと引きつった笑顔でニコっと答えるミユ…もしかしたら、接客業というものに不慣れなのかもしれない…
ちょっと甘いかもしれませんが…と、一言添えて…グラスに注がれると共に、仄かな林檎の香りが鼻を擽るだろうか…
上品な林檎の香り…小さい店構えのこのお店には客層にあった様々なお酒が置かれていて…
その中でも上々のお酒のように感じるかもしれない…
「じつは、初めてのお客様なので、少し緊張してたりして」
ちょっと恥ずかしそうに俯いて…グラスをカウンターに置くミユ…
「今日は、お代は頂きませんので…心ゆくまでお呑みいただければ…と思います…」
そう、雇い主から指示があることを告げると…やはり目の前の鬼の女性に少し気後れしてしまう…
■刀鬼 紫沙希 > 「まあ、そのようだな。
動作も表情も一つ一つがまだ固いな。」
出されたグラスを手にし、匂いを味わうと半分程流し込む鬼。
林檎の香りと甘味が広がり爽やかな後味だ。
もう一口と飲んでしまい、気づけば空になってしまう。
おかわり、と言いつつ空のグラスを置いて。
「だがまあ無理することはないな。
嬢ちゃんの一生懸命さはよく伝わるし、俺みたいにそんな所が魅力的に映る相手はたくさんいるだろう。」
俯く店主の顔をカウンター越しに覗く鬼。
メイド服と相まってとても可愛らしい。
「ん? そっちがそういうのなら構わんが、俺は酒飲みだぞ?
恐らく、ただで飲ませるには勿体無い程飲むのだが…。」
妙な申し出に青い瞳がパチパチと。
嬢ちゃんの動きを見ているだけで幾らでも酒が進む。
無料と言われればかえって飲みにくくなってしまう。
■ミユ > 「はい…まだまだ、といいますか…これからですよっ…」
店主がこれでは、お客さんも寛げないだろうに…と自分に言いつつも、やはり固い笑い顔で答えてしまうミユ…
それとは打って変わって、気さくに話す鬼の女性。少し緊張が和らいできただろうか…
おかわりの声に、グラスが渡されると、再び並々と注がれるシードル…
そのグラスを少し震えた手で手渡しながら、
「はい、魅力的に映る様にがんばりますね。」
でも、もっとなんていうか、ストレートにというか、お客さんにはスマートに接したいものだと思ってしまうミユ…
「でも、そんなにマジマジと見られると、少し恥ずかしいですよ?」
やっと鬼の女性に視線をあわせて、微笑んでみせるミユ。
「もちろん、構いませんよ…一晩でここのお酒を全部呑んで行かれても大丈夫なくらいです…♪ そのお心だけ代金として頂いておきますから…」
ちょっとキョトンとした顔の鬼の女性の顔をみてクスッと笑ってみせて…
■刀鬼 紫沙希 > 「いやいや、その表情も魅力的だ。」
僅かに解れた表情を褒め称える鬼。
ツマミもなしに酒だけで楽しめるのも酒豪の一族の特権か。
グラスを持つ震える手を鬼は両手で抱え、丁寧にグラスを受け取った。
その際、店主の手の感触が肌に触れて思わずにんまりと。
「まあ、数を積めば動きは自然と身につくだろう。
後は客のあしらい方を勉強できれば十分だろうな。」
がんばる店主におせっかいをし始める鬼。
店を幾つか抱えているだけに簡単な接客方法も知っていて。
「いやいや、今日はその為に来たのだからな。」
微笑む店主に尚気分を良くしている。
シードルを呑む速さは相変わらずだ。
「なら遠慮なく甘えるとしようか。
俺は刀鬼 紫沙希/とうき むらさきと言ってな、色々商売をしている。
困ったことがあれば相談に来ると良い。」
笑顔を見せる店主に自己紹介を始める鬼。
可愛い店主がこの店に居るのなら、今後もひいきにするつもりであった。
■ミユ > 「そう…言ってもらえると、とても嬉しいです…」
まだ魅力的なんて言ってもらうのに慣れていないミユ…どうしても照れて返してしまう…
そう、おつまみの事なんて頭から吹っ飛んでしまっているミユ…
「うっ…」
本来なら両手で差し出すべきグラスをつい片手で手渡してしまうミユの手に触れる鬼の女性の感触…
その表情に少し戸惑いを感じながら…
「はい…がんばります。でも…あしらい方?う~ん…」
難しい表現に思わず首を傾げて片手を顎にあてて、考え込んでしまうミユ…。
「でも、私みたいなのって…そんなに面白いですか? それにしても…お水の様に呑まれるのですね~」
すこし照れ隠しのように笑いながら答え…ぐいぐい呑んでく鬼の女性の姿にみとれながらも、
グラスが空く度に…次々と注いでゆく…来店してすぐなのに…もう1瓶あけてしまったようだ…
「御遠慮なく…わたしはミユ…主の職業はメイドです…夜が暇なのでって感じで街の張り紙みたら、なんだかここに来ちゃって…そのまま採用されちゃいました…困った時は是非お願いします」
このお店に来た経緯を話すミユ…
まだまだ緊張が抜けきらない…でも鬼の女性のおかげか…心が少し軽くなってきたようにも想う。
■刀鬼 紫沙希 > 「俺もとても嬉しい、君みたいな子が相手してくれるのだからな。」
林檎酒の甘さ以上に甘い空気が漂い始めているように思えた。
店主の顔も林檎ほどではないが赤くなっている。
「なに、酒を零すと勿体無いからな。」
と、自然体を装う鬼。
酒を山ほど飲む割に酒を大事にするのだが、それ以上にスキンシップをしてみたかったのも本音。
「そうだな、例えばこんな客が居たらどうする?」
接客の話しにかこつけて手を伸ばす鬼。
カウンター越しの店主の顎へと手を伸ばし、我が元へと引き寄せようとするだろうか。
「ああ、見た目も愛くるしいし、中身も見た目同様に可愛らしい。
…すまんな、そういう身体つきでな。」
ばれない限り、鬼であることは秘匿している。
故にちょっと酒に強い程度と言う設定で。
ボトルが早くも一本空になれば、誤魔化す様に苦笑する。
「ほう、ご主人は君みたいな可愛いメイドが居て幸せだな。
暇なら今度うちの屋敷に来ると良い、仕事もあるし酒もあるぞ。
ああ、こちらこそ今後とも世話になるな。」
■ミユ > 「そんなぁ~ きっと、冗談にきまってますぅ~」
そこまで言われると、耳まで顔を真っ赤にして寧ろたじろしてしまうミユ…
「う、ちょっと入れすぎちゃったかも…」
なんて答えながらも、鬼の優しい声に興味を引かれてゆく…
鬼の声と共に伸びてくる手…ミユはこんな魅力的な女性に唇を奪われるなら…なんてとんでもない事を思い浮かべながらも…そのままに引き寄せられてしまうだろうか…危うく首を掴まれる所で身を引っ込める…
「うふ…危なく、引っかかるところでした…」
本当なら、そのまま奪われるだろうと思われた唇にそっと、人差し指を乗せてそう呟いて…
「あ、ごめんなさいね。以前にもよく似た方を見かけたような気がして…つい…」
なんて、ごまかしてしまうミユ…ミユは様々な経験からか、相手の気配でついつい判断しがちだ…
「私なんて…完全に放置プ・レ・イですよぉ…いつも何処にいってるのやら…」
鬼から目を離すと…少し上を見上げて、ちょっと怒った様に…そして呟くようにいうミユ…
「風体からして…私の身分とは程遠いお方でしょう?私みたいなのがお屋敷に行ったら場所にあわないかもしれないです…
勿論、お仕事頂けるなら、嬉しいですし…お酒も少しはいけるので…」
世話になるという言葉に満面の笑みを零すミユ…
世話好きの鬼さんて所かな?と思いつつ、最初のお客さんはとても優しい方で良かったと心から思えるミユであった…
■刀鬼 紫沙希 > 「いやいや、冗談などではないぞ?」
いよいよ収穫期のリンゴにも負けない色に染まってきた。
鬼の笑みが深まっていく。
「いやいや、ちゃんと適量だったよ。」
互いに相手を慮る様なやり取り。
新店と言う事で何気なく覗いた店であったが、思わぬ楽しいひと時を楽しませて貰えている。
鬼は胸の鼓動が僅かに早なりつつ、小さな顔を引き寄せようとしていた。
「…なんだ、よく分かっているじゃないか。」
唇に指を載せる仕草も可愛らしいが、鬼は残念そうに手を離しまた酒を飲んでいた。
「これで客のあしらい方は完璧だな。
私としてはこのまま唇を奪っても良かったのだがな。」
などと本音を口にする鬼。
「それは可哀そうに。
私で良ければいつでも可愛がってやるぞ?」
と、グラスを傾けつつ火遊びの誘いをする始末。
「いやいや、うちは身分にかかわらず来てくれるなら大歓迎さ。
それに新しい人が来ると良い刺激になるし、給金も弾むよ。
とはいえ、選ぶのは君次第だ。 無理強いしてもその顔は見れないだろうからな。」
花のような笑顔を見ていると、鬼も心が温かくなる。
この可愛い店主と仲良く慣れるなら嬉しいし、こうして店主と客の関係であっても
それはそれで楽しめると言うモノだ。
■ミユ > 「あはは、ありがとうございますっ」
再び、同様の笑顔で頷いて答えるミユ…
真っ赤に染まる鬼の顔…でもその仕草にそれ程までには酔って無い事に気付く…ミユは慣れてる人だなぁって関心しながらも…
「うふっ…誰でも唇を奪われる程はまだ…ね?」
これで完璧ならいいのかなぁ?なんて疑問にかんじながらも…
「ほんとは…おねぇさんみたいな魅力的な方なら私も嬉しいのですけど…v」
なんて、鬼の耳元でつぶやいてみて…
お給金の言葉に、つい猫耳がピコッと跳ねてしまう…
「あは…ここより良ければ…なんて…」
両手を下げて、手を組みながら、躰をよじってついアピールしちゃうミユ…
ミユは鬼のお屋敷の事や、そこで働く事など、勝手に妄想しはじめる…
「ん~ でも、お給金なんて…いいかな…おねぇさんの元で働けるなら嬉しいし…」
なんて、開店初日からそんな事言ってていいのか発言をしちゃうミユ…
でも、本当に心が動かされているのであった…
■刀鬼 紫沙希 > 「ああ、良い具合に楽しませてもらっているぞ。」
互いに理由は異なるが、赤い顔になった二人。
但し、鬼は顔を赤らめても行動に左程の変かは訪れない。
「ちゃんとガードしてるじゃねえか、それでいい。
…悪い娘だ、ミユ。」
耳元で囁かれる甘い言葉にぞくりと身震いする。
これが店でなければ強引に抱き寄せたくなるところであった。
「ああ、構わないぞ。
どれ…今度どこかでじっくり打ち合わせをするとしようか。」
ミユの可愛らしいアピールに双眸を細める鬼。
鬼は紙を懐から取り出すと、屋敷の詳しい場所を記してミユに押し付ける。
「ミユがその気になってくれたらまた声をかけてくれ。
なんなら呼び出してくれても構わないぞ。」
こちらも耳元で応え、そして最後に吐息を吹きかける。
「ごちそうさん、楽しかった。」
最後にもう一度笑みを浮かべる鬼。
肩をポンと叩いては店を後にするのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」から刀鬼 紫沙希さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
■ミユ > 「もう、結構な時間ですねぇ~」
呟きながら、店じまいの支度を始めるミユ…
今宵はこのままに…時だけが過ぎ去ってゆくのだろうか…
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区郊外のキャベツ畑」にフィニスさんが現れました。
■フィニス > ボケーっとキャベツ畑でキャベツを眺めつづける一人の少女。
何をしているかというと、赤ちゃんがいないかを探しているのだ。
キャベツ畑から赤ちゃんが取れる、そう習った彼女は、国のために新しい子を授かろうと、キャベツ畑を見ていた。
当然キャベツからは子供は生まれないのだが……
誰か優しく本当の子作りを教えてくれる人がいれば、教わるかもしれない。
■フィニス > 国には現在ほとんど人がいない。
彼女が国のトップであり、ほぼ唯一の国民であった。
そんな状態で王都まで人口を増やそうと来たのだが……
どうすればいいのかわからず、ひとまずキャベツ畑探索をしていた。
国にはキャベツ畑はなかったためである。
■フィニス > 「それにしてもおいしそうなキャベツです」
毎日通い、キャベツのお裾分けをもらったりもしたりした。
塩をかけて食べただけだが結構おいしかったりする。
ひとまず国でもキャベツを育てることを誓い、ぼーっとキャベツ畑を眺める。
あかちゃんがいることはなかった。
■フィニス > こうして待っていると、イノシシが畑を荒らしに来ることもあった。
一刀両断で切り捨てるフィニスは、畑の人にお礼を言われ、大量のキャベツをもらうこともあった。
こうして農家の人たちに、剣は強いが図っとキャベツ畑を見つめる変なお姫様のうわさは広がっていく。
■フィニス > そのまま今日はクマを狩り、家に帰るのであった
ご案内:「王都マグメール 平民地区郊外のキャベツ畑」からフィニスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
■ミユ > 「んっ、しょっと…」
店の中から現れたのは白髪猫耳尻尾のミレー族。今日も立てられるオープンの看板。
オープンしてまだ間もない居酒屋。そんなお店の雇われ店主。
今日は誰が来るか楽しみにおもいながら、店を見渡す店主。
テーブル席2席、カウンター席4席といった、お世辞にも広くない店内。
まだ接客業に慣れてないミユには丁度良いサイズとも言える。
ミユは店の中に入り、手早く来客準備をしながら、来店客を待つのであった…
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 庶民居酒屋」にヴァレリアさんが現れました。
■ヴァレリア > 最近オープンしたばかりの居酒屋の扉を開いたのは、開店してからどれほどの時間が経ってからか。
「こんばんは、やってますか?」
ふらりとした足取りで店内へと入ってきたのは、少々……?かなり場違いな印象を与えるフリルたっぷりな衣装に身を包んだ銀髪の少女。
ゆったりと店内を見回し、他に客がいないことを確認すると人懐っこい微笑みを浮かべ、カウンターの席へと腰掛ける。
「こんなお店が出来てたなんて気づきませんでしたよ。
いつからやってるんです?」
両手を膝の上に置き、背筋を伸ばしたいかにも育ちがよさそうな姿勢で少女は微笑みを浮かべ、店主の少女を眺める。
■ミユ > 「いらっしゃいませ~ …あら、今日は可愛いお客さん♪」
開店してますよ~という言葉と共に可愛い女の子がカウンター席に腰掛けるのを確認する。
「酒場にしては、珍しいお客様ですね~♪ お酒はのめるのかな?」
ミユは注視しながらも、すこしおどけた様子で・・・その少女に問いかける。
「ん、ほんの~3日前ですよ…そして2人目のお客様…♪」
目を細めて笑みを零しながら答えるミユ…
「さてさて、お嬢様はどんなお酒がお好みでしょうか?」
カウンター越しに顔を前にだして…鼻と鼻の先が触れそうな位に近づけながら…
■ヴァレリア > 「あら、お姉さんも可愛いですよ?」
可愛いと褒められても言われ慣れているのか、否定せずに微笑みを浮かべたまま、小首を傾げて褒め返す。
吐息がかかるほどの距離に顔を寄せられても頬も染めず、店主の顎にそっと人差し指を当てる。
「甘いお酒、それと……。」
店主の顎に当てた人差し指を意味ありげにその唇へと触れさせ、熱く潤んだ紫の視線を向ける。
「おクスリ。
お姉さんが扱ってるって聞いて来たんです。」
ほぉっと熱い吐息を吐きかけ、左手で自らの薄い胸元をまさぐる。
■ミユ > 「うふっ…」
一方、ミユは可愛いと言われるのに慣れていない。少し目を泳がせながら、かるく咳払い。
一昨日の来客とは打って変わって、この容姿と仕草に思わず気を許してしまったのだろうか…
そのままに、キスを受け取ってしまう…びっくりして目を大きく見開いて…
真っ赤にした顔を悟られまいと、後ろを向き…
「ん~甘いお酒…カシスリキュールが良いかな…」
と、焦りの色を隠しきれないままにグラスに注いで、カウンター越しに手渡す…
おつまみとして、甘いお菓子も忘れずに…
少女の声に少し動揺してしまったのがバレちゃっただろうか…
しかし、少し鼻の良い子であれば、メイド服に染み付いた薬草の香りでバレてしまうだろう…
「少しだけ…かじった程度にね?」
と…ごまかすミユ…
■ヴァレリア > 照れて背中を向けてしまった姿はいかにも初心と言った印象。
その背中を眺め、新しい玩具を見つけた子供のように少女は意味ありげに笑う。
「お酒とおクスリは一緒に摂取してはいけないと言いますが、試してみたことはありますか?」
明らかにヤっている……店主の動揺と染み付いた香りが少女に確信させる。
微笑みを浮かべ、手渡されたグラスを受け取って優雅に一口傾け、小さく熱っぽい吐息を漏らす。
「実はボクもおクスリ扱ってまして……。」
カウンターの上へとポケットから取り出した3種類のカプセル剤をひとつずつ、ゆっくりと並べ――。
「同業者の方の感想も聞いてみたいな、って。」
左からX、XX、エクスタシー……そして、自分は誘うよう、XXを可憐な唇に咥えて見せる。
■ミユ > 笑う少女を見つめながら、見た目だけで判断してしまったのはミユのミス…この子は慣れてる…と確信する。
「えっと~お薬は、基本、お酒とは一緒にのまないですね~」
と、わざとらしく、まだ使ってないコップをまた洗い始める…
「あっ、元同業者様でしたか…それじゃ…バレててもしかたないかなぁ…」
少女の微笑みをみつめながら、少しバツの悪そうな表情をしてそう答える…
カウンターに並べられた3種類のお薬…どれも見た目からしてヤばそうではあるが…
「んっ…感想…ねぇ…」並べられたお薬を眺めながら、少し考え込むミユ…
しかし、道徳心よりも好奇心の方が強くでてしまった。
「じゃあ、そのお口に咥えたお薬…頂きましょうか?」
困った様な顔をするも瞳には好奇心が宿ってるのがみえるだろうか…
口移しに?とばかりに顔を近づけるミユ…
■ヴァレリア > 日常的にクスリを使っている人間なら、その誘惑に抗うことは難しいだろう。
そう踏んでいたが、案の定警戒心薄く乗ってきた。
「お姉さん、えっちですね。」
唇に咥えたモノをねだる様子ににんまりと紫の瞳を細めて見せる。
そして、近付いてきた店主へと少女も顔を寄せ、可憐な唇を奪い、舌先に載せたカプセルを店主の咥内へと押し込み、それを弄ぶようたっぷりと唾液の乗った舌で店主の舌を絡め取る。
そのまま唾液が溢れるほどねっとりと数分間に渡って濃厚な口付けを交わし、伸ばした舌から唾液の糸を垂らしながら唇を離す。
「じゃ、そろそろ飲んで下さい。
すぐに効いてきますから。」
ふたりの唾液で解されたカプセルは今にも溶けて中身が溢れそうな程。
口元の唾液を拭いながら、店主の顔を有無を言わさぬ微笑みでまっすぐと見つめ、カウンターの上に並べたXXのカプセルをつまみ上げ、おもむろにカプセルを開くとそれを鼻の穴へと押し当て、すんっと一気に吸い上げる。
「……あはぁ♡」
瞳が一瞬でとろんと蕩け、だらしなく緩んだ笑みを浮かべながら甘い吐息を漏らす。
カウンターの下、スカートの中では普段はうんともすんとも言わない肉棒が一瞬にしてギンギンに立ち上がり、スカートを押し上げてしまう。
■ミユ > 「ふふっ…ミユはこれでも…それなりにケイケンは積んでいるのですよ?」
なんて、軽い口調で返答する…も、近づいてくるお薬を咥えた唇…好奇心に擽られるがままにその唇を重ねる…
舌が侵入してくるとそれを拒まずに受け入れて…侵入してきた舌を歓迎するかのように…自らも舌を絡ませてゆき…口の中に転がるカプセル…次第に溶けてゆくのが解る…そんな数分の時を感じるがままに受け入れて…
「ん…たしかお酒と一緒に…っていってましたよね?」
ちょっと苦味を感じながらも、エールの入った瓶の蓋をポンッと開いて…返答を待つまでもなく、それを一気に飲み干してゆく…
お鼻で薬を吸う少女を不思議に思い少し首を傾げてみるも、一気に蕩けたようなお顔と発せられる言葉…
これは媚薬の類?と…すこし迂闊だったと反省してみるのも、もう遅い…
ミユの心臓がドクンと跳ねる…と同時に広がる快感…媚薬とは違うのはその頭がリフレッシュされるような感覚…媚薬なら普通は逆である…
■ヴァレリア > ケイケンを積んでいる……と言うが果たして麻薬を摂取したことがあるのか……。
天にでも昇るような多幸感……今なら何でも出来てしまいそうな万能感……普通に生きていては味わえない、通常の何倍もの快楽物質が脳内に溢れる感覚は、店主にどのような変化をもたらすか……。
「いひひ、効いてきた?
けっこう凄いでしょう?
うちの自慢のおクスリ。」
中毒性が高いが、エクスタシーのようにあっという間に人間を壊してしまうほどではないXXは一番人気の商品だ。
店主よりも先にガンキマリ状態になった少女はゆらゆらと頭を揺らしながら店主へと幸せそうにだらしなく笑いかける。
スカートの中では細長い肉棒がビクンビクンと跳ね回り、敏感な先端がスカートの裏地で擦れ、溢れる先走りがスカートに恥ずかしい染みを拡げていく。
■ミユ > 「うぅ…さすがに…これは初めて…かも…」
一度跳ねた心臓は、既にバクバクと激しく鼓動していて…脳内を駆け巡る快感は次第に目を細めて顔を蕩けさせてゆく…
やがてその快感は全身に広がってゆき…膣口から溢れ始めた愛液は内股を伝い…床にシミを作ってゆく…
次第に肌が敏感になってゆくのがわかる…そして、男を欲していることも…
あまりの快感に足が震え…立っていられなくなり、カウンターの中でへたれてすわりこんでしまう…
人が人ではなくなったような…といえば、多少語弊はあるが…まさしく凄まじい…精神賦活剤というべきか…
「も…もしかして、禁制品じゃ…?」
と息を荒げながらも途切れ途切れに言うミユ、座り込んだ躰はもうあまり自分の言うことを聞いてくれなくなってしまっていた…
■ヴァレリア > 「うん、そうだよ♡」
禁制品ではと問いかけられるとあっさりとその言葉を認める。
先程までの可憐な微笑みとはまるで違うだらしなく蕩けたへらへらとした恍惚の笑み。
「お、お……来た……♡
あー……これヤバい、ヤバ……お、来た来たキタ――おおおぉぉぉおお♡」
カウンターの中で情けなくへたりこんだ店主を眺めていたかと思えば、突然奇声を上げ始め……突然椅子を倒してしまいそうなほどに仰け反ると全身を激しく痙攣させる。
ガクガクと痙攣する少女から店内に拡がるのは濃厚な栗の花の匂い。
スカートの裏地へと大量の白濁が勢いよく噴き出していた。
「おふぅ……♡
お姉さんも……そろそろ来ると思うよ?
いひぃ、おふふ、セックスなんて比べ物にならないすっごいのがさ♡」
がくんとカウンターへと倒れ込み、よだれと涙で濡れた顔で店主へとへらへら笑いかける。
カウンターの中でへたりこんだ店主を
■ミユ > 「はうぅ…やっぱり…そう…なのね…はうぅ…あんっ…」
触れてもいないのに、背筋を駆け上がる快感…まるで犯されているかのよう…
「もうだめっ…こんなのぉっ…!」
躰をよじり、その快感に必死に抗うミユ、しかし躰が何かに触れる度に、そこも性感帯であるかのような快感が駆け巡る
「ふあっ…ふああ…すごいっ…!すごいのぉ…」
蕩け切った顔で仰け反って、絶頂を迎えてしまうミユ…
そのままに床に倒れ込んでしまうミユ…しかし、まだまだ躰は火照りきったまま…何度も絶頂を迎えてしまう…
■ヴァレリア > そのクスリは容易に人に幸せを与える。
軽くない中毒性と引き換えに。
「すごいイってるね、お姉さん。
安心して、2時間くらいはおクスリ抜けないからさ?
たっぷり愉しむといいよ?
けっこう高いおクスリだからさ♡」
カウンターに突っ伏したまま、へらへらと笑う少女の股間からは止め処なく白濁が噴水のように溢れ続ける。
「ちなみにお姉さん、彼氏はいるの?」
椅子の足元に粘つく白濁の水たまりを作りながら、店主へといやらしく笑いかけ、男性器を模すよう右手の中指を立てて見せる。
■ミユ > 「んっ…さすがに…これは…禁制品に…なるかも…っ!」
カウンターに手をかけて…なんとか起き上がるミユ…
起き上がると同時にまた、絶頂に腰を震わせる…
「彼氏…と呼べるひとはいませんよ…主…ならいますけども…」
問いかけに途切れ途切れに呟くミユ…上気しきった顔と躰はもう完全に異性を求めていて…
「ねぇ…このまま…えっちしたら…どうなるのかな…?」
ゆっくりとカウンターで体を支えながらも出てくるミユ…男の娘の足元はすでに精液が水たまりを作ってるのが解る…
「ねぇ…どうなるのかな…?」
再びそういうと、カウンターに座ったままの男の娘にぎゅっと抱きついていこうとして…
■ヴァレリア > 抱きつかれるとそれだけで全身に快楽の電流が走り肉棒が跳ね上がり白濁を吹き出す。
「このままえっちしたらどうなるかって?」
カウンター越しに抱きついてきた店主の胸の膨らみに軽く触れる程度で手のひらを這わせる。
「どうにかなっちゃって、もう普通のえっちじゃ満足出来なくなっちゃう……かな?
もちろん、その主さんともね。
おクスリ使わないえっちなんて、一生出来なくなっちゃうかもね?」
椅子から立ち上がり、スカートを持ち上げると白いシュシュを幹に巻き付けた細長い肉棒を曝け出す。
ほとんどが皮に包まれたままのそれは、わずかに覗く先端から間欠泉のように白濁を噴き出し続け、カウンターの上や店主のメイド服に少女の匂いを染み込ませていく。
「それでもいいなら……相手してあげてもいいけど?」
店主の身体を引き剥がし、白濁で濡れたカウンターの上へとお尻を降ろし、見せつけるよう肉棒の皮を剥き上げる。
ずるりと剥けた皮に押し込まれていたエラが広がり、細さの割に大きなエラが店主の眼の前に曝け出される。