2019/05/08 のログ
■ルシアン > 「まあ、そんな所かな…今日も山に入ってきた帰りなんだ。この辺りは、少し離れれば色んな獲物が居たりしてね。
狩人が専門って訳ではないけれど、その地図の範囲くらいなら案内もできると思う」
自分の身の上なんかも言ってみるけど、改めて見てみるに外から戻って来たばかりの服装はどうにも汚れも目立つ。
慌ててパタパタ、軽く埃なんかも払ってみたり…もちろん、少女にはかかったりしないように気を付けつつ。
「薬草や鳥獣の類なら色んなのが居るし、錬金術の素材も豊富だとは聞いてる。
僕自身の専門じゃないから詳しい事までは分からないけど…きっとルーシエの期待するようなものもあるんじゃないかな。
一人で行くには危ない所もあるけど…と、初対面の人間が言う事でもないか」
どんな薬を作ることができるか、の知識はなくともどんな種類の草や素材があるか、は分かる。
少女の口調からして、相応に自信もあるのだろうけど…それでも一人でというのはやはり不安もあるか。
それでも、顔を合わせたばかりの自分が言ってもそれも不安か?なんて考え、少し複雑な表情で眉を寄せてみたり。
■ルーシエ > 「うーん、そうですよね。
ならば、ルシアンさんに案内をお願いしてもいいかな?
……もちろん、報酬はお払いしますよ。」
土地勘のない女が、迂闊に森や山をうろつけば、
どうなるかはわからない。
深入りしなければ大丈夫かもしれないが、時折強力な魔獣がはぐれて人里付近まで降りてくることもある。
素直に、護衛を頼むのが安全策だろう。
■ルシアン > 「……………んー」
確かに自分なら土地勘もあるし、相応の知識もあるわけだけれど。
なんだかとても素直に依頼をしてくる少女に、逆に軽く戸惑ってしまったり。
「…本当なら、ちゃんとした護衛とか、ギルドにガイドなんかを頼む手もあったりするんだけどね?」
初対面の相手に護衛を頼むのは、ちょっと不用心すぎやしないかと言外に。
…それでも、そういう所でやましい事を考えたりはしない青年ではあるわけだけど。
「まあ…良いけどさ。今日これからすぐに、って言われると困っちゃうけど。
一度戻って準備なんかもし直さないといけないし。それでもいい?」
結局、請け負ってしまうのはお人よしの性。どうだろう?なんて少女に問いかける。
少女の座っている席へ改めて近寄れば、広げてある地図にしっかり目を通して。その場所の風景を思い浮かべ、どんなモノがあるかを思い出しつつ。
「どんな素材が欲しいの?お望みのものがあればいいんだけど…」
■ルーシエ > 「いえ、こちらこそ急にごめんね。
もちろん、準備して貰ってからでも構わないよ。」
急な頼みであったが、引き受けてくれた。
この青年は、きっといい人なのだろう、と察する。
「そうだね、ハーブ類はあるものは何でも欲しいね。
それと、黒トカゲの卵と、蒼テング茸と……。」
欲しい材料をリストアップしていく。
それほど珍しい素材は無く、比較的容易に収集はできそうだ。
「……それで、貴方への報酬は何が良いかな?」
あらかたリストアップが終わった所で、今度はルシアンに対する報酬の件へ。
■ルシアン > 「ふふ…まあ、こういう事もあるにはあるから、構わない。
ただ、人はしっかり見なくちゃね?…冒険者なんて、其処らのごろつきと変わらないようなのだって山ほど居るんだから」
恐らく少し年上だろう自分から、少しだけまだ年若いだろう少女へ半分上段っぽく忠告も一つ。
自分はそういうのではない、なんて言外に含めたりはするのだけど。信用してもらえるかどうかは少女次第か。
「ふむ…成程。ハーブなら、此処と此処…キノコはこの前こっちの斜面で見たな。
トカゲは……こっちの川沿いか、あるいは…」
話に聞く素材は言われればどれもそれなりになじみのあるものばかり。
記憶と経験を頼りに、地図の上に印をつけていく。
大体の目星がつけば、探索の道筋なんかも見えてくるはずで。
「報酬?ん…そうだね。僕としてもこの辺りはあまり一人で行く事は無いし、目ぼしい素材や獲物が居たら分けて貰えれば助かる。
あとは…護衛やガイドって言うなら、このくらい?」
軽く首をひねりつつ、提示した額はこの辺りの相場の半額程度。
勿論、同行するときの副産物も目当てではあるのだけど…なんだか放っておけない雰囲気な少女の事も、気になっていたりして。
■ルーシエ > 「ふふっ、それはわかってるよ。
ま、貴方がそういう人だったら、大人しくひどい目に会っておくとするさ。」
彼女は、まだ若いがこれでも経験は豊富。
辛酸を舐める目に会った事も少なくはない。
その経験から言えば、ルシアンは信用に足ると判断したのだろう。
「なるほどなるほど。
やはり、地理に詳しい人のアドバイスをもらえると良いね。」
「分かった、では欲しい素材は分けることとしよう。
……でも、それだけでいいのかな?
他にも欲しいものがあったら、遠慮せずに言ってくれたまえよ。」
少し安すぎると思われる報酬。
流石にそれでは、対価として釣り合わない。
他にも報酬は遠慮なく要求するよう伝える。
■ルシアン > 「んー…まあ、お眼鏡に適ったみたいだし、信用は裏切ったりしないけどさ。
…ただまあ、キミみたいな子が大人しくひどい目に、とか言うのは止めておきな?」
やっぱりお人よしな青年のこと。やれやれと軽く苦笑いしつつ。
…少女の経歴などを推し量る事は出来ないけれど、ついでというように忠告してみて。
「あんまり珍しい物は無いからね。一人なら兎も角、複数で探せば大体こんなところで全部そろうと思う。
…報酬も、今ので十分。今も丁度、割と懐が温かくなったばかりだしね。
どうしても、って言うなら…暫くこの街にとどまるつもりなら、時々呼んでくれれば嬉しい。こっちも錬金術師の知り合いはあまり居ないしね」
胸元に手を当てて。先ほど受け取った分の報酬が十分にあるわけで。
あとは、新しい相手との伝手が出来ればそれも立派な報酬、と顔をほころばせる。
■ルーシエ > 「ふふっ、そういう目に会っても、巡り合わせが悪かったとでも思っておくさ。
もちろん、自分からそんな状況を望むほど、破滅主義では無いけどね。」
そういいながら、ふふっ、と少し自嘲気味な笑みを零す。
「そうかい?
あまりにも、報酬が安すぎる気がしてね。
もし、身体で支払え、と言われても僕は構わないのだけど。」
これまた、くすりと悪戯っぽく微笑んで言うので、
本気なのか冗談なのか、判断が付きにくい。
「そうだね……じゃ、貴方へ薬を卸す事があれば、格安で提供させていただこうか。」
■ルシアン > 「ルーシエがそういう悪い奴に引っかからないように祈っておくよ。
…知ってるかもしれないけど、この辺りはそういう意味だとちょっと危ないのもまた事実だからね」
まあ、大丈夫だろうかとは思うのだけど。目を引く容姿の少女だけに、余計な心配も。
ふう、と一つ息をついて気を取り直し・
「…だからそういう事言わない。本気にされたらどうするつもりさ?
いくら何でも初対面の相手に身売りするほどルーシエ自身安くも無いだろうに」
むー、と軽く困ったような、怒るような表情。とはいえあまり迫力もなく。
若干照れくさそうにしているのは少女の表情に当てられたせいもあるのかもしれない。
「感謝する。薬なんかは、こっちでも良く使うから伝手ができるのは本当にありがたいんだ。
…では、今日はこの辺までかな。また近いうちに手紙をさせてもらって相談をしたいけれど、それでもいいかい?」
時計を見れば相応の時間である。のんびり立ち上がって、身なりを整えつつ。
■ルーシエ > 「うん、御忠告ありがとう。
ちょっとこの街を見て回ったくらいだけど、すこし路地裏に入ると、危ない連中がうろうろしている感じだね。
もちろん、ある程度の護身はできるつもりだけどね。」
人攫い、強姦魔、そういった連中が蠢く、王都の闇。
「んー、そんなに高い女でもないさ、僕は。
ま、もし本気にしてしまったなら、遠慮なく言ってくれたまえ。」
意外と初心な反応に、くすくすと面白そうに笑う。
「ああ、分かった。この仕事も、納品までまだまだ日にちはあるし、焦らなくても大丈夫だよ。
しばらく僕はこの街で宿をとっているから、連絡してもらえると嬉しい。」
■ルシアン > 「くれぐれも気を付けて?まあ、その辺を注意しておけば、住みやすくて良い所でもあるんだけどね。
…………本当に本気にするからその辺にしておきな?」
やれやれ、と困ったような苦笑い。とりあえず、こんな雰囲気だから少女の言葉も冗談で済ませられているのだけど。
夜の闇やら、静寂の中でそんな事を言われたらよろめいたりするかもなー、なんて思うくらいには小悪魔な雰囲気の少女である。
「分かった。僕の居場所はこの辺り、で…
それじゃあ、また近いうちにって事になるかな?じゃあルーシエ、どうぞ良い夜を…」
少女へと自身の連絡先…一軒の孤児院だと分かるはず…を教えれば、軽く手を振って微笑みかける。
何とも不思議な子だったな、なんて感想を抱きつつ、のんびりと自身の住処へと帰っていくはず、で――
■ルーシエ > 「ふふっ……本気にされてしまったら、責任はとるさ。」
「うん、それでは、この辺りで失礼。
連絡、お待ちしているよ。」
荷物を纏めて、立ち上がり、ルシアンに別れを告げる。
そして、一旦宿の方へと帰っていくのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルシアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルーシエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルーシエさんが現れました。
■ルーシエ > 冒険者ギルドの受付。
いくつか、簡単な魔法薬の作成と納品の依頼を済ませて、報酬を受け取る手続きを済ませたルーシエ。
数日は、慎ましく暮らすには問題ない報酬を得た。
いずれは自分のアトリエを構えて、ゆっくりと暮らしたいが、それはまだまだ先の事だろう。
「さて、これからどうしようかな。
またちょっと、街の散策にでも出てみようか……。」
暇を持て余した彼女は、ギルドから一旦出ると街中を当てもなくうろつき始めた。
■ルーシエ > 街を散策し、景色や、道行く人々を眺め楽しむ。
しばらく歩いているうちに、いつの間にか人気の少ない裏路地まで来てしまった様だ。
少ないながら、目にする人々はあまりお付き合いにはなりたくない様な者ばかり。
さらには、そういった者から明確にこちらに送られる視線を感じる。
「しまったな、迂闊に危険な場所まで来てしまった様だね……。」
波風を立てぬ様、面倒事に巻き込まれぬ様、息を潜めて表通りへの道を探すが……
■ルーシエ > 「くっ……まずい、な……。」
自分を着けてくる人の気配に、足早に道を進む。
手は、魔銃のホルスターにかけて……。
突き放したと思っても、後から後から何者かが着いてくる。
強盗か、人攫いか、強姦魔……あるいは、もっと良からぬ者か。
土地勘の無いルーシエは、表通りに出るばかりか、さらに路地裏の奥深くまで誘い込まれていくのであった。
■ルーシエ > やがて、追跡者達は姿を現し、ルーシエに牙を剥き始める。
古びたローブを身にまとい、素顔を隠したそれらは、連携の取れた動きで彼女を追い詰めていった。
「……甘く、みないでよ……!」
彼女も魔銃を構えて応戦する。
6連回転弾倉式の魔銃が火を噴き、追跡者を貫いた。
2、3人には深手を負わせた……
が、多勢に無勢、次第に距離を詰められ……
「くっ……あっ……!」
囲まれ、捉えられてしまう。
彼らは無言で、手慣れた様子で荷を漁り、そして彼女の衣服をも剥ぎ取ろうと……
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 表通りから脇にそれた道を歩いていると、路地裏からなにかの破裂音。
しかも、数回連続で。
急ぎのようでもあれば無視するところだが…運がいいのか悪いのか。今日は依頼にありつけなかった。
体が空いていて、そして、聞いてしまったのだから…
「…めんどくせー…」
ため息一つ、少し歩を早め音の方へと向かう。
このあたりは、妙な連中がよく出るらしく、人通りも少ないはずだ。
少し奥まったところに踏み込めば、血の匂い。
獲物が抵抗をしたのだろう。女の声がきこえる。
■ルーシエ > 「や、やめっ………あ………う……」
ブレイドが路地裏へと入り込めば、そこには少女を襲う集団の姿。
衣服を剥ぎ取られかけて半裸の少女は、急激に眠気に襲われて手にしていた魔銃を取り落とす。
薬か何かを嗅がされたのだろう。
男たちはブレイドの姿に気づく様子もなく、下卑た笑い声を上げながら、今まさに少女に手を掛けようと。
■ブレイド > 「おー、どこのどいつらかしらねぇがそこまでにしとけ。
それ以上してぇってなら、加虐趣味の貴族様御用達の娼館にでも行っとけよ。
でないと、牢屋にぶち込むぞ?」
手をかけんとする一団。急に抵抗を弱くする少女。
まぁ、予想通りだ。
こういうときばかりつかうのもなんではあるが
マグメール第五師団の印章を見せつけつつ歩み寄る
■ルーシエ > 『………。』
不意にブレイドから声をかけられ、少女から離れる男たち。
印章を目にして少したじろぐも、タダでは退くつもりは無い様子。
各々が、手に刀や鈍器を手にして、じりじりと無言でブレイドを囲むようににじり寄ってくる。
■ブレイド > 「はぁ…やめろよ…穏便にできねーのかって。
やめりゃぶち込まねーでいてやるって言ってんだぜ?」
自身を囲む男たちに向かってため息混じりに。
争う気はないというふうに、腰の鞘を地面に落とし
懐から硬貨のはいった袋を右手でとりだす…
と同時に、左手は投げナイフを閃かせていた。
真っ先にナイフを抜いた男の肩を狙って。
■ルーシエ > 『……ぐぁっ……!』
くぐもった声が路地裏に響いたかと思えば、
男の肩にナイフが深々と突き刺さり、手にした刃物を取り落とす。
それを皮切りに、残りの男たちが一度にブレイドめがけて襲い掛かってきた。
烏合の衆、とは言え連携が取れた動き。
気を抜けば、歴戦の勇士すら屠られてしまう事もありうる、が……。
■ブレイド > 「ほらよ、やるよ。こいつで治療しとけ」
右手に持った硬貨の袋
思い切り中身を周囲にばらまく。
金に興味がない、あくまでこちらに襲いかかるつもり。
そして、熟練であればあるほどに。
ナイフの不意打ちが効いてくるはずだ。
つまり、この硬貨の袋の中身になにか仕掛けられているのではと警戒するはずだ。
しなくてもいい。硬貨をぶつけられ怯んだすきに、脇を抜ければいいだけの話。
つまり、包囲から抜け出せればいい。
■ルーシエ > 投げつけられる硬貨に、怯む男達。
流石に、この状況で金に目がくらむ者はいなかった、
が、ブレイドの目論見通り、何か仕掛けられていると警戒したのだろう。
男たちの動きが止まったこの瞬間、
少女を助けて逃げるなら今である。
■ブレイド > 「はい、おつかれさん」
相手が割とやり手だったおかげで上手く行った。
すばやく男たちの包囲を抜けて
少女のもとへ走る。
即座にイメージ。魔術での筋力と脚力の増強から
少女をかっさらうように抱えて走り出す。
奥まった暗がりではあるが、奴らのテリトリーから抜ければ…
いや、奴らを撒ければそれでいい。
声が聞こえなくなったところで少女をおろし、声をかけてみる。
「おい、無事か?何かかがされやがったか?」
■ルーシエ > 奴らはあくまで日陰者。
狩場を離れた獲物は追ってこないものだ。
目にも止まらぬ速さで駆け抜けたブレイドを追跡するのはあきらめた様で、誰かが着けてくる気配も無い。
「う………あ………
……あ、貴方、は……?」
少女に声をかければ、目を半分開き、微かな声を漏らす。
薬を嗅がされたようではあるが、怪我はしていない様だ。
衣服が半分破られてしまっているが、まだ乱暴も働かれた様子もない。
■ブレイド > 「通りすがり。
今日は依頼もなかったってーのに大損だな…くそったれ。
これにこりたら一人でこんなとこくんじゃねーぞ」
ナイフに得物に袋いっぱいの硬貨…
とくに特別なものではないが、安いと言える武器でもなかった。
深くため息を付きつつ、彼女の正面で腰を下ろす。
「おまけに…明日は筋肉痛だ」
肉体強化魔術で人一人担いで駆け抜けたのだから
体への負荷は大きい。
全くついてないと苦笑いしつつひらりと手を振り。
■ルーシエ > 「う……助けて、くれたの……?
………すま、ない………。」
状況をなんとなく察して、礼を言う。
まだ目の焦点が合わず、ぼんやりとしている。
薬の影響もあるのだろう、半分は正気が失われている様である。
■ブレイド > 「おい、大丈夫か?見えてるか?
一服盛られた…ってのは間違いねぇみたいだな」
どうもはっきりとしない受け答え。
そして、曖昧な視線。
彼女に近づき、肩をゆさぶってみる。
流石に解毒やなんやというのは門外漢。
薬の効果というのは適当に治療できない分厄介なものだ。
■ルーシエ > 「んっ、あっ……」
肩を揺さぶられると、なぜか妙に色っぽい吐息を漏らす。
そのままブレイドと目を合わせると、手を伸ばしてその背に抱き着いてきた。
「……す、すま、ない………
……妙な、薬を、盛られた、みたいだ……。」
下腹部の疼き、火照る体。
おそらくは、男たちに媚薬も盛られてしまったのだろう。
自分も薬を扱う者なので、よくわかる。
使用経験もあるし……。
■ブレイド > 「うぉっ!?…あー…まー、そうだろうな…」
突然漏れる甘い声、そして合わせた瞳は少しばかり熱を帯びているような…
そして突然に抱きついてくる彼女のようすから、なんとなく察した。
奴らがやろうとしていたことを考えれば、前後不覚に陥らせ
そのうえで発情させて、よく鳴くいい具合の玩具に仕上げようって算段だったのだろう。
「いいって、あんたのせいじゃねーだろ。
おち、つけるか?大丈夫か?」
こんな状況になると、流石に落ち着いてはいられない。
ゆっくりと彼女の体を抱き返し
背中をなでてみる。
■ルーシエ > 「く、ぅぅん……」
背中を撫でられただけで強く感じてしまい、子犬の様な声を漏らす。
相当強力な媚薬を盛られてしまったのだろう。
「鎮静剤が、服の裏ポケットに……。」
錬金術師なので、もしもの備えの薬剤は揃えてはある。
衣服は破かれてしまっているが、その裏ポケットに入れられた錠剤は無事な様だ。
「けど……
……貴方に、鎮めてもらっても、いいかも、ね……?
………お礼代わり、にね……。」
微かな笑みを口元に浮かべながら、甘い囁きを。
お礼になるかはわからないけど、と付け加えて。
■ブレイド > 漏れる声からして、効果は覿面に出ているようだ。
少し体に触れているだけでも、彼女を絶頂に導くことすら容易そうに見える。
「それはお前が決めとけ。
鎮静剤でもいいしオレがしてもいい
薬の効果に乗じてオレがお楽しみーじゃ、あのゲス共とかわんねーだろうが」
こういうものは据え膳…食わねば恥なのだろうが
状況が状況だ。
囁きにゾクリと震え、頬を赤らめつつも
少女の服の裏ポケットに手を潜らせ
■ルーシエ > 「ふふ………
……じゃ、答えは、こうだよ。」
そう言うと、赤らめた顔をブレイドに近づけ、
瑞々しい唇を触れ合わせた。
「嫌なら、今の内に言ってね……?」
さらには、片手をブレイドの股間へと這わせ、
服の上から男根を擦り、刺激し始め……。
媚薬の効果故の行動なのだろうか。
否、おそらく彼女は、正気だったとしても礼として身体を捧げていただろうが。
「あ……場所、移す……?」
裏路地は抜けたので、一応人通りもある往来となっている。
人目につかない場所へと、移動を提案してきた。
■ブレイド > 「っ……
んじゃ、さっきのやな事くらいは忘れられるように頑張んねーとな」
触れ合う唇が離れれば微笑んで、彼女の体のラインを伝うように撫でる。
敏感になった体だ。
もっと昂ぶらせてしまえ。
「ここで嫌っていう男はいねーよ…っく…」
彼女の手が股間に触れ、愛撫を始める。
薬の効果か…そうときめたからか
意外なほどに行動が早い。銀髪の少し強気に見える少女の姿からは予測できないほどに。
「そうだな。道端でってのもあれだが、あんたは見られるのが好きか?
オレは、二人きりのほうがいいけどよ。
アンタが興奮すんのはどっちだろうな」
少しからかうように聞いてみる。
無論、彼女の体を抱いたまま。
■ルーシエ > 「ふ……あっ……」
全身を撫で上げられ、ぞくぞくと体を震わせて悩まし気な吐息を漏らす。
「僕も、君に忘れられないくらいの体験を、させてあげないと、ね?」
そう、これは命を救ってもらった礼なのだ。
相手に満足してもらわないと、意味がない。
「そうだなぁ……お外も刺激的だけど……
……今日は、二人っきりで、イイ思いをしようよ。」
彼女の話によると、丁度この近くに彼女の宿があるらしい。
「だけど、ごめんね。
まだ足に力が入らなくて……
……このまま、連れて行ってもらえるかなぁ……?」
■ブレイド > 「そいつぁ楽しみだな。
こんなに出来上がっちまってるんだから、心配はいらねぇだろうよ
きっと忘れられねー。さっきから出てる声もかわいいしな」
彼女を抱き上げてそのまま歩き出す。
体を寄せて、彼女の香りを吸い込んで
手は使えないのでもどかしくはあるが、素直に宿まで歩いていく。
先に甘く愛撫を受けた男根は張り詰めていて歩きづらかったが…
「二人きりか。いいぜ?
なら、時間も何も気にする心配もねぇしな」
宿にたどり着けば、早速彼女をベッドへと下ろすだろう。
■ルーシエ > 興奮冷めやらぬまま、二人は宿へと。
ベッドへと横たえられると、早速ルーシエはブレイドへと抱き着いてきた。
「……ん、ちゅ……。
……ふぁっ………ふふふ。
さっきは、本当にありがとう。
……怖かったんだ、あのまま強姦されて、殺されてしまうんじゃないかってね。」
甘い口づけを交わした後に、感謝の意を伝える。
「あ、そういえば……僕は、ルーシエ=クロムハート。
旅の錬金術師だよ。よろしく、ね。」
自己紹介をしながらも、媚薬で発情した身体を抑えきれない、といった感じで、ブレイドの股間へと手を這わせて刺激し始める。
もう片方の手でベルトに手をかけ、服を脱がしにかかろうとするだろう。
■ブレイド > 「ん、うぉ…んぅ…
いいって、たまたま気づいただけだ。そんで、たまたま暇だったってだけだ
アンタの運が良かったってことでいいさ。
それに…殺される、まではいかなかったんじゃねぇかな?
存分に愉しまねぇともったいねぇほどの上玉だし」
ベッドに横たえた彼女に抱きつかれれば、そのままベッドへと引き込まれるように。
口づけを交わし、彼女の頬に触れ
今度はこちらから深く唇を重ね
「ん、く…はぁ…オレはブレイド。ブレイド=エッジ。
ここで冒険者をやってる」
自己紹介を返しつつも脱がされてしまえば、何度も撫でられた肉棒は脈打つほどに硬くなっていて
開放されれば反り返った姿を彼女に見せつける。
■ルーシエ > 「うん、本当に運が良かった。
……君みたいないい人と、えっちもできるし、ね。」
くす、と悪戯っぽい笑みを零す。
媚薬のせいで積極的なのか、それとも、もともと好き者なのだろうか……。
「ブレイド、よろしくね。
……今日は僕のこと、すきにしていいから……。」
露出した肉棒が、彼女の白くか細い指で包まれれば、
しなやかな手つきで上下にしごかれる。
破れかけた衣服はいつの間にか脱ぎ捨てて、
形の整った肢体が、つんと上を向いた張りのある胸が露わに。
■ブレイド > 「いい人はよせよ。むず痒くなる」
悪戯っ子のような笑みには苦笑を返す。
積極的に求めてくれる彼女に応えるように
頬から唇へと指を這わせ
そのまま顎から首、鎖骨から胸元へ
「そりゃお互い様だ。
薬のうずきを治めるってなら、好きに声出して
好きに欲しがってくれりゃいい。そのほうが、オレも興奮する」
肉棒を扱く彼女の手を先走りで濡らしながらも
彼女の…口調とは裏腹に、女性らしい胸に指を埋めて
■ルーシエ > 「いい人じゃなきゃ、見ず知らずの人を助けてくれはしないさ。」
次第に胸元へ移る情熱的な口づけを受けて、
心地よさそうに目を細める。
「君がそう望むなら、僕も思いっきり楽しませて貰おうかな。
あっ……胸、気持ちいい……。」
胸にブレイドの指が埋まると、ぞくぞくと体を震わせるのが伝わるだろう。
愛撫に感じながら、肉棒をしごく手は休めない。
絶妙な力加減で、カウパーを纏わせるようにぬるぬると固く反り立ったそれを擦って刺激していく。
■ルーシエ > 【すみません、一瞬退室しますがすぐに戻ってまいります】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルーシエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルーシエさんが現れました。
■ルーシエ > 【失礼しました、引き続きよろしくお願いします】
■ブレイド > 「ったく…じゃあそれでいいよ。
でも、こっちはいい人じゃ済ませねぇけどな」
などと言いつつも、彼女の彼女を味わうように
キスから、舌を這わせるように。
水すらも浴びていないが、それをキスにするようなことはなく
むしろ彼女の味を楽しむように。
「おう、そうしろ。
ん、く…あんま、刺激すんなって。
すぐ出ちまう…しばらく、してなかったから…」
彼女の中で脈打つ肉棒はとろとろと濡れたままに
熱さを増していく。
■ルーシエ > 「うん、いいとも。
さっきも言ったけど、君の好きなようにしてくれて良いんだから……。」
身体を這う舌の柔らかな感触に、うっとりとした吐息を漏らしつつ……。
「ん、それは良くないね。
溜めすぎると体に毒だよ?
このまま、出しちゃう?それとも、僕の膣内での方がいいかい?」
達してしまいそう、と言われて、その手を少し緩める。
生かさず殺さず、と言ったゆるゆるとした刺激が、ブレイドの男根に。
自分の手で感じてくれている、という事が、嬉しく感じられ、より尽くしてあげたくなってくるのであった。
■ブレイド > そういえば、脱がされたというのに
ミレーである自分に何も言わないのは
彼女が旅の錬金術師…だからだろうか。それはそれで都合がいい。
彼女の肌を何度もなめつつ、尻や内腿にも手を這わせていく。
その割れ目にはあえて触れないまま。
「このままってのももったいないけど…ナカでいいのか?
だったら、せっかくだし最初は、お互いに気持ちよくなれるのがいいだろ?」
彼女の質問には少し目を丸くする。
少年のような言葉遣いながら、可愛らしさが際立つルーシエ。
そのからだを抱き寄せれば、彼女の足を開かせていく
■ルーシエ > 「うん、ナカで大丈夫だよ。」
当然、と言った感じで、ブレイドに答える。
「僕は錬金術師だからね、避妊の薬も常備してる。
あっ、もちろん、孕んで欲しいって言われれば、避妊なしでしてあげるからね?」
『好きにして良い』、と言うのは、本当に言葉通りだったらしい。
ブレイドの導きに従って、ゆっくりと足を開いていく。
桜色の秘所は、前戯など必要なさそうなほど、既に愛液で濡れそぼっていた。
「きて……。
ナカに、ブレイドの精子いっぱい出して、気持ちよくなってね?」
■ブレイド > 「旅の途中だってのに…子連れで行くつもりか?」
彼女の言葉を聞けば、少し呆れたように。
でもその態度とは裏腹に
手の中の男根は大きく跳ねる。
女を孕ませる…本能に訴えかける言葉だ。
ゾクゾクと体が興奮で震える。
「体、自由に動かねぇだろ、まだ。
だから、上になってもらうのは後で、な?
っ…ううっ!!」
この交わりは長くなりそうだということを言外に伝えつつも
ルーシエの秘所に亀頭を押し付ければ、遠慮など不要と言わんばかりに最奥まで貫いて