2019/02/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーかつ、かつ……んなぁお…

ギルド、と、一口に言っても色々なタイプがある。
登録の際に身分をしっかり改める所、逆に一切触れずに登録させてくれる所…そして、稀にあるのが登録さえ不要な所。

「…やぁ、マルグレーテ……御前さんこれで何度目だい?」

気だるげな鳴き声が返されれば、ちょっぴり笑って白猫の横…無造作に積まれた木箱の上に腰掛ける。
暖を求めてか直ぐ様膝の上を占領した彼女は、今日も太ましくふてぶてしい。

紅月 > 登録不要なギルドに置いてある依頼…そういうのは大体アンダーグラウンドなモノか、極端に重要度が低いかだ。
冒険者を抱えなくていいぶん安く依頼を貼り出せるらしく、頼む側は気楽に待てるヒトか貧民か…請ける側も小遣い稼ぎやらブランク明けの一運動やら、普通のギルドと比べりゃあ緩いこと緩いこと。
…その代わり、色々と"自己責任"にはなるんだが。
こんだけ広い都だし、もしかしたらマトモに機能してる非登録ギルドもあるのかも知れないけれど…今のところ、己が見付けたのは"そんなもん"だ。

「あんさん、その放浪癖なんとかならんのかい?
…あんまり飼い主心配させんじゃないよ」

苦笑しながら背を撫でてやれば、ふわりとした手触り。
黄色い首輪にはマーガレットの花のチャームが揺れている。
…間違いなく、依頼書の猫である。

紅月 > ギルドの下級クエストに於いて、不思議と尽きない依頼がある。
【迷子の猫探し】
援軍として他のギルドに貸し出された時とかに、習慣として掲示板を眺めるんだが…必ず、ある。
偶然無くても、大概代わりに犬がある。

「ばぁちゃんももう、結構いいトシなんだからさ…側にいておやりなぁ」

…今回己が引き受けたのも、その内のひとつ。
王都内でも少々古めかしい家々が建ち並ぶ、下町といった風情の…貧民街にも近い海辺、そこにある小さな焼き菓子屋さん。
そこに住む御婦人の飼い猫が、この真珠のように見事な白い毛を持つ少々大粒な彼女という訳だ。

…余計な事を考えたのがバレたのだろうか、綺麗な水面と半月が此方をジットリと見上げている。

紅月 > 「…そんな目ぇしなさんなって。
ほら、紅と一緒に帰りましょ?」

思わずクスクスと笑みを溢しながら、ぽん、ぽん、と二度軽く背を叩いて合図をしてやれば…膝の上から木箱の上へ、ひとつ伸びをして地面へと降り立つ。
猫族の滑らかでしなやかな動作は実に美しい。
…他の冒険者が捕まえようとすると異様にすばしっこく頭がキレるらしい彼女は数歩先へ進むと、静かに振り返って此方を眺めている。

「……はいはい、今行くよ」

返事をするみたいにユラリと揺れた尻尾は…二本。
なぁお、と、気だるげに鳴けばスルリと尾を揺らし、もっふりとした一本へと姿を変えてみせ…どうやらまた、飼い猫生活に戻ってくれるそうな。

…その日食べたカヌレとフィナンシェは、何だかぽかぽかする味だった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から紅月さんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 冒険者ギルドは朝から人が賑わっている。
ギルドが開く一番に良い依頼を取りに行くもの、併設された酒場で飲んだくれるもの
パーティーメンバーを募ってダンジョン攻略をしにいくもの、などなど。

チェシャはというと、今日は何となくでギルドに来ただけなのだが
さほど真面目に依頼の掲示板を見るわけでもなく、さりとてパーティーの募集に応募するでもなく
酒場のカウンター席、隅っこで不人気の依頼書をめくりながら頬杖をついていた。

「ポーションの納品、薬草取り、スライム退治……下級がやることばっかだね。
 あ、マスター。ミルク頂戴」

気の抜けたように依頼書を眺めて、カウンターをミルクの入ったコップが滑ってくる。
それを一瞥もくれずに受け取ると、ちびちびと舐め始めていた。

ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にダストさんが現れました。
ダスト > 久しぶりに面白い依頼でもあれば受けてみようとギルドに訪れ。
掲示板に張られた急ぎの依頼書を眺めてみたもののどれも新入り冒険者向けの物ばかりで。
小さくため息をつきつつ、せっかく来たのだから食事でもしていこうかと併設された酒場に向かい。
席を探して視線を走らせれば店の隅にいる見知った人影を見つけ。
ここにも来るんだと少し驚いた様子を浮かべるも真っすぐに相手の元に近づき。

「チェシャ、久しぶり」

相手に声をかけながら向かいの椅子に座って表情を窺い。

チェシャ=ベルベット > 退屈そうに依頼書をテーブルに放り出して、ミルクを飲んでいると
知った顔がこちらへ近づいてくる。

「や、えーと、ダスト。久しぶり」

片手を上げて挨拶し、またちびちびとミルクを舐め始める。

「ダストも依頼探し? 今日はもうめぼしいものはあらかたさらわれちゃったから
 いいものないでしょ。僕もたまたま来ただけだけど、競争率激しいな」

そこそこのやる気を持って来たは良いけど、内容があんまりだったのでつまんなそうな顔になる。

ダスト > 「そうだね。まぁ僕の場合は暇つぶしって感じかな」

別に冒険者として名をあげるつもりもないし。
お金に困っているわけでもないが、たまに興味が引かれる依頼が提示されることもあってそれを見に来たのだ。

「チェシャも依頼とか受けることあるんだね」

以前の感覚だと格好的にどこかの御屋敷付きだと思っていたのだが。
そういった彼がここにきて割と前向きに依頼を受けようとしていることに対して意外そうに問いかけ。

チェシャ=ベルベット > 「暇つぶしなの? まぁダストぐらい腕のいい魔術師ならパーティーでも
 引く手あまたって気がするけど」

そういや相手の定職をちゃんと知らないな、と思ったが
袖触れ合うも他生の縁、しかし縁に縛られてあれこれ聞くのも今更野暮なので
聞かずに置いておいた。

「ん、今日は仕事がオフだから気まぐれに寄っただけ。
 面白い依頼とかあれば受けようかな、ぐらいの……
 まぁ、つまりはダストと一緒」

暇つぶしだよ。なんて言ったら食い詰めている冒険者には嫌味に聞こえるかもしれない。

「これから暇なら遊ばない? つっても今からは娼館とか空いてないし酒場もめぼしい所は
 閉まっちゃってるだろうから……ハイブラゼールは今から行くには遠いしなぁ」

ダスト > 「いやーどうかな。
 あまり人と話すのは得意じゃないし?」

相手のお世辞にはにかんだ笑みを浮かべながらうそぶき。
続く相手の言葉を聞けば軽く肩をすくめて。

「まぁそうだなー。
 俺は転移術とかは得意じゃないし」

瞬間的に移動できる魔法は便利であるが、味気ないと考えているためまったく練習しておらず。
相手の遊ぶという意味をどうとらえるか考えながらどこで遊ぼうか思考して。

「じゃあ、俺の家に来る?
 すっごい殺風景な部屋だけど」

チェシャ=ベルベット > 「えー、僕と話せてるじゃん。それともソロ気質なの?
 じゃあ今度僕とパーティー組もうよ。
 でもシーフもどきと魔術師じゃあバランス悪いか……」

まんざら冗談でもなさそうに言ってから笑い、
ダストの家の話が出れば目を輝かせて頷いた。

「いいの?! 行くいく!
 あ、もしかしてえっちなこと期待してる?」

にや、と意地の悪い笑みを浮かべてダストに軽くもたれかかる。
まぁ、別にいいけどさー、なんて小声でにやにや笑いながら席から立ち上がると
「それじゃあ行こう」なんて気が急いたようにダストの背を軽く叩く。

ダスト > 「別に大丈夫じゃね、チェシャが敵を乱している間に俺が魔法で一掃するとかさ」

相手に急かされるように背中を叩かれれば立ちあがり。
わかったわかったと言いたげな表情で店を後にすれば近くの家に向かって歩き。

「まぁ、少しな。
 別に話してるだけでもいいけど、この辺で二人で遊ぶところなんて少ないだろ」

そもそも同年代と遊んだことなんてほぼないため、遊ぶと言われてはほかに思いつかないのが現実だが。
そんなことを考えながら小さな長屋の一室につけば扉を開けて中に相手を促し。
部屋の中はこざっぱりしており、多少生活感があるもの整理されていて。
大きな本棚に魔術書が並んでいるところ以外は一人暮らしの部屋といった感じであり。

チェシャ=ベルベット > 「じゃ、今度無名遺跡とか潜ってみる? 二人でも攻略できそうだし」

そんなことを話しながらダストの横を上機嫌で歩いていく。
えっちな事を少し期待している、なんて言われてまんざらでもなさそうな笑みを浮かべる。

「ダストくんは仕方ないなぁ~。ま、僕も遊びなんてセックスと賭け事と酒ぐらいしか知らないけどさ」

健全な青少年から大外れなのはこちらも同じ。
ダストの部屋にたどり着くと、物珍しそうに辺りを見回す。
殺風景とは聞いたけど、そこそこの生活感と綺麗に整理していることに感嘆した。
本棚に魔術書が並んでいるのを目ざとく見つけ、興味深げに一冊抜き出した。

「あ、これ、珍しいやつだ。僕も古書店とかに探しに行ったけど中々手に入らなくて。
 ダスト、勉強熱心なんだな……」

パラパラと中身をめくり、興味深そうに読むも、読みふけってしまっては仕方ないので本棚へしまう。
すすす、とダストに近づくとその背に抱きついて耳に息を吹きかけた。

「魔術書もいいけどさー、えっちな本とかないの? ダスト、どういうのが好き?」

ダスト > 「勉強熱心つうか、まぁそれが武器みたいなもんだしな」

自分からしてみればここに置いてある魔術書程度は冒険と同じくらい暇つぶしで買ったようなもので。
本に目を通す相手をしり目に部屋に明かりを入れようとカーテンを開け。

「ん、そうだなー。
 ぐちゃぐちゃになるくらい、犯したり犯されたりするのが好きかな」

背中に相手の体温を感じつつ、耳にかかる相手の吐息に軽く震え。
顔を回して相手を見ながら笑みを浮かべ。

チェシャ=ベルベット > カーテンから差し込んだ光にぱちぱちと瞬きして、朝っぱらから
色ボケに突っ込もうとしている自分たちにちょっとだけ後ろ暗い思いをしつつ
笑みを向けるダストの唇をついばんだ。

「激しいのが好きなんだ。僕もでっかいちんちんで突っ込まれてぐちゃぐちゃにされるの好き。
 雌奴隷みたいに扱われると、自分なんてどうでも良くなっていくんだよね」

ふと見せる、仄暗い色気のある笑みを浮かべ、腕を回したダストを彼のベッドに軽く突き飛ばした。

「今日はダストをぐちゃぐちゃにしてあげるよ。いつも抱いてもらっているし、お礼」

そのままダストの上に覆いかぶさると、衣服をはだけさせ、引き剥がし、乱暴に鎖骨や肩口へ噛み付くようなキスをする。

ダスト > 「あー、わかる。
 身分も何も無くなって、性処理だけに使い捨てられると最高なんだよね」

魔族の奴隷として生活していたころの経験を思い出しながら。
歪んだ性癖を語らいつつ、ベッドに押し倒されて服を脱がされれば相手を見上げて身を浮かべ。

「ほんと!ん、じゃあ……チェシャに任せる。俺を潰して。」

相手のキスを受け、跡を残しながら嬉しそうに言い。
部屋に防音の魔力を流して音が漏れないように細工を施して。

チェシャ=ベルベット > 「お互い変態だよね。でも、それぐらいじゃないと、実感としていろいろ残らないもん」

くく、と苦笑いしつつダストの褐色の肌に吸い付き、時折歯を立て上も下も衣服を乱していく。
下肢の着衣と下着を適当にずらすと、手っ取り早くダストをひっくり返して菊座へと舌を伸ばし解し始める。
片手で相手の股座を弄り、肉茎を手指で扱いてやりながら、先端を指の腹で弾いた。

「んー……、でも急に突っ込むと痛いもんね。痛いのと気持ちいいのは違うし
 なるべく気持ちよくはしたいなぁ……」

指が先走りで濡れてきたのならそれをべろりと舐め取って指を濡らし、
舌とともに指をダストの中へ突っ込んでいく。
ぐにぐにと広げるように指を曲げ、前立腺を擦り上げる。

ダスト > 「っは……く、そんなとこ、舐めたら、汚い……から」

肉棒をはじかれればビクっと腰が跳ね。
言葉とは裏腹にいつでも使えるように魔法で綺麗にしている後穴は汚れもなく。
指が前立腺に触れれば前期が走るような感覚とともに男根がむっくりとと起き上がり。

「っ、ふ……チェシャの指……いいとこにあたって気持ちいいよ」

自ら足を開いて相手がしやすいようにしつつ。
相手の顔を見下ろせば熱で潤んだ目で見つめ。
後穴は物欲しそうに相手の指に吸い付くように締め付け。

チェシャ=ベルベット > 「えー綺麗なもんじゃん。ダスト、いっつもここ綺麗にしてるんだ。
 行きずりのおっさんにちんぽ突っ込まれたくて、綺麗にしてるんじゃないの?
 すっごい指とか舌とか締め付けてくるよ。やらしー……」

わざと煽るような言葉を耳に吹き込んで、むくりともたげてくる男根を更に扱いて刺激してやる。
中に突っ込んだ指は大きく肉輪をかき回すように手首を使って、
前立腺のしこりを指の腹で引っ掻いてやる。
やがてすっかりダストの菊座が溶けほぐれたならば、彼の背に覆いかぶさり、
腰を持ち上げて尻にぴたぴたと自身の熱く硬くなった肉棒を叩きつける。

「僕のちんこ、欲しいって言ってみ? 上手におねだりできたら突っ込んであげる」

ダスト > 「っ、そんなこと……」

相手に図星を突かれればはずかしげに顔をそらす。
女体化からの分離術を覚えてからというものむしろ性欲は増した傾向にあり。
十分に解された後穴は柔らかく名残惜しそうに相手の指に絡みついてから離れ。
代わりとばかりに肉棒の熱を尻に感じれば興奮に息も荒くなり。

「ちぇ…………チェシャのちんこ……ほしい、俺の……尻穴に突っ込んで気持ちよくなって」

自ら尻タブを広げて穴を強調しながら腰を振って求め。