2019/01/29 のログ
イグナス > 暫く、ぶるりと震えていたが、そのままいても、しかたない。
男はしょうがなしと歩き始めて――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/娼館通り、高級娼館前」にベルナデットさんが現れました。
ベルナデット > ちらちらと雪片が舞い落ちる娼館通りは今夜も一時の温もりを求め、人々が行き交っていた。
そんな人々を掻き分けるよう、一台の馬車が高級娼館の前へと停まる。
御者が恭しくキャビンのドアを開くと中から恰幅のいい貴族が一度キャビンの中を確認し、いやらしい笑みを浮かべ御者へと何かを囁き娼館の中へと消えていった。
それを見送った後に御者はキャビンの中へと乗り込みドアを閉めた。
それから30分後……ズボンのベルトを直しながらキャビンから出てきた御者は御者席で悠然と煙草を蒸す。

それから一時間後、人通りを邪魔するよう馬車はまだそこに停まっていた。
そんな馬車を人々は鬱陶しそうに眺め、そして、その後にキャビンの小窓へと目を向ける。
そこにはとてもこんな場所にはそぐわないような真っ白な少女の顔があったから。
目が合えば微笑むような少女が何故このような場所にいるのか分かる者はほとんどいないだろう。
だが、キャビンの中を覗き込めば、少女が扇情的なキャミソールを身に着けている事がわかるし、さらに上から覗けば下半身には何も着けておらず、床には卑猥な玩具が転がっていることまで見えるだろう。
ただ一人事情を知る御者は後ろで何があっても干渉するなと命じられている。
北の聖教国で聖女と崇められる少女……その聖女が一晩でどれだけ穢され辱められるか……これはそんな悪趣味な貴族の遊び。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/娼館通り、高級娼館前」にダグラスさんが現れました。
ダグラス > 日も暮れ人通りもにぎやかになる始める時刻の娼館通り。
寒風とちらつく雪に思わず身をブルりと大柄な身を震えさせ。

「はぁークッソさみぃ。
 こんな日は酒と女だな」

息を吐き出せば白い帯を引き。
どの店に入ろうかと客引きの娘たちを選別していれば目の前に場違いな馬車を見つけ。

「なんだありゃ……」

むしろ貴族地区などにありそうな馬車を見れば首をかしげながら近づいていき。
そこに掘られた模様などを見ればかつて商売相手の貴族に聞いた話を思い出して。

「なるほどな、あれが北から来た聖女の馬車というわけか」

おおよそ管理している貴族の御遊びといったところか。
時折こうして娼婦紛いのことをさせていると聞いたことがあり。
煙草を吹かす御者はつまるところ馬車の見張りといったところだろう。

「場末の娼婦も悪くねぇが、聖女ってのは捨て置けないな」

そうと決まればまっすぐに馬車へ向かい。
御者にはねぎらいも込めて軽く金貨を握らせてから馬車の戸を軽くたたく。
自分の考える通り相手が身体を好きにさせているのなら戸を開けてくれるだろう。

ベルナデット > 何人もの通行人が興味津々と言った視線を向けながらも誰も近付こうとしないのは聖女が微笑みを覗かせる馬車の持ち主のことを思ってのことだろう。
変にちょっかいを掛けてはどんなトラブルに巻き込まれるかもわからない。
そんな人々をかき分けて現れたのは王城の中ではほとんど見かけることのない野蛮な男。
金貨を握らされた御者は男を一瞥するだけでポケットへと金貨を仕舞い再び前を見て煙草を蒸かす。
続いてキャビンの扉がノックされると小さな小窓から顔を覗かせる聖女は長い睫毛に飾られた瞳を細め、優しく温和な微笑みを返した。
大柄な男であれば雪のように白い肌がキャミソール一枚でしか隠されていないことが見えるだろう。
更には後ろの孔用の玩具が転がり、わずかに精液の跡が散っている床も。
しかし、聖女自身はドアを開ける様子もなく、ただ微笑みを浮かべ、その視線が自らの晒した下半身へと向けられていることに気付くと恥ずかしそうに頬を染めるのみ。
ただ、金貨を握らせた御者は我関せずと視線を向けようともせず、少なくとも男の行動を止めるつもりはないように見える。

ダグラス > 「なるほどな」

見かけるのは初めてだったが御者の態度や微笑みを浮かべる少女の雰囲気。
そして馬車の中に残る情事のあとから何となく状況を察し。
そのままドアを開ければ馬車の中に入り。

「お前の噂は聞いてるぜ。
 もともとは北国の聖女だったが、今じゃセックス狂いのビッチになったんだって?」

あくまで噂で聞いただけではあるが、馬車の中に漂う香りから外れてはいないだろう。
キャミソール以外身に着けていない相手の脚を右手で掴み。
柔らかい太ももを軽く撫でながら空いた左手で相手の割れ目に手を伸ばして遠慮なくそこに触れ。

ベルナデット > 突然ドアを開けた男の姿にわずかに驚きの表情を浮かべるものの座席に座ったまま抵抗することなく男を中へと迎え入れる。
キャビン内は魔法でも掛かっているのか暖かで、少女が薄着でも凍えないよう気を使われている様子が見て取れる。
御者もまた男が中へと入り込んでも気に留める様子もなく、ただ煙草を燻らせるのみ。
脚を捕まれ、大事な場所に指を差し込まれれば雪のように白い頬を羞恥の色に染め、開いたドアから外の様子を伺う。
割れ目は少し触れられただけで濡れて粘ついた音を立て、男を受け入れる体勢が整っていることを伝え……。

そして、その夜、聖女は神へと捧げた声を何人もの人々に聞かせることとなる。
甘く媚びた雌の声を……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/娼館通り、高級娼館前」からベルナデットさんが去りました。
ダグラス > 予想通り、女はすでに準備済み。
というよりすでに使用済み感もあるほどの濡れ加減だ。

これは楽しめるだろうと口角を上げ、馬車の窓のカーテンを閉めて視線を遮ってからは満足するまで相手を啼かせることになるだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/娼館通り、高級娼館前」からダグラスさんが去りました。