2019/01/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 冒険者の宿」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 店の壁にかかっている依頼用の掲示板をまじまじと見ている男。
壁には様々な依頼のチラシがところせましとかがげられており、チラシの上にチラシが貼られて、捲らなければ下のチラシが見えないものまである。
それを捲ってさえも、中々良い依頼が無いのか、男の顔は渋い顔だ。

「前日、泡銭とは言えかなり使っちゃったからなあ……。
使いっぱなしは何か気持ち悪いし、取り戻したいところなんだけど」

掲示板の内容は主に犬が迷子だの浮気を調査してくれだの、手頃ではありそうだが報酬も安いものばかり。
一応、マスターにも何か高額の依頼がないか聞いてみたが、『此処にある物以外の依頼は常連に渡すやつしか無いよ』とすげなく断られてしまった。
それでも、何か良い仕事がないか、往生際悪く探している。

クレス・ローベルク > あれから暫く捜索を続けていたが、段々飽き始めてきたのか探し方がだいぶ雑になってきている。
偶に、興味を惹かれて中を熟読するが、その内容も、

「あ、これは報酬高い……けど、『伝説の育毛剤探しています』?
素直にカツラを注文すりゃいいのに……あ、これはどうだろ。『伝説のトラゴンを倒してください』って、報酬やっす!?しかもドラゴンじゃないじゃん、トラゴンじゃん!何だよこのトラゴンって!えーと、他、他……」

……段々、思考が割の良い依頼を探すから、面白い依頼を探すにシフトしてきているが。
ともあれ、もうしばらくは掲示板の前を独占する構えのようだ。

クレス・ローベルク > 「いやあ、こうしてみると結構面白い依頼も多いもんだね」

ふぅ、と満足したように掲示板から離れる男。
取り敢えず、近場の買うたんー席に座って、一息。
そして、テーブルに置かれてあるメニュー表を見て、

「今日はお酒って気分じゃないんだよなあ……。
お、此処スイーツメニュー結構充実してるな……」

何を食べようかなと暫く悩む男。