2019/01/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にセアティムさんが現れました。
■セアティム > 平民地区の夜中、もうすぐ夜が明けるこんな時間に、一人で歩く小柄な人間の姿が一つ。グレイのコートに身を包んだ少女である、とは言え、一見少年にも見えるのでぱっと見はどちらかはわからない
はふ、と白い息を素手に吐きかけて、ポケットに手を仕舞う
「参った、もうこんな時間…」
テロリストの拠点を追って、多少の情報を手に入れたはいいが、思ったより時間を食ってしまった。夜が明けたら、午前中には組織の若い、同世代の子達の集う学校に顔を出す約束をしてしまってる。
学校に行く必要は正直ない。あくまでもう一人前になってる、優等生的な生徒として顔を出す程度でいい。
そう、「上」からは言われてはいるが、少し気が重い
「男性用の制服は支給されたから良いけど、学校かぁ、嫌だな」
少女は、あまり組織内の人間ともプライベートは関わりを嫌う
自分のような人間は、手も身体も汚れてる。生きてる世界がちょっと違う。いつか、彼らも組織の一員としてこうして任務をこなすとはいえ
――せめて、自分が出来なかった「他愛のない学園生活」というのを送って欲しい
そんな普通でいて欲しい彼らと、どう接するか、非常に悩ましいのだ
■セアティム > 「優等生じゃ、いけないと思うけどな…」
自分はむしろ、怖い存在でなくてはいけない
組織の一員というのは、正義の味方でもヒーローでも無いのだ
テロリストと対峙すれば、命をかけなければいけないのだ
彼らの模範たる姿は、恐れられないといけない
ああ、簡単な事だ、何時も通り付き合えばいい、たったそれだけだ
彼らは、楽しく毎日を過ごせてるだろうか
美味しいものを食べて、異性にときめいたり、同級生と友好的にできてるだろうか
羨ましい――とは思う。思うが――今の自分は、それを守るために生きてる。そう思うと、味気なく、上からの命令をこなすだけの任務ではない、充実感があるのも事実だ
「じゃあ、彼らにはちょっとだけ厳しく接してみよう」
■セアティム > よし、と気合を入れ直す
学園生活にお邪魔しよう、少しだけ厳しさを教えてみよう
と、まっすぐ宿屋に向かう
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からセアティムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 平民地区の大通り、その端っこを白い猫が足早に歩いていく。
人の通りもそこそこある場所、片方は建物の壁寄りに歩いてるので、少しの夜風をしのぎながら。
やがて出てきたのは、商店の並ぶとこ。
人の楽し気な声を聴きながら、スンスンと鼻先を伸ばし匂いを嗅ぎながら、尻尾を立てて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。
■シャルレ > 途中、ぴたっと足を止めて周囲をキョロキョロ。
スンと鼻先を上げると、小首をかしげる白猫。
何かの覚えのある匂いがしたけど…そのものはわからず、
しばらくその場で足を止めたけど、ブルッと身震い、
寒いからとまた足早に歩き出していった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。