2018/12/18 のログ
■シャルレ > 「うんうん、ん?」
相槌をうちながら、隊の戦闘の話は詳しくわからない、
わからないけど、聞いてるだけでも楽しい。
話が止まったことで小首をかしげて。
「私も、ちゃんと食べてたからお腹すいてないよ?」
手を繋いで、ニギニギと確かめるように動かしてみる。
ちゃんと居るとわかると、周囲をみてた視線を隣へと戻して、
歩調を合わしてくれてるのに気づいて、ちょこちょこ歩いてるのから少しゆっくり目に歩く。
こうして一緒に街を歩くのも、何か月ぶりだろうと、懐かしく感じながら。
■スヴェン > 儲からなかったとか、夜襲されたとか、戦いに関する話には何やら首を傾げている彼女
それでも聞いているのは退屈というわけではないらしくてどこか楽しげに見える
「それなら、帰って寝るか…
また、腹減ってる時になんか食わせてやる…シャルはもっと肉を食え、肉を」
ニギニギ、と彼女が手を握り返してくるのが少し擽ったい
きゅ、としっかり握り返してやりながら彼女と肩を並べて歩く
続いたのは魚の干したようなヤツばかり食べてるから、大きくならないんだぞ、とかそんな事を彼女に聞かせて
久方ぶりのなんでもない話をしながら隊舎まで帰っていく………
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい平民地区の繁華街の真っただ中、
露店で買ったらしい飲み物を片手に道行く人を眺めている男が一人、
誰も彼もが随分と忙しそうに立ち回っていく様子の合間を縫って歩いていく。
「いつ来ても騒々しいよなあ、この辺り。
ま、だからこそ飯の種に事かかないわけだが…っと!」
言葉の合間にスリを働こうとしてして商店の間を行き来する子供の頭に一発げんこつくれてやりながら、
一旦壁際に寄って周りを見回して様子をうかがう。今は雑踏だけが支配している状況だが、
いつ何が起きるかわかったものじゃない。
■カイン > 「後は……ほら、そこ喧嘩をするな」
どこか物憂げ声を漏らしながらも、近くから喧騒が聞こえればそちらへ足を向ける。
怒声と罵声を互いに浴びせ合うゴロツキ二人の間に割って入れば声を張り上げお互いを諌める。
それなりに付き合いのある繁華街の顔役の一人から頼まれた仕事の内容はこういった面倒事の片付けである。
喧嘩も酒場色街の花といえば聞こえはいいが、当然店を構える者達からいい顔をされるものではない。
「此処は皆で楽しむ所なんだからほら、な?…あんまり騒動大きくしたらもっと怖い人達が出てくるぞ」
割って入った用心棒に矛先を向けて喧嘩をしていた二人組がまくしたてるのを見れば一見愛想良く見える風情で、
男たちの肩を引っ張り寄せて見せる。と、直後膝が跳ね上がって喧嘩をしていた男たちの腹に互いに一発づつ突き立たった。
そのまま笑顔で脅しをかけて強引に場を収めると、此処で暴れても用心棒以上に面倒な者の相手をせねばならないと悟った
ゴロツキ二人組が前かがみ気味の姿勢で去っていく。
それを見送って一息ついてから、パンと手を打ち大きな音を響かせてギャラリーを追い散らし。
「そら、散った散った。見世物じゃないぞ」
■カイン > 暫くの間その近辺で起きる騒動を片付けまわった後、
ふと夕刻の日差しに気がつけば手を払って荷物を背中に背負い。
「よし、そろそろ刻限だな。…いつもこういう程度の面倒ならいいんだが」
普段根城にしている貧民地区と比べると随分と穏当な事件が多かったと、
しみじみ振り返って漏らしながら雑踏の中へと消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」からカインさんが去りました。