2018/11/06 のログ
アイラ > ちゃんと、なあに?
(対面する位置からもう一歩、彼女の方へと近づく事で互いの吐息が触れあう程に近い間合い……艶声を、もっと、と求めるように己の唇を彼女の唇へ近づけて、隙あらばそのまま重ね合わせて味わう魂胆。そんな最中、乳首を愛でていた指が彼女の上衣越しに肌を撫でて行くのは焦らす魂胆、なんて筈はなく、有言実行とばかりに着衣の留め具を探る手つき。見つけようものならば容赦なく解く腹積もりだった)
……って、あ、あら……?セルナ、もしかして……処女……?
(天使、ともなれば“そうであっても”不思議では無い。だというのに、彼女の唇からセックス、なんて言葉が飛び出た事でその可能性を失念してしまっていたのだった。指でぐぢゅりと蜜孔を抉った所、指先を阻んだ乙女の証に、ぱち、と、瞬きして……それならばと指の挿入は浅い位置にとどめたまま、その代わりとでも思っての事か、肉芽の位置を探りだして蜜液濡れの指で弄りはじめようと)

セルナエル > はぁ……はぁ……はぁ……。

(閉ざした長睫毛が至近に近付く気配にそっと持ち上がる。羞恥と興奮の涙膜に揺れる翠が、この時ばかりは周囲の喧騒ではなく整った少女の顔立ちだけを見つめていた。甘い囁きはしっとりと熱帯びた吐息で天使の唇を撫で、そのまま鼻孔を擽った。荒い呼吸を繰り返すパールピンクの唇は無防備そのものの半開きで、ひょいと顔を近づければいともあっさり奪う事が出来てしまうだろう。)

――――あぁ……あ、あぁ……ッ。

(不意に攻めを緩めた彼女の手指が、キトンの布地を噛む金色の首輪を撫でるなら、押し込む事でカチリと外れる仕掛けの存在にもあっさり気付く事だろう。それを押した途端、精緻な装飾で首下を飾っていた金色が落ち、純白の布地を巻き込み垂れ下がり、白く、華奢な裸の上体全て曝け出すことになるはずだ。脳を沸騰させてしまいそうな羞恥が、それを止めようと細腕を持ち上げるものの、何よりも愛を重視するセルナの意志が抵抗を躊躇わせる。その代わりに淫魔の羞恥責めを止めたのは、唯一の抗力を見せた乙女の銀膜。懇願はもう、今、このタイミングしかない。)

お……おねがい、……あいらぁ……こ、ここじゃなく、て……どこか、人の、いない場所、でぇ……っ。

(抵抗することの出来ぬ白手で縋る様に彼女の袖をきゅっと握りしめ、濡れた輝きの揺らめく翠瞳が淫魔に向ける上目遣い。白皙をはっきりと彩る朱の色彩と、呼吸を乱す半開きの桜唇、歪んだ細眉。それらが清楚な美貌に浮かべる表情は、穢れを知らぬ天使に見合わぬ凄絶なまでの色香を醸すだろう。が、薄膜を傷つけぬ様に矛先を変えた白手の肉豆攻めに、初な天使はひとたまりもなく双眸を閉ざし)

ひぁッ、なっ、そこ……あっ、らめっ……あぁぁ……ッ!?

(縋る指先で彼女の着衣にぎゅぅぅっと皺を刻み、快楽の鋭撃に反り返らせた背筋が白乳を彼女の胸に擦り付ける。天使の願いなど聞かなかった事にして、そのまま続ける事も十分に可能な状況。たとえそうされたとしても、純朴な天使はぷくっと頬を膨らませて不機嫌を表明する程度で、既に友人認定している淫魔を嫌う事など無いだろう。後はもう全てが彼女次第。)

アイラ > ……ん、ふ……
(無防備故に重ね合わせてしまった唇同士、彼女の肌露出の前に女同士が往来でキスを交わす風景こそが人目を引きつけかねないのだが躊躇をみせる事はなく、半開きの合間から舌を割り込ませて互いの舌を絡め、くちくちと口腔内で唾液を交換するようにしてみせた)
―――なるほど、ここ、なのねぇ……思った以上に、外しやすい構造でびっくりしちゃった
(指が手繰った首輪部分の仕掛け、気づいたその直後に躊躇なく外してしまったのみならず、垂れ落ちる布がどちらの体にも引っかからないように手指で払う。その所為で遠目にも彼女の上半身を隠すべき布地の全てが無い事は隠しようもないだろう)
……人が居ない場所で、おもいっきり、えっちしたい?
(脱がしておきながらのその言葉、脱がす前に問うべき内容を遅まきながら口にして……谷間に挟ませた布地すらなくなった乳房を、乳首を片方だけとはいえ己の掌で隠す……と言えば聞こえがいいのだが、掌に勃った乳首を押し付ける事で揉みながら諸共に刺激する魂胆で)
―――じゃ、こうしましょ?セルナが、お外で一回イけたら……そのまま宿屋で“一泊”しましょ?……今から、一泊、その間、ずぅっとセルナは裸なの。……もちろん、私も、ね?……一日中、えっちなコトするの、愉しいと思わない?
(そんな誘うような声音は正しく淫魔の本性と言えるだろう。―――つまりは退廃への誘い。甘く、蕩けるような声音でその言葉を紡ぐと……きゅっ、と、肉芽を手繰っていた指は揉み潰すような刺激を届け絶頂を誘おうと)

セルナエル > ―――ん、ぅ…っ。

(重なる唇に呼吸が奪われた。漆喰壁に後頭部を押し付ける様な口付けが潜り込ませる雌舌に、天使の舌は一瞬びくりと強張る物の、すぐに処女特有の拙さでおずおずと彼女の愛撫に応え、流し込まれる唾液にもとろんっと肢体を預けてしまう。濃厚で淫靡な口付けに赤く染まった顔が「―――……あ」なんて間の抜けた声で見送ったのは、外された首輪と共に垂れ下がる白布。興奮で張りを増した白乳とツンと上向く乳首のピンクの全てが、珠汗の滲む谷間も含めて曝け出された。)

はぁ……はぁ……はぁ……。

(口付けの酸欠でぼやける頭が、卑猥な問いにこくんと頷きを返す。今や大勢の通行人が通りの端で行われる女同士の艶事に気付いて脚を止め、彼らの凝視に引かれて更に多くが立ち止まるという悪循環に陥っていた。透明蜜に塗れた下肢から立ち上る甘酸っぱい発情臭は、早朝の清浄な寒気の中、彼らの鼻孔にも届くだろう。そんなセルナの色惚けた頭に、催淫めいて注ぎ込まれる淫魔の誘い。女同士の爛れた一泊が、はっきりと脳裏に描き出されたその瞬間、天使の小躯が電撃に貫かれて大きく跳ねた。)

ひゃあぁぁあぁぁああぁんん―――……ッッ!!?

(肉厚の割れ目からぷっくりと膨らみ顔を覗かせていた肉鞘が、内に隠れた淫芯もろともつまみ潰されたのだ。刺激慣れしていない急所への不意打ちに、どろどろに蕩けてしまっていた天使が抗する事など出来るはずも無い。大勢の街人に見守られながらの絶頂が、はしたない淫声を高らかに響き渡らせた。)

アイラ > ……んふ……
(初心な舌使いもまた、己にとっては甘美な代物となってくれるもの。くち、くち、と、蜜孔のみならず口腔からも濡れた水音を響かせて聴覚までもを辱めてしまって……先を尖らせた舌先に乗せた唾液を、つぅ、と、口腔へ注ぎ行くタイミングすら、彼女が酸素を求めて喉を鳴らすであろうタイミングを探っての悪戯だった。そんな口づけ最中に捲り果たした乳房へは遠巻きながら幾人かの視線が注ぐ。―――のだが、そこで“邪魔をする”だとか“女二人をエサに美味しい思いをする”だとか、それら無粋な行為を抑止するだけの瘴気は密やかに周囲に張り巡らせていた。それならば視線すら逸らさせるようにすればいいものの、屋外での“愉しみ”の一つとしてしまっていたのだった)
は、ふ……それじゃ、決まりね……
(首肯を合図としてなのか、それとも己の指が先だったのか、どちらともつかぬタイミングで絶頂を後押しする刺激は、期待通りに屋外で、おまけに誰とも知れぬ者達の好機と色欲の視線を集めながら昂らせ、絶頂余韻を長引かせるかのように手の平で下腹部を甘く撫で愛でて……その頃にはぐっしょりと、己の掌は彼女の蜜に濡れる事だろう)
―――かわいかったわ、セルナ。じゃ、もっと可愛い姿……宿で、みせて?
(そう誘うものの―――着衣を整えさせる心算は無し。いきましょ?なんて意地悪く耳元で囁いて……それと同時、新たに拡散させた瘴気はといえば“ここで、誰が”と言う個人特定を阻む認識阻害。仮に後日、思い返そうとしても『美少女が辱められていた』と、肢体は思い出せるだろうが、顔立ち等から特定される事を阻む代物だった)

セルナエル > はぁ…っ、はぁ…っ、はぁ…っ、はぁ……っ。

(壁に背を預けていなければ、石畳の上にそのままへたり込んでいただろう。淫魔が天使に与えた愉悦はそれほどの物だった。今しもかくんかくんっと細脚が震え、捲り上げられた長裾が覗かせる下腹もまた絶頂の痙攣を視姦者達に見せつけているのだ。熱帯びた顔が、涙に濡れてぼやけた瞳を早朝の曇り空へと向ける中、出会ったばかりの淫魔が告げる《続き》の誘いに再びこくんと頷きを返す。誘われるまま漆喰壁から背を離し、少しふらつく体躯を傍らの少女に預けて歩く朝の市場。帯鎧の金色に、垂れた上布と捲れた長裾を絡ませて、形良い白乳も、しとどに濡れた幼溝も全て晒した羞恥散歩。途中まではキスから続く絶頂の酸欠に惚けていたセルナも、理性を取り戻してからは泣きそうなくらいの羞恥を訴えた事だろう。しかし、宿の部屋へと滑り込むまで続けられる事となったそれが、天使に背徳の性癖を植え付けて、更には宿内での爛れた一昼夜に身体のあちこちを開発される事となる。与えられた快楽が大きすぎたのか、そこでの記憶は酷く曖昧。天使の肢体には乙女の銀膜も含めて何の変化も見られなかった物の、しかし、そこで刻み込まれた性感は、天使の身体を媚毒に浸すかの如く犯していたのだった―――。)

アイラ > (絶頂せしめた所で己はわざと身を少しだけずらし……遠巻きにする視姦者達に辱められた乙女の姿を披露してしまっていた。それでも目端に涙の雫を見つけたかと思えば目元に口づけて舐めとるような甘い戯れをも演じてみせて)
……出来るだけ、近くの宿がよさそうねぇ……ふふ、辛かったら、もっと寄りかかってもいいからね?
(絶頂を誘った張本人が言うには白々しいその言葉、抱き寄せながら歩み始めるのだが、その道中で支えるのは逢ったばかりで支えた腰元では無く惜しげもなく晒させたままの生乳房。時折、ふにふにと揉み愛でてしまう手指の悪戯が混ざりはしても歩む最中だけは乳首を避けた淡いモノ。……もっとも、羞恥に頬を染めても捲れあがった前布を戻す事すらさせぬままとなれば、絶頂蜜も未だ残る股座も幾人の目に留まってしまった事だろうし、宿の受付を驚かせる一端ともなっただろう。―――が、宿の部屋へ入り行くなり互いに素裸を晒し合い、ともすれば、己の恥丘が無毛である事への驚きを与えかねないのだが……それすらも快楽に包みこむかのように肌を重ね―――こうして、二人の退廃的な一日が始まる事となって―――)

ご案内:「平民地区 大通りの市場」からセルナエルさんが去りました。
ご案内:「平民地区 大通りの市場」からアイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシチューさんが現れました。
シチュー > 「ふぁー……。ひどい目にあった……。
馬車に轢かれそうになって川に落ちるなんて……」

マグメール市街地を流れる川のほとり。石で舗装された岸辺に首輪をつけたミレー族が下着姿でぺたりとケモミミを寝かしていた。毛の長い耳も黒髪も、尻尾もびしょ濡れである。

「でもー、今日が風の無いあたたかい日で良かったー。
乾燥してるし、服も髪もすぐ乾いてくれそ……」

不幸の中でも幸いを見つけ。手をひさしにして青空を仰いだ。
雲ひとつない良い天気である。
この分だとすぐ横に並べて干しているメイド服もすぐ乾いてくれそうだ。石を並べて作られた岸辺に座って、足をぶらぶら。身体や服が乾くのを待っている。

シチュー > ぼうっとしてると眠気が来る。
動いていないとすぐに身体が省エネモードになってしまうのだ。
退屈や暇を感じる前に急速充電してしまうのだった。
ゆらりゆらりと船こぐミレー族を見て、川べりを通りかかったおばあさんがくすくす笑ってる。

やがて数十分。
尻尾の先を、走り回って遊ぶ人間の小さな子どもたちの一団にふんづけられて「ふぎゃぅ!」と全身総毛立ちで目覚める。
くぁ、と欠伸しながら服装と髪を確かめる。

「よーし!服もすっかり乾いた!
髪もおけー!
川に落ちたんじゃなくて、川で洗濯したって事にしよう!」

1人頷いて勢いつけると、強引にポジティブにもっていった。
いそいそと服を身につけると、主に命じられたお使いの続きへと小走りにかけていく――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシチューさんが去りました。