2018/11/05 のログ
ご案内:「平民地区 大通りの市場」にセルナエルさんが現れました。
セルナエル > 二度寝の誘惑を乗り越えて、やってきました早朝市場。目的はもちろん《真実の愛を見つけるため》!
セルナ、このために地上に来たのですからっ。 決して朝ごはん向けの屋台料理が目的ではないのですっ。

(一体誰に向けての物なのか、非常に分かりやすい説明ゼリフを垂れ流すのはおっとりと淑やかな娘の涼声。夜闇の残滓を青白く残す寒気の中、市場広場に繋がる大通りは露店設営の真っ最中である。決められた場所の石畳を捲り返し、そこに空けられた窪に支えとなる木柱を立て、骨組みとなる細棒を荒縄でしっかり括って、少し汚れた天幕を張っていく。そうして出来た簡易店舗に木箱や樽に入れられた商品をどすんどすんと積み上げて、木箱の上に適当な天板を敷いてカウンターを作れば出来上がり。今日も今日とて見ているだけで肌寒い純白キトンの女神スタイルが、グラディエイターサンダルの革の締め付けもいかがわしい脚線を深く刻まれたスリットから覗かせつつ、そうした設営風景を興味深げに見て回る。)

ご案内:「平民地区 大通りの市場」にアイラさんが現れました。
アイラ > (一方その頃……となるのは商いをする側の立場。とは言え順調に進みゆく露天商としてではなく、幾つかの店舗に商品を卸した事でこの市場での商いの大半は終了となっている。それら納品先が露天区画の中では意図的に隅を選ぶような商品ばかりであるのはご愛敬、一夜を過ごして尚も、と求める層は少なくないのだろう。外気が冷たくなっている季節を歩くには薄着と言えるが寒がる様子もみせず、さてどうしたものかとの散策最中)
…………あら……?
(目を止めたのは、そんな己をしても尚薄着と見える少女の姿であった。色艶の良い髪のみならず肌質も良好と見える姿は令嬢めいていながらも、部分的とはいえ身を護る部位が存在する事が首を傾げる要素となった。そうして彼女の姿を眺める事暫し、何かの偶然なのか目線が噛み合ったタイミングで柔らかく微笑みつつ、軽く手を振ってみせた)

セルナエル > とりあえず探すのはやっぱり可愛い子とか綺麗な人……かな。天使なんだから見た目で選別するなよとか言われそうですけど、セルナ、今はお肉ぷにぷに人の子ですしー。

(ちらりちらりと曇り空の先を気にしながらの独り言。しばらく待って雷やら隕石やら降ってこない事に安堵すれば、やけに澄んだ翠の双眸が改めて市場を見回した。吸い込む呼気が朝の清浄な空気で肺を冷やすが、そこに混ざる雑多な匂いにセルナの頬が自然と緩む。そんな折り、ふと動いた翠瞳が少し離れた場所からこちらを見つめる一人の娘と視線を絡め)

―――――……?

(にっこりと手を振ってもらえた気がした。しかし、ここで嬉々として手を振り返して、実は自分の背後の人物に対するアプローチだった、なんてこともおっちょこちょいな天使は既に経験済である。注意深く背後を確認し、そちらに誰も居ないことを確認した後、ニ、ニコ…? といった感じの自信なさげな笑顔と共に、小さく手を振り返した。これで勘違いだったらすごく恥ずかしいとドキドキしつつ。)

アイラ > ……気づいてくれたみたいね
(己の方も、こんな風に遠巻きにアピールしてみせても、こうして並びつつある露店に紛れてしまう事も相応に経験済み。おまけに、一人に見えて実は連れ合いが居た、なんて事も珍しくはない時間帯、僅かに安堵の吐息を零した後、己の方は笑みを一際濃いものにすると手を振るジェスチャーをもう一度繰り返した)
こんにちわ、それとも、おはよう、の方がいいかしら。……それよりも、はじめまして、かしら?
(己の背後方向は壁面傍、自分の後ろを気にする必要はそうそう無いだろうと振り返る事をせず、薄絹めいた姿の方へ暢気な足取りで近づいて……その足取りが止まるのはちょうど隣り合う程の距離、何も知らない第三者が見れば、それこそ己の危惧した連れ合いと見られそうな間合いへ不躾な入り込む算段。……というのも、露出面が多い衣服構造のみならずと気になったのは布地の厚み。ボディラインを間近で堪能する下心が早くも滲みはじめていて)

セルナエル > (小柄な自分と同じくらいの背丈。身体つきはセルナの方がちょっぴりおっぱい大きいかなとか、あ、腰回りの細さは負けてますねとかこちらも比較的似通った物。髪色、瞳色、肌色まで似通えば、もう双子といっても過言では―――いえ、過言でしたごめんなさい。ともあれ、垂れ気味の双眸や小柄な背丈は幼気なれど、天使セルナエルの目から見ても整った顔立ちに心が弾む。そして、更なる観察を続ける天使は「あ、淫魔さんですね、あの人」。 これといった力も使わずにその正体を看破するチート能力を発揮した。)

―――ですが、今のセルナは魔を殲滅する軍団指揮官というわけでもありません。なんだかいい人っぽいですし、可愛い子ですし……様子見ですね様子見っ。

(そんな中、再び彼女が手を振るのなら、それはもう自分に向けられた物に違いない。ぱぁっと表情を輝かせた天使は、ぶんぶんぶんぶんっと力強く手を振り返した。そこそこ大きな乳房が、キトンの白布の下でたゆんたゆんする。)

はい、おはようございます。そしてはじめましてですっ。

(近付く彼女の挨拶に勢いよく下げた頭が白金の一つ結びを大きく揺らす。そして淫魔が下心たっぷりにこちらを見るのと同様に、無垢なる天使も下心たっぷりの視線を彼女に肢体に向けている。)

アイラ > (元気な手ぶりの度にふるふると揺れる魅惑の乳房、さては肌着無しか、なんて連想してしまう程には歩み寄る最中の視線は胸へと注がれてしまっていた。……そして、元より自分が魔に属する者である事を隠す心算を持たずに街中を居住地としている身、観察眼にも柔らかな笑みを崩す事はしなかった)
……じゃ、はじめましてのお決まりを続ける感じかしらね?私の名前はアイラ、あなたの名前も教えて貰って良いかしら?
(そう問いつつ首を傾げてみせると、結う事のないハニーブロンドが艶めいてさらりと流れるような風情。そして、彼女の視線に気づいた事で己は左手をわざと胸下に持って言ってサイズでは明らかに劣るものの形良い胸をアピールするような、清涼な空気に不似合いの格好を取ってみせ、残る右手の矛先は間近に居る相手の腰を抱くような手つき、人や物資の通る中心部では無く道の端、壁際に誘うようにして)

セルナエル > あっ、そうですねそうですねっ! セルナ、ついつい名乗りを忘れることも多いので、忘れないうちに済ませるべきですね! 野良天使のセルナエルと申します。アイラさん、よろしくおねがいしますっ。

(小首をかしげる上品な仕草と、小柄な体躯に見合わぬ蠱惑。持ち上げられた乳房の柔らかさにドキドキしていれば、たおやかな細腕がするりと腰に絡みつき、寄り添う肢体が誘う壁際。「さ、さすがは淫魔さんですね、ヤらしいです、どきどきですっ!」なんて思考に頬を染めつつ、職場に向かう人波と、それを相手に商品を売る人々の喧騒から少し離れた。この時既に、セルナの心は決まっていた。今すぐそれを告げてもいいけど、まずは様子見。まずは様子見。と当初の計画を遵守することにして、同じくらいの背丈の彼女に何事かを期待する様な翠瞳を向けた。)

アイラ > ……ただの女の子じゃないと思ったけれど……
(天使?と、問いの時とは逆側に首を傾げる事になったのは淫魔を前にした天使、と言う構図の所為。先程の視線からするに己が“ヒトではない”程度の事は悟られていると思ったから……なのだが、容易く細腰を捕らえる事に成功したのを幸いに壁際へと誘った)
セルナエル……あ、私もセルナ、って呼んでもいいかしら?
(一人称の可愛らしさに乗じて問いを向けて、壁際ではあっても物陰に隠れたわけではない今の位置、それでも……捕らえた腰を逃す手はないだろう。誘うために回されていた腕はそのまま深く刻まれたスリットへこっそりと滑り込み、言葉での問いに紛れるような形で指をそぅっと横合いに滑らせる事でスリット部分からスカートの隙間を広げつつ、さてスカートの下は、なんて探るような悪戯半分で外気に下腹部を晒させようと)

セルナエル > はいっ! ではセルナもアイラさんではなく、親しみを込めてアイラと呼ばせてもらいますねっ!

(腰に絡まる細腕には金の帯鎧の冷たい硬さばかりが伝わるだろうが、その腕を少し上へと滑らせれば、そこには薄衣一枚纏わぬ素肌の背筋が覗いている。肩甲骨の下から腰に向け、皮膚を千切り取ったかの痛々しく引き攣れた傷痕が残る柔肌。しかし彼女の取った行動は、セルナに再び「さすがは淫魔ですっ!」と思わせる大胆な物だった。滑る白手は北上せずに下降して、帯鎧の金色からドレープたっぷりに揺らめくキトンの長裾の隙間に潜り込んだのだ。)

――――は、ぁ……っ。

(思わず漏らす色っぽい吐息。薄布に保温されたほのかな体温の中、木目細かな肌質の腰側が撫で擽られる。そして悪戯な指先は知ることだろう。そこには近頃流行りのショーツの締め付けも、下帯紐の結びも存在せぬことを。そのまま前へと手を滑らせれば、なめらかな肌の感触は、淡い恥毛の感触と、その下方に息づく恥丘の凹凸へと変貌する。そんな二人のすぐ前を、両手に商品を抱えた丁稚の少年が駆けていく。日常を至近としたままの背徳が、天使の鼓動を妖しく乱す。)

アイラ > セルナみたいに可愛い子だったら、歓迎よ?……さん、ってついていても、セルナの雰囲気だと親しみやすいけれど、名前だけで呼んで貰える方が嬉しいもの
(誘う最中であれば帯鎧の硬さはリードする身の上にとっては抱き寄せやすいのだが生肌への誘惑を堪えるには少し指をずらし、背中を抱けば……なんてついつい思ってしまうもの。それでも我慢した理由は、この悪戯まで油断を誘う魂胆だったのだ)
―――あら意外、何か穿いていると思ったのに
(捲りながらどこか期待していた肌着無し、それでも下帯やショーツまでもが、この深いスリット構造で身に着けて居ないとまでは思っておらず、ぱち、ぱち、と数度瞬くものの……すぐに口元は喜色に緩む。往来の、その隅とはいっても荷運びする姿は徐々に活気を増す時間帯、それでも)
……それに、抵抗もしないなんて、案外“こういう事”に素直な天使さんなのかしら?
(露出せしめた恥丘を晒したままにするべく、手中に手繰り寄せたスカートの端を帯鎧の隙間に挟み込ませ、仮に自分達を注視する者があらわれようものならば魅惑の秘裂を鑑賞できるように仕立て上げ……それならば、なんて思惑は大きく空いた腋のスリットへ。そちらも大きく、乳房の側に捲る事で先程、ふるふると魅惑的に揺れていた乳房を清らかな外気に露出させてしまう算段で)

セルナエル > (呼び捨て宣言したものの、自分でも何やら違和感があるのだろう。セルナはしばらくの間口の中で彼女の名を繰り返しつつ、小首を傾げたりしていた。彼女の呼び名がさん付けになるのか呼び捨てになるのかは、セルナ自身にも分からない。)

―――穿く……ですか? えぇと、下にズボンでも穿くのが普通なのでしょうか……?

(セルナが服装の参考としたのは今よりずいぶん昔の物。その頃は下着など穿かぬのが普通であった物だから、セルナには下着の概念が存在していないのだ。当然上もノーブラ生乳である。)

はぁ……はぁ……あ、ん、ぅ……抵抗なんて、いたしません。だってセルナも、アイラとセックスしてみたかったんですもの……あ、は……っ。

(しかし、淫魔が続けて取った行為は予想の埒外だったのか、彼女に任せきっていたセルナの肢体が微かに強張った。キトンの前垂れ、セルナの恥ずかしい場所を覆い隠す長裾が、帯鎧に挟み込まれて早朝の寒気に全てを晒してしまったのだから。セルナを挟んだ壁の反対側にアイラの体躯が存在するため、背徳的な露出行為は曖昧に隠されている。とはいえ、彼女が気紛れに身体をずらしたならば、捲り上げられた裾布は、黄金の恥毛で淡く翳った秘園を通りの喧騒に晒す事となる。)

―――ア、アイラ……だ、め……こんな、所では……あ、ぁ……っ?

(かぁぁ…っと羞恥に染まる天使に構わず、淫魔の手指がさらなる露出を強要する。ただでさえ防御に乏しい胸元の薄衣が、中央に寄せられた事でふるんっと純白の膨らみの全てを曝け出したのだ。途端、肌に突き刺さる早朝の冷気が、双丘の先の淡い色彩を尖らせていく。羞恥と共に背筋に生じる妖しい感覚が、整った顔立ちに困惑を滲ませた。)

アイラ > ……ううん、気にしないで?―――セルナは、そのまんまの格好が可愛いもの
(着衣を勧める筈が無い淫魔の身、無防備であればその方が己にとっては都合良く、悪戯交じりに捲り果たした下衣の露出もやはり好都合、にんまりと口角を緩めると……それこそ角度によっては彼女の恥丘は丸見えだろう。もっとも、続く辱めはいかに己の体があったところで鑑賞する敷居は恥丘の比ではなく、布地を挟ませた所為でかえって豊かで、柔らかな生乳が強調されるようなもので)
―――シたかったのなら、場所なんて気にする必要ないわよ?それに……ふふ、アソコもおっぱいも、もう丸見えなのに……セルナに悪戯するの、我慢する自信なんてないわ
(その証拠とばかりに零れ落ちた乳房へ細指を這わせ、右手の五指は手の平に余る程の量感をやんわりと揉み愛でて……触れぬままの乳房へ向けるのは、乳房、と言うよりも乳首の色付きでも探るような視線だった。そして、左手は露出せしめた恥丘へと忍び寄り……そちらは自慰でも促すよう、淫裂に中指を添えるとスリットを愛でるように動かして……それこそ、目撃するものが居れば己の指が“どこに触れているのか”を悟るのも、横合いから覗き見ようとする行為すらもを誘いかねない代物だった)

セルナエル > (大通りの喧騒から少しでも離れようとする天使の肢体は、背後を閉ざす漆喰壁にあっさりと行き止まる。セルナの恥部を隠しているのは、もはや自分と同じ程度の身幅しか持たない娘の体躯のみ。正面からの視線は遮る物の、斜めにずれれば純白肌の大部分が不自然に晒されていることに気付くだろうし、先の少年の様に通りの隅をこちらに向かって移動している相手には、自重で僅かに拉げつつも見事な椀状を保つ白鞠が、ピンクの尖りも含めて全て見えてしまうだろう。常識に疎いセルナでも、それらが人前に晒してはいけない部位だと知っている。当然湧き上がる羞恥の感情が、天使の白皙にさらなる朱を広げ)

―――ふぁ……ぁ、……そ、んなぁ……。

(同時にわけの分からぬ興奮が、多足の害蟲が這うかの怖気を脊髄に走らせるのだ。真っ赤な顔で細眉を歪ませながら、それでも天使の白腕は抵抗するでもなく曖昧な位置に留まったまま。同性の繊細な指先がマシュマロの塊めいた柔肉に沈み込み、穢れなき桜色の蕾が押し出される。)

あぁ……あ、ぁ……あぁ、ぁ……っ。

(淫魔の攻めはそれだけでは終わらない。大勢の気配が間近で忙しなく行き交う通りの片隅で、なんの躊躇いもなく決定的な場所へと滑り込んだのだ。途端に竦んだ天使の下腹が小さく戦慄き、逃げ出す様に引いたへっぴり腰が安産型の尻肉を壁に押し付ける。極端な内股がせめてもの抵抗を見せる物の、太腿の控えめな肉付きでは白指の淫戯を阻害する事もかなわない。)

アイラ > おっぱいも柔らかくて、凄く触り心地が良いわ。……いっそ、服を全部、脱がしちゃいたいぐらい
(今はいわば、着衣を盛大に乱して隠すべき場所を余す事なく露出させた格好、己の体、と言う心許ない遮蔽物ではあるが慌ただしく準備や搬入に追われて居れば見落とす事もあるだろう。……が、今まさに弄りつつあるような可憐な少女が一糸纏わぬとなれば話は別、人目を集めかねない事は承知の上で……背徳的で、退廃的な情交だからこそ淫魔たる己には“ごちそう”になっていた)
……セルナの腕とか、拘束したりしてないし、服だってすこぅしずらしただけよ?……でも、乳首もアソコも、私の前にちゃぁんと見せてくれるんだもの、えっちな事、シたくなるの、ちょっとぐらいはセルナの所為よ?
(責任、と言う意味では仕向けた己の所為なのだがあっさりと棚上げし……指で揉み愛でる乳房の先、乳首を中指の腹で捉えたかと思えばぷくりと圧して蕾をアピールするようにしながら刺激を浴びせ……自慰めいた左手指はと言えば腰を引いてもそれ以上に追い……にんまりと唇の端を嗜虐的に釣上げると人差し指と薬指を淫唇へ添え、くぱりと左右に割り開いて膣孔を晒させようとして)

セルナエル > ――――……ッ!

(竦む肢体が、淫魔の他愛ない言葉にビクンッと跳ねた。今でさえ、これまでで最大の羞恥を覚えているのに、こんな場所で着衣の全てを剥ぎ取られたら……。その光景が色鮮やかに想像されて、背筋に再び謎の悦びが走る。今にも誰かに見られるかも知れない。どころか、既に幾人にも天使の裸体が視姦されているかも知れない。普通に有り得るその可能性が恐ろしくて、美貌を真っ赤に染め上げた天使はきつく瞑った双眸を開くことさえ出来なくなっていた。)

だ、だって……これが、アイラとの……ふ、ぁうっ、あ、愛の……あ、あぁ……っ。

(人と人との愛の営み。その最低限の知識こそ持ち合わせていても、淫魔のそれなど天使に分かるはずもない。となれば、この行為こそが淫魔の愛の表現である可能性もある。《真実の愛の探求》なんて目的を掲げて下界に降りた熾天使には、どうしても彼女の行動を止められない。)

―――ひっ、あ…ッ、そこっ、あっ……あぁぁ……ッ!?

(電撃めいて乳首に走る鋭い肉悦。逃げる小股を追いかける白指には、にちゃりと卑猥な生ぬるい液感が絡みつき、肉厚の大陰唇が薄い花弁を割り開くなら、閉ざされていた狭孔がまとまった量の蜜を溢れさせ、密着する太腿肉をねろりと伝う。)

アイラ > ……嫌、って言わないと……脱がしちゃうわよ?……こうして、お外でえっちして、愛し合うの……気持ちいいって思って貰いたいもの
(それは辱めるに等しい行為なのだが退廃に悦ぶ身の上にとっては正しく“情交を通じた愛し合い方の一つ”であり、偽っているわけではなかった。無垢さに付け入るような言葉だろうが、そこに良心の呵責を覚える筈もなく……乳首を誇示するようにしてみせた指はそのまま、ころりころりと勃ち具合を堪能するように転がして、残る指は豊かさと柔らかさで愉しませてくれる乳房へ埋めて形を歪め行く。……そんな真っ最中、蜜液の潤みが中指に滴り来ると、この辱め只中でも感じている―――そんな事実が嬉しくて、くす、と、嬉しげに吐息が零れた)
……セルナのココ、もう、結構とろっとろねぇ……指、ナカに挿れて欲しい?
(くちくちと浅い位置で中指を蠢かせる所為で周囲に芳醇な蜜がかき混ぜられる音が響いてしまい、訝しむような視線が遠間からこちらへと。……その視線に気づいていながら行為を止める素振りもなく、どころか、淫唇を割る指は蜜液を腿へさらに滴らせるように指を強く押し込んでしまった)

セルナエル > そんな……そん、なぁ……っ。

(あまりの羞恥にきつく閉ざした目尻の端が涙滴を滲ませた。それなのに、背筋を舐める寒気とも怖気ともつかぬ何かは、今もセルナの身体を妖しい熱で炙り続けていた。弄ばれる桜色の蕾は今やくっきり芯を帯び、突起中央の窪みが作る凹凸をもコリコリとした質感の中に伝えていた。繰り返し指先を受け入れる白肉もまた、包み込む様な柔感の中に張りを増した弾力を孕み、しっとりと汗ばむ熱で彼女の手の平を暖める。)

――――だ、だめ…っ、だめ、ですぅ……っ、最初は、ちゃんと……ちゃんとした、あ……あぁ……ッ。

(下肢から響く卑猥な水音には自分でも気付いていた。馬車の車輪が石畳を転がる騒音。その中にもはっきり聞こえるその淫音は、きっと周囲の人だって気付いている。天使の興奮はとうに危険域を越えていたが、淫魔の問いかけにはさっと表情を蒼褪めさせて白金髪の頭部をふるふると左右に振らせた。最初くらいは普通に男性器で貫かれたい。そんな天使のノーマルな願いは、彼女の淫術を用いれば同性同士であろうとも問題なく叶える事が出来てしまうだろう。)

――――ふぁぁッ!?

(そして更に強く押し付けられた指先は、ブジュッなんて卑猥な、蜜桃を指先で潰す様な音と共にぬめる肉孔に入り込んだ。その指にはっきりと伝わる儚い抵抗。処女の証たる薄膜は、辛うじて破瓜の危機を乗り越え彼女の指を押し返す。)