2018/09/28 のログ
リル > 「うー……。香りつきだけじゃなくて酒精つよくしたやつ飲みたい……。でも先輩方からやめろーっていわれる……」

(この体格で酒を呑むことそのものが人間種からは自殺行為。その上酒精強化ワインなんて飲んだ日には、依頼や戦場ではなく、酒場で死ぬことになるぞと強く強く止められている)

「もっとぽわぽわできるんでしょー?のみたーいー…… ていうか、大人ばっかりずるい!僕こんなにひどいめにあってるのに!!」

(このご時世、どんな冒険者も似たような目にあっているだろうに
この辺りが子供である。実年齢よりも、外見年齢に強く引っ張られた精神性。
いやまあ、そういうの差っ引いても酒精強化はやめたほうがいい。肝臓が小さいし)

リル > 「おとなはいいよねー……つよーいお酒のんで。えっちーーな事できるお店にも行けてー。僕見た目こんなだから門前払いー」

(そりゃあまあ、いくらお金を持っていたとしても、この見た目の子供を通す訳にはいかない。
そういうお店は「お店」としてしっかりしているところが多い。
子供の遊び場ではないのだ。遊び場ではあるのだが)

「別にえっちなこちしたいよーってことじゃないんだよう……
たまには女の人とぺたぺたしたいなあって、そういう日だってあるよう……
街のその辺で不埒してるノリで抱きついたりするわけにいかないし……」

(まあ、うん。路地裏に連れ込んで、抱きついてほっぺちゅーして終わりでは
「アレは一体何だったのだろう」と被害者もキョトン面である)

リル > 「でもしたくないわけじゃないの決して……」

(テーブルに突っ伏してごろごろ。ごろごろ)

リル > 「ぷへぇーー……酔っちゃった……
酔った男にあんまし価値はないとおもうんだけど……」

(つまみの干し肉を口から大半はみ出させてモヒモヒしている姿は
「すねた子供」であり、なんというか、場違いと言うか)

「先輩さんに一回だけお店つれてってもらったなあー……なんかふわふわで不思議だったなあー」

(だが今の現実は安酒と干し肉である。柔らかさはない。
そのまま、ぼーーーっと、寝るわけでもなく停止している)

リル > 「エルフの初恋っていつなんだろね……」

(そのままサラサラの砂になって消えてしまいそうなトーンで、テーブルと同化していた)

リル > (そして当然のように酒場にいる客取りの娼婦たちは少年を素通りしていくのだった。
もう酒を頼む気にもならないが、ずっと店主を「不機嫌なときの猫」
のような眼差しで見ているため、でていけとも言いづらい店主)

リル > (すう、と息を吸う。何か言うのか。店主がピリと緊張感を持つ)
「おやじさん。   火酒
(「ゅ」の音を言い切る前に「絶対ダメ」の両手ばってんマーク)

「わかりましたー。今日はこれでかえりますー。はーいお代
……何をどうすればいいんだろうなー……ストレス解消……
まさか街にいる悪漢にはなれないし。なりたくないし。
でもえちいことはしたし……」

(ぶつぶついいながら硬化をじゃらじゃらとテーブルに置く。
そして、いつもよりはふらつかず……やや重たい足取りで酒場を後にした)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリルさんが去りました。