2018/08/14 のログ
ミンティ > 「わ……」

手を引く力が強くて足がふらついてしまった。前を歩く相手の大きな身体にまたぶつかりそうになって、あわてて姿勢を整える。表通りにも食事をするところは多いのに裏通りへ引きずられているけれど、急な展開に違和感を持つ余裕もなくて…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からボルフライさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にルースさんが現れました。
ルース > 日も暮れだした時間帯の平民地区の一角にある広場。
あまり利用者のいない場所でいかにも冒険者風という男と話をする姿、
そんな光景は時折に見られるだけにあまり気にされないはずで。

「それで頼んでたのはあったのか?」

『あるにはな。これでいいか?』

あまり人目を気にしていないように見えるがお互いに周囲の警戒は忘れず。
相手が取り出した包みを受け取り、中身を確認すれば視線を向け。
代わりと硬貨の詰まった袋を押し付けて。

『条件にあったのはその3つだ。闇に流れてないならどうにもならんよ』

「いやいや、十分だって。昨日の今日で悪かったよ。その分色も付けてよ」

持つべきは友だと笑いかけて相手の肩を叩き。
また頼むと軽い声で見送れば、適当なベンチに腰を掛けて。

「さて、結果はっと……」

胴だったのかと楽しそうに包みをそっと解いて中身を確認していく。

ルース > 包みの中身を確認し、取り出したのは小さな金属の容器。
揺らせば中で液体の動く感触に納得したように何度か頷き。

「中身が偽物って事もないだろうし…本当にいい仕事してくれるよ」

いきなりの事でかなりの無茶だとは思ったが、こうして用意してくれる事には感謝。
今度はこちらが無茶を聞かなければ、そう考えて容器を仕舞い。

一度はしまうが再び取り出して容器をじっと眺めて。

ルース > 「こういうのはかえって楽しむもんだな」

容器の中身を今すぐ楽しみたいという気持ちはある。
だがこれは帰ってからのほうが良いと考え我慢。
ベンチから腰を上げて宿へと戻っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からルースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシュルさんが現れました。
シュル > 人気のない広場、再び岩石を身体に貼り付けたゴーレムのような姿でやってくる。
平民地区の開けた空間の中で地響きを立てながらやってきた。

「あったあった」

平民地区広場の噴水が気に入ったらしく、人気が無い(というよりも無くなった)広場の
噴水の前に、2m越えの人型をとった黒い金属質の岩の塊が噴水の前で佇むという
何とも不自然な光景になっていた。

「わー……」
水が噴き出る涼し気な水の様子をただ噴水の前に立ち
眺めている。