2018/08/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にルース・コールフィールドさんが現れました。
ルース・コールフィールド > 酒場の並ぶ通りの一角、他よりも一際大きな酒場で見ず知らずと酒を酌み交わす男。
完全に出来上がっている訳ではないが、酔いに顔を赤くして気の合った男たちに酒を振る舞っている。

「どんどん飲んでこうぜ。折角楽しめるんだしな」

最初は店のウェイトレスのスタイルやどの踊り子が良いかなど話していたはずだが酒が周りヒートアップ。
今では女性歴の自慢や家族、相方への不満をぶちまける場にとなって。

「そんで俺が言ったんだよ。それは違うってな……お?持ち帰りか?」

何度目かの同じ話をしている最中、この場で会った見知らずの男女が席を立つのに赤い顔を向け。
酔って思考が回っていない神官風な女と、親指を立てる男を見て笑い。
しゃれっ気を見せて敬礼を返せば男が女を酒場上の部屋に連れて行くのを見送り。

「一組離脱だぞー、次はどいつだー?」

その言葉に馬鹿笑いが響き、口々に名前も知らない飲み仲間を指さし手は笑い酒を飲み。
その中に混じり同じように酒を煽って飲んでいるメンツに目を向けて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からルース・コールフィールドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフィズル・バークラバーさんが現れました。
フィズル・バークラバー > 「あァ、退屈ここに極まれりだなァ…。やれやれ。根性の無ェやつらばっかだぜ」

不味く感じる酒を煽りながらため息をつく…貴族のような、あるいは道化のような男
酒場の隅を少し借り、暇つぶしにダイスなどを客相手に始めたはよかったが賭けられるのは金、酒、ツレの女…
どれも興味が無いとは言わないが、その相手達の力量も相まってつまらない

「適当に勝たせた奴もいたが…それでも大分勝っちまった。しくじったなこりゃ」

興味のない…彼にとってつまらない物品や女が賭け金の時は適当に負けいくらかの硬貨を渡して
明らかに挑発してくる頭にくる輩は逆に素寒貧にしてやり…その差し引きを考えればかなり勝ち、目立ってしまった。
そうして何時間か経てば既に酒場の風景と彼の小さな賭場は一体化し、ほとんど見向きもされなくなって

様々な賭博道具と少しの料理が置かれたテーブル
その奇妙な光景に目をやるものもいるがもう絡んでくる者は居らず

「ま。もうちょっと飲んだら出るか」

出された料理はまだ残っており。いくら破天荒な彼でも自分が注文した料理を敢えて残すようなことはせず
何か面白いことはないか期待するように賭博道具を広げたまま、殊更にゆっくりと食べ進めている…

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフィズル・バークラバーさんが去りました。