2018/04/28 のログ
ラヴゥチン > 「か、かみさまっ。あっひっな、なんですかっこれっおひっ……ふぎっ」

オナニーはろくすっぽしたことがない。絶頂寸前で己のふがいなさを戒めていたのだ。
クリトリスがこんなに気持ちいいなんてしらなかった。
ぐじゅりくちゅりと蜜が更にあふれ出し、周りに飛び散っていく。
クリトリスを乱暴にされても痛みは全くない快楽だけを感じていく。

「ま、まぞめす……奉仕っひっか、神様にいわないでくださいっあっいやっ……あ、あ……」

言葉に出して言うとなんと淫らなことか体が震えてしまう。
すんすんと鼻を鳴らす。どこかで嗅いだ匂い。頭がくらくらとする。
肉棒で割れ目を擦られるとまた違った快感に体が震えだす。
快感がまた蜜を生み出し、肉棒にいやらしいコーティングを施していく。

「しゅ、主よ。あなたの導きでま、迷える子羊をすくえましたぁっいっいつぅぅ」

ぷつりぷちゅりと処女膜が壊れていく音がする。血が滴り、地面に落ちる。
神の名前を出されて混乱しているうちに処女膜が破られてしまった。

「い、痛いです。とっても痛いです……悲しいです……はぁ、はぁ……気持ちいいです」

色々な感情がごっちゃになりながらそれでも身体は正直で肉棒を加えると嬉しそうに締め付け、しまり、子宮口も下に降りてきてしまう。

心を抉る言葉を投げかけられると膣がきゅっと締ることをあなたはきがつくかもしれない。その言葉が心のどこかでは心地いいようだ。

シェロ > (ごちゅ、ん、腰と腰が密着し、根元まで飲み込ませても猶足らぬと歪む肉丘へと淡い陰毛を擦りつける。子宮口に懐く亀頭の先から、びゅぶ、と精液めいたカウパーが溢れ)

俺が神様に言わなくて、も、さぁ。神様、ってーのは、見てんだろ、今、この、瞬間もっ…可愛い信徒ちゃんがぁ、自分の導きで、迷える子羊ちんぽを、はめはめされてるとこぉ。
ビックリだねーぇ。信徒ちゃんが、こんな淫乱だったなんて、神様も予想して無かったんじゃねー、かなぁ?それとも、全部知ってんのかなぁ?聖女様の、まんこの狭さとかぁ、にゅるにゅるのスケベ肉で、必死にちんぽ奉仕しちゃうスケベさとかぁ

(言葉の間に腰を浅く引き、体躯ごと揺すり上げる様短いピストンを幾度か繰り返す。熱でぬるむ蜜壺が馴染んで来た頃合いで、腰の密着を解き、肉茎の膨らみでぞりぞりと上壁を擦り、Gスポットの隆起を抉る。口を閉ざし、笑い声を篭らせて)

なぁんで、悲しいの?とおってもお優しい君が悲しいと、俺も悲しいなぁ。ほら、俺のちんぽも泣いて、聖女様のマゾまんこびちゃびちゃにしちゃう

(顰めた眉をわざとらしき下げるも、口許は凶暴な笑みに象られ歪む。ずる、る、と肉壁を膨らんだ裏筋で舐り、めりこませるかの様鈍く腰を動かす。―…不意に。ばぢゅん!と叩き付ける粗暴な音と共に、半ば引き摺り出した陰茎を押し込み内部を犯す。亀頭が子宮口を押し上げ、手前の狭まった空間や、中腹の肉粒を容赦なく擦り、張った雁肉で引っ掛けて抉った)

ラヴゥチン > カウパー液が子宮口にあたるとぶるりと体が震える。
本当に初めてなのかと思うほどボルチオが敏感で腰を突き入れるたびにぐっちゅにっちゃと愛液を垂れ流していく。

「そ、そんなことは……わ、私は姦淫を貪るようなことはし、していませんっっっくぁっあっぅぅっ」

Gスポットと呼ばれる場所を擦られて快感で顔が歪む。
擦りあげられるたび「ふあぁぁっ」と大きな声で喘ぎ、その度恥ずかしそうに口を閉じ赤くなる。
しばらくすると顔色が変わってくる、快感と同時にこみ上げてきた尿意の我慢をしているようだ。

「神の誓いに背くようなことをしてしまったのがかなしっひっしょ、しょこははいっちゃらめっひっきちゃうっなにかきちゃいますっ」

何度も何度も亀頭によって小突かれほぐれた子宮口が強い一突きで決壊する。
亀頭の先を少し飲みこむ。
内部を抉られる快感と痛みに絶頂に達してしまう。

シェロ > (絶頂より数拍遅れ、腰が甘く疼く。ぬぽ、ぬぽ、と雁肉で粘膜を引っかけ、収縮の締め付けの儘腰を引き、また押し込むを繰り返す。その動作の中、先端に異なる感触を感じる。それが子宮口である、と察した途端、双肩を愉快気に揺らし)
聖女様は、処女だったもんねぇ。……貪るのは、今日からだ。まんこだけ、じゃ無く、赤ちゃんの部屋でもちんぽに奉仕出来る様、俺と練習しようなぁ
(上唇をぬめりと舐り、狭い肉口へ強引に亀頭を押し付け、内部へと入り込む。硬く撓る粘膜を太った亀頭で抉り、ずろずろと浮き立った血管の膨らみで震える媚肉を押し潰し拡張しながら陰茎を飲み込ませる。じっと彼女の表情を見下ろす青年はその変化を敏感に察知し、突き上げを深く、小刻みな物へと変える。ふ、ふ、と小さく息を吐き出し)
イッた?聖女様イっちゃったかぁ。俺もイく、聖女様のまんこに精液出すよぉ…っ…!イキまんこにザーメン出る…っ
(突き上げる振動が、抱擁に見せかけた締め付けが、彼女の膀胱を刺激する事になるやも知れぬ。ぐぼ、と子宮口に亀頭をはめ込ませた状態で、熱く濃い精液を勢い良く叩きつけ)
っは……はぁ…っ…っは。

ラヴゥチン > 「あ、あかひゃんのひぇあ、はいっちゃぁぁっ」

言葉は拒否しているが声には甘い甘美なものを感じているのが聞けばわかるほどラヴゥチンは感じていた。
愛の結晶が育つところで男の肉棒を扱くという背徳感、それを下品な言葉で教えられたという悔しさも手伝い体が震える。

ようやくこの人は敵かもしれないと認識して睨もうとするが、突き上げられ、抱擁され、締め付けられていく。
膀胱が容赦なく押され、子宮口に熱いものが吐き出されていく。

「ひっやめてっやめてくださひっいっいぃぃっ」

失禁絶頂……おもらしをしてしまいながらの絶頂にとてつもない快楽を感じ、子宮口がきゅっとしまる。
その動きはまるで尿道の中に残る精液も搾り取るような動きで会った。

「は、はぁ、はぁ」

力なく倒れていく。

シェロ > (射精しきって猶陰茎を抜かず、収縮の儘残滓すら蜜壺へと吐き出す。最後の滴りを搾り上げられた頃、姿勢の移行に合わせてようやくに陰茎を引き抜き)

おしっこ漏らしちゃう程良かった?処女なのに聖女様はすごいねぇ。これが神のご加護、って奴かなぁ

(言葉の端々に滲む、神への侮辱に彼女も気づいた様だ。蜜に塗れた陰茎を彼女のサラシで拭い、徐に屈みこんだかと思えば、彼女を開放するでも無く、ただ体液を潤沢に含んだショーツを彼女の足から引き抜き、回収する。青年の辞書には、良心の他にも、優しさ等の項目は無い様である。漂う匂いに眼を眇め)

すっごい匂い……。聖女様も良い声で散々鳴いてくれたし、俺は大満足!俺は、ね

(繁華街の通りからそう遠くも無い路地裏、近くには様々な種族が行き交う。その中には、聴覚や嗅覚が優れている者は、幾らでもいるだろう。彼らが、彼女を察知し、出すのは救いの手か、それとも……。壁際へと置いていた鞄を背負いなおし、薄情にも青年はその場を立ち去る。その、一歩前にて)

じゃあね、聖女様。神様のオミチビキ、でまた会えることを願ってるよ

(そうして、青年の姿は入り組んだ路地の闇へと……)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシェロさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からラヴゥチンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2・公園」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「っだーーーーー……もー、やんねーぞちくしょー!」

怒号と共に公園のベンチにどかっと座る少年。
その足元は泥だらけ、服や頬も泥に汚れて疲労困憊と言った感じ。
何が落とした指輪を探してほしいだ。婚約指輪だからなくす訳にはいかないだ。
自分でやれ、自分で!
結局、数時間のドブさらいの結果、見つけることができたが…
労力に比べれば報酬は少ない。
やってられるかというやつだ。

ブレイド > 下水道に潜った連中と比べればまだマシかも知れないが
現状、ドブ泥まみれで泥臭い。
さっさと風呂だの洗濯だのしたいところだが、今は疲れた体と精神を休めるための休憩が必要だ。
まだ日が高いので、気性の荒そうな少年から人々は遠ざかるが、知ったことではない。
ベンチの背もたれにダラーッと体を預けて天を仰ぐ。
快晴だ。

「せっかく晴れてんのにクソみてーな依頼出しやがってあんにゃろー…」

ブレイド > 最近は墓穴ほったりドブさらったり、まともな仕事にありつけていない気がする。
いや、墓穴掘りは報酬は普通…よりも少し少ないくらいだったが。
穴掘りやかなんかだとでも思われているのだろうか?冒険者は。
そういえば、両方共ギルドの受付が斡旋してきた依頼だったような気がする。
むしろギルドの受付に舐められてるのか?
今度からは横着しないで自分で張り紙をしっかりと吟味しよう。
このままでは遺跡発掘の手伝いとか、埋蔵金さがしとか、馬鹿なじーさんやらおっさんやらのおもりを押し付けられかねない。

ブレイド > まぁ、華々しく化物を退治したり、財宝を見つけたりなどという夢を見ているわけではない
こういう泥臭い仕事をいくらでもこなして、小金を貯めていく。
たまに当たりを引くやつもいるが、そんなのごく一部。
自分の実力と相談すれば、小さな仕事を積み重ねていくのがやっとだ。
剣の腕だって…弱い…とは言い切れないものの、さほどではない。
ごろつきやチンピラくらいになら負けない。…必死になれば野盗三人にも勝てたが、自分も瀕死だったし…。
だが、実際に泥臭くなる必要はないわけで。
思わずため息が漏れる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2・公園」にマリアージュさんが現れました。
マリアージュ >  
おさんp・・・巡回のお仕事ですと。
とてとて、過ごしやすそうな場所を新しく探そうと。
腕には藤の籠におやつのお菓子とお飲み物を入れまして。
ボンネットの様なレース飾りのついた帽子を被りながら公園の中にと。

きょろ、きょろっとうろうろする姿なのですが。

「あ・・・!」

ベンチに座りますお姿を見ますと、小さな声を出して。
目を大きくしてまじまじと見ましたら。
少し首を傾げさせて、顎に指をあてて。ん~っと考えますと。
ぱっといたずらっ子な目つきになり、後ろに回って・・・と、
木陰を回ってベンチの後ろにいこうと、草木をがさがさ音をたてて回り道をするのです。

ブレイド > わりとぐったりとした様子で
見知った顔に気づかない。
ガサガサと揺れる葉音にすら注意を払わず、大きく伸びをして

「ふあ…あぁぁぁ…」

大きなあくび。
とりあえず風呂にでも行って泥落とすかー的なことを考えつつも
思いっきり気を抜いていて。

マリアージュ >  
「あ、あれ?。こっち?。こっちかしら?」

がさがさ、がさがさ。
ほんのちょっと道を外れただけで、ちょっと迷っている声なのですけれど。
草木を揺らして、忍ぶ様子がまるで見えないですが忍んでいるつもり一杯な子は。
後ろに出てくれば、「あっ、やっぱりあってましたわ!」と、小さな嬉しそうな声。
そこから、慌てて片手で口を抑えましたら、
バスケットを置いて、そろそろ、そろそろ。
喋らないようにして、ブレイド様のお目めを隠そうと両手を伸ばして・・・。

「くちゃい・・・」

お鼻を抑えまして眉を寄せますと、後ろに少し下がり。
そのまま転んで小さなお尻を地面にと。
「きゃんっ」とびっくりした声をあげて、でもこっそりでした、と慌てて両手で口を押えるのです。

ブレイド > 「んぅ?」

さすがにガサガサしすぎである。
声も聞こえて少し気になって後ろを見れば、尻餅をついたマリアージュ。
なんか逆に気の毒だ。

「お、あー…わ、わりぃ…。ちょっと依頼でな」

さすがに泥だけでも先に落としてきたほうが良かったか?
こうなると手を差し伸べていいものかすらも悩んでしまう。
水袋の水でも浴びるか?

マリアージュ >  
「――!?・・・」

口を両手で抑えましたまま、ぎゅっと目を瞑れば。
相手から見えなくなるかもと思って目を瞑るのですが。
すぐにゆっくりと片目をあけていきますと、こちらを見ている姿。

「みつかっちゃっいましたわ・・・探検のお仕事ですの?」

口元から手を外しますと、すこししょぼんとした様子を見せますが。
依頼、という言葉に目を輝かせて興味津々の様子を見せるのです。
香水を少し垂らしたハンカチを取り出しますと、それを鼻に当てまして。
バスケットを手に取りますと、のこのこ近づいていくのでした。
そして、ブレイド様のお姿を上から下にとじっくり見まして。
眉をまた寄せてしまうのです。

ブレイド > 「…探検つーか…まぁ、探しもんだな」

マリアージュの様子を見れば、自分はだいぶひどい格好をしているようだ。
まぁ、汚泥まみれ…というほどでもないが、綺麗だというわけでもない。
このままではろくに話もできまい。

「ちょっとまってろ?」

自分の荷物から水袋を取り出せば、手足を洗い流し
ついでに顔も洗ってしまう。
これで多少はマシ…といったところか。
服は服で洗わねばいけないが。

マリアージュ >  
ふんふん、とまっすぐな目で。首を上下に動かすのです。

「まあ!。探すのとか、わたくしも得意ですわ!」

目をきらきらとさせまして、自信満々な様子で言うのですけれど。
ちょっと離れていますのは、やっぱりブレイド様がくちゃいのです。
ゆっくりと回ってベンチに座ろうとするのですが、座るのはベンチの端っこで、
間にバスケットで壁を作るのです。
洗われた様子に、ハンカチを少し外して鼻が動きますが。
すぐに涙目でハンカチで抑えます。

「お兄ちゃん・・・お風呂、入られました方がいいと思いますの・・・。
 あっ、この街、おおきなお風呂があります場所もございますの!」

知ってるかしら?と、ちょっと胸をはってしまいます。
物知りマリアージュなのです。

ブレイド > 「探した結果がこうだけどな」

水まみれ泥まみれの姿を見下ろし肩をすくめる。
ちょっと離れて話されるのも少し傷つくが
お嬢様には少し厳しい臭いだというのも理解している。
風呂に入りたいとは思っていたのだ。

「あー、そうだな…。オレも一休みしてから風呂にでも浸かろうと思ってたとこだ。
あと、その風呂のある場所って…前に会っただろ。その宿で。
まぁ、このままだと嫌われちまいそうだから、さっさと浸かってくることにするか…」

臭そうにしているマリアージュの姿に苦笑して頬を掻く。
さすがにこのままではまずいだろう。

マリアージュ >  
その結果を見ますと、嫌そうなお顔になるのです。

「・・・わたくし、そういう具合になりますのは探したくありませんわ・・・」

探して汚れるのは別にいいのですけれど、臭いのはだめなのです。
涙目になってしまいます。

「そう、あの太ったにゃんこさんが居られますところですの!」

こくこくこくっと頷きますと、ぱあっと顔を明るくしまして。
ベンチから立ち上がりますと、「こっちですわ」と。
まったく違う方向にといそいそ足を運ぼうとするのです。

ブレイド > 「ま、今回は極端な例ってやつかもしんねーけど」

はぁ…と、肩を落としてため息。
自分だって嫌なのだ。こんなことをするのは。

「おい、どっち行くんだよ?
そっちに違う風呂のある店でもあんのか?」

自信満々にあるき出すマリアージュ。
あまりに迷いなく歩くので、間違った道だとはおもわない。
だが、どこか抜けてる彼女のことなので、いちおう確認は取る。

マリアージュ >  
「・・・?。
 にゃんこさんと、今は綺麗な花が咲いております、大きなお風呂があるお店ですわ?」

振り返りまして、目をぱちぱちとさせるのです。
忘れましたの?、と言うように首を傾げさせるのですが。
顎に指をあてて空をみますと、ん~~、と。

「・・・こっちですわ」

笑顔で少しはにかみますと、別の、またまったく違う方向に行こうとするのです。

ブレイド > 「……」

一度、マリアージュについてみたらどこにつくのか試したくなるような気もするが…
そうなったら風呂につかれるのはいつになるのかわかったもんじゃない。
笑顔を見せるマリアージュ…抜けているのは相変わらずか。

「こっちじゃねーのか?」

九頭龍の水浴び場だっただろうか?
そうならばまったく違う方向なのだが…。
まだ彼女が言う宿が別の店である可能性は捨てきれない。
マリアージュについていく。

マリアージュ >  
にこにこと、ブレイド様がついて来られますのを待つ笑顔です。
ばっちり覚えている、お店への生き方。
頼りある騎士様であるのを見せるところと内心頑張るのです。

「――?、そっち、だったかしら・・・?。
 えと、まっすぐ歩きまして、そしたらいつも赤いエプロンの方が居られるお店を、左に曲がるのですわ?」

ちょっと首を傾げさせながらも、自信満々にと足を向けるのです。
ブレイド様の1mほど前。
手をつなぎたいのか時々振り返る顔の視線はブレイド様の手に行くのですが。

「そのあと、にゃんこさんが日向ぼっこしてる場所がありまして。
 ちょっと撫でてからあるきますと、わんこさんが待っておりますから。
 その子も撫でましてから、右か左の道にまがりましたら、
 時々、そのお風呂屋さんに行けますの」

自信満々に行き方を話すのです。
いつも、偶然に、行けているだけなのです。

ブレイド > 「お、おう…」

自信満々でいっている目印が何一つ目印になるものがない。
まさかここまでゆるふわだとは思わなかった。
なんとなくで店までよくいけているものだ。
むしろ、今日ちゃんと帰宅できるのかすら心配だ。

「ん、む…」

マリアージュの視線を感じる。感じるが……
水で洗って拭った程度だが大丈夫なのだろうか?
さすがに嫌がられないだろうか?

マリアージュ >  
目的とするお店の入り口はよく覚えているのですけれど、
お店のお名前もあやふや。
きょろきょろ、と知っているお店や人がいないかとする様子なおです。

「えと・・・たぶん、このまままっすぐですわ?」

ちょっと不安になったのか揺れる瞳を、振り返る顔に見せるのですが。
少し後ろに、ブレイド様に近づきますと。
その匂いに慌てて前にと足を早めたりとするのです。

「・・・あっ、あの人、きっとお風呂屋さんに行く方ですわ!」

指を刺すのは、タオルを持っただけの人。
あまりいい風体の方ではない人を指さしまして、
後を追いかけようと足を向けようとするのです。

ブレイド > 「あー…まて、まてって!」

さすがに追いかけていくのは止める。
このまま変なところに連れて行かれるのはさすがにこまるというか
自分はいいが、彼女が危険だ。

「きっとこっち、こっちだからよ。
マリアージュはこっちって言いたかったんだよな?」

やや無理やり方向転換させる構え。
マリアージュをたてつつも方向をかえていくスタイル。

マリアージュ >  
「え?、あ、はい・・・」

きょとんとしたお顔で、素直に足を止めるのです。
どうしましたの?、と首を小さくかしげさせまして。

「あっ!。そうかもしれませんわ!。
 お兄ちゃん、こっちですのっ!」

ぱぁっと表情を明るくしまして、ブレイド様の言われる方向にと足を向けるのです。
それはもう、自信満々な感じですが、道でなくて人や猫、犬をきょろきょろと見て探している様子なのです。

「あ、あの子はちょっと汚れたお家の方に住んでおられる子・・・」

唇に人差し指を当てまして、屋根の上をのんびり歩く少しやせた猫を見まして。
この子の行く方向とは違う方向・・・今行く方向だと確認するのです。
道は覚えていないのに、猫は覚えているのでした。

ブレイド > なんとか軌道修正に成功したようで
ほっと胸をなでおろす。
スタスタと、マリアージュについていくものの
道はあっているのだが、不安になる。

「猫、好きなんだな…あの猫も風呂に行くかもしんねーし
こっちだ、こっち。ほら、早く案内してくれねーと手も繋げねーぞ」

苦笑しながらそう言うしか無い。
自分もいつまでも臭いままではいたくないのだから。

マリアージュ >  
何を言ってますの?、と目を大きくして振り返るのです。

「お友達ですもの!。
 あの子は、砂浴びが好きですけど、水は嫌いですわ?」

まるで常識です、とでもいうような感じ。
そんなことまで見ている人は少ないでしょうに。
そのまま歩きかけて、ブレイド様に言われますと、
慌てていく道を変えて、こっちこっち、と前を案内です。

暫く歩きますと、見たことのある通り、
そして遠くに煙をあげています木造建築が見えてきます。
が、そっちではなくて。
軒下でのんびりしていた犬が立ち上がり、尻尾を振って「わんっ」と吼える姿。

「あっ、こんにちわですわ」

とわんこに挨拶して頭を撫でましてから。

「えと・・・この道のどっちかにあるのですけれど・・・」

きょろきょろとしてから、ブレイド様を振り返るのです。

ブレイド > 「えぇぇ……」

なんかやや注意されたような。
納得いかない。
そして、マリアージュのあとをついていくのだが…

見える煙にようやくたどり着いたかと思えば
なんか変な方向に折れた。
というか、犬に気を取られてあっという間に道を見失っている。
なんなんだ、この娘…ほんとに大丈夫なのだろうか?

「えーと、たぶん…あっちなんじゃねぇなかな…?」

煙の見える方向を指さしつつカクリと頭を力なく垂れる。