2018/04/24 のログ
ブレイド > 「っ…な、なんだよ、そーいうことかよ…。もっとわかりやすく言えってんだ」

笑われるとかぁっと顔を赤くして。
一人で熱くなってしまったのが…また、勘違いで先走ってしまったのがさすがに恥ずかしく。
悪態をつきながらも、染まった頬を隠すように片手で顔を拭う。

「まあ、そういうことなら…別に構わねー。
アンタが危険な目にあわないならそんでいい。でも、少しでもヤバい空気になったらアンタは逃げろよ?
オレが捕まったとこでなんてこたねーが、アンタはやべーだろ?」

自分は一介の冒険者でしかないし、男だ。
彼女が捕まるよりは悲惨なことにはならないだろう。

レナーテ > 「ごめんなさい、でも心配してくれたのは嬉しいですよ?」

真っ赤になっていく様子に、クスクスと微笑みながら見つめ返す。
視線を遮るような掌も、それだけ思ってくれたことだと思うと、笑みは深まるばかり。

「ではそれで行きましょう。その時はちゃんと逃げますけど……そちらも逃げれるように、小細工の一つぐらいはしますよ?」

何度か頷き、肯定するものの彼が捕まることはこちらも良しとしなかった。
別段、男に役目がないわけではなく、女ほど目立たないだけだ。
男娼として売り飛ばすのも、闘技場の餌として払い下げるも金にする手段はいくらでもある腐った世界なのだから。
早速というように鞄を肩から下ろすと、スカートに掛けられたベルトを外し、ビンやポーチが連なったそれを鞄の中へ突っ込んでいく。
代わりに香水瓶程度の小さな瓶を取り出し、袖の内側に保険として仕込んでいった。
更に背中に回していた魔法銃も下ろし、彼へと差し出していく。

「ではこれを……後は縛って連れて行ってください。それと、遅くなりましたが…私はレナーテ、組合長の秘書……というか、面倒事押し付けられ役をしてます」

これからお互いに賭けに出るのだから、名前ぐらい走っておきたい。
こちらから先に名乗ると、彼を見つめながら視線で名を問い返す。

ブレイド > 「ブレイド。ブレイド=エッジ。知っての通りただの冒険者…駆け出しの、がつくけどな」

赤みも取れた顔でレナーテと名乗る少女を見つめ返す。
そして自身も名を名乗れば荷物を受け取り、彼女をロープで拘束していく。
やはりと言うかなんというか、『味方』を縛るのはあまり気持ちがいいものではないが。
緩めにするかキツめにするかの加減も難しいところではある。
結果として手心が加えられることとなったが。

「っと、そうだ…いちおう…」

はらりとフードをおとす。
中の黒い髪…の上の黒い猫の耳をピコピコと動かしてからまたかぶり直し。

「ま、こういうことだ。んじゃ、いくか…」

レナーテ > 「ブレイドさん、ですね……よろしくです。ふふっ、駆け出しとかより、優しいってつけたほうがいいかもですね?」

案じてくれたことを茶化すわけではないが、その言葉が彼には似合うと思えば、花咲くような柔らかな微笑みで告げる。
荷物は小銃はともかく、ベルトや鞄はぎっしりと荷物が詰まっているせいか、見た目よりも重たい重量感を伝えるだろう。
後手に手首を重ねて彼の縄を受けていくと、少しだけ隙間のある縛り方に、やはり優しい人だと笑みのままだった。
意味深な言葉と共にフードが取り払われると、自身と同じ様な猫耳に口角を上げていく。
それもあって余計気になるのだろうと思うと、彼の言葉に頷き、引かれるがまま奴隷商の店へと向かう。
俯いたまま、過去を思い出しながら表情を殺していき、捕まったと装っていく。
そんな自信を見れば、先程の売り手の男も、何事かと目を丸くするだろう。
――ちょうどよく、件の奴隷商も戻ってきたらしく、奥からその顔をのぞかせた。

ブレイド > 「くすぐってーこと言うなよ…」

せっかく赤みが取れたというのに、また少し朱がさしてしまう。
わりと重たい荷物は彼女のものと知られ、奪われないようにと自分の道具袋にまとめて突っ込んでしまう。
準備がすめば小声でブツクサと文句を言いながらもレナーテを奴隷商の店へと連れて行く。タイミングもバッチリだ。

「よー、さっきの売れっぷりは爽快だったな。
で、そのついでといっちゃなんだが、オレもご相伴に預からせてもらってもいいかい?
みてのとおり土産もあるんでよ。一人のところをまんまとしてやりゃこんなもんさ」

できるだけ悪辣な声と表情を作って奴隷商に話しかける。
下衆のまねごとではあるものの、もともと目つきが悪いせいかあまり違和感はないだろう。

レナーテ > こちらの言葉に素直に反応する様子も、やはり心根のいい人なのだろうと思う要因。
見た目のガラの悪さというのは、色々と経験してきた今となっては、中身を決め切るには大きな判断材料にもならない。
そうして先程までの雰囲気を全て隠しながら、金蔓とされたふりをして、彼等の前へと引き出されていった。

『これはこれは、お得意様の秘書殿じゃねぇか。坊主、とっ捕まえるところ、見られてねぇだろうな? まぁ、そうだとしても……こいつをペットにして憂さ晴らしてぇ奴は多いだろうよ、昔みてぇにしてやってな?』

「……その前に、噛み殺してあげます」

機嫌良さそうにペラペラと喋る商人は、こちらの過去を多少なり知っていたらしい。
古傷をワザと触るような言葉に、視線をそらすようにしながら悪態をつけば、おお怖いと嘘くさい言葉を吐き出す。

『それで幾ら欲しいんだ? 馬鹿みてぇ金ふっかけるんじゃねぇぞ? こんな商品卸すのも楽じゃねぇんだからよ』

下卑た笑みを浮かべながらしゃがみ込み、彼をみやりながら代価を問う商人。
弄ぶように前髪の感触を楽しみ、白い頬を撫で回す掌に、不愉快そうに顔をしかめながら瞳を閉ざす。
確りと捕まった奴隷役を演じながらも、後は彼がカマをかけるのを待つばかりか。

ブレイド > 「そんなヘマしてたらとっくにお縄になってるぜ?安心しろよ。
便所の個室なんてな誰の目も届くもんじゃねーさ」

下衆な冗談を返すも、腸はグラグラと煮えている。
昔という言葉、まぁ…そういうことなのだろう。
だが、怒りを抑え、殺気を抑え、演技を続ける。

「まぁ、そういそぐなよ。噛み殺すとかなかなか威勢のいいメス猫なんだがよ…
このまま引き渡してもそれこそ売りモンになんねーだろ?
なんかおとなしくする方法でもあんのか?」

あえて遠回しに聞く、下衆の商売人特有の自慢グセがこいつにもあれば楽なのだが。
企業秘密とするか見せびらかすかは五分といったところ…。

レナーテ > そりゃ確かにと彼のそれらしい言葉に、愉快そうに笑いながら丸い腹を突き出していく。
過去をほじくり返され、痛みに耐えるのと同時に彼の優しさが怒りへ変わるのではないかと不安を覚えるも…今は抑えられているようだ。

『その分、昔見てぇに男を喘がせる人形にした時の落差が楽しめるってもんだな。運がいいな坊主、ちょうどいいもんがあるぜ?』

演技を続ける彼の要望に、ニンマリと笑う商人は待ってましたと言わんばかりに手をすり合わせながら奥へと戻っていく。
すると、男が持ってきたのは柘榴色をした薬液が満ちた小瓶と、使い古された注射器。
商品を傷物にしないため、煮沸消毒はしているであろうそれでも、印字された目盛りがかすれたそれを見た瞬間、ぞわりと悪寒を覚えて、背中がピンと跳ねてしまい、瞳孔が震えはじめる。

『お国は駄目だって言ってる奴だよ、海の向こうから来たヤクだが、こいつはすげぇぜ? そいつみてぇな偉ぶった牝が、あっという間に頭かち割ったバカガキみてぇに、アホになってセックス中毒になるんだからよ』

開いた蓋から漂う危険な匂い、薬独特の匂いがあっという間に広がるそれは濃度が想像以上に濃いということだろう。
束縛、注射器、薬……確かに過去を思い出すトリガーはあった。
けれど、薬の強い匂いが本能に危険と幾度も知らせると、シリンダーに吸い上げていく姿から目を離せずにいた。
怖いと幾度も心の中で繰り返されると、壊れた時計のようにぎこちない動きで俯いていき、体が不規則に震える。
柘榴色を吹き溢し、空気抜きした注射器を片手に男はこちらへと近づいてくるが直視など出来なかった。

ブレイド > なんとか演技はバレていないようだ。相手もノッてきてくれた。
だが、レナーテの様子がおかしい。恐怖を感じている?注射器に?薬に?
演技だとしたら相当な役者ではあるが……そうとも思えない。

「へぇ、そりゃすげーな。ご禁制ってこたーそりゃーよぉく効くんだろうなぁ」

近づく男、レナーテは震えている。
その様子を下衆な表情で覗き込み、含み笑いを漏らす。
もちろん、演技だ。

「ほぉーん、こんな顔もできんのか。あっは、気に入ったぜ!おっさん、こいつ売るのはナシだ。
変わりにオレが連れて帰ってヒィヒィいわせてやるぜ。
で、物は相談なんだが…その薬、ゆずってくんねぇか?ダメなら、売ってるところ教えてくれよ。
そしたらよぉ、調教して従順になったこの牝猫の品評会でもひらこうってな。儲けの半分はアンタにくれてやるぜ?
どうだ?わりぃ話じゃねぇだろ?」

あとすこし、あとすこし…
うまくいけと祈るばかり。だめだとしたら彼女は今は動けない。
自分がなんとかするしかない。

レナーテ > トラウマを無理やり抉っていく匂いに、本気の反応を示してしまうと、商人も満足気に笑っていた。

『おうよ、ミレーのメスガキにどれぐらい持つか試したら、三本目を打とうとしたら、手首の肉が見えるぐらい暴れて枷を外そうとしたぐらいだぜ。まぁ、そいつは廃人になったから、裏の廃棄所に放ったがな?』

奴隷市場の裏手にあるという、奴隷達の墓場。
死んだなら埋めてもらえるだけマシ、生きていたら肉になるまで殴られるか、雨ざらしにされて野垂れ死ぬのを待つ。
少量でそこへ送れるほどの破壊力は、明らかに狂っている薬物であることを示していた。
理性は幾度も動けと体に司令を飛ばそうとするも、フラッシュバックする過去の映像に本能は従属へ逃げようとする。
理性と本能の衝突で、彼等の話が全く耳に入らず、俯いたまま金色の瞳が混乱に濁っていく。

『んだよ、つまらねぇな。 ぁ゛? ふざけんな、これ高ぇんだぞ!』

譲って欲しいといわれれば、金蔓を立たれた挙げ句のお強請りに不機嫌そうに商人が吐き捨てた。
しかし、後で設けの半値をやるといわれれば、怒りは引っ込んでいく。
悪くない、そんな顔を見せているが、考え込む様子を見せながら腕を組むと、そうだなと何か思いついたように切り出す。

『……いいだろう、くれてやるよ。その代わりに前金に1/4は払ってもらうぜ。こいつなら100万ゴルド掛けても、買う馬鹿はいるだろうからな。25万ゴルド、先に出せ。嫌なら……俺にも摘ませろよ、真面目ぶったツラを牝の顔にしてやりてぇからな』

後少しというところで掛けられる難題は、金か女かの二択。
本気の恐怖に騙されすぎたことが仇となり、商人の欲を煽ったのだろう。
その言葉に、何も言えずに顔を上げると、薄っすらと涙が滲んだ瞳が二人を交互に見やる。
先程までの柔らかな笑みなど、微塵の欠片もない。

ブレイド > 商人の発言に一瞬我を忘れそうになる。
だが、だめだ。ここで手が出てしまえばふたりとも捕まる。
そうなれば、今の言葉と同じことが繰り返されるだけ。対象は自分たちになるが。

「まー……そーだろな…。こんだけの上玉だ。そんくらい出すやつもいるだろうよ」

25万。ふっかけてくるとは思ったが…そんな大金はもちあわせていない。
冷や汗が一筋…流れそうになるが、気力で堪える。
手はぎりぎりと音を立てそうなほど強く握られているが、それを悟らせないように。
だが、金はない…金はないが…

「そうだな。25万なんてケチなこたいわねー。こいつ、みろよ」

道具袋を漁って取り出したのはドラゴンの鱗。
売れば楽に家が立つほどの値打ちの代物だと聞いた。嘘か真かわからないが25万を超える価値のものと言ったらこれしかもっていない。

「ほんものだぜ?へへ、オレはよ、こんなトカゲの鱗よかこの女が欲しくなっちまったんだ。
あんたは金と鱗、オレは女と薬。どうだ?等価どころかアンタの丸儲けだろ?」

レナーテ > ほんの僅かだが、それこそ戦いや殺し合いの場に身を置く人間であれば、意識を集中してやっと捉えられるような僅かな怒り。
それが少しだけ理性を引っ張り上げてくれる。
彼が堪えているのに、自分が恐怖に突き落とされたまま震えるだけでは意味がない。
餌のふりをしながらも少しは誘導せねばと思っていると、更に悪い方向へと話は流れそうになる。

「っ……」

竜の鱗、山脈やあのティルヒアにも生息していた存在を見かけることすら珍しい生物の鱗を目にするのは初めてだった。
ただ、何処か神々しいものを感じるそれには、値打ちを感じさせられる。
だがそれは、ものを見ている人間であればわかるものであり、どうだろうかと疑る商人は鱗を凝視しても食指が動く様子はない。

『竜の鱗なぁ……本物かぁ? 幾らそのメスガキが欲しいからって、んなもん放り出すかってところだわな…』

逆に条件が良すぎた事が商人の疑いを深めてしまう。
寧ろ、金よりもと言いたげに欲に塗れた視線が肌に突き刺さると、再び恐怖が込み上がりそうになる。
喋らねば、そう思いながら唇を開いていく。

「鞄……に、私個人の……小切手が、あります。100万ゴルドぐらい……出せますから、それで……許してください…っ」

鞄を漁ればわかることだが、先程の小切手とは別に王都でも一番小さな銀行で発行される小切手の札が入っている。
自身の金ではなく、組織から手付かずの金と装うために、名義まで合わせた仮初の持ち金。
命乞いに金を差し出す、弱い娘を演じるために理性を抑えこむためにワザと過去を自ら覗きに行く。
爆ぜるように恐怖が脳内で溢れかえると、自然と頬を涙が伝い落ち、赦してと何度も繰り返しながら俯いた。

ブレイド > 「ちっ……」

訝しむ商人の反応…商人だと言うのに目利きもなっちゃいないのかと、内心焦りを覚える。
下卑た視線、虫酸が走る。拳を強く握りしめ、振り上げそうになったそのとき、彼女が震えた声で言葉を紡ぐ。
恐怖で身体も動かないだろうに…。
涙を流す彼女を前に、覚悟を決める。

「はぁ…なんで言っちまうかな。てめーのモンはオレのもんだろうがよ!ったく…
ま、こんな牝猫でも従順になるってなら安い買い物かもしれねぇな。
鱗が信じられねーならこいつを持ってってもいいぜ?まぁ、オレが試す前にアンタが試してもいいがよ
オレがこいつを食うのは初めてだろ?反応を先に見せられたんじゃ興ざめなんだよ。
男ならアンタもわかんだろ?」

彼女の言うように彼女のカバンから小切手を取り出し、ちらつかせる。
鱗、小切手、レナーテの三択を商人に迫る。
あくまで騙してはいないと、取引がしたいだけだというていで。

レナーテ > 「そんな……っ」

普段ならここまでのめり込んだ芝居をすることもないが、怒鳴りつけるような音に声が細く消えていく。
ポタポタと涙がこぼれ落ちていく中、苛立ちを露わにしながら選択肢を投げつける彼の勢いに押されたのか、わかったわかったと言わんばかりに掌を彼へ向けた。

『そう怒んなって、わかったよ。俺は目利きが聞かねぇから、そっちの小切手にさせてもらうぜ。よこしな?』

交換というように、男は側に置かれた木箱の上へ薬瓶を置いていく。
そして、握手の代わりに掌を重ねるようにして小切手を奪い取っていった。
既にサインは入れられてあり、後は出せるだけの額を掛けば引き出せるもの。
にんまりと笑う男の意識は金へと向かっていく、それでも自ら傷口を広げた心は落ち着く様子を見せない。

「……ここはもう、嫌です」

このフラッシュバックの現場から連れ出してほしいと、掠れた声が彼へ縋り付く。
その後、彼に連れられその場を離れるのだろう。
徐々に落ち着く中、取り乱したことを詫ながらも、痛みを誤魔化すように笑ってみせる。
――後日、彼がだまし取った薬で悪の芽は一つだけ、摘み取られることになった。

ブレイド > 「はぁ……わりぃ、怒鳴っちまって」

その場を立ち去れば、安堵のため息。
レナーテを縛っていた縄を解き、自らの未熟を詫びる。
あの状況では正しかっただろうが、彼女の感じていた恐怖は本物だったから。
結果は良かったとしても、それは言っておきたかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2・奴隷市場」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2・奴隷市場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 平民地区の外れにある小さな公園
遊具はなく、石畳といくつかのベンチと芝生、植え込みがある程度の簡素な公園のベンチにもそもそとたむろする野良猫達
どうやら、猫用のドライフードを食べてる様子
その隣には、小柄な一人の少年が、干し肉を齧ってた
痩身だが、華奢には見えない引き締まった身体をした、やけに目付きの悪い少年は、不満げに干し肉をかじる。
なにかに不満があるわけではない。素で目付きが悪いだけである。

グラスシエル > にゃあ、にゃあ、と野良猫がベンチに座る少年を見上げて鳴く
餌はいつの間にか無くなってて、今度はその干し肉を寄越せといわんばかりに鳴いて

「…っち、うっせーよ糞猫ども」

とかなんとか言いながら、フトコロにある干し肉をちぎって放り投げる。それに群がる猫達を一瞥してから、背もたれに背を預けて空を見上げる。昼寝には丁度いい気候だ

グラスシエル > 「ほれほれ、どけどけ食い終わったら」

猫をベンチからつまみ下ろす。そしてベンチに足を投げ出して昼寝の体勢に。
そのまま目をつぶって静かに昼寝を楽しむことに

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 今日も今日とて、半日で1人程でも客が入れば良い程度の繁盛具合。
当然、店番をする時間帯が1日の大半となる店主の行動は日によって違う。
在庫管理や棚卸などの定常業務と呼ばれる仕事など、気が向いたときにしかしないのである。

そんな訳で本日の作業は、写真選び。

最近徐々に充実し始めた、実在する女性諸氏にご協力(きっと任意)頂き作成したオナホールに添付する為のものである。
一応は身元を隠すべく、手で目線を隠している物を選ぶのが基本だが。
それが無ければ手ずから修正を入れる必要が出てくる。

カウンターの上に広がる写真の数々は、普通の顔写真であったり、ぶっ飛んでエロい嵌め撮りの写真であったりと多種多様。
まるで過去のアルバムを見て思い出に浸る様に、写真を選定しながらほっこりと目元を和らげていた。

今も、一枚の写真を手に取って。
その写真は、ピンク色のスライムに纏わりつかれた女性の姿が映っていた。
正しく、オナホの原型となる型を覚えた瞬間なのだろう。
前後の穴を透明な塊がみっちりと埋めている様が良く映っていた

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にマリアージュさんが現れました。
マリアージュ >  
お散po・・・街の見回り中に見つけたお店。
なんのお店かしら、と目を大きくさせて興味津々な様子を見せまして。
ゆっくりとお店の中に足を踏み入れます。
目についた、剣や鎧といったものに、とてとてと近づきますと、
おそるおそるという様子で、指先でちょん、と触ってから。
難しそうに眉を寄せるのです。

「やっぱり重そうですわ・・・でも、これだったら飛んで行ったりしませんかしら?」

顎に指をあてて首を傾げさせて小さな声でつぶやくのですが。
その細腕では持ち上げるのも無理そうな普通の剣を見ているのです。

ピング > そんな具合で写真をカウンターの上に広げ、一枚一枚堪能…もとい、検分しているとやってきた客。
その風体は何と言い表した物か――うん?と思わず首を傾げてしまった。

見覚えがある様な騎士様の学生服――但し男性用。
けれども下は、スカート。
そしてお顔は、愛らしい。

しかしてその客が見ている品は、鎧や剣と言ったちょっと似合いそうもない代物なのだ。
恐々と触るその様は、ある意味、見た目通りの反応なのだけれども。

「おおい…………お嬢ちゃん?
 どうしたどうした、そんな物騒なモンの前で。
 生憎と、軽くて使い勝手のいい武器なんて大層なモンは此処にゃあねぇぞい。」

声をかけ、少し迷ってから、結局口にしたのはお嬢ちゃん、と言った台詞。
カウンターの上に頬杖をつき、わはは、と笑いながら自らの店の品揃えの悪さを語るのだ。

マリアージュ >  
うにゅーん、うにゃーん、と。
変な声を出して、上半身をゆらゆらとさせて悩んでいる様子なのですが。
声を掛けられますと、「・・・はっ」と顔をあげましてから、
ゆっくりと声の方に顔を向けまして。
目をぱちくりとさせたあとに。

「・・・きゃぁっ!?
 び、びっくりしましたわ・・・」

両手の平を胸に当てまして、びっくりした表情に声。
ゆっくりと深呼吸をする仕草のあとに、
また目を大きく好奇心いっぱいの目を見せまして。

「わたくし、騎士ですのっ!。
 ――じゃあ、安全なもの?、モン?な軽くて飛んで行かない剣ならありますかしら?」

元気な声で言ったのちに、首を少し傾げさせて。
そんな剣があったらいいのに、と尋ねてみるのでした。

ピング >  
「…うん?騎士様?
 いやぁ、生憎とそんな大層なモンはどっちにしろねんだけどもな。
 あぁ、口が悪いのは許しとくれよ。嬢ちゃんは可愛いもんだからどうにも、畏まるのが難しいったらないな。」

騎士様、には到底見えず。
一応はご無礼を許して下さいなとお軽い調子で告げる口。信じているかどうかは、非常に微妙な台詞。
取りあえず、ちょいちょい、と手招きをして離れている距離を呼び寄せてみた。
カウンターの上には色々と写真が散らばっているが、まぁ気にはすまい。

「ウチにゃあ雑貨…あぁ、生活用品とか玩具の類ばっかだからのぅ。
 おぉ、そうだ。振り回すもんじゃあないが、女の子が装備するに相応しい剣はあるぞぅ。
 ほれ、こいつだ。夜の相棒にもなるってぇ、優れもんだぜぃ。」

言うなり、ごとん、と取り出したるはカウンターの隅にも飾ってあった極太ディルド。
成程、握り手はあるし形状も棒――否、剣とぎりぎり言えなくもない。
こんなものを腰から提げる騎士が居たらどんな異空間だと突っ込みが入りそうではあるが。
毎度の如くの調子でセクハラをかます。店主の趣味だ。
無駄に色もバリエーションがあり、黒に桃色、黄色に赤と様々だ。

マリアージュ >  
「はい、立派な騎士になりますの・・・。
 乱暴なお言葉も大丈夫ですわ。そういう言葉の方々もおられますのも判って――?」

ほんわかと暖かい笑顔で言ってましたら、ふと、顎に指をあてまして。
天井を少し見ましてから。
慌てたように両手を体の前でばたばたとさせながら。

「わ、わたくし。あの、オトコノコですの。
 オトコノコの立派な騎士になりますのっ」

ちょっと慌てた、わたわたとした言葉です。
顔がうっすらと桜色にするのですが。
手招きすると、きょとんとした様子を見せましてから。
とてとてと近づいてお店の方を見上げるのです。
なぁに?、と軽く首を傾げさせます。

「そんな剣がございますの?。
 ――?」

ぱあっと表情を明るくさせましてから、置かれたものをきょとんと見下ろします。

「剣・・・ですの・・・?。
 太いですし、ちょっと大きくて丸いですけど・・・」

首を傾げさせながら、恐る恐ると伸ばす手は。
重い物なんて持ったことがないような細い指と小さな手。
首を傾げさせながら、色が可愛らしい桃色のものに手を伸ばし掴んでみようとするのですが。
片手でつるつまむように持つには太すぎて、つるっとすべって、
ごとりと机に落ちます。

「・・・。
 太すぎますわ・・・でも・・・」

まじまじとまっすぐに剣?を見るのです。
何か見たことがあるような気がするのです。

ピング > 普通に会話を続けていたのだが、ふとした折に言葉を切り、今更のようにオトコ、と仰る目の前の少女。
うぅん、と少し唸ったものの、まぁそこには触れずに頷いておいた。大人の対応というやつだ。

して、剣とのたまい差し出したのは男根を模した大人の玩具。
それを見ての相手の反応は、何だかとってもちょろそうだった。

「おっとと。一応商品なんだ大事に扱っておくれよぅ。
 剣みてぇなもんだぁな。なぁに、大丈夫だ、そいつさえ装備しておけば牽制にはなるだろうよ。
 なにも剣を振り回すだけが戦いじゃあねぇってな。」

そりゃあ、こんなものを装備している相手を見れば警戒の一つもするだろうが。
或いは、逆に絡まれるかだが、それはさて置き。
黒色のそれを握り込み、相手に軽く突き付ける仕草は警棒の扱いにも似て。
その先っぽ、亀頭の形をした部分で、ちょん、と相手のお胸の先っぽを突いてみた。

「男だったらこれを突き付けられりゃあビビるだろうし、女の子にゃあ、それはそれはよぉ効くもんだ。
 言うても、ただこれを使って殴る、切るってぇ訳じゃあない。
 えぇと、騎士様?の名前はなんてぇんだい。とりあえず、ほれ。使い方教えちゃるから、少しスカート捲ってお股見せてみぃ。」

小振りな乳を、ふに、ふにん、と。
そのまま腹部に伝わせる様に擦り付けながら、セクハラを続行する次第。

マリアージュ >  
「あ、あの、ご、ごめんなさい・・・。
 そうですの・・・?」

剣?の説明に、ふぅん、と首を上下させるのです。
片手だと無理なので、両手で握るような仕草をしながら、
持てそうかどうかと少し悩むのですが。
突き付けられても、きょとんとした表情を見せるばかりですが。
胸の先をちょん、っとされますと。「ひゃん」と小さく声が出てしまいます。
見下ろして、胸を突くそれを見下ろしまして。

「こんなものが・・・怖いものなのですの?。
 痛くもありませんのに・・・。
 ――こ、こう・・・?」

首を傾げさせながら、スカートを両手でつまんでゆっくり持ち上げます。
レースのガーターで吊るしたストッキングの上、白い肌を僅かに見せて。
ぎりぎり下着が見えない程度だけ持ち上げるのです。
胸を突かれていますが、性的な意味に考えておらず。
きょとん、とした表情で瞬きしてお店の方を見上げるのでした。

ピング >  
「いんやぁ、傷もついてねぇし、まぁ良い良い。
 ひっひ♡ 大丈夫大丈夫、お手本見せるだけだから怖いこたぁねぇよぉ。」

事ここに至っても、相手からは危機感の類は感じられない。
それでも一応は、安心させるように――普通は安心等出来ないだろうが――声を重ねながら卑猥な玩具が相手の体の上を這い、下っていく。
少しばかりカウンターから身を乗りだし、遂には、捲られたスカートの奥へとその先端が入り込み。

「人に因るかもしれんがね。ほい、っと♡
 ここをぐりぐりしてると、段々力が抜けてくからなぁ。ほれ、もうちょい腰突き出してみぃ♡」

そのまま角度を変え、斜め下から軽く押し出すようにして。
先端をぐにぃ、とスカートの中、割れ目へと押し当てる様に。
一応は、まだ男である可能性もあるが故、その感触を確かめる様、先端でぐりぐりと電気アンマの要領で股間を刺激。
酷く楽し気な声と共に、間近で顔を覗き込みながら、ぐり、ぐに、ぐにゅ、と先っぽで捏ね上げる。

マリアージュ >  
「傷、ですの・・・?」

目をぱちくりとしましてから、スカートをより持ち上げまして、
ぎゅっと胸の前まで。
お臍が見えるぐらい持ち上げまして、レース紐のリボンで左右を留めたパンツが丸見えですが。
顔を下げて、まじまじと怪我とか太ももにしていないのを確認するのです。

「はい、怪我とかすぐ治りますから・・・。
 ふにゃ、冷たい・・・」

剣(?)が肌に触れますと、ぴくりっと細い身体を震わせまして。
目を瞑ってぷるぷるとするのです。

「こうですかしら・・・?」

小さなお尻をちょっと前に出すようにしますと。
剣?がおしっこのところに当たって、ふるふると震えるのです。

「んっ・・・あの、そこ、あまりぶるぶるさせたら・・・。
 んにゅ・・・」

ぎゅっと目を瞑って、太ももを合わせまして。
小さくゆっくりと両足をすりつけるような仕草。
極太な剣?だと壊れてしまいそうな、細い腰に小ぶりなお尻なのです。

ピング > 落とした玩具についての発言だったのだが、相手の勘違いは此方にとって眼福な光景だったので訂正はしない。
もう明らかに男ではない事が明白なのだが、それは良いのだろうか―――いや此方は大変結構なのだけれども。

「うん?怪我が治る?
 まぁ、どっちにしろ怪我はしてえぇもんでもないからのぅ。
 んん、そうそう、その姿勢でなぁ♡ 」

まじまじと此方も相手の肢体を眺めて鼻の下を伸ばしている。
傷一つない綺麗な素肌にほっこりと溜息を零しつつも、卑猥な玩具を股間に押し当てながら蠢かしているのだからもうどうにも。
ぐりんぐりんと円を描く様に蠢かし、布越しに股座を刺激し、捏ねる様。
腿を閉じる動きを見ると、その腿の間に挟み込む様にズッポリと押し込んで、まるで性交の様に前後へと蠢かし。
みっちりと張り詰めた亀頭の傘が、下着越しに股を引っ掻き、刺激する。

「ほれほれ♡
 中々抵抗できんもんだろう。おまんこぐりぐりしたら一発ってぇもんだ♡」

序に視線に力を籠め、服に覆われたその胸先へと集中する。
不可視の指が纏わりつき、きゅう、とその先端を捏ねる様に。
下肢では、ぐりっと押し付けたディルドでごしゅ、ごしゅ、と股を擦り、下着越しの素股の様な刺激を教え込み。

マリアージュ >  
「そう、ですけど・・・。
 あの、が、がんばりますわ・・・」

頬を薄く桜色に染めながらぎゅっと目を瞑り、体に力が入る様子。
薄いお腹を見せながら、ぷるぷると小さく震えていますと。
次第に、白いレースの下着が少し濡れてきた様子を見せるのです。

「ふっ、んっ・・・んにゅ・・・」

ぎゅっと唇を引き締めて頑張る様子を見せるのですが。
くちゅ、と音が小さくなった時。
おまんこ、と聞きまして。「あっ」と顔をあげてお店の方を見てから。
顔を下げて剣?を見下ろすのです。
動くそれをまじまじと見ましてから、顔をあげまして。

「――この剣、ご病気になって大きくなってしまったおちんちんさんに似てる・・・のかしら?」

最後は、自信がなくて眉を下げ首絵をかしげさせてしまうのです。
その間もくちゅ、と濡れて透け気味な下着、蜜が剣?に絡みつくのです。

ピング > 素直で健気な台詞を返す相手は矢張りどう見ても騎士には思えない。
思えないが、最早それは如何でも宜しい。
乳先を刺激していた不可視の指は、触り心地の良さそうな腹へと至り、さわさわと下腹部や臍の窪みを刺激し。
濡れた音を見せる下肢の反応に笑みを深めると、途端、相手から疑問の声が。

「………んん?
 おぉ、おぉ、そうだ!良く判ったなぁ。」

ぐりん、と強めに股間を擦ってからディルドを引き抜くと、ぬと、と蜜の糸を引き。
相手の脇下へと手を差し込むと、ひょいと持ち上げ――存外、軽かった――カウンターの上へと座らせる。
そうしてごそごそとズボンを寛げると、飛び出したるはディルドにそっくりな、勃起したペニスが飛び出して。

「実はこいつぁ、オイラのちんぽから型を取ったもんでな。
 ほれ、見てみぃ、そっくりじゃろ♡」

膝頭へと手を置いて、ぱかっと相手のお股を広げてから。
腰を寄せると、軽く上下へと揺らし――べっちん♡ と熱々に勃起したペニスを、濡れた下着越しに股へとぶつけた。

マリアージュ >  
「ん、ふゅ・・・!」

何かが下腹部を触る刺激に、身体をぴくりとさせますと。
見下ろすのですが何もなく、また首を傾げさせてしまうばかり。
くちゅ、と音をたて、下着に染み込んだ蜜が押し出されて太ももを垂れていきます。

「ひゃふっ・・・はう・・・。
 あ、あってますの・・・?
 ――あ、きゃあ・・・」

剣?を離されて体の力が抜けて、合っていたのに喜ぶ表情を見せようとすると。
軽く持ち上げられてしまうのに驚いてしまいます。
カウンターに膝を揃えて座るのですが、目の前に飛び込んでくるのは大きくなっているもので。

「えと、あの、はい・・・」

剣?と見比べるのですが、そのまま顔をあげれば、心配そな表情で。

「棒が、お、大きくなってますわ・・・毒が溜まってますわ・・・。
 苦しく、ありませんの・・・?。
 あ・・・」

膝に手を当てられ広げられますと、濡れた下着と、蜜に濡れた太もも。
肌が肌に振れると、勝手に流れる他者の全てを強化する力が少し流れていくのです。

「あの、きゃ、ひゃんっ・・・」

下着の上から触れられる、マリアージュの華奢な身体つきには
明らかに不釣り合い熱い大きく太い棒の感覚。
ぴくんっ、と細い身体を震わせます。

「そ、そっくり、ですの・・・?」

ピング > 首尾よく(?)悪戯が進む事態に興奮を昂らせ。
すっかりと怒張したペニスと、同じくらいに興奮に蕩けている股座への、一撃。
肉鞭めいた動きでびったん、と触れるペニスは、けれども触れた瞬間に更なる熱が湧き上がる。

「おっ?おぉっ?」

特に力を入れずとも、勝手に、びびくんっ、と脈打ち更にその怒張を強める様。
打ち揚げられた魚の如く、相手の股の間でペニスが脈動し、びち、びちんっ、と染みだす蜜を纏わせながら幾度もお股を叩く次第。

「ふぉ…♡
 おぉ、ちくと苦しいなぁ、こりゃあ。
 はっは、いっつもより勃ちがえぇわ、こりゃ。
 うん、うん、そっくりだろうそっくりだろう。これが男の武器ってぇもんよ。」

唸る様な零れる声は、ともすれば苦悶の声にも聞こえるかもしれない。
が、勿論喘いだが故の呻き声だ。
変わらず跳ね打つペニスが、びち、びち、と股を打ち、その刺激を強めるべく、指を足の付け根に寄せるとぐにゅりと左右へと引っ張る様に食い込ませ。
下着から粘膜を食み出させる様に広げた膣口へと、布越しに幾度も、肉鞭が。

マリアージュ >  
股の間を叩かれまして、びくっ、と身体を反応させますと。

「あの、大人しく・・・なりませんの・・・?」

細い指先を広げて両手の平で、叩く大きな棒を抑えようとするのですが。
柔らかい手が直接、その棒に触れてしまうのです。

「く、苦しいのでしたら。
 その、毒を出しましたほうが・・・。
 ――武器なのです?」

その棒が武器になるというのを初めて聞きましたので、きょとんとした視線を向けるのですが。
苦しそうな様子に、眉を下げて心配で少し泣きそうな表情。

「あっ、んんっ・・・!」

痴毛のないすべすべとした、まだ何も知らないような小さなアソコに食い込み。
桜色の肉を見せます。
そこに棒が振れると、びりりっとした感触が背骨を走ります。
先ほどより強い力がながれこんで、棒が常日頃よりも大きく太く、固くなっていくかもしれません。

ピング >  
「おぉ、すまんなぁ。
 今日はどうにも……っお♡
 妙にちんぽが暴れて暴れて…♡」

何も知らぬような少女であるのに、妙な所に聡いと言うか。
何かを勘違いしたまま知識を積んでいる様なその物言いは、確かに興奮するものだ。
しかして、それを鑑みてもこの勃起の度合いは可笑しい。
いや幾度かは斯様な、不思議な興奮と持続を覚えた経験はあるのだが。
それにしても目の前の相手が備えている様には思えぬのだが―――

「出し方が判るのかい!?あぁ、だったらお願いだよぉ。
 ちんぽから毒を追い出しとくれぃ。」

相手の台詞でその辺の疑問は霧散して、飛びついた。
粘膜同士を触れ合わせると更に伝わる、謎の元気の源。
ふぅ、はふ、と額に汗を浮かべて興奮の度合いを強めつつ、びゅぷ、と鈍い音を立てて溢れる熱い我慢汁が、広げた肉ビラを濡らし蜜を混じり合う。

マリアージュ >  
「ひゃんっ・・・!」

くちゃっと音をたてて叩かれまして、思わず声が漏れてしまいます。
慌てて、両手を口元に重ねておいて声を抑えようとするのです。

「・・・小さくしませんと、大変ですわよ?。
 それに、あの、きちんと治る時もありますから・・・」

それでも心配そうに言う声なのですが。
突然の声に、ちょっと背を後ろに逃がそうと身じろぎしてしまいます。

「あの、は、はい・・・わ、わかりましたわ・・・。
 えと・・・す、座って、くださいまし・・・」

汗をかき苦しそうな息と、興奮する様子に。
声を小さく不安そうにしながらも答えて、身を起そうとするのです。

ピング > 矢張り抑えが利かぬペニスの動きは、依然として相手の股間の上で脈打ち、跳ねて。
ぴち、びち、と沼の上で跳ねる魚の如き音を立て、どちらの体液かも判らぬ粘つく糸を纏わせていた。
相手からの思わぬ発言に、食いつく様に出たのが拙かったか、驚き怯えた様な仕草を見ると、くぅ、と堪える様に息を詰め。

「あぁ、あぁ、スマンなぁ。
 どうにも抑えが……ふぅ。あぁ、はよぅしてくれぇ♡」

いやしかし、矢張り落ち着く事が出来ぬこの焦燥感よ。
何時にも増して滾るペニスは椅子に座ると天を向き、ごぷごぷと溢れる汁の多さも既に軽い射精の様。
剣と嘯いたディルドよりも尚、立派に反り返るそれの根元を握り込み、どうにか角度を整えながら相手に請う様な台詞を向ける。
瞳孔に♡でも浮かびそうな勢いだ。

マリアージュ >  
ただでさえ華奢で小柄な体を少し小さくさせてしまい。
上目気味にお店の方を見るのです。

「あの、だ、大丈夫、です・・・。
 ご、ごめんなさい、その、治療、しますわ・・・」

上に被されると食べられそうで少し怖かったので、
ほっとした表情を見せますと。
んしょ、とカウンターから危なっかしくおりますと。
少し恥ずかしさもあってお尻を向けてから。
スカートをたくし上げて、下着のサイド紐をほどきますと。
ぺしゃり、と下着が落ちます。
小さなお尻に、まだ子供っぽさののこる無毛のあそこからたらりと蜜が落ちます。

それから、お店の方に「失礼します」と言ってから、
膝の上に乗ろうとするのです。
見やすいように、と背中を向け、スカートの裾を咥えて持ち上げて。
またがるって見下ろしまして。
その大きさに、ちょっと不安そうな横顔をみせるのですが。
股の真下になるようにと腰を動かします。

「あの、が、頑張りますから・・・」

ぎゅうっと目を瞑ると、腰をゆっくりと下ろしていくのです。
狭い入口は抵抗して、入ってくるときつくかみちぎるように締め付けます。
狭く熱い肉は細い管を無理矢理に割り開いているように、
みっちりと密着するのです。

「・・・っ」

少し痛そうな表情を浮かべてゆっくりと腰を下ろせば、
棒が中のものを破るような感触。
その痛みにびくんっ、とさせますと、余計にぎゅうぅっと締め付けてくるのです。

ピング > 流れから、てっきり手か口でのご奉仕かと思っていたのだが。
猛る興奮に身を震わせながら視線を向けていると、その先で脱ぎ落される下着の存在。
明らかに未成熟なその肢体は、けれども何故か今は興奮を煽る素材にしかならず。

ごくり、と喉を鳴らしながら背を向け、跨ってくるその光景から目を離せないでいた。

「おぉ、まさか、まさか…♡
 お、おっ、おっ…♡ は、きつ、おぉっ、っほ…♡」

健気な言葉と共に降ろされる腰と、亀頭を包む圧迫感。
濡れていても狭く、締め付けてくるその穴を広げる征服感。
僅かに感じる膜の抵抗感をあっさりと破り、深く貫くその感触は久しく味わっていないもの。
普段よりも興奮し、太く、けれども感度の上がる性器に伝わる肉の感触は、控えめに言っても極上だった。
余りの締め付けに僅かに苦悶の声を零す物の、それだって直ぐに伝わってくる性的刺激の前では前菜でしかない。

「おぉぉ…♡
 なんだぁ、このおまんこっ♡」

弾んだ声が零れると共、びびくんっ、と胎内で脈打つペニス。
にゅぐ、と子宮口を潰す様に嵌まり込んだ先端から、びゅぶっと我慢汁が射精の様に噴き零れ、粘膜をびちゅっと叩いた。

さてこれから始まるは、治療という名の性行為。
カウンターの中、膝の上に座る位置に収まる位置は、見ようによっては仲良く店番をする様にも見えようか。
しかして、その実態は――――