2018/03/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 「まったく、せっかく酒場に来てるのなら酒も楽しめばいいのに。なあ?」

料理に談笑にあるいは雰囲気。そういったものを楽しむのも正しい盛り場の楽しみ方だが、
それはそれとして酒を楽しめるなら楽しむべきだというのん兵衛の主張である。
あっという間にカラになったグラスを揺らして店主に酒を催促し、
カラのグラスを突っ返せば入れ替わりに出される薄いライムグリーンの酒。
一口飲んでみてれば先ほどとは比べ物にならない強い酒気に一瞬顔をしかめ。

「こいつは美味いが強いな…いや、飲むけどな」

嫌がらせかと半眼にはなりながらも美味いには違いがない。
舐めるように酒を飲みながら目を細め。

カイン > 「しかしこの店は華が無いのがこの店唯一の欠点だな。
 ま、美しい華を愛でたきゃ外に出ろって事なんだろうが」

ちらりと外を見ればそれこそ見目美しい客引きの数々が垣間見える。
場末とまではいわないまでも、店員にも女性がいないのも相まってむさ苦しく見えるのは如何ともしがたい。
酒を飲み進めるうちに軽く肩を揺らしてげんなりした表情を浮かべ。

「だからと言って店内から見るにはちと遠いやな」

カイン > 「ん、ごちそうさん。次もいい酒期待してる」

しばらく時間をかけてのんびりと酒を飲んだ後、
息を吐き出して空になったグラスに視線を向ける。
そのまま、大きく体を伸ばして立ち上がればそのまま代金を払い、
外へと去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」からカインさんが去りました。