2018/01/28 のログ
■カイン > 「後はそうだな、山椒にナツメグに…この時間じゃあ流石に市は開いてないよなあ」
凝りだすとそのまま凝ってしまうのが男独り身の悪い所。
供になる様な香辛料や他の食材を考えながらも人の波を眺めていた所で、
ふと思い至るのはその入手先。視線を上に向けると半月の月が至極高い位置にあるのを見て、
大よその時間の目算を立てたのだが当然空いている店などごく少数の時間帯。
ようやっと空になったコップを地面に置きながら、ペンを片手に思案する事数瞬。
「娼館の厨房にでも頼んで分けてもらうか」
下した結論は実に情けない物だった。何せ他に思いつかないのだから仕方ない。
■カイン > 「さあて…仕事もうようやく終わりだな。
一杯ひっかけて帰るとするか」
暫くぶりに娼婦が客を引っ掻けているのを見届ければ、
やっと終わったと言わんばかりに首を鳴らして娼館の中に入っていく。
結局、一休みしていた厨房にお邪魔して当然のようにいくばくかの食材をせしめて行ったとか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/娼館街」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカーレルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にゼナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からゼナさんが去りました。
■カーレル > 近隣の河川や湖沼より引かれた水の流れる疎水に掛けられた橋の上
橋を進みしばらく勧めば貴族や騎士、王族と言った上流階級の住まう街
反対に来た道を戻っていけば平民ら一般階級の住まう街と言わば境界のような意味合いも無いわけではない
聞いた所によればこの水路は生活用水だけでなく、有事の際は堀としても使えるようだが、
水路の作られたはるか昔に有効であったが現代に通用するか、と言われると疑問であった
「…」
寒いから、と言って部屋から一歩も出ないつもりでいたが腹は減る
食事に頓着しない身としては腹が満たされれば良いわけだが、生憎と食料品を切らしており、
結局、外へとでなければ行けない羽目となった
冒険者の賑わう酒場で食事をし、騒がしさから逃れるように腹ごなしの運動にこの辺りまで歩いてきたが、
流石に身体が冷えてきて。橋の欄干に寄りかかれば、紙巻きの煙草を咥えて、火を灯した
時折、眼の前を貴族の乗る馬車や、警備の兵などが行ったり来たりするのを眺めつつ、
この一服が終わったら家に戻ろう、と決めてぼんやりと馬車や兵士の行き来を眺める
■カーレル > やがて一服を終えて手に持っていた煙草を落として足で踏みつけ火種を消す
警備の兵の往来も多く長い事、ここに留まっていると面倒なことになるかもしれない
「寒いし、帰るか…」
欄干から離れれば平民地区の外れの方へ向かって歩きだす
未だ人通りの多い歓楽街の雑踏に紛れるようにして自宅へ向かって帰っていくのであった
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカーレルさんが去りました。