2017/12/21 のログ
イグナス > で、待てども待てども、雨はやまない。仕方ない、お天気のご機嫌ばかりはどうしようもない。
このまま待ちぼうけ、立ちっぱなしでは風邪をひくだけだし。
仕方ないとひとりため息をついて―――走った。ばしゃばしゃと派手に水音を立てながら、やっぱりずぶぬれになりながら、帰路を急ぎ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 平民地区の歓楽街にある酒場。寒さをかき消そうとでもするかのように
活気に浮かれる歓楽街の空気に引きずられたのか、
いつもよりも人の少ない割に騒々しい店内の中カウンターに腰掛けて、
複数の依頼書を広げて物色している男の姿があった。
酒はカウンターに置いているものの特に手を付けた様子もなく、
あまり面白く無さそうな表情で眼下の書類を眺め。

「なんというか平和だな。あんまり平和すぎて、仕事が無くなりそうだ」

居並ぶ依頼はそれこそ簡単な頼みごとが主である。
傭兵らしい、荒事の依頼は殆ど無い。冬という事もあって戦線が小健状態になったせいで国軍が張り切ってるらしいのか、
目に見えてここ最近大きな依頼が減っている気がした。正に商売あがったりだ。

カイン > 「ここまで平和だと暫く用心棒でもやったほうが良いのかもしれんな。
 それか冒険者の真似事でもして遺跡にでも潜ってみるか?」

一山当てれば大きいのが遺跡というものである。
心得がまったくないわけではないだけにいけないことはないが、
ハズレも多いだけに暇を潰すにも微妙な自分の考えに肩を竦め、
酒を一口煽って息を吐く。大人しくしていたほうが良いかと苦笑い。

カイン > 「仕方ない、明日はいい仕事がでてることを祈って寝るとするか。
 マスター。勘定頼む」

店主に向かって言いながら立ち上がり、支払いを終えればそのまま踵を返して店内から去ってゆくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」からカインさんが去りました。