2017/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夜でもそこそこに賑わいのある、平民地区の大通り。
その一画に並ぶ屋台の一つ。

シェンヤン産の麺料理を提供している屋台で、金髪の男は黙々と湯気を立てる丼から麺を啜っていた。
一言もなく、ズルズル……と麺をすする音だけが響いていて。

「……。うむ、おかわりだ」

やがて丼を持ち上げスープまで飲み干し、男がようやく発した言葉は店主に向かっての笑顔でおかわりの注文。
それを受けて次の一杯を用意し始める店主の動きを確認してから、男は空の丼を傍らに置いた。

──かちゃん、と音を立てて、既に高く積まれている丼に、また新たに一つ積み重なる。
男は既に8杯も食っていた。

ご案内:「」にエレイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイヌ/ネコさんが現れました。
イヌ/ネコ > 行き交う人々の合間を縫って、二人のミレー族が買出しに奮走する。
本格的な冬の寒さ。その訪れに、あわただしく必要なものを買いに急いでいる、というところ。

「ネコちゃん! あと何が残ってるかなぁ!」

美しく輝く銀の髪のミレー族が、相棒にそう尋ねる。
名を呼ばれた蒼い髪のミレー族は、振り向きながら短く返答。

『あとは薪にお酒かにゃ。やりやり。ご主人さまも手伝ってくれりゃいいのに。イヌちゃんもそう思わにゃい?』

メモを見ながらいうネコ。相棒たるイヌは、その言葉にため息を吐く。

「メイドの仕事を手伝う雇用主、とか。聞いたこと無いよ……。
 それに、今でも十分よくしてもらってるもん。そんなこと言わないほうが……」

相棒の暴言をたしなめるイヌではあったが。それを聞き、ネコは不満そうな表情になる。

『そりゃそうだけどにゃ。暴力も振るわない。虐待もしない。
 給料は払ってくれるし、エッチもしてくれる。
 いいご主人様だよにゃ。あの人は』

でも。不満を言いたい日もあるのさ。ネコの口調はそんな風に心の声を漏らしている。
ともあれ。二人のミレー族は買い物を無事終え。少し大通り脇のカフェで休憩することにしたのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレイプニルスさんが現れました。
クレイプニルス > 「おい、この猫野郎!待ちやがれ!」

―――カフェのある平民地区の一角を走る、平民服に身を包んだ冒険者…クレイプニルス。
その目の前には、彼から逃げる、一匹の猫……そう、この冒険者、猫探しをやっていたのだ。
とある貴族が飼っていた猫が逃げ出し、それを探す依頼があったのだが…クレイプニルスは、飲み比べで負けた罰ゲームとして、この下らない依頼を受けたのだ。
だが、依頼を受けたらまじめにやるのがこの男。しっかりと探し当てたはいいのだが…すばしっこい猫を捕まえきれず……

「あ、おい!」

そして、ネコはカフェの店員にぶつかり……彼が持っていた、熱い紅茶が、猫耳のミレー族メイドにかかってしまうだろうか……

「あ、す、すいません!メイドさん、や、火傷とかしませんでしたか?」

追いかけていた猫が起こした事故は自分の責任と、慌てて猫耳ミレーメイドに謝罪して…

イヌ/ネコ > 「ホットの豆茶を一つで」
『ホットミルク、ぬるめで』

カフェに入り、注文をする二人。雇われの身、と言っても。
扱いは奴隷というこの二人がこうして普通に生活できているのも。
ご主人様、という男のおかげ。二人はのんびりと飲み物を堪能しつつ。
雇用主の話で盛り上がっていたのだが。

『……んにゃ? ……』
「どうしたの、ネコちゃん」
『通りの向こうから男の声。ずいぶん慌ててる?
 ……こっち、来る』

ネコの耳が、何か尋常ならざる声を捉える。イヌにはまだ知覚できていない。
だが、次の瞬間。曲がり角から猫が飛び出し。追ってきた男性が、店員に衝突した。
空を舞うカップ。中にはホットの紅茶入り。見事、放物線を描いたそれは、ネコの頭に着地して……。

『んにゃああああああああああっっ!?
 あぢっ、あぢぢっ!?』

絶叫。慌てて立ち上がるネコ。イヌはそんなネコへと回復魔法をかけはじめる。

『ざ、ざっけんにゃ! オイアンタ! にゃんてことしてくれんのさ!』

怒り心頭、相手に文句を言うネコ。だが、イヌはそれをなだめながら。

「まぁまぁ。……あの。もしかして、こちらの猫ちゃんを追いかけていたんですか?」

差し出すように腕を伸ばすイヌ。その両腕には、相手が追いかけていた猫がすっぽり納まっており。にゃおん、などと恨めしげに鳴いていた。

クレイプニルス > 「いや、申し訳ない…」

そう紅茶をかけてしまった猫耳ミレーに謝罪。そして、犬耳ミレーが自分の追いかけていた猫を捕まえていてくれれば…

「あ、ありがとうございます!メイドさん。おら、このくそ猫野郎!お前のせいでメイドさんが紅茶濡れじゃないか!」

そう少し言葉遣い乱暴に猫を怒り、犬耳ミレーから猫を受け取ろうとすれば…ばしり!とクレイプニルスの手を引っかき、逃げて行って……

「いっ!あの猫野郎……!猫鍋にしてやろうか……!」

そう恨み節を言いつつも、紅茶をかけてしまった猫耳ミレーに向き合い

「すいません、あなたのメイド服を汚しちゃいましたね…
出来れば、弁償したいのですが……あいにく、俺はその日暮らしの冒険者。
そんなに高い金は持ってません…なので…ほかの事で、お詫びできればなと…」

そう申し訳なさそうに……ちなみに、実家には腐るほど金はあるが、そんな腐った金は使いたくないので、できれば自分でできる範囲でお詫びできることがあればなぁ…なんて思って。

イヌ/ネコ > 『申し訳ない、で済んだら憲兵はいらにゃいっつー……』
「落ち着いてってばネコちゃん。焼けどもなかったんだし。ね?」

怒りっぱなしのネコに対し、イヌはなだめ続け、腕の中の猫を、相手へと渡す。
だが、その瞬間。すばやく相手の腕を引っかき、逃走する猫。
あらら、とイヌとネコが思っているうちに、その姿は消えてしまい。

『ったく。ホントだにゃ。これ、一応ご主人様からの支給品にゃ?
 ……ふふ~ん。仕方ないにゃ。ネコは寛大だから、金はいらんにゃ。
 そのかわり~……』

謝罪を続ける相手に嫌味を言うネコだったが、お詫び、と聞いてその表情が変わる。
上目遣いに相手を見ながら、ニヤニヤ、と笑い。そのまま、メイド服の胸元を引っ張り、相手に慎ましいバストを見せ付ける。

『あ~。もしかしたら服の下は火傷しちゃってるかもしれないにゃあ。
 イヌちゃんの回復魔法はまだ未熟だからにゃあ。
 これは、しっかり確認してもらわないといけないかもだにゃ~』

あからさまに棒読みなセリフ。そのまま相手をちらり、と見る。
イヌはといえば、ネコの悪巧みに気づいたのだろう、それを辞めさせようとする。
そう。要するに、ネコは「身体で払え。すなわちセックスさせろ」と暗に言っているのである。

クレイプニルス > 金が要らないと言われれば、ほっと一息をつきかけるも……タダより高い物はないというのは、身に染みている。なにかいや~な予感…と思っていれば。

「へ…へ、へ?」

猫耳メイドが胸元を広げ、自分に見せつけて来れば…間抜けな声を上げて。
少し、相手の言っている意味を理解するのに時間を要し…きっかり5秒後。

「……あ、ああ。しっかり確認しなくちゃな。」

その意味を一応は理解したのだろう。生返事気味なのは、現実味が無いからか…初めて会ったメイドに誘われているのだ。中々ない体験である。

「ここの近くにさ、素泊まりできる宿があるんだ。そこで…その、確認させてもらうぜ」

そう言うと、猫耳メイドの小さな手を、自分の少しがさついた手でにぎり、貴族のくせでエスコートしようと…、そして、何か止めようとしている犬耳メイドの方を見て。

「犬耳メイドさん。あなたの同僚、お借りしますが……あなたはどうします?」

そう聞きつつ。空いている方の手を差し出して…

イヌ/ネコ > 暴走し始めた相棒の腕を引っ張り、淫らなことはやめさせようとするイヌ。
しかし、ネコはそんなのお構い無しに相手を誘惑し。

『へ? じゃねーにゃよ。情けない声出して。
 お前さん、チンコ付いてんのかにゃ?』

とぼけたような声を上げる相手に、ネコはずいぶんと失礼なことを言う。
そのまま、相手が誘いに乗ってくれば。

『ふひひっ。話が早くて助かるにゃー♪
 じゃあまぁ、早速案内してもらうにゃ』

悪い顔で笑いつつ、ネコは相手の手を握り返し、子供のように屈託無く笑う。
イヌは、同じように声をかけられ。少し戸惑うようにきょろきょろとあたりを伺うものの。

「で、では。私も付いていきます。
 ネコちゃんが変なこととかを、しないように。監視します」

胸を張り、そう言うイヌだったが。その表情、特に頬の赤みは、行為への期待が溢れてしまっているがゆえ。
差し伸べられた手を、イヌも握り返し。二人は、相手のエスコートに従っていく。

クレイプニルス > 「ちんこ付いてんのかって……こう見えても俺、経験豊富だぜ?」

相手のとんでもない発言にはそう苦笑しつつ、しかし怒りはしない。
これでも冒険者として、貴族としていろんな女を抱いてきたのだ。
舐められてはたまった物ではないなと、これから始まるであろう行為に、思わず口の端が上がるのを堪えられず…

「そう言えば、君たち、名前は?俺はクレイプニルスって言うんだ」

そう宿までの道で相手の名を聞きつつ…宿に到着。宿の人間にビックサイズのベッドのある部屋を素泊まりでとってもらう。
だが…メイド服のミレー二人を両手に連れた冒険者が宿で素泊まり…ずいぶんと良い趣味をした冒険者だと思われたのだろう。
部屋には甘―い香りのお香が炊かれ、カーテンが閉められ薄暗く、ろうそくの光がいやらしい。
しかも、宿の人間は何を思ったのか、首輪やら鞭やらを用意していて…

「……俺、明日からこの宿使えない……」

そうげんなりしつつも、二人が部屋に入れば……

「さ、しっかりと確認させてもらうからさ……メイド服、脱げよ。
それとも、脱がせたほうがいいか?」

そうにやりと。オスの表情

イヌ/ネコ > 『ふ~ん? 男でそう言うことを早々と切り出すのは大抵テク無しにゃ。
 まぁ、実際の所は味わってから判断させてもらうにゃ』

先ほどまで猫相手に走り回っていたであろう姿からは想像できない自信満々の言葉に、ネコもまた、ニヤリ、と笑う。
イヌはその二人の会話を聞き、頭を抱えてはいるが。

「えっと、私は、イヌ、って言います」
『んで、私がネコにゃ』

簡潔に、自己紹介をする二人。宿にたどり着き、部屋に移動する間に更に詳しく説明をする。

「冒険者の、セイン=ディバン様にお仕えしております。
 本名はふたりともあるのですが。奴隷身分なので名乗っているのは別の名でして」

イヌが苦笑いしながら言うのと、部屋の中に入るのは同時で。
大きなベッドにネコは興奮した様子で。ぴょ~ん、とベッドに飛び込み。
イヌは、どうしようか、と困った様子を見せている。

『にゃふっ。せっかちにゃ~。
 まぁ、話が早いのは良いことにゃ。早漏じゃないかぎりは、にゃけど』

相手の指示に、ネコは楽しげに笑い。ゆっくりとメイド服を脱いでいく。
まるで安酒場で娼婦がするような。焦らすような、舞を舞うような脱ぎ方だ。
メイド服一式と、下着を脱ぎ終えれば。そこにはまだ未発達な裸身を晒すネコが現れ。
しかして、ろうそくの微かな光は、ネコの秘裂付近が湿っているのを照らし、明らかにしていた。

なお、イヌは赤面しつつ、自分も脱ぐべきか否か、と未だに迷っている。
だがもじもじと両足、その太ももをこすり合わせる仕草をしているあたり、色々と時間の問題だろう。

クレイプニルス > 「ははは。言ってくれるじゃないか。じゃあ、俺も君の体をたっぷりと味わおうかな。
明日、立てなくなても知らないぜ?」

テクなしと言われれば、流石にカチンときて、少し、こちらも挑発するようなことを言ってみて。名を聞けば。
ずいぶんと適当につけられた名前だなと思いつつも、相手が気にしていないのなら気にしない。
そして、仕えている人の名前を聞けば、フームと考えて。

「そういえば、性別の変わる変わった冒険者の話は聞いた事があるけど…その人のメイドさんか。」

そう言うが、主人さんについてはよくは知らない。
そしてネコがベッドに乗り、相手が服を脱ぎやれば…

「へぇ……ずいぶんと可愛らしい体だね。けっこう好みだな」

そう言いながらも、自分も服を脱ぎ、全裸に。細身ながらも引き締まり、しっかりと冒険者として鍛えてあるののわかる傷跡のある肉体と、まだ固くはなっていないが、しっかりと太さと長さを見せつけてくるチンコが見えるだろう。

「さ、じゃあ……」

そう言いながら、自身もベッドに乗り…そっとネコの肩に手を置けば

「火傷してないか…しっかり確認するぜ。ん……チュ…クチュ……」

そう軽いリップ音を立てながら、唇同士を合わせて…その小さな口内に、舌を忍び込ませれば…相手の舌を絡めつつ、しっかりと味わって…

「ま、キスが何の確認になるか知らないけどね。さ、イヌちゃんも、おいで」

そう言って、手招きして……ネコの首筋をカプリと甘噛みしつつ…

「ん……美味しい」

そんなことを言ったりしてみて。戯れて……