2017/11/30 のログ
■ボブ > (荷馬に繫がる手綱を握りながら今夜の宿に関して色々考えている男)
「う~~ん? とりあえず当たれるだけの宿に当たってみて、それでも宿が取れなかったら娼館にでも向かってみるかな?
宿は無くても荷馬車を預けられる所は取れるだろうから、この身一つだけだったら娼館に置くのも悪くはない選択だろう」
(取引の商談を優先した為、夕刻過ぎになってしまい、飛び込みで宿を取るのは難しいと認識している男は
いざとなったら娼婦を買い、その上で一夜の部屋を得ようと考えをまとめ、とりあえずは打てる手は打とうと
平民地区の宿の数々に荷馬車を走らせ、その姿を消していった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 夕刻の露店市場」にオルティニアさんが現れました。
■オルティニア > 『―――ンだとこらぁあッ!? テメェ今なンつったよ、オィイッ!!』
大勢の買い物客で賑わう夕刻の露店市場に、荒ぶる男の怒声が響く。
数多の瞠目が向けられる騒ぎの中心部、後ずさる買い物客が形作った空白の中には声音の主と思しき3人の若い男。
そして、黒茶の艶髪を夜会巻きにまとめ上げた、しかし、貴族というにはいささかカジュアルな服装の少女の姿。
ふわふわのファーの付いた白ケープは上品なれど、小柄な体躯にまるで見合わぬ巨乳を覆うのは若草色のラフな服装。
ワンピースの様に着込んでいてもチュニックでしかないその短裾からは、ミルク色の太腿が大胆に晒されて、ほっそりとしつつも柔らかそうな脚線に皮タイツが食い込む様子も艶かしく見せつける。
そんな少女相手にがなり声をぶつける男達は普段から似たようなトラブルを起こしているのだろう。
荒事に慣れた怒鳴り声は、安全距離から成り行きを見守る見物人さえ怯えさせる。
■オルティニア > にも関わらず、対する少女は震えもせずに真正面から相手を見上げ、いっそめんどくさそうな声音で言い返してのけた。
「―――あんた達、耳でも遠いのかしらぁ? いーい、もう一回だけゆってあげるから、今度はしっかり聞き取りなさい。」
一端言葉を切ったエルフ娘は、豊乳にそっと白手を添え、小さな顎を斜めにツンとつき上げて、見下すような視線を男達に向けて言い放つ。
「高貴なエルフ様にあんた達みたいなチンピラ風情が話しかけてんじゃないわよ。痛い目見ないうちにさっさとあたしの視界から消え失せなさい。」
さくらんぼの様に可憐な唇が囀る声音は、少女の見目を裏切らぬトーンの高い物。
少し鼻に掛かった様な可愛らしい声音と、あまりに挑発的なセリフの内容のギャップが、絶句した男達の顔を見る見る憤怒で染め上げる。
『――――い…いい気になってンじゃねェぞゴラァァアア゛ッ!!』
男の一人が硬く握った拳を振り上げ、小生意気な笑みを浮かべたエルフ娘の顔に怒りの男女平等パンチを浴びせようとする。
■オルティニア > 惨劇の予感に悲鳴が上がり、『え、衛兵を呼べ、急げっ!!』なんて声音も上がって周囲が騒然とする。
ここで「―――みぎゃんッ!?」とか奇声を上げて、碌な反応も出来ずにパンチを食らうというのも予想外な展開だろうが、そんな思いつきで己の顔を犠牲にする程の傾き者ではなかった。
――――そして、数分後。
石畳の上に転がるのは悪辣なチンピラ達。
鞘に入れたままのレイピアで散々に小突かれて、うめき声を上げつつピクピクしている。
エルフ娘と男達の外見を比べれば、予想外の結果に驚く観衆のざわめきも当然なのだが、己を世界の主人公と信じて疑わぬ傲慢エルフとしては、面白みのない妥当な結果でしかない。
これで終わりでは観客も納得せぬだろう、と妙なサービス精神を引っ張り出した少女は暴漢の腹部にブーツに包まれた小足をちょこんと乗せた。
「―――ハ、だから言ったでしょぉ? 痛い目見ないうちにいなくなれって。寛大なエルフ様の忠告を聞かなかったあんた達が悪いんだからね?」
得意げな笑みを浮かべ、それはそれはいい気分でぐりぐりと悪漢の腹を踏みつける。
オルティニアの体重など大した事ないので、その踏みつけはむしろくすぐったいくらいなのだが、チンピラは反撃もせずにされるがまま。
というのも、丈の短いチュニックの裾が、屈辱的な追い打ちに晒される男の視界に、初心な縦筋もくっきり刻んだ純白の下帯を写し込んでいたからである。
■オルティニア > 「はぁ…はぁ…、こ、これに懲りたら、今後二度とエルフ様には逆らわない事ねっ!」
何故か赤らめた頬に汗を浮かせ、呼吸を乱したエルフ娘が踏みつけを終了させた。
途中から変な気分になってしまっていたのは、えっちなシミを広げるパンツを視姦していたゴロツキだけでなく、周囲で見ていたギャラリーにもバレていた。
彼ら彼女らの目が妙にじとっとしているのがその証拠である。
「…………………。」
正しいことをしたはずなのに、責められているような居たたまれなさ。
その空気に耐えきれなくなったのか
「―――あ……悪は滅んだわっ。安心して買い物を続けなさいなっ!」
なんて捨て台詞にしか聞こえない言葉を残し、マント代わりのケープを翻したエルフは逃げるように露店市場を後にしたのだった。
ご案内:「王都マグメール 夕刻の露店市場」からオルティニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/洋装店」にティネさんが現れました。
■ティネ > 平民地区の一角のブティックの窓の隙間から
ふよふよと一匹の妖精の少女が紛れ込む。
店員や客はそれに気がつく様子がない。
勘の鋭いものならそれを視界に留めることができるだろう。
「ほへー」
蝶翅を羽ばたかせてはあちこちの品揃えを眺めている。
女性ものはもちろん気まぐれに男性ものまで。
もちろん手のひらサイズの妖精が着れるサイズなど見つからない。冷やかしである。
■ティネ > 「あ、これ大人っぽいー!
ちょっと穿いてみたいかもー」
女性下着のコーナーに入り込み、あれこれと品を物色し始める。
ぶら下がっているアダルティなランジェリーの一つに目をつけ、
全身で入り込んで揺らして遊び始める。
「これじゃ穿いてるんじゃなくて着てるのが近いなぁ……」
それも少し違う気がする。
下着をぶらぶらハンモックのように揺らすのは面白い。
ちょっといけない遊びだ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/洋装店」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 「ん~……こっちの透け透けのんもえぇんやけど、こっちの紐パンも捨てがたいんよねぇ……んん~~~……っ。」
ふにゃりふにゃりと黒尾を揺らし、2種類の卑猥な下着を見比べて真剣な顔で悩む猫娘。
凄腕冒険者として知られるキルシュナなので、両方買うという選択肢も当然の様にあるのだけど、そうした散財は最後の手段。
出来る限り悩んだ方が、買い物というのは楽しいのである。
そんな黒猫の視界の端、風もないのに揺れるショーツ。
猫娘が手にした赤のオーガンジーと同デザインの純白ショーツ。
「――――こ、これやっ、これに決めたぁっ!」
ずばっと伸ばした褐色の手指が、妖精の包まったショーツを鷲掴みにしようとする。
握りつぶすほどではないにせよ、ぎゅっとされたら思わず変な声が漏れるくらいの勢いである。
■ティネ > 「あぎゃー!」
近くに別の客が来ているというのにぶらぶらと揺らすのに夢中になっていた妖精は
ぎゅっと握られてアヒルみたいな悲鳴を上げてしまった。
「なにすんのー!! はなしなさーい!」
ショーツの内側からぺしぺしと叩いて自分の存在を伝えようとする。
中を覗くなら頬を膨らませた蝶翅の妖精の少女が見えるだろう。
■キルシュナ > 「―――――んにぁッ!?」
すべらかな下着に包まれた予想外の触感と、直後に漏れた奇妙な声。
さすがの猫娘も驚いて、思わずそれをべしんっと床に投げ捨てそうになるけれど、猫耳を震わせる声音はよくよく聞けば可愛らしい物。
すんでの所で踏みとどまり、真ん丸に見開いた金眼を寄せて、むぎゅりと鷲掴みにした下着の中身を確認する。
「――――な、なんや、妖精やん。ウチ、変な虫でも掴んでもうたんかと思て焦ったわぁ……。」
はふぅ…と安堵の溜息を零しつつ、手指の拘束を緩めてやる。
そうして改めて彼女に顔を近づけて
「にしても珍しなぁ。こないな街中で妖精見かけるっちゅうたら、変態貴族のオークションくらいなんやけど……おチビちゃん、一体ここで何しとるん?」
彼女の柔らかく掴んだまま、逆手の人差し指を伸ばして柔らかそうな頬をうりうりとつついてみる。
■ティネ > 「虫じゃないーッ!」
NGワードだったらしく牙を剥いて吠えたける。
しかし掴む力が緩まり、頬をうりうりされれば
その剣幕も弱まる。
手から逃れようとする気配は今のところない。
「そっちこそヘンな訛りだねー。
変態ナントカはしらないけど、レディーが洋服屋さんですることなんてそんなにないでしょ。
うぃんどーしょっぴんぐってやつ!」
なぜかしたり顔でそう言う。
■キルシュナ > 「にゃははははっ、おチビちゃん、かわえぇなぁ。なんや尻尾がうずうずしてまうわぁ。」
虫扱いに憤慨する様子が愛らしく、思わず笑い声を上げてしまう。
小さな騒ぎに怪訝そうな目を向けてくる店員を、ごまかしの笑顔にて追い払いつつ、猫娘は手のひらサイズの妖精に興味津々の金眼を戻した。
爛々と輝く瞳は、ネズミを見つけた猫を思わせるかも知れない。
無論、こんな可愛らしい子を死ぬまで甚振るなんて酷い事はしないのだが、色々と悪戯してみたくなるのは猫族としての本能なのか。
大きな口が獰猛そうな八重歯を覗かせ、にひひひひぃ…っと不穏な笑みを形作る。
「―――ん? あぁ、せやね。ウチ、少し前まで西方におったから、そっちで妙な訛りが移ってしまったんよ。おチビちゃんはショッピングかいな。ふふふ、なんや良さそうなもんはあった?」
得意げな顔でこまっしゃくれたセリフを放つ妖精に、尻尾の疼きがますます強まる。
■ティネ > 「む~~……。
ボクはおチビちゃんじゃない!
ティネって名前があるんです!」
悪びれず笑う彼女に抗議の声を上げる。
邪気があるわけではなさそうなので、そう本気で憤っているというわけでもない。
しかし、自分を食べてしまえそうに大きな口を歪ませた笑みを前にすると、
ヒエッと掌の上でたじろいでしまう。
「いろいろ見つけたよー。洒落た外套も、
レディーの魅力を引き立てる下着も……
あいにくと、ちょっとだけボクの背丈が足りないみたいだけどね」
片目をつむり、嘆息してそう答えて見せる。
■キルシュナ > 「にひひっ、そかそか。ティネちゃんっていうんやね。ウチはキルシュナっちゅう冒険者やねん。よろしゅうな~♪」
ぴょこんと立てた小指にて、シェイクハンドをねだりつつ、ゆるい拘束を解きはしない。
続く言葉に
「あ~……それは困るなぁ。うんうん、分かる、分かるなぁ。」
と適当な相槌で会話をつなげ、悪戯猫は虎視眈々と妖精少女の油断を誘う。
そんなことしなくても、脇の甘そうなこの子にはいともあっさり色々とやれてしまいそうなのだが、一流のハンターは手抜きなどしないのだ。
「とりあえずはあれやね。妖精さんに出会った時の礼儀を果たさなあかん。 ―――ちゅうことでぇ………ちょいとしっつれぇい~☆」
そんな意味不明なセリフをきっかけに、猫娘は褐色の指先をひょいと伸ばした。
無造作な動きは彼女の体躯に合わせた小さなワンピースの裾をつまみ、そのままペロンと捲りあげようとするのである。
その際、少女を掴んでいた手がリュートの弦を押さえる吟遊詩人の如き動きを見せて、彼女が逃げられないようにその両腕を拘束しようとさえするのだ。
■ティネ > 「はいはいよろしく~。
……なんかテキトーじゃない? いいけどさー」
相槌には微妙に訝しげな顔をしつつも、小指を小さな手で握って挨拶する。
警戒がないわけではない(当人比)が、根本的なところで危機意識が足りないのだ。
歳の近い同性相手ならばなおさらに。
「へ? 礼儀? ちょっ、わ――っ」
赤子の手をひねるほうがまだ大変だった。
人形に対してそうするように、あっけなく裾がめくられる。
下には何もはいていない。
ミニチュアサイズながらも、女性器が存在しているのがわかる。
つぶさに観察すれば、淡く毛すら生えているのが見えるだろう。
「な、な、な、なにすんのさー!! やめろよー!!」
当然ながら、顔を真赤にしてもがき暴れて拘束を解こうとするが、
全力を込めても文字通り指一本動かせやしないだろう。
悲しいぐらいに非力だった。
■キルシュナ > キルシュナは、綺麗な服を着せられた人形などを見かけたら、当たり前のような顔をしてスカートを捲って下着の有無を確認するエロ猫である。
可愛らしい妖精の無防備に揺れるスカートを見た時から、ずっと中身が気になっていたのだ。
過去に出会った妖精たちにも挨拶のごとく同様の行為を行っては、友好関係を台無しにしてきたというのに、未だに全く懲りていない。
「きゃ~~~んっ☆ ティネちんってば、だ・い・た・んぅ~♪」
予想通り、彼女は何も穿いていなかった。
可愛らしい割れ目の周辺に、淡い翳りが存在したのは流石に予想外なれど、それは逆にエロ猫的にポイントアップ項目である。
「にゃははははははっ、妖精さんにもおまんこ毛、生えたりするんやねぇ。ウチ、初めてみたわぁ。」
手の中でじたばたと暴れる弱々しい抵抗がむしろ心地良い。
鼻息が当たる程の至近距離からじっくりたっぷり舐る様に恥部観察を続けた後、真っ赤に染まった少女の顔さえ視姦する。
そんな猫の顔には悪戯な嗜虐心は覗く物の、悪意の類が一切存在せぬのが逆にタチ悪いかも知れない。