2017/11/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 宿屋」にリオンさんが現れました。
■リオン > 王都の平民地区の片隅にある安宿の一室、ベットが2つにサイドテーブルがあるだけの簡素な一室で女は疲れ切って眠っていて。
事を遡れば合流するはずの一団からはぐれてしまい、見つけ出すのに半日も街を歩き回りようやく合流ができるも夕食も満足に喉が通らないまま、他の者達が酒宴に盛り上がる中参加する気力もなく、先に割り当てられた一室でベットに倒れこむようにして寝息を立て始めてしまった。
■リオン > 「んん、んぅ…うへへ」
ベッドの上で寝返りをうつとスリットの間からは惜しげもなく太股が露になってしまい、深い眠りついている顔は何の夢を見ているのかにやけながら寝言交じりであまりに無防備。
空いているもう片方のベッドに相部屋の主がくる為か部屋の明かりは付いたままで、ドアの鍵もかけないまま寝扱けており、寝相の悪さはあまりに修道女とかけ離れているか。
■リオン > ベッドの上を転がっていると片手がベッドの外へと出てしまい、わずかであるが目を覚ますも目呆け眼で。
隣のベッドにはまだ誰も帰ってきておらず、遠くで酒盛りをしている賑やかな声が聞こえてくる。
ぼんやりとしたまま、暫く寝転んでいるもまだ誰も来ない。
まだ遠くで喧騒が聞こえる。
少しくらいいいか。
虚ろな思考のまま手は衣服の上から胸を触り始め、もう片方はスリットの隙間から下着へと伸びてしまい。
■リオン > 室内に篭り始める生暖かい熱、切なげに漏らすと息と耐えるような声。
最初のうちは触れるだけだったのが、胸を触っていた指は衣服の上からもわかる先端を指先で転がしながら胸に指を食い込ませ、触れているだけだった指は下着の中へと潜り込ませてしまっている。
「ッ、はッ、あっ、ぅくッ!はぁ…あぁッ!あっ、アァッ!ダメ、声、出ちゃう」
しっとりと濡れた指先が割れ目へと押し入るたびに身体をビクつかせ、時折体を襲う大きな快楽の波に仰向けになった体を反らしてしまうか。
■リオン > 水音が激しくなるにつれて段々と声にも余裕がなくなってきてしまい、誰にも聞こえないようくぐもった声を上げて達してしまう。
汗だくになりながら暫く余韻に浸っているうちに、またそのまま深い眠りに落ちていってしまうだろうか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 宿屋」からリオンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にアルビーナさんが現れました。
■アルビーナ > 「はぁー……なんかいい仕事ないかなぁ…」
流れ流れて街にたどり着いたばかりの冒険者。
まずは保存食以外のものを食べようと酒場に立ち寄った。
勿論途中で消耗品の補充ついでに、おすすめの店をリサーチするのも忘れていない。
くたくたで店に入るが早いか、大きめのカウンターの隅に陣取った。
目の前のメニューに気怠げに手を伸ばすと、気になるメニューを幾つか注文してから頬杖を付き店内を見回していく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にクトゥワールさんが現れました。
■クトゥワール > 扉の外にも賑やかな声が聴こえるような酒場。普段はあまり立ち寄らないような所だが、まるで用事がないわけでもない。今日のように。
扉を開く。
中に入ると音が押し寄せてくる。
「繁盛だな。結構なことだ。」
「ビールと、つまめるものでおすすめをくれ。」
店主の立つカウンターへまっすぐ進み、声を掛けながら注文を。
それと、と言葉を続ける。懐から一枚の紙を取り出し、
「仕事の依頼書だ。張り出して欲しいのだが。」
「仲介量はいくら掛かる?今出してしまうから教えてくれ。」
店主とそのような相談を始める。
騒がしい店内でも、同じカウンターでの事なら低く通る男の声は近くの者には十分聴こえるだろう。
■アルビーナ > 「…仕事ぉ?」
冒険者専用でもない店でも、そんなことがあるものなのか。
そう思いながらもつい、声が出てしまった。
しまった、と顔に出すその横へ注文が並べられていく。
「ん、っんん。
その仕事、難しいわけ?
難しすぎて請ける人が居ないーとかそういうんだったら、請けてあげてもいいけど?」
軽く咳払いしつつ、それでも興味が有ることはしっかりとアピールしていくのだった。
■クトゥワール > 傍らの娘と同じ感想を、店主も抱いたのだろう。
『あんまり大層なモンなら、専門のところに持っていきなよ。』
『――何だこりゃぁ。これが仕事かい?』
半ばボヤキめいた言葉と共に依頼書に目を通していた店主は、やがて妙な表情と共に酔狂者を見るような目を向けてくるだろう。
無理もないことだとは思うが――すぐ傍から声が上がったのは丁度その時で、
「何だ、興味を持ってくれる者がこんな近くにいるとはな。」
「難しくはない、誰でもできる…だからこういう所にも依頼に来た。ただ、簡単すぎて意味がわからないかもしれないが。」
店主に視線を送る。
『……ま、こいつは確かに。そうだろうな。』
理解が出来ないながらも男の言葉に同意はできると行った体で頷く主。
カウンター越し、娘の前へとその依頼書を置いてみせるだろう。そこには見出しが書いてある。
【手伝い人募集。日常生活や旅先で手鏡を置いて回る仕事。】
■アルビーナ > 「何?迷子の猫探しとかそーいうのはあたしのーさんきゅーだからねー?」
簡単な仕事、と言われればそんな言葉を向けながら無遠慮に食事を始めた。
暫く普通の食事を取っていなかったため、量も大分多い。
年頃の女性であれば気にしそうなものだが、そんな事を気にしている場合ではなかった。
「……なにこれぇ?
鏡の宣伝か何かしろってこと?」
まるで広告代わりでもあるかのような感覚で書かれた見出し。
本当にこんなことで金を出すの言うのかと、概要へと視線を進めていこうか。
勿論その間も食事をする手は止まる気配はない。
■クトゥワール > 「そういう面倒な仕事でもない。副業に近いかもしれないが。」
「宣伝とも違う。本当に文字通りの仕事だ。」
娘と同じように、己も運ばれてきたジョッキを傾けジャガイモを摘む。
これから店主に説明しようとしていた事を娘に話す事になりそうだ。
懐から何枚かの、掌に乗る程度の円鏡を取り出し卓上に置く。
フレームも何も付いていない、ただの鏡。
「例えば君がこれから何処かに旅をするとするな。その旅先に適当な場所を見つけて、この手鏡を置いてくれれば良い。」
「強いて言えば人目につきにくい所が良い。自然地帯でも街中でも構わないが――鏡一枚につき200ゴルド支払う。」
男が口にしていくのと同じような事が概要にも書かれている。
量も多めの食事を口に放り込みながら、娘は思ったよりも熱心に紙に目を通しているように見える。
「一攫千金という訳ではないが、大した労力も要らずに稼げる仕事だと思うがね。」
「ところで君――今更だが、冒険者か何かかな。一般人という出で立ちではないようだが。」
■アルビーナ > 「誰かに上げるでもないんでしょ?
なんでこんなもんバラ撒きたいわけ?」
カウンターに置かれた鏡に手を伸ばし、裏表を確認していく。
完全にただの鏡だ。紛うこと無い鏡だ。
「…まぁ、今日来たばっかりだから暫くはここを拠点にしてウロウロするけど……。
あたしが枚数ごまかしたりとか、それこそ纏めてぽーいってしたらどうするわけ?」
見られているわけでもないのに、枚数の数えようも無いのではないかと。
そんな事を言えば、一度飲み物で一息ついて。
「そ、冒険者。
とは言っても、半分は旅のついでだけどね。」
■クトゥワール > 「冒険者か、それなら尚更都合が良い。」
「こう見えて、鏡を使った手品や何やらが得意でね。君が何処に何枚置いたかも、きちんと判る。」
満足気に頷く。勿論この少女がまだ受けてくれる保証はないが、冒険者ならば色々な場所に出向くだろう。
そういうタイプの人間の方がより好ましい。
「こういう事を依頼するのもその手品絡みの理由だが……手品師が種を喋るというのも野暮な話だ。聞かないでおいてくれたまえ。」
「何なら見せても良いが、今から何処かに鏡をおいてくるかね? それも仕事の一つと見做して金を払おう。」
首を傾いで反応を伺う。依頼主としては早々に引き受け手が現れてくれる方が喜ばしいのは当然だ。
少女に向き直った身体を横向きにカウンターへと預け、ジョッキを一口。
「ついでにここの払いも私が持とう。同じくこの辺りでは新参でな。その誼でというのも良かろう。」