2017/09/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「♪フンフンフーン フンフフーン……」

月光のみが照らす夜の路地裏に、控えめな音量のヘタクソな鼻歌が響く。
その鼻歌の主は、両手をポケットに突っ込みのんきそうな面を下げて一人歩く、金髪碧眼の男。

男はなんとなく暇だから、という理由で敢えてあまり治安の宜しくないこの裏路地を
一人でほっつき歩いていた。
比較的平和な表通りよりは、何かしら起こる確率も高いかもしれない、と思ってのことだ。

「……まああ今のところはそれほどでもないようだったが。世の中うまくいくばかりでもないモンですなあ……くわわわ……」

しかし、現状ではどうやら男の退屈を紛らわすようなことは起こっていないようで、大欠伸すら漏れる始末だった。
一応、この少し前にガラの悪い連中に絡まれたりもしたのだが──彼らはエンカウントから
1分もしないうちに揃って地面とキスをする羽目になっていた。

それはともかく──男はのんびりとしたペースで、時折曲がり角を適当に曲がってみたりもしながら、ひたすら歩みを進めていって。

エレイ > そんな夜の散歩を、男がいつまで続けていたのかは──また別の話。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にティエナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からティエナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 今日のお仕事は、午後はお休みになってた。
気温も快適に過ごしやすくなってた夏の終わり。

街の中の空家の多い平民地区の中、もう住んでる人もいない外壁の上に座って、脚を揺らしながら
自分の身長よりも高いとこから眺めて過ごしてた。

斜めにかけてるカバンをとなりに置いて、そこから小魚カリカリのオヤツを膝に乗せて
カリカリポリポリ…
頭にかぶってるフードの中では白く三角の耳が、時々ピクピク動いてるから、ご機嫌に過ごしてるということで。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアンセルさんが現れました。
アンセル > 昼間に茹でた栗をご近所に配った帰り道
少し近道をしようと空き家の多い地区を抜けるために足を向ける

この辺りはよく通り抜けするだけにすいすいと歩いて
途中にふと知った匂いを感じれば視線を巡らせて
ある家の外壁の上に知った少女を見つければ足を止めて

「おやつ中か?」

微かに聞こえるカリカリという音にそんなことを声をかけて

シャルレ > 脚を揺らして、日向ぼっこをしながらカリカリ食べてた。
ふと声をかけてくる声には覚えがあって、じっ、と視線を下ろしてみつめる。

「うん、おやつ中、カリカリ食べる?」

身軽なのは人になっても変わらず、膝の上の包みを軽く手に持って、
ぴょい、と外壁の上から地面に飛び降りる。

にこーっと目の前で包を広げて、乾燥小魚を広げるようにしてみた。

アンセル > 声をかけ見上げれば見下ろされる視線に手を振り

「カリカリか、いいのか?」

良いのなら一つもらおうと地面に飛び降りた少女へと理科好き。
代わりにこちらはとカバンから袋を取り出し

「代わりにこれを食べるか?甘いぞ」

広げられた乾燥小魚を見ればお返しにと茹でた栗を見せて
それぞれ交換しようという様に

シャルレ > 「これ…なに?」

栗は食べたこともないし、栗のトゲトゲを知ってても中身を知らない。
だから、みたことない茶色い実を不思議そうに小首をかしげて見上げる。

小魚を少しわけたら、包み直しカバンに入れて、栗の実を1つ摘むようにもちあげて、

「これ、どうやって食べるの?」

一口サイズだけど、茶色い皮?殻?ゴト食べるのかな?と、あーんと口にいれようとして。

アンセル > 「知らないのか?栗だぞ」

少女の様子にもしかして知らないのか?
小首をかしげる姿に本当に知らないのだとわかる

分けてもらった小魚を一つ口に運び、口を見る姿を見て

「剥いてみよう、少し待ってくれ」

そのまま食べようとするのを止めれば少女から栗を受け取り
それを目の前で硬い皮をむいて中の身を取り出して
これを食べてみるといいと手渡す

シャルレ > 「うん、この実は見たことない」

食べかけてたのを、止められる。りんごのように、このまま食べるのかと思ってた。
目の前で皮が剥かれていく様子をじーっと、興味の対象として見てる。
フードが少し持ち上がり、三角耳がピンとたったまま、手の中で栗の実が出てくる。

「わ、いい匂いする」

皮でわからなかったけど、実が出てくると甘いような匂いがしてきて、
鼻先をクンクンさせて待ってた。

アンセル > 「そうか…確かに街中にはなっていないか」

山に行かなければない栗の身
街猫である少女なら払いのは当然かと
食べ方も知らない様子に興味深く見ている前で剥いていき

「匂いもいいし甘いぞ。食べてみるといい」

知り合いに配っているおすすめな栗
当然少女にも食べてほしい
なので食べる姿を今か今かと待って

シャルレ > 「うん?うん」

トゲトゲの中に、この実があるのを知らないから街で生えてるかどうかもわからず、
言葉に不思議そうに見つめてたけど…。

剥いて渡された実、指でつまんで口にポイッと入れる。

「おいしー甘い感じがする」

食べた食感は、イモっぽいホクホクさも感じた。
茶色いものを剥けば黄色い実が出てくると覚えた、つい表情も緩み明るく笑顔になって。

アンセル > 「とげとげの実は知っているか?アレの中はこうなっている」

もしかしてそっちは知っているかもしれない
そう思えばそこから説明をして

食べる姿をどうだろうと心配そうに見て

「そうか、それならばよかった。もっと食べるか?」

明るい笑顔になったことに安心して
まだあるぞとほかの栗の実を見せる

シャルレ > 「トゲトゲの丸いの?それはらわかる、森のほうでみたことある」

木登りしたときに、まだ落ちていない緑のトゲトゲを見ていた。
それのことかとわかれば、あの中に、こんなおいしいのが…と、ちょっと知らなかったことを知り、嬉しそうに目はキラキラさせながら見上げてた。

「うん、もう1つほしい」

もぐもぐしたあと飲み込む、まだ貰えるとわかれば、もう1つと
魅せられたものは全部皮がついてるから…先ほどのように、剥いてくれるのを期待したように見上げたまま待ってる。

アンセル > 「そう、それだ。その中身がこれだぞ」

そっちは知っていた様子に安堵してそれだと告げて
あの中にこれは入っているが茹でなければいけないことも一緒に告げて

「いいぞ、たくさん食べるといい」

カリカリを口に運んで美味しいと食べて
栗の実を見せるが待っている様子に剥いてほしいのだと判れば目の前で次の栗の実を剥いて手渡して

シャルレ > 「へー…そうなんだ、すごいね、トゲトゲしてて痛いから、食べれると思わなかった」

この街に来る前のこと、森を歩き木上で休んでたときに触れたことはあった。
トゲトゲが痛くて、嫌いだと思ったものだったけど。

「うん、ありがと」

また1つ、実を剥いてくれたものを受け取り、また口の中にポィ。
もぐもぐして、

「おいしー」

りんごのような水分はないけど、すぐに口の中で割れてホクホクした食感を美味しいと。

アンセル > 「あれは熟れると割れて中身が取り出せるんだ」

少女の言葉に自分と同じ失敗をしたのかとつい笑みを浮かべてしまい
中身の取り出し方を告げて

「おすそ分けをするつもりだった、食べてくれると嬉しい」

剥いた身を食べれば美味しいという姿に頬がほころび
もう一つ剥いては手渡して

美味しそうに食べてくれる姿が一番うれしいと服の中に隠した尻尾が揺れて

シャルレ > 「割れるの?あの中にこれがあるの?」

信じられないというように、思い出した丸いトゲトゲ。
割れてるものなら、中身だけとってこれるか、と考えて

「じゃあね、私のカリカリもあげる、さっき1匹しか食べてないでしょ?
 残りのあげる」

先ほど片付けた包をカバンから取り出して、包みのまま栗のはいったカバンに入れておこうとする。
量とかからして、カリカリは少なくて、交換ほど等しくはないのだけど。

また1つ、剥いてくれたら、口にポィを繰り返すだけ。

アンセル > 「そうだぞ、あの中に2個から3個入っている」

信じられないという顔をする少女に本当だぞと告げて
もし取り出せないなら持ってくれば取り出すぞ、とも

「いいのか?大事なおやつだろう?」

先程少女が仕舞った包みをカバンに入れようとする姿に良いのかと聞いてしまい
元から上げるつもりだっただけに罪悪感を覚えてしまい

だからカリカリのお礼にと少女が食べやすい様に栗の実を剥いては満足するまで食べてもらおうと

シャルレ > 「わー…そうなんだ、すごい」

この実が入ってるというのも信じられなかったけど、2・3個もとなれば
1個ひろうだけでもお得感がしてきた。

「うん、だって栗のほうが多いもん、カリカリ少ないし…」

味のついてない小魚の干物、自分は好きだけど、相手が好きかどうかは微妙。
交換だから自分の持ってる、あげられるものを渡しただけ。

「これね、持って帰ってもいい?」

一人もぐもぐしてたけど、隊舎でも食べさせてあげたい。
トゲトゲの中身の美味しいものを、教えるつもり、たぶん…隊舎の人たちは知ってるだろうけど。

アンセル > 「そうだぞ。栗は今の時期はたくさん採れるぞ」

一つから数個採れるから沢山になるぞと笑って告げて
きっと少女ならたくさん集めるだろうと思い

「カリカリはシャルレの大事なおやつだぞ。俺のはおすそ分けだ」

小魚の干し物、あまり食べることはないが触感が気持ちよくて好きなもの。
おすそ分けなので気にしなくてよかったが交換といった手前交換して

「構わないぞ、家に帰ればもっとある。取りに来るか?」

持って帰ってというほど気に入ってくれたのなら嬉しく
それならもっと上げたくなり取りに来るかと誘いをかけて

シャルレ > 「じゃあ今度探しにいくー」

あのトゲトゲの正体がわかれば、たくさん集めて見ようと考えた。

「うんでも、もらうだけじゃ…悪いから」

カリカリは半分食べてたから、残り少ない…それも申し訳なく思うのだけど。
家にと誘われるけどそこは首を振って、

「ううん、大丈夫このくらいで…」

剥いてくれた実を手に広げると3つ、隊長さん、お姉さん、料理長さんと3人分
1個づつのお土産ができたことを嬉しそうに、カバンの中のハンカチに包むようにして入れた。

アンセル > 「このあたりなら街の外周に近い森にあるぞ」

探しに行くという言葉に近場の栗の木の場所を教えて

「そうか、ではありがたくもらっておく。大事に食べるぞ」

申し訳なさそうにする姿にこれで十分だと告げて
首を振る姿を意外そうに見て

「そうか、ならば足りないときは言ってくれ。まだあるからな」

3個の実を嬉しそうにカバンに仕舞う姿をほほえましく見て

シャルレ > 「ほんとに、じゃあ今度のお休みに探しにいってみる」

近くの場所を聞けば、目指すとこはトゲトゲの実。
大事に食べるという言葉に、うんうん、と嬉しそうに頷いて。

「うん、私ばっかり、たくさん食べたから…」

隊舎の中の皆の分は、今度山に行った時に、とりあえず仲良しさんにお土産ができたことを喜んでて。
大事そうに、ぽんぽんとカバンにいれたら叩くように。

「じゃあ…私はかえるね?アンセルありがとね」

人の姿のままなのでカバンを斜めにかけたままクルッと向きをかえて、隊舎のあるほうへと歩いてく、
よほど嬉しく、おいしかったのか振り返り手を振ったりしながら。

アンセル > 「大丈夫だとは思うが森の獣に気をつけるんだぞ?」

街に近ければ出ないと思うが念のためと告げて
少女がたくさん栗を拾えるといいなと考え
小魚のカリカリは家にもないもの、大事に食べると

「そうか、シャルレは良い子だな」

きっと持って帰るのは誰かのお土産なのだろうと判り
それなら全部渡したいが受け取らないだろうと少女をみて

「そうか?気をつけて帰るんだぞ」

向きを変えて歩いていく少女に声をかけ
何度も振り返り手を振る少女が見えなくなるまで手を振って見送り帰路にと

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアンセルさんが去りました。