2017/07/26 のログ
カイン > 「その話を聞くとなおのこと変わった人だと思えるな。
 なるほど、じゃあそういうことにしておこう」

慣れたという言葉に対してさもあらん、と笑って言い返す。
そういう手合いの店主というのをそれなりに見たことがあるだけに容易に想像がつく。

「おいても売れないものは置くだけ意味がないからな。
 ……ふむ。そうか、ならそのうち見せてもらおう」

クックと喉を鳴らして言い返しながらも相手の手を握り返して、
その場を去るべく連れ立って歩き出すのだった。

トゥーラ > 「私が知る中でも面白い老人だ。
カインも慣れるまでは私のようではなかったのか?」

そう言う事にしておけと笑い、男も昔はそうだったのだろうと揶揄うように。
今までに見たことのない人間であった店主はどちらかと言えば気に入っているという様子で。

「そういう事か。売れぬなら置く意味はないか、確かにな。
そうだな、そのうちに見せようか」

小さく頷けば男の手を握り、握り返されるとやはり嬉しそうで。
ともに店を出ればしっかりと施錠し、連れ立って歩いていくのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からトゥーラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 仕立て屋」にレイラさんが現れました。
レイラ > 小さな仕立て屋の店内の一角、自分に似合うといわれたピンク色の生地を裁ちばさみを使ってきっていて。
静かな店内に、布を着る音だけが響いている。

「どうしようかしら・・・あまり、胸元を開けるのも品がありませんわよね。ハイネックにしましょう」

という事に決定して、見ごろの部分を首まで来るようにきっていって。

「でも、首の辺りまでかくすと何かいわれそうな気がしますけれど」

レイラ > 一通り、ドレスのパーツをきり終わったので。皺にならないよう細心の注意を払って持ち上げると、立ち台のしたのスペースにそっと置いて。

「後は、飾りですわよねえ。どのようなものがいいのかしら。フリフリ?でも私には似合わないわ。」

ドレスの飾りのことを考えていたが特に思いつかず、飾りのない質素なドレスにしようと思って。

レイラ > 「さて、そろそろ店じまいかしら」

座業台の上のはさみなどを片付け、電気を消して。おくの部屋へと消えていって。

奥にはいってしまったので、店に誰かが来てもおそらく気付かないはずで

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 仕立て屋」からレイラさんが去りました。