2017/07/09 のログ
ご案内:「王都平民地区 繁華街」にホウセンさんが現れました。
■ホウセン > 休日の朝は、鶏と子供ぐらいしか活発に動き回ることはない。
…とは、何処ぞの仕事に草臥れた輩が言いそうなものだけれど。
しかし、世間は肇国節の真っ只中であり、何処も彼処もお祭り気分が抜け切らない。
昨晩の余韻を引き摺った者か、或いは今日の予定に胸を躍らせて落ち着かぬ者がちらほらと街中に散見でき、それらを当て込んだ商人が店を開けている。
そんな太陽もまだ高い位置に昇りきっていない繁華街を、ペタペタと雪駄を鳴らしながら闊歩する小さなシルエットはといえば前者だ。
「くぁ……あぁ。
少しばかり目がショボショボするのじゃ。」
生欠伸を噛み殺しつつ、平民地区の繁華街を南方へ。
何処かの宴で出会った誰彼かの褥から、己の店に向っている通勤途中といった具合。
ふっくらとした柔らかそうな唇をむにゃっむにゃとしている様は、何処から如何見ても寝起きの子供だろうか。
■ホウセン > この祭りの期間に開催される宴の数を数えようとするのは、全く現実的ではない。
規模の大小は言うに及ばず、公的私的入り乱れ、更には王族から貧民街の住民までが主催者となって思い思いに催すのだから。
そんな宴の波濤に埋没してしまうのをよしとしない者が、目新しさを求めて一定の趣向を取り入れることがある。
例えば全員が仮面を付けて素性を明かさぬままのものであるとか、参加者に仮装を求めるものであるとか。
後者への参加者と見紛われても仕方のない、異国の装束に身を包み、ぱっちりとした黒い瞳で周囲を見回す。
「朝餉でも腹に入れておくかのぅ。
取り立てて急ぎの連絡がある訳でもなかろうし。」
特段、周辺に気を配らねばならぬ異変を察知しているでもなく、積極的に何かを探している訳でもない。
明け透けに言ってしまえば、己の執務室に到着するのを少しでも遅らせる口実はないかと探っているのだ。
そんな精神的に後ろ向きの全力疾走をしている妖仙が、ふらりふらりと泳ぐように、往来をあっちに行ったりこっちに行ったり。
■ホウセン > 妖仙の無駄な抵抗を他所に、時間は刻々と。
不真面目ではあるが、怠け者ではないその小さな影は、やがて己の店に向って歩き出し――
ご案内:「王都平民地区 繁華街」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」にトゥーラさんが現れました。
■トゥーラ > お昼過ぎの時間帯の繁華街、食べ物の屋台が並び客を呼び込む一角にあるベンチ。
そこに腰を変えて買った焼き物を片手に少しずつ食べている。
何かの肉を焼いたと思われる串に刺されたそれを一口食べては幸せそうに頬を緩めて。
「人間の食べ物というものは中々にいけるものだ。
火を通すのも悪くはないな」
一口口にすればピリっとする味わいに舌包みを打ち味わい、飲み込むと次の一口と運ぶ。
全く場所に似つかわしくない姿で食事をする姿は目立ちはするが全く気にもせずに食事を楽しんで。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」にダレンさんが現れました。
■ダレン > 重い足取りで屋台の並ぶエリアにやってきた。
食べ損ねたフランクフルトの代わりに、目についた屋台で売っていたふわふわの雲の様なお菓子を買う。
「わたあめって言うのか。 これは凄いな。」
初めて目にするお菓子は白くてほんとうに雲の様な見た目だが、鼻を近づけると甘い匂いがした。
俺はおちついて食べる所を探していると、ベンチに腰かけて串に刺された肉を食べているお姉さんを目撃する。
「こんにちは、一人かい?」
隣へと腰掛け、綿あめを口に入れながら尋ねる。
このエリアでは珍しい格好だが、それよりもこのお姉さんから漂う気配が興味をそそられる。
多分、人ではなくそれ以外のモノ。
■トゥーラ > あまり人間の多い場所に近づきたいとは思わない気持ちは変わらない。
だけどこうして美味しいものが食べられるのならば最低限来るのも悪くはない、そう考えるぐらいに食事のおいしさに惹かれる。
一本二本と串焼きを食べ終えて三本目に手をかける。
いざ口に運ぼうとしたときに声を掛けられて瞳を向けると人間?の子供の姿を目にする。
「見ての通りだ。連れはいないので一人だ」
隣に腰を開けて変わった食べ物を口にする少年に問われればそうだとかえす。
少年の視線に珍しがっているような気配は感じるが街を歩いていればそこら中から感じる視線なだけに気にも留めず。
直ぐに串焼きに意識を向けて口をつける。
■ダレン > よく食べる人だなあ。
あっと言う間に3本目か。
スリムそうなのによく入るもの…ああ、人間以外だとそういうのは関係なかったか。
「ふ~ん。 ひとり、ねえ…。」
もの珍しそうな視線もそうだが、俺だけはそれにプラスして獲物を観察していると言うのもあったのだが、どうやら彼女はそこまで警戒はしていない。
恐らく、まともにやりあえば相手が勝てるだけの腕っぷしがあるのだろう。
なので、俺は得意分野で攻めていくことにしよう。
俺はわたあめを堪能しつつ、同時に魔力を放っていく。
魔力の向かう先は当然、この綺麗な女の人だ。
上手く抵抗できなければ、こちらに対し性的な興奮が生じるように感情を操作していく。
■トゥーラ > 「一人など珍しくもあるまい?あちらにもいるぞ」
少年の言葉に瞳を先にある屋台に向ければ買い物を妙齢と言える女性の姿に視線を向け。
これだけに人間がいる中に警戒などしても疲れるだけなのはついた初日に感じた事。
それに今は食事中もありそれ以外にはあまり気も配らず。
「……ん…?」
串の最後の肉を口にして飲み込み確かゴミは纏めるのだったなと先ほど見た他人行動をまねていれば微かに感じる違和感。
それが何かと考えれば魔力であり、誰がしていると探すように周囲に視線を巡らせる。
その大元がまさか隣の少年だとは思わずに右と左と瞳が動いて。
■ダレン > 「いや、お姉さんの場合どこかの偉い人に見えるからさ。 御付とかいないのかと思ってさ。」
パクパクと綿あめを口に入れ、棒だけになったので近くのゴミ箱に入れる。
お姉さんが視線を向けた先には確かに妙齢の女性。
あちらは普通の人のように見える。
あの人も綺麗であるが、こちらのお姉さんには流石に及ばない。
…お、このお姉さん鋭いな。
周囲に視線を張り巡らせるお姉さんに、向ける魔力の量を増やしていく。
今度はお姉さんの探知能力を鈍らせる作用を向けて。
さて、このお姉さんは何時ごろ堕ちるだろうかと期待している。
何せこの間過剰に魔力を摂取したのは当分尽きることはない。
例えお姉さんが上位種であろうと何かしらの作用は起きるだろうと。
「どうした? 何かあったのかい?」
俺は少しだけ距離を近づけ、彼女の顔を見上げていた。
■トゥーラ > 「偉い人?私はただの……なんというべきか。」
ただこの街を見に来ただけ、それを人間はなんというのかと。
それがすぐに浮かばずに思い返すようにして首をひねり。
他にも一人の人間は数人、傭兵風や子供、若者などが瞳に映りはしたが一番近かった妙齢をさしただけであり。
人間と感性の違う自分から見れば十分綺麗に見える人間であった。
こんな人間の多い場所で魔力を飛ばす愚か者は誰だと瞳を細めて周囲に視線を向け。
そうする間にも身に受ける魔力の量が増し何処からかなのか判らなくなる。
本来の姿であれば鼻にかけない魔力量ではあるが今の姿では多少なりとも影響は出る。
周囲を鋭く見回しているが吐くと息に僅かに熱が篭り、陽気とは違う熱さを感じ始めて。
「何、このような場所で魔力を向けてくる愚か者がいるようだ。
病んだ国だとは知ってはいたが街中でも平然と行う人間がいるようだ」
声に瞳を少年に戻せば先ほどよりも居地は近くなっている。
見上げる少年を見下ろせば細間っている瞳が人間ではなく龍種に近いものだと知識があれば判るはずで。
■ダレン > 「…旅行者? 観光客?」
俺自身、生まれついてまだ数ヶ月もないのであまり言葉は知らないのだが。
それらしい言葉を口にする。 多分、お姉さんが言いたいのはこの辺なのだろうと。
どうやら、俺が流している魔力は上手く作用しているようだ。
これほど近くから魔力を放っているのに気付かれていないのがその証拠とみていいだろう。
お姉さんの吐く息が熱っぽくなり、顔も火照っている。
「へ~、そんな奴が居るんだ。 そいつはまた随分と勇気があるねえ。」
こちらを見下ろす視線には竜特有の雰囲気が漂う。
恐らく、この場で本気でやりあえばあっと言う間に消し炭になってしまうだろう。
視線を交わしただけでもそれが分かる程に彼我の能力差は凄まじい。
しかし、ここでひいては元も子もない。 虎穴に入ることを決めた俺は魔力量を増していく。
「ここだと熱そうだし、少し涼しい場所へ行こうか。 ね、お姉さん。」
ここで俺は賭けに出た。 ここでお姉さんを人気のない場所に連れ出せれば成功。
失敗ならこの場で焼き尽くされるかもしれない。
そう思うと、俺の顔にも汗が浮かぶ。
■トゥーラ > 「…それだ。観光客と言うものになる」
街を見て回るのは確か観光だとこの街に来る途中で遭遇した人間は確かそう言っていた。
そして自分がやっている事を考えればそれに当たるだろうと、少年の言葉から観光客を選ぶ。
この魔力の主を見つければ直ぐにでも引き裂いてやろう。
そう考え周囲を探すが人間の数の多さ、その中に魔法を纏っている者や品を持つ者が混じり発見できず。
もしその犯人が傍の少年だと知れば驚くことになるのだが。
「街中でこういうことをする神経が理解できんな」
もしくはそれすらも普通なのか?そう考えれば猶更この国に向けてのいい感情は持てず。
人の身である今ではブレスを吐くことも殆ど出来はしないが人間を一人捻りつぶす程度ならばなんとかできる。
だがそれも相手を選ぶ事だけに犯人を捜している訳で。
そしてさらに増す魔力量に吐息を吐けば手に持つ串に霜が付き。
「人間の熱気と愚か者の悪戯も酷くて休めも出来んな。
少年、そう言うものが少ない場に心当たりがあるのならば頼めるか?」
冷静な判断が出来るならば初めて会う名も知らない人間に頼む事ではない。
ただでさえ一度ある意味だまされているのだから。
だが今は人間の多さによる僅かな人酔いと暑さ、不快な魔力照射に僅かな身体の違和感に正常に考える事が出来ず。
少年の言葉に乗ってしまう。
■ダレン > 「今はまさに観光シーズンだからね。
お姉さんみたいな人、たくさん来てるよ。」
うんうん、頷いて見せる。
だから、おいしい時期でもあるのだと心中ではほくそ笑んでいた。
やれやれ、これは俺がしてるとばれた時が大変そうだ。
今にも殺しかねない気迫じゃないか。
「見つけ次第当局に突き出すべきだね。」
突き出した所でどうなるとも思えんが、ここはまだお姉さんの信用を得る為同調することにした。
串に霜がつく。 今は夏なのに? なるほど、うっかりすると消し炭ではなく氷の塊にでもなるようだ。
「あるよ、こっちに来てよ。」
俺はここだとばかりにお姉さんの手を掴み、椅子から降りると人気のない所へと連れて行こうと。
■トゥーラ > 「そのようだな。来た時期をどうやら間違えたようだ」
観光シーズンが何をさすのかが判りはしない。
しかし人間の多い時期だというのは人の量を見れな判る。
それだけに言葉には後悔がはっきりと混じっている。
「それでは気が済まんな。氷の彫刻にして王城といったか。そこに晒さねば気が済まんな」
そもそもに自らに危害を加えるモノをその程度で済ますつもりはなく。
ドラゴンの理論として惨たらしく裁く事をはっきりと。
霜が降った串を軽い音と共に折り、近くに見えたゴミ捨てに投げ入れ。
「町の事は住人が一番知るという事か。そちらだな」
手を掴まれるとひんやりとしスベスベとした感触を感じさせ、椅子から降りた少年に連れられて歩いていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」からダレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」からトゥーラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 民家」にアシュトンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 民家」にエインセルさんが現れました。
■アシュトン > いいや、そんな事はないぜ。
多少無防備に思う所もあるが、実際はかなり地に足がついている。
話していけばお互いに丁度いい取引に落とし込むことが出来る。
ちょっと大人びたような感じもあって、俺は好きだぜ?
(彼女が納得している内容で、おおよそと間違いはない。
もっとも、男としてはそれ以上に、と思う部分は幾らかと有る訳で。
ちょいとばかり効いてきたきたかもしれないクスリの効果と、一晩と続けるであろう行為と。
それによって彼女を快楽に堕として、今後も連れ込むきっかけにでもなればと、考えているようだ。
という訳で。
まるで感じるところを探るかのような指先が、お尻を何度も撫で上げて。
やがて下着に指を掛けると、腰を浮かせるようにちょいとお尻を突いてから、スルスルと下へとズラしてゆき)
なぁに、俺としちゃ可愛らしい子が乱れている姿で、十分と満足できるからな。
奉仕とかそんな事は気にする必要はないさ――小さなお口で咥えて貰うのも、良さそうではあるけれどもね。
お互い気持ちよくなれるのが、一番さ。
(柔らかなお尻を撫でる間に、聞こえてくるのは熱の籠り始めた声。
なるほど、大分と敏感な身体をしているらしい。
小さな体躯がすり寄って来れば、鼻をくすぐる少女の甘酸っぱい香り。
ソレを鼻孔に感じ取りながら、柔らかな唇に重ね、ちゅっと吸い付くように押し付け)
そうだな、俺の方が少し我慢も出来なくなってきたんでな。
一度ここでしてから、ベッドに移ろうか。
はは、凄く良い匂いがするし、今日はこのままでいいかも
(肌に触れれば、しっとりとした汗の感触と。
太股をプニプニと押してから、更にゆっくりと上へと撫で上げ。
お腹から、アバラ、胸元にへと指が流れて。
平らな膨らみに掌を添えれば、その柔らかさを頼むように、ゆっくりと円を描き撫でていく。
互いに触れた唇と、その感触が徐々に変わるのは彼女の技術、なのだろうか。
微かに焦らしながらも愛らしい仕草に、双眸を細め。
口づけが深くなった頃合いに己から舌を伸ばせば、彼女の咥内にへと潜り込ませる)
■エインセル > 「それならいいけれど……ん、嫌いじゃないなら、それでいい。
私も、ちゃんと交渉できる人が相手だと安心する。だから、お相子かも。
……それにしても、この薬、結構疼くね。久しぶりだから、辛い、かな」
下腹部に灯る熱は、彼の盛った媚薬のせい。
少女が彼との情事を期待しているからではない、と思いたい所。
この所は冒険者としての仕事もからきしで、性欲がたまっているとかではない、はず。
尻を撫でる手つきは、実に手慣れた、女性を理解している動き。
思えば、広場で声をかけられた時も、仕草が堂に入っていた気がする。
やがて指は下着へ。糸を組んで腰を浮かせると、質素な麻布の下着が滑り落ちた。
「ん、ふっ……慣れてるね。こう言うの、初めてじゃないどころか、いつもやってる?
それなら、私の事好きにしても良いけど、その、弱みを握るようなのはやめてね。
これは、私から、アシュトンへのお願い。信じているけど、一応、ね?」
こうして体を重ねたときに、映像を撮られて脅されるような話も聞いたことがある。
一応、認識疎外の術式などを唱えることもできるが、その中での交わりは余計な考え事ができて無粋だ。
出来れば、食事も情事も、集中してそれだけに取り組みたい。だから、事前に告げることにして。
少女の小さな体躯は、媚薬の効果を差し引いても敏感だ。
それはミレー族の――特に狼の鋭敏な知覚と、少女自身の抱く性欲によるもの。
期待すればその分だけ、感度も鋭く、敏くなる。重ねれば重ねるほどに。
彼の口づけに、心も体も解れていき、熱が沸く。徐々に瞳が潤んで、呼吸が荒くなって。
「は、ふっ……ん、ここで――恥ずかしいから、照明は落としてほしい、かな。
ダメ、なら我慢する、けど――ん、ぅうっ♪は、ふぅ……くすぐった、いぃっ♪」
ぷにりと彼の手を包む肉は、熟れた女性の柔らかさでも、これから花開く幼女の硬さでもない。
成長途上にある、綻び始めた花だから分かる硬さの残った弾力――それが、彼の手へと帰る。
僅かに膨らみを帯びた、しかし平坦と言っても問題のない胸元は、小さな桜色の先端を固く研ぎ澄ませて、掌へとこりこりした感触を与える。
むに、ふに。愛撫に身を委ねると、少女の秘所は徐々に蕩けて、仄かな甘い匂いが少女の周囲に広がっていく。
それは、恐らくこの少女が生まれ持った香り。雄を誘引する芳香だった。
■アシュトン > 効果は弱い方なんだけどねぇ、もしかして結構溜まってたとか?
……というか、バレてたのね。食い逃げされない為の保険、程度のモノだったんだけどさ。
(さらりと薬に言及されて一瞬と目を丸くした後、悪びれた様子もなく。
如何にも魔法使い系の格好だったからね、仕方ない。
ミレーだから鼻がいいとか、やっぱりそう言うのがあるのだろうか。一般人ならそうと気付かないモノ、ではあったのだが。
効果としては疼きやらほてりなど、そうそう強烈に性欲を引き出すモノでもないが。
やはり、有るのと無いとでは大違いだろう。
――女性に関しては、お察しの通り。
とても慣れた手つきは淀みもなく、ローブでかくれた中から下着を剥ぎ取り。
片脚を抜き、片足首に残る位置まで脱がせる)
初めてのヤツがここまで堂々と女の子誘えたら、凄い才能だとほめたたえたくなるな。
弱み?あぁなるほどそう言う事か。
正体がミレーだってのもある意味弱みになっちまうが、その点は安心してもらっていい。
俺としちゃ、エインセルと良好な関係を築いて、お腹が減った時に来てくれる、位の感じを期待しているからね。
(ウィンクを一つ投げると、小さく笑い声を混ぜた。
今回は仕事抜き、自身の楽しみであるので、そういう事をする心算は無いらしい。
寧ろ彼女から望んできてくれる状態を作るのが、好みともいえる。
訳で、たっぷりと快楽をしみこませようと考えている)
俺としては、エインセルが可愛く乱れる姿を沢山見たいんだけど……そうだなぁ
(パチンと、指を鳴らすと照明が幾分と落ちてゆく。
互いの姿は見える状態ではあるが、それなりに薄暗い、と言った感じだろうか。
もっとも、完全に落としても夜目で視認は可能なのだが)
はは、柔らかくてさわり心地がいいな。くすぐったいなら、もう少し強めの方がいい?
なんだかこっちの方から、おいしそうな匂いが、するなぁ
(芯に固さは残るものの、ソレを覆うのは柔らかな感触で。
チョイとだけ力を込めて指を押し付けると、微かな膨らみをゆがませ。
指の先端がその頂きを捉えれば、コロコロと転がしてゆく。
お尻に触れていた手は位置を変えてゆくと、脚の付け根から、少女の割れ目にへと。
甘い香りの花を更に咲かせるよう、指で筋を撫で上げ、小さな肉芽を先でつつき。
愛撫を繰り返しながら、体重を掛けて小さな身体をソファーに押し倒していく)
■エインセル > 「ん、それは、恥ずかしいから秘密、でいい?――あと、聞き方が、おじさんみたい。
これでも、狼のミレーで魔法使いだからね。鼻がいいし、知識もちゃんとある。
……ただ、ほんの少ししか違和感無かったから、凄い薬かもしれない」
少女自身も薬について咎めるつもりはない。そう言うのが好きな人もいると、聞いたことがある。
また、自身も時々、こうした薬を調薬する依頼を受ける時がある。あれは、存外実入りがいいのだ。
少女自身の性欲と混ざり合った薬効は、強めの疼きと熱を持ち、少女の中で渦を巻く。
淀みない手つきで脱がされる下着。それは正しく、熟練の技巧そのもので。
「んぅ……そう、だね。でも、一生懸命のたどたどしい告白も、されてみたいかな。
ミレーだから、そう言うのには縁が遠いって分かっているけれど、憧れちゃうかも。
――ん、ミレーなのは、アシュトンがばらさなければ良いだけだし、私が不覚を取ってもばれる。
だから、気にしなくていい――ん、それだと、多分結構なお金かかっちゃうよ?」
無論、少女も彼に必要以上に集るつもりはない。いわゆる緊急手段の一つと考えておく。
それとは別に、友好を深めるために一緒に食事をしたり、褥を共にするのはありかもしれない。
羞恥心も情緒もあるが、残念な事に貞操観念だけは、奴隷時代の教育で緩めなのである。
「ん、真っ暗じゃなくてもいいけど、明るいのは恥ずかしい、かな。
――うん、この位の照明なら、まだ恥ずかしいけど、許す」
夕暮れの様な照明の下で、ローブの中を弄られる感覚。
すべすべした肌を撫でる、どことなく逞しい男の手。それがなんとも快い。
本能が雄を求めているからか、少女の理性を炙る炎が、彼への従順を欲するのだ。
「ふ、ぅんっ……アシュトンの、好みでいい、よ?多少なら、激しくても平気。
ただ、あんまり激しいと、ちょっとだけ困る。……ん、どー、する?」
甘さを含んだ声で、少女は身を委ねながら誘う。
胸元を指先で転がされる、それだけで少女はふるりと震えて、男の手元で小さく鳴く。
声音が控えめなのは、少女の羞恥心と気質のせい。割れ目の下、陰核に伸びる指。
くに、くに、と小さな真珠をこね回されると、少女の足は自然と開き、ぬかるんだ蜜壺を彼の指に押し付ける。
爪先がわずかにぴんと張り、体が少しだけ跳ねて震えて。女に慣れた彼なら、それが小さな絶頂だと理解できることだろう。
■アシュトン > オジサンとか大分酷くない!?いや、実年齢は多分倍近いとは思うけどさ。
一応先代から引き継いで、自分で作ってるからな。
錬金術やらも応用してるから、売ってるようなのよりかは性能良い筈なんだけどねー
(十台からみれば、20過ぎればオジサン、30過ぎれば爺さん、なんて話も聞いた事はあるが。
なるべくならまだ、お兄さんで通したい微妙な年頃であった)
なるほどねぇ、女の子としての憧れ、って奴かな。
コッチだと確かにミレーにはきついが、シェンヤン辺りならそう言うのも無いからなぁ
恋を探しに旅へ、なんてのも悪くはないか。
勿論バラす気はないが――……本当どんだけ食うんだ、君。胃袋が異次元にでもつながってるのか……
(あっちはアッチで苦労もあるかもしれないが。ミレーにとっては暮らしやすい場所かもしれない。
『結構なお金』と言われて、微かに寄る眉。
さっきの料理でちょっと足りない位な訳で、本当、何処に入って行ってるのだろうか)
お許しいただけたので、このまま続けちゃうぜ。
裸も見たいけど……それはベッドに移動するまで取っておこうかな
(場所と共に恰好も変えて、気分を変えるのもまたいいだろう。
布地の上からでもさわり心地が良いと分かる肌、それが覆う胸。
掌でこねて回しながら、頂を指で挟み。擦り合わせるようにして、こりこりと刺激を強め)
そうだなぁ、なるべく優しくはしてあげるが……その内、我慢できなくなるかも、知れないな。
はは、今ちょっとだけ、イッたかな? 随分と濡れてきたみたいだし、そろそろ、いいかな。
(小さな粒をこねくり回していると、指に伝わってくるのはぬるりとした感触で。
生娘ではこうとはいかず、やはりそれなりに慣れている、という事なのだろうか。
蜜に濡れた指をローブの中から引き抜けば、次に触れるのは俺のズボン。
金具を片手で外す音がした後に、取り出されるのは、力強くそそり立つ肉の杭。
それが雄の匂いを放っているのは、ミレーの彼女であれば、良くと分かる所であろう。
ローブを捲り上げながら、細い脚と脚の間にオノレの身体を置き。
つるりとした割れ目の中央にへと、杭を宛がって)
それじゃ、入れるからな。キツくなったら、言えよ……
(腰を微かに持ち上げれば、ゆっくりと体重を掛け。
雌をよがらせ、種付けを行う為に存在するような、カリの高く太い肉竿を、小さな穴のを広げ、沈みこませてゆく。
まるで彼女の胎内を、己の形に作り替えてゆくように)
■エインセル > 「いや、だって、溜まってるって……この間媚薬の納品に行った娼館で、でっぷり太ったおじさんが言ってたから。
普通にしてる分にはお兄さんって感じだけど、時々物言いがおじさん、というか、助平。
ん、凄いね。私もこのレベルはまだ調薬できない。いずれは、出来る様になるつもりだけど」
少女から彼を見るとまだお兄さんで通るかな、という感じ。
酷い、と言われれば普段呼ぶ時は気をつけよう、という程度に改めておく。
「ん、そんな感じ。一度奴隷だった身からすれば、過ぎた夢だと思うけれどね。
シェンヤンまで出ていくのは辛いし、何よりお客さんをまた新規開拓するのは大変。
――異次元、にはつながってないけれど、燃費が悪いのは自覚してる。でも、入っちゃうから」
少女の燃費の悪さは、体質と能力の合わさった結果――つまりはどうしようもないもの。
自覚しているからこそ申し訳なさそうにするが、それでも空腹は空腹で辛いから仕方ない。
大男と張り合っても勝ち目のある少女は、大食いコンテストなどがあればその才能を如何なく発揮することだろう。
三度目くらいで、殿堂入りという名の出入り禁止を食らう運命なのは言うまでもないが。
「っ……月明りで見えてしまうなら、それは仕方ないかなって。
それにしても、手慣れてる、よねっ――ん、ひぅうっ♪ん、んぅうっ♪」
懸命に喘ぎを我慢して、くぐもった声が何度も零れる。
股座の小さな突起を執拗なまでにこね回されると、徐々に少女自身の腰が、彼の手指に陰核を押し付けるように動き始める。
ふ、ふ、と断続的に、発情しきった熱い吐息が漏れ出て、彼の耳元まで届く。
金具の外れる音と、解放される雄と汗の匂い。鋭敏な嗅覚はそれを確かに捉えて。
「――っ……ん、へい、き。その、全部入らないかも、だけど、何度か拡げて、くれればっ――♪」
ぐ、ぐぐ、と体重が徐々にかかると、少女の体がゆっくりと沈む。
秘所の肉をかき分ける質量。それが徐々に奥へと入り込んでくる。
少女の粘膜は、奥がざらりとして、ねっとり締め付ける名器――いわゆる数の子天井というもので。
彼の肉棒をざらざらとした内壁がこすりあげ、固めの子宮口が鈴口へと吸い付いて。
精を受けよという本能に従って、矮躯特有の高い体温が蕩ける様な蜜を纏って、彼へと襲い掛かる。
■アシュトン > スケベなのは認めるが……でっぷり太ったオジサンレベルの物言いだったか、そうか
(なんだか視線がそっと遠くを見た気がする。
お兄さんって感じ、という言い方でちょっと回復したみたいだが)
朝食で、どれぐらい入るのか確認してみようかな。お食事に招待出来る頻度は、それ次第かも知れん……
あー、奴隷だった訳か。なるほど達観してる訳だ
そう、じゃぁ手慣れた感じのお兄さんで申し訳ないが。俺がエインセルの事、貰っちゃおうかなぁ、なんてな。
(何やら神妙な顔つきをする。
きっと、自分が一番腹が減った時に食べる量より、更に多いのだろう。
奴隷、と言われると、なるほどと納得。普通の少女よりも、余程と経験している筈だ。
そんな言葉を聞きながら、そろりと顔を動物の耳の方へと近づけて。
息を吹きかけながら、甘く囁きかけてる)
初々しい感じのやり取りも、新鮮でいいだろうけどね。
手慣れた男の方が、気持ちよくなるには良いだろう。女の子が何処で感じるかってのも、大体知ってるからな。
(小さく肩が揺れ動けば、身体同士が微かにこすれ合い。
そして敏感に蕩けた蜜壺に栓をするべく、さらけ出された肉の杭。
体重を掛けながら狭い入口をぐいぐいと押し広げて侵入してゆけば、向か入れる粘膜のざわつき)
っ……ぁ、凄いな……温かくて、凄い、ん、擦れる感じが……
エインセルの中がこんなにエッチだなんて、思ってもみなかったよ
ふふ、早く注ぎ込んで欲しいって、吸い付いてきてる
(小さな穴でありながら、男の全体を包むかのように肉壁はねっとりと絡み付いててき。
そのザラりとした感触は、奥へ行くほどに背中をゾクゾクと駆け昇ってくるような快感を生み出して。
全てを収めきる前に一番奥へと至れば、奥深くで交わされる口づけ。
挿入しただけだと言うのに貪欲と吸い付いてくる子宮口の感触を楽しみながら、まずは深く繋がったままに。
腰を狭い角度でゆすると、最奥に何度も力強いノックを繰り返し。押し付けたままグリグリと円を描くような動きで、こねて回し。
徐々に律動の幅を大きくしながら、とんとんと、リズムよく少女の身体を貫く)
■エインセル > 「んー……大丈夫、言い回しはおじさんだったけど、お兄さんだったよ、容姿は」
フォローになっているか、というと何とも言えない言葉が飛ぶ。
少女からすれば、彼も彼以上の年齢もカテゴリ的には大人の男の人になる。
それを、喜ばせるためにお兄さんと呼ぶことも少なくないから、この程度は慣れっこだ。
「……本当に、満腹まで確認する?多分、さっきの量の倍くらい、必要だけど。
まぁ、ミレー族というだけでも色眼鏡で見られるから――ん、私が欲しいの?
自由を与えてくれるなら、アシュトンの手元で可愛がられる子になってもいいけど」
日常の自由さえ与えてくれるなら、呼びつけに応じて愛玩される位は応じる。
それに、主が既にいるとなれば、厄介な奴隷商などの手を免れることもできる。
少女からしても利のある言葉に、彼と同様、打算を抱えて応じよう。
「は、ふっ……相手が初々しいなら、教える楽しみがあるからっ――♪
んふっ、んぅうっ♪そこ、ばっかり、や、ぁ、ぁあっ――ふ、きゅぅっ♪」
徐々に堪えきれない喘ぎが言葉として音になり、周囲に甘い余韻を残す。
粘膜は男を誘うように奥へ奥へと吸い付いて誘い、一度飲み込めばしっとりと締め付けて離さない。
少女の子宮は既に意思とは離れて、孕むべく準備を整えつつあり、小さな子宮口が弾力を伝えながら先を銜える。
「んふっ、ん、はぁっ――アシュトンのっ、硬くて、奥まで、ごりってっ――♪
きもちいのっ、いっぱい、痺れてっ……んぅうっ♪こね、ちゃ、や、ぁ、ぁあっ♪」
ポルチオの性感はまだ目覚めていないが、痛み交じりの快楽が被虐の欲求に火をつける。
こつ、こつ、と奥を抉られながらの円運動は、少女の中を緩やかに拡張し、肉棒をより飲み込める様に作り替えていく。
やがて、沢山の時間をかけて根元まで飲み込めるようになると、少女の表情は涙と汗に濡れ、余裕などなさそうに舌を突き出しながら、乱れ切った呼吸を必死に繰り返して酸素を求める。
圧迫感と快楽の混ざった刺激は、押し潰される様な錯覚を伴って少女の体を火照らせていた。
何せ、激しく求められるのは、実を言うと初めてなのだ。
だからこうして、蕩けてしまった表情を見せるのは、彼が初めてのこととなる。
■アシュトン > フォロー、なの、かなぁ……
(更に視線が遠くなったのは気のせいだろうか。
まぁそんな微妙な傷心はさておいて)
アレの倍、だと……っ!? 俺だったら腹がはち切れるな
俺はミレーを差別する訳でもなく、かといって保護する訳でもなく。ま、『普通』だな。
ちゃっかり自由を前提にする辺り、しっかりしてるよ。元からその心算ではあったけどね。
来たい時に俺の家に来ればいいってだけで、生活は何時も通りさ。
持ち主がいるって事にしておけば、……完全にとは言い切れないが、捕まって売られる可能性も減る、からな。
(具合のいいことに、お互いに考えている条件は最初から整っていたらしい。
首輪、は流石に目立つだろうし。名前を刻み付けたブレスレットでも用意してやろうかという心算である)
年下の子に手取り足取り教えられるってのも、それはソレで楽しそうだ。
ここを突かれて気持ちよくなるのは、女の本能、みたいなモンだからな。
沢山子種を注ぎ込んで、孕ませてください、ってな。
(片腕をそろりと彼女の背中にまわせば、逃げ場を奪うようにしっかりと抱き寄せ。
もう一方の手は彼女の頭にのけられて、頭とそして耳を、一緒に優しく撫でていく。
孕ませようとする男根と、孕もうとする子宮。互いの望みは一致していて、それがより効率よく互いの快感を高めていく)
中が浅いから直ぐに届いて、奥を簡単にイジメちゃえるな。
っつ、ん……はぁ、よすぎて、すぐに出ちまいそうだ。
俺は濃いのが沢山出るから、な……もしかしたら妊娠しちゃうかも、しれないけど。
はぁ……このまま、中で、出す、ぞ
(快楽が高まってくれば、気遣うような動きもすぐにと消え去ってゆき。
子供らしく狭い膣内を押し広げれば、ぐっぐと押し込み、やがて腰と腰が密着すれば全てが彼女の中へ。
子宮をぐいぐいと押し上げながら、律動は更に激しいモノへと変わってゆき。
喘ぎ突き出された舌を唇で捕まえ酸素を求める彼女を更に追いこんで。
膣内全体をクビレの部分が擦り上げ、力強く突き入れればボルチオを貫き、子宮に重い振動を与え。
蜜を泡立たせながら、限界も近づいてきたのだろう。雌に射精の予兆を伝えに、怒張は更に大きくと膨らみ、熱を増し。
幼い少女を孕ませようと、激しく求め、腰を打ち付ける)
■エインセル > 「ん、フォローしたつもりだけど、やっぱり駄目だった?
傷つけたんだとすれば、ごめん。割と正直者だから」
苦笑しながら告げると、少女は彼の下から見上げるように上目遣いで。
「ん、完全に空腹だとそのくらい。今夜は事前にお肉の串を二本とパンを食べてたし。
折角得た自由を縛られるのは癪だけど、だからと言って主がいないと付け狙われるから。
うん、それで構わない――もし、私が貴族や魔族に囚われた時は、気が向いたら助けてほしいかな。
勿論、無理はして欲しくないから、アシュトンが勝てなさそうなら見捨ててくれてもいいけど」
自分程度の存在に命を捨てる必要はない、と前提を提示した上での保護を求める。
ブレスレットを用意してくれるならば、少女は喜んで左腕に嵌めるだろう。
左は利き腕じゃないから、取り外す頻度も少なくて済む。
「いや、その、初々しい相手に教えるのが楽しいのであって、アシュトンは、ダメ。
もう手遅れな位エロエロのお兄さんだから――ん、それは理解してる、けど。
今孕むのは、ちょっと厳しい。主に、養育費とか、お仕事とか、色々あるし」
困ったなぁ、と視線を泳がせながらも、抱き寄せられる動きに逆らおうとはしない。
頭上を耳と同時に撫で付けられると、それだけで本能が安堵を覚える。
中は既に彼の物になるべく屈服しており、あとは射精を身に受けるだけの状態で。
「んぅっ、ん、ふっ、ぁ、ぁあっ♪お、くぅっ♪きゅぅっとして、きもちい、のっ♪
アシュ、トンっ、わた、しっ……真っ白になっちゃう、からっ……ひゃふ、ぁ、ぁあっ♪」
高まる快楽は、お互いの箍を外すための鍵のようなもの。
矮躯特有の密な刺激が、強引に拡げられていく感触。
征服されるという実感、無理やり犯されると言う錯覚。
雁首が中を擦り、こそげ、力強い衝撃が奥を打ち抜き、少女の中をおしつぶす。
圧迫に少女の呼吸は制限され、肉を打つような音が響いて。
射精の予兆とも言える律動と熱に、少女の中も全力で答えるように吸い付いた。
精が吐き出されるならば、少女もまた爪先をピンと反り返らせながら、絶頂の高みへと上り詰めることになる。
同時、少女の下腹に一瞬ぼんやりと浮かぶのは、時計の文字盤を模した方陣。
奴隷の頃に仕込んでおいた、避妊用の時魔法――子宮内の時間だけを止める器用な術式が、精子を優しく受け止め、零れ落ちるまでを支える障壁となる。
■アシュトン > ん~? 自分のが取られたんだ、そりゃ取り返しに行くに決まってるさ。
これでも、盗み出したりするのは得意な方でね。
ま、死なないように、なおかつしつこく、奪いにいくさ。
(くくっと、喉で慣らすのは笑い声。
後は、まぁ相手次第だろうか。魔族の国深くまで行かれると、相当骨が折れそうだが)
手遅れ……だが、否定はしないし出来ないなぁ。
その時は、俺が金を出すが……まず食費を把握しないとな。
(なんだか凄く現実的な問題がそこにあった。
エインセル一人の食費で、養育費より高くつきそうな予感さえしてくるのだ。
ポンポンと頭を撫でた後に、ちょいと力を籠めれば彼女の身体をぐっと抑え込み)
っ、ぅ、出るっ!!
(腰同士を密着させた状態から更に強く押し込めば、弾力のある子宮口を先端は押し広げ
腕で強く引き寄せ身体同士をすり寄せた状態で、深く貫いたのはまさに種漬けの姿勢、と言ってもいいだろう。
喉元で呻くような声一つと共に、身体を一瞬と硬直させた刹那。這い上がる快感と共に、脳髄で弾ける感触と。
それに連なり睾丸で煮えたぎっていた白濁は堰を切り、怒張の中を遡り。
鈴口まで至れば、勢いよく、放たれる。
濁流のように流れ込む大量の精は、少女の幼い子宮にこびり付き。またたくと言う間に満たしてゆき。
力強く泳ぎ回る無数の精子は、卵管や卵巣までも犯そうと奥へ奥へと流れ込んでいこうと、するの、だが)
ん、はは……面白いのを、仕込んでいるんだな。
準備はばっちりって、事か……ふふ、術破りを今使ったら、面白そう、ではあるが。
こんなので守るより、直接注ぎ込まれた方がきっと気持ちがいいぜ?
(射精の余韻を楽しみながら、何かと一瞬見えた不思議な図面。
初見で何か解析するのは難しいが、タイミングからして何かは予想がつく。
残滓までを絞り出しながら、ちょいと様子を伺うように、浮かびあがった辺りを手で撫でてみた)
■エインセル > 「それは、ちょっと期待しちゃう、よ?――奴隷の癖に、王子様を。
お姫様として盗み出されるような、そんな素敵な、似合わないロマンスを。
――その、今日初めて会ったのに、なんだか凄く、嬉しいかも……♪」
ふわり、と花の咲くような笑みは、少女が初めて見せる表情。
ここ最近は縁のなかった、信頼した相手に見せる、安心しきった顔だ。
少女は彼に、少なからず信頼を置いた様子で、自然と足を絡ませ、彼を自ら引き寄せる。
「ん、ぅ――そもそも、私よりエッチなこと、できるじゃない。だから、無理。
教えられるのは、それこそ甘ったるい物語の中の恋愛くらいだけど、多分、台詞とか甘すぎてアシュトンじゃ我慢できない。
お金出してくれるのは嬉しいけど、もう少し、お母さんになる覚悟出来るまで待って」
母親になる、ということはやはりそれ相応の覚悟がいる。
自分の中で命を育み、産んで育てるのだから並大抵のことではない。
今の少女には財力もないし、守ってくれる相手も恐らく今目の前にいる彼くらいだ。
もう少し自分の実力がついて、子供一人を守れるようになるまで。それが少女の覚悟につながる。
抑え込まれ、逃げることなどできない状態で、彼我の距離が零になる。
圧着とも言える肉薄。重なる肌、混じり合う汗。匂いすらも互いのものが混交する。
刹那、迸る白濁は少女の中を一瞬で満たし、なお奥へと届き、雄の本懐を果たそうとする。
遡上し、卵巣すら犯しそうなほどに勢いよく注がれるそれは、しかし子宮の中央で受け止められ、こぷりと逆流し始める。
「んくっ、んっ……子宮の、時間を止めたの。だから、受け止めるけど、妊娠はしない。
術を破るのは構わないけど、その時は二度とここに来ないだけ。それに、アシュトンは、しないはず。
――ん、それなら、今度は妊娠しないように、避妊薬を調合しておく。
それ飲んだ後なら、どれだけ中に出してくれてもいい……と言うか、その、私も、中にしてくれる方が好き、だから」
奴隷の頃は日々準備をしていたが、最近はめっきりご無沙汰で避妊薬の常飲もしていないから、応急処置の避妊手段が発動した形。
今後彼と会う日は、覚悟ができるまでは薬を飲んで交わることとなるだろう。
少女に覚悟ができるか、あるいは彼が悪戯をすればその限りではないが、その時は相応のショックを受けることになるのは確かだ。
無論、そうなった後のフォロー次第では受け入れるかもしれないけれども