2017/06/29 のログ
ノーガルト > 「……約束はした、したが……心配だ。」

(何か無茶をしでかしそうで。
頑張り屋で無茶をする、甘えん坊のシンシア。
だからこそ、どうしてもノーガルトも、そしておそらくアンセルも心配になってしまう。
二人にとって、シンシアとは母星で、ノーガルトとアンセルはその周りを回る衛星のようなものだ。
彼女がいなくなれば、二人は瓦解したように散り散りになってしまう。
シンシアがいることこそが、世界のすべてなのだから。)

「いや、気に………そうだな…。」

(酒を飲んでいる時に、暗い話をしてしまったこと。
それを気にしてか、シンシアが謝罪を入れてくるならばと、ノーガルトはおもむろに立ち上がり、果実酒を持ってきた。)

「なら、もう少し付き合ってくれ。…不味い酒は飲みたくないんでな。」

シンシア > 「もう、心配性ね、そんなに頼りないかな」

今度はコチラが拗ねた仕草で返す、口を尖らせるようにして
頬を膨らませ…何度も念押しもされて約束もしたのにと

「ん、いいけど…しらないからね?」

お酒を勧めてくる、彼との晩酌もう少し付き合おうと
ただ酔うと…積極的に甘えてしまうのも自覚してるから
彼に一言断りをいれながら、果実酒のおかわりをグラスに注いで口をつけていく

ノーガルト > 「頼りないんじゃない、お前はすぐ無茶をするからだ…。」

(きっと、アンセルがいても同じことを言うだろう。
念には念を、という言葉もあるように、彼女にはしっかりと言い聞かせておく。
だが、ノーガルト自身も気づいていないが、心配性はシンシアの物が移ってしまったのだろう。
以前ならば、好き勝手にやれというところだったのに。)

「そのあたりはしっかりと自分でセーブしてくれ。それに、たまにはいいだろ?」

(酒飲み友達というものは、なかなか作れないでいた。
家でシンシアが晩飯を作って待ってくれているのに、外食をするということを頭のどこかに追いやっている。
なので、シンシアだけが唯一、少しでも付き合ってくれる相手ということだ。

口をつける果実酒を見ながら、ノーガルトは肩をすくめる。
気にしすぎる帰来のあることも知っているので、完全に気にするなというのは無理な話だろう。
だから、少しでも気がまぎれる方法を探すべきか、と。)

シンシア > 「私ができることなんて限られてるから、できることしかしないよ?」

種族の多いこの土地で人間のできることなんて少なくて
それならばできる限りのことを、後悔しないようにするしか…と

「たまにはね?でも…たまにだから、ノルに迫りたくなる気分になっちゃうのかもよ?」

夜は家で一緒に夕食を、食事に間に合わなくても今日のように晩酌だけでも
一緒に過ごすことも増えた、家に戻るのを待つようになったことも当たり前になってたから

彼なりの気遣いか、手紙のことをお酒で紛らわそうとしてくれたのかもと
気づけば、その気遣いにのっかるように、少しだけいつもより多めにお酒を飲んでいるのには気づかないほどで

ノーガルト > 「……まあ、お前がそういうならばそういうことにしておくよ…。」

(その、できる範囲を逸脱して何かをしようとすることがあるから心配になる。
だが、その先を行ってしまうと喧嘩になりそうなので、あえて黙っておいた。
こういう時は、彼女がしたいようにさせるのも一つの方法だ。)

「はっはっは、そいつは恐ろしいな。」

(冗談めかして笑いながら、2敗目のエールを片付けた。
もう少し飲めるけれども、後はまた後日の楽しみにとっておこう。

朝は早く出かけることもあり、また昼間で寝ている時もある。
自由気ままに、自分の時間を使わせてくれているからこそ、その時間を彼女と一緒に過ごそうと努めていた。
甘えん坊で、放っておけない彼女だから、食事も一緒に。
だが、そんな当たり前に甘えているのは、もしかしたらノーガルトの方なのかもしれない。)

シンシア > 「そうなの、それに…一番強いのはノルだもの、なにかあったら…すぐにいうから」

家族の中で既に大黒柱として存在感がある、たまにアンセルに怒られてるときはあるけど
自分こそ彼を頼りに甘えているのだから

グラスに甘い果実酒を喉に流す
甘い果物だからアルコールを強くは感じないけど

「恐ろしいって、私そんな怖くないもん」

彼の食事が終わるくらいに
笑われた、もう…と拗ねるように3杯飲んだとこで椅子を彼にむけて
両手をのばして、いつもの

「ノル、はいっ」

抱っこを強請るいつもの仕草、酔っ払ってるからワガママを表に出して

ノーガルト > (守らなければならない支柱だからこそ、ノーガルトも必ずこの家にいるようにしていた。
何も危険は外だけじゃない、この腐敗している町にも危険はつきものだ。
だからこそ、できるだけ一緒にいてやるべきなのだろう。
帰るべき場所を護りなさい、其れもまたあの人の教えだから。)

「いや、恐ろしいよ。……特に酔った時のシンシアはな。」

(いや、その表情に恐ろしいと思っている仕草はみじんも感じられなかった。
手を伸ばし、いつものように抱っこを強請るそのしぐさ。
まだ片付けていないけれども、それはまた明日シンシアがやってくれるのだろう。

典型的な、家で何もしないだめ主人のような気もする。
しかし、もっとダメなのは酒に酔ったふりをしている、甘えん坊の方だろう。
いつものように、お姫様抱っこをしてやりながら、寝室へと向かう。

その夜も、また酒の力もあってぐっすりと眠れた…とか。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」にアンセルさんが現れました。
シンシア > 昼間の市場は賑わい人も多い、大きく広げたテントの下を手をつないで歩く
頭の中で必要なものを考えながら

「果物はあるでしょ、お肉も大丈夫…お野菜もまだ…
 んー、アンセル何か欲しいのある?」

テントの中を覗き込んでたのは保存食みたいな露天、瓶詰めや干し肉やもあるけど
遠出の用意もないし、今すぐは必要ないのだけど
最近の保存食はどんなものがあるのかと、見ていただけで

アンセル > 昼間の市場を珍しく人の姿で歩き、手を繋いで歩く
こうして一緒に人の姿で出かける事も以前よりも増えて

「肉も野菜もあるのか…?それなら今は浮かばないぞ」

シンシアの言葉に少し考えるが直ぐに欲しいものと言われても浮かばずに
今はないと答え同じようにテントを覗き込む
どうやら扱っているのは長期保存できる食べ物のようで
どんなものがあるのかとつい眺めてみる

シンシア > 果物のジャムとかはちみつ漬け、家で作れるものもあるし
買うまではないかなと…次の露店へ

「ないの?んー…困ったなあ帰りにはお酒忘れないようにしたらいいだけだし」

生活に困るような浪費はないし、節約もしてるつもりないけど
裏庭に作ってる家庭菜園はまだ、食べるには早い

「3人で一緒に食べれたらいいけど、お仕事の都合とかあるしね」

繋いだ手を軽く引っ張り、見つけたのはこれからの季節にと
水着やらも置いてるとこ、指をさしたのは男女の水着で
ハーフパンツくらいの男性水着で

「アンセル、海いくときはこっちでね?」

狼姿では…あとの潮水に毛が濡れるのは大変そうで人の姿で、となれば水着も必要だろうと

アンセル > 自給自足から家で作るに考えが変わった身には買うといっても浮かばずに

「今は浮かばないな。もしかすると帰りに浮かぶかもしれないが…」

色々と食べるようになりかえって生活費が少なくなった狼としては本当に浮かばず
狩猟に菜園で大丈夫と言う様に感ががついあり

「シンシアもノーガルトも仕事がある、仕方のない事だ」

それだけが残念だと肩を落とし
手を引っ張られて何を見つけたのだろうと視線を向ける
そこには季節なのか水着が多くあり

「これでか?こういうのを身に着けるのだな」

水遊びは狼の姿でしかしなかっただけに水着を興味深そうに見て
判ったと言う様にうなずく

シンシア > 「じゃ帰りまでに思いついたら買おうか」

3人でそれぞれに、できることで稼いでるのだから
お金には困ってないし、2人は言うと驚くほど貯まってるくらい

たまに
揃って食事できる時には、思い切り豪華にしてあげたいから
家の食材は困ることなく保存しているから

自分用には青と白のボーダービキニの4点セットを指差して

「そう、川と海じゃ違うし、こういうのも必要かなて思ってね
 ねー、私に、こういうのはどう?」

男性2人にはお揃いにしてみようと黒地に青い模様の入ったもの
自分もお揃いはできないけど指し色で青揃いとか?と

アンセルの意見を聞いてみて

アンセル > 「そうしよう、まだ店は沢山ある」

3人で無駄使いをせずに稼いでいるので貯まっているはず
ただ問題はこの狼、お金の価値がいまいちわかっていないのが問題で

最近ではほとんど家にいる狼としてはそろっての食事の為に何か用意をしたいと考えていて

「海は行った事が無いな。そんなに違うのか……
シンシアにか…?良いと思うぞ」

指されたセットの水着とシンシアを交互に見て考え
似合うと思えば素直にうなずいてそれを口にする

同じデザインでないのは残念ではあるが、お揃いの色もあるだけにそれだけで十分と言う様に

シンシア > 「アンセルの貯金もちゃんとあるからね?」

お肉屋さんとの仕入れ売買から、アンセルは全部お金を渡してくるけど
ちゃんと彼が持ってきたお金も貯めてる

ほとんど自分だけの稼ぎで3人分のやりくりできてるのは
だれも贅沢をしないから

「潮水はね、ベタベタするから・・・アンセルは少し大変かも」

狼の姿では後が大変と想像して笑えてしまう
だから、その時は人でと話し

「私がこっちの水着きれないからね?アンセルもこの水着きれないでしょ?」

男女の違い、3人お揃いはさすがに無理
だから同じ色が入ってるのならどうかと

3人分の水着を購入
(もう1人の意見きいてないけど…大丈夫のはず、と)
抱えるように紙袋を受け取ると嬉しそうにして

アンセル > 「俺の分も?ならそれは二人が使ってくれていい」

お肉屋へと狩った獲物を渡したときにくれるお金は全部シンシアへと渡していて
それが貯まっているのであれば家族の為に使ってくれるのが一番うれしい事で

まさかいsんしあ一人の稼ぎでやりくりしているなどとは思っていなくて

「そうなのか…ベタベタは困るな」

身震いしても駄目なのかと思えば海は大変だと思い
それならばと判ったと頷く

「俺は着れるがシンシアが言うなら着れないのだろうな」

男物、女物という考えが実はなかったという事は今はっきりとした瞬間であり
同じ色があるという事が良い事だと嬉しくて

購入した水着の入った紙袋、それを持とうかとそっと手を伸ばして

シンシア > 「だーめ、アンセルも人の街に住んでるからね、必要になるから」

市場で買うものは少なく、近所のおすそ分けやアンセルからのお肉で十分助かってた
一人暮らしの時でも、貯金はできてたくらいだから
贅沢に興味ない3人だからできたこと

「そう、今度は貝でも取りに行く?潮風のベタベタ体験できるよ?」

差し出された手、紙袋を渡して持ってもらう、空いてる片手を繋ぎなおして

「アンセルが私の着るのは…多分、やめたほうがいいかもしれない」

生地は伸びるけど…
女物を男性が着る水着…ちょっと、かなり違う気がして苦笑気味に笑い

「じゃ、あとはー…卵と牛乳、で帰りにお酒ね?
 家帰ったら、フレンチトーストつくろうか、甘くておいしいよ」

先の市場を進みながら軽く手を揺らし
夕食より、おやつメニューが先に出てきたから帰ったら一緒に作ろうと

アンセル > 「む…物々交換できる場もあるぞ?」

むしろ市場での買い物よりも貧民街で物々交換が多いだけに困ってしまい。
それも必要というならお金の管理はこのまま任せるつもりで

「貝か?掘るのなら任せてくれていい。体験は悪くはないな」

ベタベタがどれほどなのかと内心楽しみにして
受け取った紙袋を小脇に抱えて手を繋ぎなおして

「そうなのか…シンシアがそう言うのなら止めておこう」

良く判らないが苦笑している事にやめておくと頷き

「卵に牛乳、酒だな
フレンチトースト?判った、甘くておいしいならたくさん作ろう」

手を揺らせ歩幅を合わせてゆっくりと歩き
甘くておいしいおやつが楽しみだと笑顔になって

シンシア > 「そうだけどー…」

貧民地区にはあまりいったことがない
近づかないようにしているのもあり、物物交換は知らなかった

「ん、ま今度ね?いってみよ」

貝も海藻も食材にはなるから、あの狼の毛並みが潮風にベタベタになると
あとで洗うのも大変そうだけど覚悟をして

「うん、多分……やめたほうがいいかな」

思い浮かんだのは自分の水着を着たアンセルと、その姿を見たノルの反応
クスクス笑いながらフレンチトーストを想像してるアンセルが可愛く見えてしまう

「そう、甘くないのもつくろうね」

自分たちだけなら甘くてもいいけど、苦手な人もいる
帰ってきてたべてもらうために、甘くないのも用意しておこうと
人の多い市場、残りの買い物を済ませるためにすすんでいった

ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」からシンシアさんが去りました。
アンセル > 「変わったものもあったぞ」

こっちで買えないものもあったり、面白い事もあったりと実は色々回っているのだと
でもシンシアは近づいては駄目という考えで

「今度行ってみよう。魚も沢山獲るぞ」

貝や海藻以外にも魚を取ろうと決めて
後で洗う大変な事など知る由もなく楽しそうにして

「……そうか、わかった」

シンシアがそこまで言うのであれば止めておこうと考え

「甘くなければノーガルトも食べられるな」

家族全員で食べるには甘くないのも必要だと気が付き頷き
残りの買い物もと一緒に市場を歩いて

ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」からアンセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 雨上がりの夜の街への散歩に出てきた。
少しだけ水たまりも残る地面、今日は人の姿で白いフードを被りながら、水たまりを楽しげに避けて歩く。

湿り気も多い空気、少しだけ毛がペタっとするけど仕方ない、このくらいは平気。
雨続きで外に出れなかったから、今夜の散歩はなにもなくても楽しいようで、
大通りのお店を見て回ったりしてた。

足を止めたのは、いつも行く果物屋さん。
いくつか迷うけど、やっぱり選んだのは…りんごジュースを買って、公園へ入っていく。

シャルレ > 公園の中は人の気配もない、見つけたベンチに座ってから、先ほど買ったりんごジュースのストローに口をつける。
それだけなのに嬉しくて足を揺らしてた。


雨上がりだから湿り気も多い、フードの下の耳がモサモサして、少し不快感。
周囲をキョロキョロして…フードに手をかけ下ろす。

篭ってたから外気に触れると白い三角の耳が、ピンと立って、ぴょこぴょこ揺れる。

「ふ―…」

頭の上が蒸れてたのも、これで解消…人目につかない今だけだから、と自分に言い聞かせながら。

シャルレ > ちゅ―…っと、リンゴジュースを全て飲み終えて、息をつく。
フードを被りなおしベンチから立ち上がれば手足を伸ばすようにし、

「んー、かえろ」

足元はまだ濡れてる、それでも楽しげに軽い足取り、近くのゴミ箱に空になった容器を捨てて、隊舎まで帰っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。