2017/06/08 のログ
■ウィルバー > 「恥ずかしがらなくても、友達同士なら当たり前のことだよ?
こうして仲良くなっていくんだ。」
猫の姿では、人間サイズの少女に胸を隠されるとそれを遮ることはできない。
なので、膝の上に前足を載せて座りなおすと己の価値観を堂々と主張した。
ちなみに、他意のない事故でも、勘違いでもなんでもない。 れっきとしたセクハラであった。
「そうだね、気が向いたときにでも掃除してくれると嬉しいな。
あと、変なことじゃないよ、シャルレ。
皆していることだよ?」
良い子の少女にムチャをするのは気が引けるので、じっくり時間をかけて説明することにしようと決めた。
「僕はそろそろ家に帰るよ。 シャルレはどうする? 送ろうか?」
少女の膝の上で首を傾げている。
彼女が望めば家まで猫の姿で送るだろうし、そうでないなら膝の上から降りて家路につくだろう。
■シャルレ > 「……そう、なの?」
友達同士で…したことなかった、
今まで猫で出会ってたから撫でられることは多くあったけど…。
相手の説明に疑いつつも返事を返してた。
「…皆…してるの?」
ちょっとショックなことを聞いたように表情は少し引きつってたかもしれない。
帰ると言葉に頭の中がぐるぐるしかけてたから、膝の上からウイルパーを下ろし、自分も立ち上がる。
「私、あ、ううん、大丈夫。一人で帰れるから
じゃ…おやすみなさいウィルパー」
座ってたおしりのとこを手で払い、外階段から屋根へと飛び移る、屋根の上に着地したのは白い猫の姿。
一度振り返り、隊舎のほうへと帰っていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からウィルバーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にメンシスさんが現れました。
■メンシス > 平民地区の人気の少ない路地。
背中に両手剣を背負った男が地面に伏しているスキンヘッドの男の背を踏みつけながら
その男の者と思われる財布に目を通す。
よく見れば彼の周りには複数の気絶した男が転がっており
一人だけ突っ立っている男の服には返り血と思われる赤い液体が付着していた。
財布の中の金を引き抜けば、ぽいっと財布を捨ててため息をつく
「…はぁ、喧嘩吹っ掛けるなら、勝てる相手にしとけよ」
呆れた様子で軽く男を蹴れば、壁に寄りかかる。
勝ったとは言え無傷ではなく、少し疲れた体を癒す。