2017/06/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 今日も今日とて忙しさとは結構遠い、雑貨屋の日常。
常であれば赤字経営も良い所なのだが、最近羽振りの良い貴族が固定客に着いたのだ。
その背景には妻の頑張り――否、篭絡とでもいうべきか。
ともあれ、事情があったりするのだがそんなことは露知らず。
今日もお気楽にエロ道具を揃え、カウンターで自分の性器を模したディルド―を磨き客を待つ。
新作とでも言わんばかりに、傍らには妙にリアルに女性器を模したオナホールも完備。
■ピング > 手入れだけは欠かさぬその品々。
妙に艶がついているのは、手入れが行き届いている証拠か、或いは使い込まれている証拠か。
ともあれ本日も平常運転な雑貨屋の日常が過ぎてゆくのだった―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 【店じまいの酒場】」にフォルテさんが現れました。
■フォルテ > 結構な給金だが、結構な重労働でもある路地裏近くの怪しい酒場。
客が一人残さず店を後にし、残るのは夜遅くにたった一人で大量の食器や酒瓶が散らかったテーブルや厨房を懸命に片づける一人の青年だった。
「はぁ、はぁ…こ、これは辛い…。日中だけって話だったのに、交代の人が休む、マスターは閉店したらさっさと帰る…。僕一人で何時間働くハメになったんだ…うぅ…」
『すまんな、給料に反映しとくから任せたわ!!』そんなの当たり前だろ、と言うか一介のアルバイトになんて重くのしかかるんだ と言いたいことは山ほどあった。だが、家族を支える給金には従う他ない。
泣きそうな顔をしながら、閉店中の看板を出した酒場の中で、明かりをつけたままテーブルを片付け、食器をせっせと洗い続ける。
「マスター……如何わしいお店なんかに行かないで戻ってきてください……。…休む間もなくて、僕死にそうです…」
ひどくくたびれた顔をしながらも、荒くれものや冒険者、果てにはお忍びでやってきた得体の知れないオーラの持ち主などがいたテーブルを眺めながら淡々と食器を洗い続ける。
「……いつまで、こんな事してるんだろうなあ……うう…」