2017/05/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 平民地区の外れ、小さな公園に小さな天使がやってくる。人懐っこそうな顔立ち、栗色の髪をした男の子だ。公園内にはいると、小さな出迎えがやってくる。一匹の大きな野良猫。白黒のぶちのはいった猫は、尻尾を立てて少年の方へと歩み寄ってくる
「こんばんはー」
少年は朗らかにその野良猫に挨拶。すると野良猫の方も、にゃー、と鳴いて返す。少年はそのままベンチの方へと向かう。野良猫も後ろをてくてくとついてきて、少年がベンチへ座ると。ひょいっとベンチに飛び乗って
■シャルティア > 「今日はじゃーきーもってきたよ!」
懐から出した紙袋に白黒の野良猫の目が丸く光る。にゃー、にゃーとベンチの上で、少年の腕に顔を擦り付けて「はやくくれ」とせがむよう。少年はそんな野良猫をニコニコした顔で見ながら干し肉をちぎる。
「はい、どーぞ」
がじがじと干し肉に食らいつく野良猫。それを見ながら、ベンチの上で足をぶらぶらさせながら、自分も干し肉をかじる
うん、美味しい。これならきっと、野良猫の方も気に入ってくれるだろう
■シャルティア > しばしのおやつタイム。ベンチで野良猫と一緒にジャーキーをかじる。野良猫の方も満足したのか、くぁぁっとあくびをして。にゃー、と鳴くとベンチから飛び降りた。尻尾をご機嫌そうにゆらゆらゆらしながら、少年へと振り返り、にゃー、とまた鳴いて
「??どうしたの?そっちになにかあるの?」
どうやら見せたいものが野良猫の方にあるらしい。少年はベンチを降りて、野良猫へとついていく。夜の散歩を兼ねた野良猫との一夜。少年に野良猫が見せたものは何なのかは、少年にしかわからぬことで
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」にシンシアさんが現れました。
■シンシア > 賑わう市場に買い物にでてみた、人も多いし出店もたくさん並び、野菜や果物や雑貨なんかも
少し眩しいくらいの日差しの中、日陰を選ぶようにテントの軒先を眺めながら歩いていく、
ついつい足が止まるのは、雑貨屋さんなどの何気ない小物が多いお店
少しは女らしくとアクセサリーらしいものを身につけてもいないし…
これから暑くなるのなら髪留め?とか手にとってみたりして
■シンシア > 結局落ち着いたのは、青系のリボンの髪留め。カゴにはいってた
薄いブルーの大きめの布も一緒に購入
あとは…近くの革細工のお店で、銀細工の入ってる皮袋を選ぶのには少し時間がかかりながら
外は気温もあがってきたし、もうノースリーブの上着姿でも暑く感じる
果物屋さんのほうにも足をのばしながら、しばらく市場のなかをグルグル周り、一人の時間を過ごしていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区 市場」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民 市場」にサンゾウさんが現れました。
■サンゾウ > マグメールに来て早々、市場へとやってきた。
「おーおー、見たことないもんが結構置いてあるやないか。
お、姉ちゃんなんやこれ? ほー、こうなっとんか。」
風変わりな服装と言葉づかいの男に周囲は奇異の視線を向けるも、男はそれを気にすることなく露店の店員になれなれしく話しかける。 以前いた地域では見たことのない果物を目にし、男は全身から喜びを表しつつ、一つ手に取ってみる。
■サンゾウ > 手にした果物に鼻を近づけ、匂いを確かめる。
「おう、なかなか旨そうやな。 とりあえず一個貰うわ。」
言うやいなや、スーツから金を取り出し渡そうとする。 が。。。
「ああ、両替まだしてへんわ。 すまんの、これで勘弁してくれや。」
見慣れないコインを見せられ、困惑する店員の表情で理解した男は代わりにと小さな金の塊を手渡す。
「これなら不足はないやろ。 釣り? ええって。 わしの気持ちや。その代わり今度デートでもしてくれや。」
ますます困った顔になる店員の前でゲラゲラ笑うと買った果物をその場でムシャムシャとほうばる。
柑橘系を思わせる甘い匂いを放っていたそれは期待を裏切ることない味を提供する。
■サンゾウ > 「旨いなこれ。 姉ちゃん、また買いに来るな。」
まだ半分ほど残っている果物をほうばりながら店員に声をかけると、踵を返し市場を後にする。
ご案内:「王都マグメール 平民 市場」からサンゾウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にノーガルトさんが現れました。
■ノーガルト > (冒険者の仕事というのは、非常に単純だった。
依頼書にサインをして、規定の日数分だけ仕事をして、そして報酬を受け取る。
それだけの、ただ単純な作業であった。
その単純な作業の中で、偶然と条件が一致すると、とある現象が起こる。)
「…………商団ギルドが、俺を?」
(――――冒険者の私有化、である。
信頼を積み重ねると、冒険者個人とコネを持ち有事の際に護衛や運搬などを任せようとする集団がいる。
それらは定期的に、冒険者”個人”に報酬を直接払う。
もちろん金である必要はどこにもない。
女、物資などで済ませようとする者もいる。
そのあたりは、冒険者個人と依頼主の公証人るため、ギルドも手出しはできなくなるのだ。
タナール砦での依頼をこなし、戻ってきたノーガルトは宿へと報告を済ませる。
その際に、女将から冒険者ギルドへと顔を出すように言われていると話を聞き、こうして顔を出してきた。
そして告げられたのが―――かねてから目標にしていた、自分自身を私有化してくれるもの。
ようは、コネを手に入れられると告げられたのだ。)
■ノーガルト > (願ってもないことだった、ノーガルトが求めていたのは安定した収入。
冒険者ギルドではなく、商団の子飼いともなれば必ず契約金が手に入る。
もちろん冒険者ギルド(というよりも宿)に一定量を支払う必要はあるが、それでもまとまった金が毎月手に入る。
最も求めているもの、それが目の前に転がり込んできたならば乗らない手はなかった。)
「……それで、その商団の詳細などは?」
(だが、安易に乗ってしまっていいものかと思いとどまる。
確かに安定した収入は魅力的だし、纏まった額であれば受けるのは吝かじゃない。
しかし、だからと言って悪徳だとしたらさすがに受けるのは…。
ノーガルトは、一応仕事に関しては一定の線引きをしている。
護衛や、運搬の仕事はこなすし、討伐の依頼も受ける場合もある。
だが、奴隷ギルドやそれに準ずる商人からの仕事は、ほぼ間違いなく蹴る。
その商団が、そういった手の物ならばいくら美味しい餌だったとしても、ノーガルトは食いつかない。)
■ノーガルト > (顧客情報になるので、そのあたりは自分で調べてくれ、というのがギルドの返答だった。
無理もない、変に散策して目をつけられでもしたら冒険者ギルドも困るだろう。
散策して依頼を出してもらえないということになると、冒険者ギルドも収入がなくなってしまう。
ノーガルトは軽いため息をついた。
それは呆れなどの感情ではなく、当然かという意味でのため息だった。
苦笑を漏らしながら了解、と相槌を打つ。)
「わかった……その商人の住所は?」
(話を聞かないと、おそらくどう判断をつけていいものかわからないだろう。
ノーガルトは、商団の代表が済んでいるという場所を聞き出し、冒険者ギルドを後にした。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノーガルトさんが去りました。