2017/02/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にノーガルトさんが現れました。
■ノーガルト > (本日晴天、時折雲が太陽を隠すものの雨の気配は全くなかった。
ノーガルトは、商業地区の野菜売り場をゆっくりと歩いている。
目的は、愛飲している気付け薬の材料を探しに来たのだ。
トウガラシ、山椒、黒コショウ。
大きな町ならばそれなりに取り扱っているはずと、普段はあまり足を運ぶことのない商業地区。
その一角の野菜売り場に、一人で足を運んでいた。)
「うーん………。」
『見つからんな…。』
(だが、目的のものは一向に見つからなかった。
この辺りではあまり見られないものばかりなので、仕方がないと言えば仕方がないのかもしれない。
一軒一軒、店を回りながら品物を流し見て、目的のものがなければ次の店へ。)
■ノーガルト > 「このあたりにならあると思うんだがな…。」
『この国では比較的珍しいものだからな、ダイラスのほうが可能性はあるのではないか?』
(ダインの助言通り、ダイラスならある可能性は高い。
海を越えて品物を取りそろえる港町なら、珍しいものも比較的そろえやすい。
だが、そこまで行く時間は正直惜しいとも思える。
できれば今は、王都から離れるような事柄はできるだけ避けたいところ。
近頃、町の中がざわついている様子がうかがえるゆえに。)
「あとは近場と言えば……あの町か。」
『………バフート、か。』
(なんでも取りそろえることができるという暗黒街。
そこに行けばある可能性もあるだろうが、あの町には近寄りたくはない。
ノーガルトは偽善者というわけでも、正義の味方という訳でもない。
だが、人並みの良心を抱えている男にとって、あの町は生理的に受け付けないのだ。)
■ノーガルト > 「…まあ、どうしても見つからなかった場合は仕方がないな。」
『できれば見つかってほしいところだがな。』
(まだ、商業地区は続いている。
この辺りはマグメールでも一、二を争うほどの大きさだ。
肉や魚、生鮮食品ならば何でもそろうと自負しているだけに、まだ望みが消えたわけじゃない。
それに、家族への土産も少し考えておきたいところだ。
今、家に何か足りないものはなかったかと、頭の中で食料貯蔵庫の中を思い描く。
肉は足りているし、野菜もこの間買い付けていた。
飲み物……ああ、そういえば酒はあったがほかの飲み物が足りていなかったはずだ。)
「水と…果実系の飲み物も探しておくか。」
(そう、ひとりごちたノーガルトはもう少しだけ。
ほとんど散歩気分ではあるが、商業地区を歩いて行った。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノーガルトさんが去りました。