2017/02/23 のログ
シャルレ > 今日は、猫と一緒にいるのを嫌がる様子のない相手。
胸元に抱かれて見上げながら、撫でられてると暖かいのと落ち着くのと嬉しい。

通りの端っこを歩き始めると、その歩調に体を揺らして。
お店を一緒に見て回る途中、腕の中から見えた脇道、そこにむかって飛び降りる。
人の多いとこでは…なにも伝えられない。
もどかしくて、人目のない場所に入り込む。

アシュトン > ふーむ、あんまり値段も変わってないなぁ。
もう少し様子見をするべきか、早めに買ってしまうべきか。

(目をつけていた商品の値札を眺めると、小さなうめき声。
そんな感じで思案を巡らしていたのだが、不意と両腕の中から重みが消え去って)

逃げられた……という感じでも無さそうか?

(もっとも猫は気まぐれというし、なついててもいきなり、なんて事も有るだろうが。
まぁ居なかったらいなかったでいいかと思いつつ、後について脇道にへと入ってみる)

シャルレ > 人の多い場所で姿を変えるのは危険と教えられてた。
ミレーに間違われ捕まる可能性を高めるだけだからと―…。

人目につかない脇道にコッソリ入り込み、角を曲がったところで光が弾けたように白猫から小柄な娘に姿を変えてくるっと振り返る。
ちょうどその様子は、優しく撫でてくれた人だから見られてもいいと。
もし正体を明かし、捕まえるようなことになるなら逃げるつもりでいた。

振り返りフードをかぶってから、駆け寄るように相手のもとへと近づいていく。

アシュトン > いーなーいーかなーっと……

(ネコの姿を探すように視線を巡らせながら、緩い足取りで進んでいく。
裏路地なんかは慣れているため、これと言って深く警戒するような素振りはないのだが。
とそんな感じで進んでいたのだけど)

お、そこにいる……ん?

(ネコの姿を見つけた辺りで、なんか光った、ような気がする)

んん?

(光の中で、猫の姿が人の姿に変わった、ような気がする)

んんん!?

(そして、その人の姿が此方に向かって近づいている。ような気がするではなく実際に。
イマイチと状況が掴めずにいるままに。
とりあえず、相手がどう動いてもいいように、軽く身構えて様子を伺っている)

シャルレ > 振り返ると、ちょうど相手がいた。
ニコニコしたまま跳ねるように近づいて、両手を伸ばす。
そのまま不思議がる相手にぎゅっと抱きつこうとして

「やっと話せるっ」

自分からしたら、相手は先ほどまで撫でて抱っこしてくれてたから警戒することもなく。

アシュトン > (とりあえず、相手に敵意は無さそうである。
といっても状況の理解が追いついていないため、警戒気味な構えは解かないのだが。
かすかに後ずさりした、直後)

ぬぉあっ!

(ネコらしい動きというか何というか。
跳ねて飛びつかれた辺りで、奇妙な声を路地に響かせ)

えーと、ちょっと待てよ、今整理するから……

(相手の言葉を聞きつつも、抱き着かれるままに思案して)

つまり、ヒトが猫に変身していたか、猫がヒトに変身していたか、そのどっちか。
って事で、いいの、か? コレは。

(グルグルと考えたあげくの答えを口に出す。
前者は言うまでもなく、後者も動物を使役する術として存在する。
ならこのどちらかか、という予想であった)

シャルレ > 「お肉おいしかった、ありがと」

先ほど分けてくれたお肉の感想、お礼も言えずウズウズしてた。
驚く相手は背が高い、腰あたりに抱きついて仕草は猫のまま、嬉しいと頬を寄せて。

「えっと…私、猫だよ。でも、人にもなれるようになった」

経緯を説明するには、難しく。でも人の言葉で返事ができるようになったのが嬉しくて少し早口になってた。

アシュトン > あぁうん、何かのドッキリではなく、本人?なんんだな。

(どうにか考えもまとまってきた辺りで、なんとなく落ち着きを取り戻す。
この短時間でそんな仕込みをしている余裕はないだろうし、する理由も思い浮かばなかった)

なるほどなぁ、となると元々そういう能力を持ってたのか、或いは誰かの使い魔だったのか。
後者ならなるほど、ヒトに慣れてるのも納得だな。

(早口かつ説明自体もはっきりとしたモノではないが、自分自身で噛み砕いて考えて。
そんな事を言いながら、片腕で軽く相手の体を抱き寄せつつ、もう一方の空いた手で、猫の時そうしたように、頭を撫でてやる
――まぁ、フードの上からになるが)

シャルレ > 「うん?……ドッキリしたの?」

意味を少し違えたまま顔だけあげて聞き返す、人の多い街ではフードをかぶり、スカートの中で尻尾は揺れる。
先ほどのように抱き寄せられると暖かいし、撫でられると嬉しい。

「んと…うん、お使いしてたこともある。」

相手の話によると、後者の過去にある。人に酷いこともされても人に優しくもされてた。

アシュトン > 少し、いや割とな。
そりゃ、今さっきまで妙に人懐っこい猫だなと思って撫でたり抱き上げたりしてたのが、いきなり人の姿になったら大体は驚く。

(状況も大体と理解でき初めてきた当たりで落ち着きを取り戻すと、緩く息を吐き出した。
分かってしまえば、それほど難しい話でも無さそうだ。
頭を撫でつつ、相手のフードをずりずりと後ろへと降ろしていく)

なるほど、それで普段はネコの姿で暮らしてるのかな。
路地に入ったのは、周囲に見られない為か。
まぁ正解かな……もの珍しさで捕まえようとするヤツも居るかも知れないし。

(仕事をさせる利便性から動物を人型にして、という話自体はそう珍しくはないが。
往々にして誰かが飼っているし、手に入れる機会は少ない訳で。そういう意味で手を出そうとするヤツはいそうである。
言葉を返しつつ、抱き寄せている手で、背からお尻に掛けてのラインをなぞるように撫でていった)

シャルレ > 「だって…街では人になると危ないって」

頭を撫でられながらフードが下がると白い耳がピンと出てくる。
ここは脇道だし他に人目もないから、急いでフードをかぶりなおすようなことはしないで。

「ほんとは猫だもん、お仕事とかするときは人のほうが話せるから。」

魔力を分け与えられたから人にはなれるけど、それだけ。特別な力などない化け猫というもの。
背中に触れてる手が動いていく、服の上からでもわかるお尻のとこには尻尾のふくらみにもぞもぞ身じろいで。

アシュトン > まーそうだろうね、街で生活するなら、猫か人か、表に出るときはどっちかにするのが無難だろうな。
んむ、耳は残ってるのか。それじゃ猫の姿の方が安全だな。

(撫でる手に、髪とはまた違った感触。
容姿で言えば、やはりとミレー族に間違われて面倒に出会う可能性も高そうだ。
髪を梳く合間に、ちょいちょいと耳を指で触ってみる)

お仕事、って事はネコ生活以外もやってるって事か。
尻尾もあるのか……ちょっと確かめてみるか。

(或いは、隠す意味もあってそうしてるのだろうが。
さてと、どうしたものかと考える。
暇つぶしに猫と戯れていたら、可愛らしい子に変身しました、という事であるが。
まぁとりあえず別段と捕まえる気も思い当らない。もっとも、こうやって抱き着かれてると悪い気も起きてしまいそうなのだが。
ちょっと戯れ混じりといった感じに、するするとスカート部分をまくってみる)

シャルレ > 「うん、耳と尻尾消えない…だから隠してる。」

耳をいじられるとクルンクルンと回すように耳が動くくすぐったいように肩をすくめてモゾモゾ動き。

「お仕事してる、お手伝いとかお使いとか、いろいろたくさん」

具体的な役割はないけど、お世話になってる隊舎の家事や掃除など寝床とゴハンをもらっていることを説明する。
その時にスカートをめくられると、足の間で白い尻尾がユラユラと揺れているのが見えるはず。

アシュトン > なるほどな……使い魔にしたヤツは大分良い趣味してるな……

(いい意味でも悪い意味でも。
耳に触れるたびに震える様子を楽しげに眺めつつ、ちょんちょんと突いてからまた頭をゆるく撫で始める)

正体を隠してもやりようはあるって事か。
ネコの姿になれるのも、場合によっては仕事の助けにもなるだろうし……

(特に移動とか便利そうである、ヒトが入れない狭い場所とか、高い場所とか。
肩越しに覗き込んでみれば、尻尾、やはりと猫である)

他は――殆ど人とは変わりない感じだろうか。

(まぁ別段確かめる必要はないのだけれど、実際のところただの口実なのだけど。
スカートをめくり上げたままに手を内側へと潜り込ませると、下着――を穿いていればその上からお尻を軽くと撫でてゆく)

シャルレ > 「そうなの?」

小首をかしげて聞き返す、はじめて言われた言葉は不思議に聞こえて、その意味がわからなかった。
猫のままでも人でも、出来ることはあるから。

「うん、他は同じ…でも耳も尻尾もあるから人じゃない」

獣人とも若干違う、イタズラに魔法をかけられた猫であるだけだから。
人の手が、大腿を撫でて行く動きにモゾモゾした感覚がして、肌が震える。
知らない感覚に逃げるように腰が引ける。

「やぁーん、モゾモゾなるから…変なかんじするから、やだー」

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアシュトンさんが去りました。