2016/12/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネネさんが現れました。
■ネネ > 街灯の明かりが点在する通りと、少しはいったとこにある公園
部屋の窓から通りを眺めてたときに聞こえてきた
猫の鳴き声。
ずっと鳴いてて、どこかに挟まったのか怪我でもしたのか
鳴き止まない声が響いてて
つい外に出てきて、その猫の鳴き声の場所を探してた
■ネネ > 小さな鳴き声は続いてる、どこだろうとキョロキョロ見回してたら
木の上に小さな白い子猫が、街灯の明かりの近くで降りれなくなってた
いつも公園にいるリボンつけた猫よりも小さい。
木登りはできないけど…
子猫の真下まで近づけば、両手を広げて、
旋風を巻き起こす、周囲の枯葉も一緒に舞い上がってしまうけど
子猫くらいの軽さなら、風だけでも浮き上がらせることもできた。
そのまま風も穏やかに収めれば、子猫は広げた両手の中に抱えるように
胸に引き寄せて温める。
■ネネ > 街灯の下で小さな娘が抱えてる子猫。
怖かったのか、寒いのか…両方かもしれないと思えば
首のとこで結んでたボレロの紐を解いて脱ぐ
子猫の体を包んでやりながら
「寒くないよ、怖くないよ、ね?」
子猫だから親猫でも近くにいないかと探すけど
それらしい鳴き声も、姿もなくて…
どうしょう、宿には連れ帰れないだろうと
子猫を上着で包んでたから、薄着になったワンピースのまま
大通りに出ていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に《鋳薔薇卿》さんが現れました。
■《鋳薔薇卿》 > 街灯の灯りに照らされて、武器屋の店先にたたずむ影が一つ。
上から下までもじゃもじゃの輪郭は、かろうじて人型をしてはいるがとても人とは思えない。それが両手に抱える物体から、低い男の声が響いた。
「うーむ……この通りでは、これ以上の品は厳しいか。
まあ、基本的に消耗品ではあるのだが」
向いている先の棚には、数本の剣が飾られており、
盗難防止なのか、透明なケースには防御魔法が掛けられている。
まあ、盗むつもりはないのだが。
と、寒空の下、通りに出てきた少女は、何とも風邪をひきそうな格好であった。首を向けずに、もじゃもじゃの人影から声がする。
「……そこの娘よ。この夜は薄着で歩くには堪えるぞ」