「フハハハ!ひよっこ共よ、我の事は鋳薔薇卿とよぶがいい!」
国立王都魔法技術学院に所属し、大地の魔術と幻術を教える 薔薇。 不気味に黒光りしており、常にてらてらと濡れている。 講義を行う日の早朝、敷地内のどこかにある花壇から1輪折られ、水の供給を受けながら教壇に立つ。 火にとても弱く、燃え尽きるとその日の講義は終了してしまう。 神聖属性にも弱く、浄化されるとやっぱりその日の講義は終了してしまう。 そういうわけで、講義中は花の周囲数十cmにわたって簡易の魔法障壁を張っている。 花壇の薔薇はいくら折れても、次の花が半刻と経たずに生えてきて咲き、尽きることのない印象を与えるだろう。
性格は尊大、口調も悪い。……口ないけど。 だが誰にでもというわけではなく、位階が自分より高い相手、自分が認めた相手には相応の接し方をする。 趣味は菓子作り。手足はないが魔法で調理器具を動かしているようだ。
かつては力ある吸血鬼だったらしいが、今では見る影もない。 乙女の血に飢えているが、手も足もない現在の姿ではかなわず。 理由をつけて呼んだ女生徒に淫らな幻覚を見せ、漏れた愛液を啜るにとどまる。
+-+-+ 魔術 +-+-+ 植物の扱いに長ける緑の魔術と、嗅覚や味覚に作用する幻術を専門に教える。 また意外にも刺突剣術に精通しており、騎士の手助けになるだろう。 彼の講義は実習を頻繁にやるため、受ける際は汚れてもいい服装に着替え、持参していくものがないかしっかり確認しておきたい。 +-+-+ スキルリスト一例 +-+-+ ◆ソーンウィップ しなる茨の鞭を召喚し、操る。 ◆サモン・グリーンマン 人型に集まった植物の塊を召喚し、操る。 ◆サモン・スケアクロウ 動く案山子を召喚する。模擬戦闘などで術者の代わりとなる人形をつくる為に必要。 ◆グロウアップ 支配下に置いた植物系の魔物や精に養分を与え、強化成長を促す。 種の壁を超越させることにより、新たな力を目覚めさせたり、通常成長ではあり得ない変異を起こすことも不可能ではない。 ◆ハーヴェスト 支配下に置き成長させた植物系の魔物や精から生命力を吸収する。 得た力は花や果実などの目に見える形で固定されるため、保管したり他者に分け与えることが可能。
+-+-+“鋳薔薇の迷宮”+-+-+ 九頭龍山脈のどこかに存在するダンジョン。 出入口はまだ発見されていないが、人語を解する薔薇が、そのカギを握ると云われている。
───という噂を、鋳薔薇卿本人が流している。
+-+-+ 関係者 +-+-+ ノイア(640) 空中庭園にて食事。協力者の存在もあり眠姦が成立したためばれてはいないだろう。 何年か前の元教え子。一戦交えて現在の戦闘力を垣間見、雌餓鬼呼ばわりをやめた模様。 『ふ、ふん。名ばかりと思ったが、幻術含め少しはやるではないか。我が追及する破壊の美学に届かないのは残念だが』 知らぬ間に甘味の隠し場所が調べられていた。
ノワ(650) 九頭龍山脈北東部の廃村で遭遇。狩人らしきミレー族の娘。本能に忠実なようだ。 神聖属性の槍を扱うため一応注意しておく。魔王と面識があるらしいが、具体的にだれかは不明。
不明(598) 憂う乙女。夜の平民地区で言葉を交わした。名は聞いていない。 少々無防備だが、まあ……気に掛ける義理もあるまい。
ネネ(544) 平民地区であった少女。 子猫の飼い主を探しているようだ。
アラミル(99) 夜の富裕地区、通りで会話した。 その後、自身の研究室で食事。得られた精気を対価として、バフート付近まで転送する。吸精を行う存在として近しいものを感じた。
+-+-+ 語られぬ経緯 +-+-+ かつてはトレントから後天的に変異した吸血鬼であった。 本名は知る人ぞ知る。 剣士でもあったが、長年の相棒であった剣をある時期から紛失している。その辺の剣ではなかなか替えが効かないらしい。 ずっと昔、九頭龍山脈の北東部にあった村を統治していたらしいが、その痕跡はどこにも残っていない。 +-+-+ PLより +-+-+ ・既知歓迎。関係先構築はご相談ください。 ・フラグ成立に伴い性的嗜好が変化することがあります。 ・『国立王都魔法技術学院』の設定、一部お借りしました。 名前長いから、魔技学、って略していいですか?( ・ダンジョン“鋳薔薇の迷宮”つくりました。詳しくはOTHER LISTまで。
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