2016/11/23 のログ
■ソル・グラディウス > 「……何だよ。男がスイーツを食っちゃいけないってか?」
確認するように聞いてきた彼女に仏頂面でそう返す。
自然に微笑んでいても彼女の内心は大体わかっているようで少しばかり機嫌を悪くする。
目を細くして、仏頂面のまま機嫌が悪そうに彼女の誘いを聞く。
「…ふん」
彼女の言葉に返答せず、開いた場所へとドカッと座る。
無遠慮に体を伸ばし、背もたれへ寄りかかりながら紙袋の甘味を取り出す。
中から出て来たのは生クリームやチョコレート、イチゴやバナナなどのフルーツを薄いパンケーキの皮に包んだスイーツであった。
店員に名前を聞いたところ、どうやら「くれいぷ」とかいう甘味らしい。
扇形のような形状をしたそれにはむっと食いついて、味を見てみる。
■ルゥ > 怒らしてしまったか?近づく様子に多少警戒はしてしまうのは、
返答もなく座る仕草からも緊張する空気は残したまま
口調は明るく、軽く
「んーん、そんなことない
でも男の人って苦いお酒とかけむたいタバコとか好きな印象
だったから、ギャップがね」
先入観だけど、目の前の大きな人は
甘そうなものを食べる様子を隣で見つめてると
「おいしい?」
見るからに甘そうなものしか詰まってないモノを食べてるのを楽しそうに見つめる
平然を装うけど…近づくとなにかの違和感、嫌悪感のものでなく
むしろ似たような同類なのか、同属性なのか、同種族?どれだ…
探るように思慮を巡らす。
■ソル・グラディウス > 相手の緊張する空気を感じ取り、少し警戒させてしまったかと考える。
ここで別に何か言っても仕方ない。
特に怪しい者ではないとフォローはせず、黙々と食べ進める。
「…酒はよく飲む。タバコは…まぁ、そこそこ。
あんまり先入観で物事を推し量らない方がいい。
今回みたいなのはともかく、戦闘などで先入観だけで動くと痛い目を見るぞ」
口の中にある甘味を飲み込めばそう返す。
彼女の魔力を何となく感じ取ってるためか、戦闘とか『そういうこと』をする職業だと察して、そう告げる。
「……あぁ、食え」
楽しそうに隣から見つめる彼女に美味しいと肯定すると共に紙袋を差し出す。
中には彼が食べている物とは別の、イチゴの代わりにキウイフルーツが入った『くれいぷ』があった。
折角だから色々な種類を楽しみたいからと買ったものを彼女へと渡す。
彼女の勘繰りには気づいておらず、甘味を食べ進める。
しかし、彼女の魔力を感じ取ってこちらも何処となく似たような物を感じて、内心不思議に思う。
顔には出さないが。
■ルゥ > 「わかった、お兄さんが実はお姉さんかもしれないってこともあるものね」
先入観の話は、たしかに納得し
明らかに男性っぽいけど、万が一もあるだろう
受け答えに勘ぐりのよさ
同じ匂いがする
「ん?いいの?」
差し出された紙袋、中を覗けば隣の男性が食べてるのと色違いのものがあって
取り出しながら隣を気にして
「ね、一口食べて?」
手にもって、自分が食べてるほうへと腕を伸ばす
2つあるということは1人で2つ食べる気なのだろうと思ったから
■ソル・グラディウス > 「それもありえ…いや、それはありえねぇから」
彼女の言葉を聞き、ジト目を向けてそう返す。
確かに先入観で物事を判断するなと言った。しかし、自分は先入観抜きでも男だろう。
揚げ足を取られたような感じがしてもまたもムッとして仏頂面になる。
「構わん」
短く、彼女へその甘味を受け渡すことを告げる。
何やら自分が食べているモノと違うという事に気づいたらしく、声を掛けてきた。
「…毒見か?これはしっかりと店で……まぁ、いい」
まだ警戒が解けてない様子の彼女を見て、もしや毒が入っていると懸念してそう言ったのだろうと予想する。
そんなことはないと口で言うより、目の前で食べた方が信ぴょう性があるだろうと首を伸ばして彼女が持っている甘味に噛みつく。
シャリッという食感と共に自分が手に持っている物とは一味違った甘酸っぱさが襲ってくる。
■ルゥ > 「そお、じゃあよかった」
やりとりが面白く感じて、今回は自然と笑ってしまった
つい、しまったというように口元に手をあてたけど
遅く、相手の表情は険しくさせてしまってた。
「違う違う、お兄さん自分で買ったものでしょ
別のものだし、味見だよ」
まるまる受け取るのに恐縮してのこと、警戒と探り合いをするようにさせてしまったか
弁解をしながら、一口食べたら
「いただきます」
言うべき言葉は、きちんとむける
両手に持ってペコんと頭をさげて、噛み付く、甘くてキウイの食感もあって
おいしいものを食べると笑うのは自然なのか
頬を緩ませながら体が揺れる
その仕草は、見た目の年相応の娘の反応のように
■ソル・グラディウス > 「……怒ってない」
自然と笑った彼女にこちらも仏頂面が解けて顔が綻びる。
顔が綻びてしまったらハッとした表情をして無表情へと切り替わる。
彼女に自分の表情を見られてないか、見られてたら少し恥ずかしいなどと考える。
「あぁ…そういう事か。
別にそんな気遣いは必要なかったんだがな…まぁ、礼を言う」
自分の手に持っている物と相手が手に持っている物の食べ比べをさせてやりたかったという彼女の意図に気付き、言いずらそうに感謝を述べる。
自分の勘繰りや警戒が何故だか空回りしているようで何処となく恥ずかしくなってくる。
「……ソル。ソル・グラディウス。お兄さんって名前じゃねぇ。」
頂きますという言葉を聞き、礼儀正しく頭を下げて甘味を食す彼女を横目で見る。
美味しそうに食べて、笑みを浮かべる彼女を見て、こちらも微笑んでしまいそうになる。
ハッとして、無表情をキープすれば甘味に酔いしれて体を揺らす彼女へそう自己紹介をする。
■ルゥ > 「…よかった」
一瞬の素が出てしまって、スィーツにつられて崩れそうなペース
でも、でもやっぱり甘くておいしいものだから
「甘いけど、おいしい、1日歩き回ってたから甘いのいいね」
もう警戒なんて、面倒になってやめる
素直に目の前で甘いものをくれた男性に感謝もありながら
体に染みるように美味しく感じてた。
「ソル…じゃあソル、ありがと、私はルゥ」
初対面で食べ物を分けてくれて、顔つきは不機嫌そうだけど
甘いの好き、甘いのくれる人はいい人と自己完結させれば
自然と自分の名前も名乗る
■ソル・グラディウス > 自分の与えた甘味を美味しそうに頬張る彼女を横目で見る。
一件普通そうに見える彼女。しかし、内包している魔力がどうも気になってしまう。
「あぁ、糖分は疲れにいい。…多分な」
特に根拠はないが自分の経験から疲れに効くと告げる。
あまりこういうのは食べないがたまにはいいと考えつつ、果実ジュースでも欲しいなどと考える。
美味しそうに食べる彼女を横目で見て自己紹介に耳を傾けた。
「ルゥ…か。良い名前だな。………ところでルゥ。お前、何者だ?」
彼女が素直に自己紹介をしてくれた所で少しは警戒は解けただろうと少し踏み込んだ質問をする。
先ほどから感じる彼女の魔力と自分に似た感じ。
これが気になってしょうがなく、それについて直接聞こうとそう口にした。
■ルゥ > 「うんうん、たまに食べる甘いのは、特別感」
女の子の好きなスィーツ、年頃の子らならハシャギながら食べ慣れてるだろう
ここよりも田舎から出てきたばかりだから
このようなオシャレなものは初めてだった。
「ん?何者って……」
うーん、モグモグと食べながら考える
どう説明する?どこから?何者ていうのは騎士団のことか魔剣のことか意図は?
言葉を繋げるように頭の中で組み立てる。
「ソルは騎士団の人?」
見た目には甲冑もないけど似た感覚に、自分と同じ立場なのかもしれないと
■ソル・グラディウス > 「特別感、かぁ…」
もぐもぐと甘いものを食べながらその言葉を呟く。
しかし、これだけ甘く、美味しいものならば王都で流行るのは当然か。
今度、同居人の彼女にも買って行ってやろうと密かに心の中で決める。
「……」
モグモグと食べながら考えている彼女をじーっと凝視する。
別に何か特別な意図…策略や計略があるわけではなく、単純に興味が湧いたから聞いたのである。
そんな自分に対し、彼女が投げかけた問いを聞いて口を開く。
「騎士団?…何のことか知らんが、俺はただの冒険者だ。
お前のことについて聞いたのも情報をリークしようだとかそういう事じゃなくてただ単に興味が湧いたからだよ」
内心、(質問に質問かよ…)と少しうんざりしつつもそう返す。
真っすぐと彼女を見つめての発言は嘘ではなく真実であるという事を彼女に伝えるだろう。
■ルゥ > もぐもぐと最後の一口を頬張ってから立ち上がる
ベンチと向き合うように数歩後ろに下がると
彼を見つめて
「何から話せばいいかなぁ、でも…百聞は一見にしかずっていう
異国の言葉があるんだって
だから…」
数歩下がって開いた距離
ただ立ってるだけなら、どこにでもいる小娘のような姿
右手の人差し指を立てて、くるくる回すような仕草
その指の先から生まれる炎の小さな渦が徐々に細長く伸びてー…
炎が散れば、手に握るのは十字架のような持ち手の剣
少し目つきが、微笑み浮かべてた女の子のものから、凛々しさのこる目つきへと
「なんだか、この子の持ち主になっちゃったみたい
それで…呼ばれたの、ここの騎士団に(動かないでね)」
説明をしながら、小声で届けるベンチに座ったまま動かないでということ
公園の樹木からは、枯葉が枝から落ちて舞ってる
手を離せば剣は、鞘から抜かれて銀色の輝く刃先が宙を不変的に舞う葉を2つに切り裂いていく
2枚3枚と剣だけが意思をもつように動いたあと…剣の柄は娘の手の中に戻り
■ソル・グラディウス > 立ち上がった彼女を見据え、不思議そうに首を傾げる。
こちらに向き直り、距離を開けた。何をするのかと目を細め、少しばかり警戒をする。
普通の小娘のような彼女の挙動を観察する。
彼女が右手の人差し指を立てて、くるくる回すような仕草をしようと思ったら出現した炎の渦。
渦は細長く伸びて、炎が散った途端に出現した剣に驚いた表情をする。
「これは…」
凛々しさの籠る彼女の目つき。
説明を聞いて、唖然としつつも指示通りベンチから動かずピタリと止まる。
剣が独りでに宙を舞い、落ちている枯れ葉を切り裂く様子を目で追えば最終的には彼女の手の中に収まった。
「……お前、魔剣使いか。通りで似た感じだった訳だ…」
立ち上がって彼女を見て納得したように呟く。
『この子』というのは彼女の持っている剣―――すなわち魔剣の事だろう。
しかも、見たところ炎を使役しているという事も相まって似ている魔力を感じていたのだろう。
彼女の正体に納得しつつ、自分も正体を晒そうと背中の剣を抜く。
「偶然なことに、俺も魔剣使い…という奴らしい。それも、多分お前と同じ…炎系の魔剣だ」
背中の剣に手を触れれば金色の瞳が煌めく。
両手剣のようなサイズと重量を兼ね備えてそうなそれを片手で軽々と引き抜けば、地面を軽く剣先でコンコンと叩く。
その後、魔力を解放して、青いオーラが剣身を纏い、それに触れた地面をジュゥという音を立てて溶かした。
彼女に魔力を感じる力があれば、そのオーラから膨大な魔力を感じ取れるだろう。
■ルゥ > 剣を握ったまま、今度は彼の様子の変化を見つめる
ただ無言と無表情に近く
カゲロウのように揺らめく様子と熱に
同形属のもだったことに気づくと同時になっとくできる
違和感のような同調感の正体
「私だけの意思で動いてくれるから、ほかの人には
何も変哲もないただの、重たい剣みたい、試しに…」
彼の剣技の様子が落ち着けば、自分の剣を差し出して触ってみて、とばかりに
その手には男性が持つとしても重たくも冷たい剣にしか感じないはずのものを鞘に収まった状態で
■ソル・グラディウス > 剣のオーラを沈め、背中の鞘に剣を戻す。
柄から手を離せば金色の瞳の煌めきも収まり、無表情の彼女に向き直る。
自分が魔力の解放を使ったせいか、その一帯は温度が少し上昇し
冷たいはずの夜風も数秒間は温かい風へと変わった。
「……」
差し出された彼女の剣に触れてみる。
加護のお陰で温かくなっている屈強な身体でも感じる彼女の剣の冷たさと重さ。
軽々しく片手で持ち上げるもののその重さは自分や他の剣の比ではなく、まるで鉄塊を持っているような感覚に陥る。
剣の柄には触れず、鞘をしばらく持てば、彼女へと返す。
「……なるほど、理解した。…同じ魔剣使いだったとは驚きだった。
正体を明かしてくれてありがとうな。…ほかに何か、見せたい曲芸はあるか?」
鞘越しではあるものの剣に触れ、そして先ほどの剣の動きを見て理解する。
先ほどから感じていた違和感や同調感の正体が掴めればしこりが取れたようにすっきりとして彼女にそう聞きながらベンチに座った。
■ルゥ > 剣の持ち主と、そうじゃない者の違い
返してもらった剣は、自分には軽々と片手で握り
空間へ投げ捨てる
地面に落ちることなく、炎に巻かれるようにその姿が消えると
遠い記憶の何かが1つ消えていく
自分でも気づかないほどの小さいもの
「曲芸なんてできないもん、でも…ほかの人には、あの子は扱えないから
騎士団に呼ばれたんだけど窮屈で…抜けちゃった」
返す返事は、娘のもの表情豊かに
■ソル・グラディウス > 彼女の動作を見据えて、消えていく剣に「おぉ」と声を出す。
あれだけ重い剣を軽々と持ち上げるなんてと思っていたが、やはり彼女が握ると軽くなる何かがあるのだろう。
炎に巻かれて剣が消えれば、未だ手に握っていた甘味を食べ、完食する。
意外だった彼女の正体。
顎に手を添えて彼女をじーっと凝視していれば投げかけられた言葉に反応する。
「あぁ、だろうな。魔剣がお前を選んだのなら、お前しか扱えないだろうさ。…俺のだってそうだ。
騎士団?…王都の正規の騎士団か?…確かに、窮屈そうだ。」
腕を組んで、頷きつつ彼女の言葉に同意すれば、少しばかり微笑んでそう返す。
気付かずにほほ笑みを漏らしていたことに気付けば、ハッとした様子でそっぽを抜いた。
その後、彼女に隣に座るようにベンチをぽんぽんと叩き、促す。
■ルゥ > 「あれこれ口出されるのも決められるのも、つまんない楽しくない」
さきほどとは比べられないくらい表情は豊かに
頬を膨らませながら、王都騎士団の不満を漏らす
隣を促されれば、くるっと周りながら座って
「だから、手伝う約束だけはして
私は外で暮らそうかなーと思って、部屋を探してたの」
ポケットから折りたたんだ紙を数枚取り出して、物件の詳細の書かれたものを広げる
彼にも見せるように、とりあえずは平民地区の空き部屋、空家のもの
そっぽを向いてた彼の袖を引っ張って
「どうしたの?」
無警戒に甘いものをくれた、同じ属性の人という勝手な仲間意識
■ソル・グラディウス > 「確かに、お前の言う通りだ。…中々気が合いそうだな。」
彼女と同様に自分もあれこれ指示され、行動を制限されることは好きではなく自由に生きたいと考えている。
王都騎士団に不満を漏らす彼女と自分の意見が一致し、気が合いそうだと思った。
やはり魔剣使いは賢い者が多いと再確認すれば、座った彼女をチラッと見た。
「…ほう。そいつぁいい考えだな。」
腕を組んで周りの木々や街灯などの景色を見ながら視界の端で紙を広げている彼女を気にする。
自分にも見せるようにして広げているようだが、彼女と話しているとつい浮かれて表情が綻んでしまう気がして、視界を逸らしていた。
その瞬間、服の袖引っ張られ、反射的に彼女の方を向いてしまう。
「えっ…と、い、いや…何でもない」
仲間意識を持ったようにこちらを向く彼女に少し驚きつつも何でもないで押し切ろうとする。
これ以上、深く追求されないためにとりあえず彼女の頭を撫でてそっぽを向いていたことを詮索されないようにする。
■ルゥ > 「でしょ…堅苦しいのとか、騎士団の制服みたいなのとか」
若いながらの制限を嫌い溢れるような不満がでてくる
1人プンプン怒ってた。
引っ張って、やっとこちらを向いた瞬間に
ニコーッと満足げにえ口元が嬉しそうに横に伸びる
「やっと見た、もう怒らないでよ」
まださきほどの不機嫌を引きずってるのかと勘違いをしたまま
頭に手が乗せられて撫でられると、小さい頭はその手の動きに
よく頭ごと揺れる(撫でてる感じではなく頭を掴んで揺れてる感じ)
■ソル・グラディウス > 「全く、その通りだな。…何怒ってんだよ」
不満を溢し、一人でプンプンと怒ってる彼女にクスクスと笑う。
自然と笑みが零れたことに気付くが今更誤魔化しても遅いと悟ってそのまま笑った。
「だから怒ってないっての…どれどれ?」
口角を挙げて、向いてくれたことが嬉しそうな様子の彼女へそう告げる。
頭を撫でている手を移動させ、イタズラのつもりか彼女のほっぺをぷにぷにと触れば手を引っ込めた。
その後、顎に手を添えて彼女の広げた紙を凝視する。
どれもどこかで見たような物件でしばらく考えて「あそこか」と小さく呟いて地理を把握する。
■ルゥ > 「だって、すごく誰かに言いたかったんだから」
決まりごとの多いとこの空気の悪さ窮屈さ、伝えたくても言える人がいなかったから
ついヒートアップしてた。
頬に触れると、まだ幼さのこる頬の柔らかさに
数枚に書かれた部屋を一緒に見ながら
「もう今日は疲れたから、今度いこうとおもうけど…
できれば、静かなとこがいいんだけど、おすすめなとこある?」
お店やメイン通りは詳細に書かれてるけど
騒々しいよりも、落ち着いた地区があればと
彼が知ってるなら参考にしたくて
■ソル・グラディウス > 「はいはい。わかったよ」
彼女の不満を聞き、子供をあやす様にそう告げれば再度頭を撫でた。
今度は頭が揺れないようにゆっくりと優しく撫でて、髪に沿うように指を移動させた。
幼い顔をしているからか、肌の質感もそれに伴うように柔らかく
まだ触っていたい衝動に駆られつつもそれを抑えて物件の紙に目を移す。
「そうだな…静かなところならば平民地区の隅、貧民地区に近い場所は比較的静かだろ。
まぁ、ギルドや市場、その他主要公共施設への移動は多少かかるし、貧民地区と近いから夜になれば治安もそれなりに宜しくはない。
…まぁ、さっき言った百聞は一見に如かず。見に行った方がその『感じ』は分かりやすいだろ。
……いざ見に行くとなったら俺もついていってやろーか?」
騒々しいところより静かならばここと紙を2~3枚選択して彼女へと渡す。
曲がりなりにもこの街には3か月以上滞在している。
そのため、この場所はこうというのが多少は掴めており彼女へとそう告げる。
そして、今度見に行くときは自分も同行してやろうかなどと少し上から目線な言葉遣いでそう聞く。
その声色や口調からは嫌味などは感じられず、彼の素の口調が若干上から目線に聞こえるだけと察することが出来るだろう。
■ルゥ > 頭を撫でられるとなんだか、嬉しくもあり
一緒にみてくれる用紙を眺めながら
「ほんと?じゃあ一緒にいこう、一応、ほかの地区も覚えたいから回ってみるけど
平民地区に住むのは便利そうだから」
上から目線もこの程度なら気にならない
むしろ砕けた感じが話しやすくなって
その申し出も遠慮なくお願いしてみる。
平民地区の用紙はそのまま彼の手に残す
「それちょっと見てて、その中のどこかに決めたいから
でも次、家探しおねがいね…今日は団の部屋にもどるから」
背伸びをして部屋の紙をあずけたまま、公園から出ていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルゥさんが去りました。
■ソル・グラディウス > 嬉しそうにしている彼女の頭をなお撫でながら、用紙を眺める。
「あぁ…予定が合えばな。」
申し出に快諾してくれたことが嬉しく、予定が合えばという事を言いつつ約束する。
平民地区の用紙を見つめて、それを折ればポケットへと入れる。
「わかった。吟味しておこう。
…あぁ、了解。今日はありがとうな。…おやすみ」
彼女に手を振り、公園から出ていけばこちらも立ち上がって大きく伸びをする。
ポケットに入れた紙に触れつつ、何処が良いかなどを考えつつ自分の住んでいる部屋へと戻っていった―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアラミルさんが現れました。
■アラミル > このままじゃ、いけない。そんなことを思いつつ…随分遅れてしまったが平民地区へとやっとたどり着く
格好はワインレッドのほうは洗わないと着れないほどになってしまったので今夜は薄茶色のチュニックワンピースと白いカットソー、足元は黒い二―ハイソックスとそれに合わせた黒の靴
どれも上等な仕立てで周りから見れば令嬢が気まぐれで平民地区に来たように見えるだろうか
(…ずっと、いいようにされてばっかり…。おなか…ちょっとは、膨らむけど…)
足りない、と…。やはり自分の方法で精気を奪わないと物足りない
…快楽は足りているのだが…エネルギー的な意味で、だ
これはどうしようもなく、彼女の性質的な問題であろう
(あの愛し方、も…とっても、きもちい、けど…やっぱり…だめ……)
今夜こそは、自分から仕掛けてたくさん食べようと意気込み…夜の平民地区を、いい相手はいないか、と物色している
…それでも、時々目的を忘れ、平民地区の…富裕地区とは違う品ぞろえの店に目を奪われていたりするのだが
■アラミル > (やっぱり、こっちの人は…ちょっとだけ、元気…?)
貧民地区と比べて、ではあるが活気が少しはあるように思えた
まああちらは別の意味でにぎわっていることが多いのだが…
(わ、面白そう…)
ごはんを探すついでに、といろんな店を見てきたが小児向けの玩具屋さんの前で立ち止まる
高価なものはなく、簡単なものが多いが…少女の興味を引くのは十分で
(動くのかな、あれ…。あっちのお人形もかわいい…)
年相応の少女のようにじー、とウィンドウを見つめる
しばらく、心奪われたようにそこから動く気配はなくて
■アラミル > やがて、夢中になっているうちに人通りも少なくなって来れば…自分の思惑は悉くうまくいかない、と少し落ち込みながら
平民地区を後にするだろうか
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアラミルさんが去りました。