2016/11/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルゥさんが現れました。
ルゥ > 王城のなかに部屋は用意されてるものの
落ち着かないし、外で住まいをと考えて
平民地区の中、空家でもいい、空き部屋でもいい
自分の気に入るようなとこはないか…と昼間はずっと歩き回ってた

さすがに脚もつかれてきたし、日も暮れた
軽い食事を済ませて食後の休憩とばかりに、平民地区の中にみかけた公園へ入る

日暮れのあとで子供もいない公園の中
落ち葉が散らばる木の根元に置かれたベンチへと座って
脚を伸ばしてみる

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソル・グラディウスさんが現れました。
ソル・グラディウス > 「さてと……」

早朝に依頼のために外へ出て、戻ってきたのがこの時間。
手には紙袋を手にして、ほとんど誰も居なくなった公園へと足を踏み込む。
ガサゴソと紙袋の中身を一瞥すれば、少しだけ疲れたような顔をして紙袋を再度閉じた。

手に持っている紙袋に入っているのは甘味。
最近、王都で流行っているスイーツが彼の持っている紙袋に入っていた。
疲れた体には甘いモノが良いと、このスイーツを買ったのだ。
そう、買ったのはいいのだが……女性ばかりの列に一人、剣を持った大柄な自分が並んでいるのは流石に気まずかった。

ともあれ、購入に成功したのならあとは食すのみ。
どこか落ち着ける場所はと周りを見ていれば、ベンチに座っている女性が目に入る。
金色の瞳を細め、青銀の髪を持つ彼女を見つめる。

ルゥ > ベンチに座って手足を伸ばしながら息を吐く

「んー~…、はぁ…」

慣れない土地でも、歩き回ってると
頭に地図を描くように平民地区は1日で把握した。

来たときには誰もいなかったけど、伸びたあとに視界に入ったのは
大柄な黒い影のような人
そのシルエットから遠目でも男性であることは気付く
(なんだか見られてる気がする)
視線を感じてても見てないフリと、気づいた対応と迷う判断
選択したのは、あえて声をかけるもの
変質者なら、声をかれば逃げるだろうと思った

「どーしたの?そこの人…道にでも迷った?」

少し声を張るように、その男性へと向けてみた

ソル・グラディウス > ベンチに座っているその女性を見据えて、その場に立ち止まる。
普通ならば女性がベンチに座っていると軽く流しているのだが彼女は違った。
彼女から感じる力。魔力が常人のそれとは段違いであったからだ。

(何だあの女性は…)

不思議そうな、少し興味を持ったような視線を彼女へ向ける。
綺麗な髪から覗かせる尖った耳、赤い目。
彼女の身体的特徴と容姿から種族や職業を考察していく。

彼女を見ながらそんな考察をしていれば、掛けられた声に少し驚く。
他人から見ればベンチに座っている女性をまじまじと見る変質者に見えると自覚し、少しばかり頭を抱える。
ここで逃げてはさらに怪しいと考え、彼女へ近づきながら声を出す。

「いや…ただ、買ってきたスイーツを食う場所を探してただけだ」

声を張った彼女に対し、冷静にそう答えた。

ルゥ > 「スイーツ??」

応えてきたのに少し意外そうに瞳を瞬かせたあと
なるべく自然に微笑みながら
テーブルはないから、どこかのベンチか遊具に座るくらいだろう
この大きな男性が遊具に座り、スイーツを食べてる姿のギャップも面白いけど
本気で笑ってしまいそう、妄想はやめて

「立ったままも食べにくいでしょ、座ってどうぞ?」

せっかくの縁だ、この街の人ならつくっておきたい人脈
座る位置をずらして隣でも?と手を置いて誘ってみる