2016/10/11 のログ
カリーネ > んむー。
(相手の言葉にうなりながら、そっと床におろしてもらう。彼が買い物を済ませると、
 まるで親子かなにかのように手を繋いでお外へ。 裏路地にあったきれいな木箱に
 ちょこんと座らせてもらうと、足をぶらぶらさせながら相手の言葉に頷いた。)

今だけ…? じゃあ、今だけ…。
(相手の言葉に大人しく頷いてしまうのは、先ほどの香水と彼の魔術のせいだが、
 それに気づくことはできない。 幼い口調で離す、と相手に応じてしまう。
 優しく頭を撫でてもらい、髪に手櫛をかけてもらいながらうっとりと目を細めた。
 あの甘い香りが周囲に満ち、ますます目の前の彼の言葉を受け入れやすくなっていく。)

カリーネは、可愛いって言っていただけるの、大好きで、嬉しい、です…♡
(問いかけに応えるのは、今までの口調とは異なる、どこか上品なもの。
 幼い頃の記憶…まだ自分が騎士になる前の調子で答えを返して。
 もちろん濃密な香水のおかげで、催眠の効果はもっと強くなっている。
 「もっと幼く」と指示されればそのようになるだろう。)

ロレンス > (香水の効力がしっかりと掛かっているようで、子供のような仕草が見えるようになってきた。一人思っていたのは、可愛いだけではいられない何かに、子供っぽさが抑えられてしまったのではないかということ。香水がその箍を外してしまうと、埋もれていた少女らしさが顕になっていく)

良かったよ。カリーネは本当に可愛くて綺麗だよ。今度から、今みたいに可愛いって言われたら、可愛く笑うといい。カリーネは可愛いんだから、そのほうがとっても似合うよ。

(愛らしい仕草をもっとと強請りながら、もう少し幼くさせてしまいたいと思えば、小さな体を抱きかかえ、木箱に腰を下ろす。膝の上に少女を座らせて、黒髪をなで、腹部に当てた掌で温める様に優しく撫でていく。子供扱いしながらも、少女の奥底を覗こうと言葉を重ねた)

もっと子供っぽく喋っていいんだよ? 可愛いって言ってもらうのが大好きで嬉しいなら……もっと子供な仕草をするといい。カリーネはとっても可愛いから、それがよく似合うよ。

(もっと幼くと囁きかけながら黒髪を撫でれば、香水の香りが広がる。子供をあやすような可愛がり方を繰り返し、見た目相応な少女へと沈めていこうとする)

カリーネ > んん、っ……可愛く、わらう……。 こう、です、か…?
(相手の言葉にそろそろと問いかける。 はにかむような笑顔を向ける。
 優しく抱きかかえてもらってお膝の上で抱きしめて貰って、うっとり目を細めて。
 お膝の上で可愛がってもらう安堵感と心地よさが、さらに心の防壁を融かしていく。)

もっと子供っぽく……もっと子どもな仕草……。
(とろんとした表情で、頭を撫でてもらいながら頭に刷り込まれる。身体から力が抜け、
 甘えるように身体を委ねて。)

ロレンスおにいちゃん、カリーネのこと、もっとかわいいかわいい、してぇ…♡
(優しく甘い調子で呼びかける。 どことなく舌足らずな、甘えるような調子は、
 会った直後の面影すら残らないほどに変わり果てていて。)

ロレンス > (何処と無く不器用な微笑み方だが、恥じらい混じりな笑みは心を擽る破壊力がある。そうだねと言いたげに小さく頷くと、徐々に甘える度合いが強まっていく。何気なく子供扱いしてかわいがっていくのが、心の殻を剥がしていくのなら、いい子と何度もささやき掛けながら、黒髪を腹部をなでて、全てを剥いてしまおうとする)

おやおや…随分と甘えん坊さんだ。じゃあこうしようかな?

(こちらを向かせ、視線を重ね合わせながら座らせていく。自然と彼の両足を跨いで座る、少しばかりはしたない座り方にはなってしまうが。もっと可愛がってと強請るなら、背中をなでながら胸板に顔を埋めさせ、鼓動のリズムを聞かせながら子供をあやすように可愛がる)

カリーネは…何で普段からこんな可愛いところをみせないのかな? 今度からはそうすればいいのに。

(仏頂面の少女より、こうしてベタ甘ながら優秀な少女のほうが誰もが好みそうだと思うと、悪戯な微笑みを浮かべながら問いかける。少々青い雰囲気だが、可愛いことには変わりなく、渇きを満たすには十分だ。血を奪う代わりに彼女に差し出すのは、女らしさを持たせること。その為に、少女の殻を作った存在を問いかけた。)

カリーネ > (頭を撫でてもらうたびに表情が蕩ける。 自ら手にぐりぐりと頭を寄せて可愛がってほしい、とおねだりしてみせる。
 ひょい、と持ち上げられて相手に対面する形になると、小さなからだでぎゅっと抱きついた。)

んふふ、ロレンスおにーちゃぁん…カリーネのこと、いっぱい撫でてくれるから好きー♡
(相手がそっと自分を抱き寄せて胸板に頭を寄せさせ、あやすように可愛がってくれる。
 幼くなった頭ではそれが何よりうれしくて、夢中で頬を、身体をすり寄せながらうっとりと目を細めた。)

なんで、って…あのね、カリーネはおとななの。それに、カリーネはきしだから、カワイイとかしないのっ。
ほかのきしだって、カワイイはしてないもん、そうでしょ?
(ぴったり身体をくっつけながら、媚びるように上目遣いで相手の質問に答え、さらに問いかける。
 幼さのせいですっかり甘く、軽くなった口調で相手に問いかけながら、たくましい胸板に柔らかいほっぺたをすり寄せて。)

ロレンス > (先程までの硬い雰囲気が嘘のように甘えてくる。催眠の効果があるとは言え、潜在意識の中に、こうして甘えたいという願望でもあったのだろうかと思うほどに。小さな体がいっぱいに抱きつくなら、よしよしとおねだりに応えるように黒髪をいっぱいになでていく)

私も素直で可愛いカリーネのことが大好きだよ…。 ん、なるほどね…。でも、大人だからって可愛くなっちゃいけないわけじゃないよ?

(可愛くあろうとすることを罪のように、そしてコンプレックスとして封じ込めてしまうのだろうか。何となくそんな印象を受ければ、その考えの鎖を壊すように優しく囁きかける。黒髪をじっくりと撫でて髪をふわりと揺らしていけば、甘い香りが広がり、言葉を強めていくだろう)

回りの皆は…見た目も大人になるから、騎士らしく、大人っぽくなるんだよ。カリーネは…見た目は子供なんだから、子供っぽくするといい。ちゃんと騎士の仕事をして…でも子供らしいところはいっぱいに見せるといい、皆と仲良く出来るし、可愛いって撫でてもらえるよ。

(彼女は別格の可愛らしさがある、だからそれを使うべきだと改めて諭せば、胸板に顔を擦り寄せる少女の背中へ再び掌を伸ばす。少しだけ悪戯をしたくなり、背中と臀部の境界線、そこから徐々に下へと進むように掌を滑らせながら撫でる。何もなければ、背中というよりは可愛らしい臀部を擽るように撫でる動きに変わって、性の感覚を確かめようとしていく)

カリーネ > ロレンスおにーちゃん、それ、どういうこと…?  カリーネ、よくわかんない…。
(子ども特有の暖かい身体を、相手の身体に押し付けながら問いかける。
 優しく髪を撫でてくれて、囁いてくれる相手に小首をかしげてみせた。)

でも、カリーネはふだんはおっきいよろい着てるから カリーネのこと、ばれないんだよ。
撫でてもらえるのはうれしいけど、うーん…んんっ、ロレンス、おにーちゃん…おしり、さわってるー…♡
(問いかけに頑張って答えようとするけれど、難しい言葉は使えない。
 相手に甘えてじゃれつく合間合間に答えながら、お尻の方に伸びる手にふるりと身体を震わせる。
 しばらくされるがままになっているも、おもむろに口を開いた。)

ロレンスおにーちゃん、カリーネ疲れちゃった。おやすみしたい…。
(小さくあくびして、ぎゅっと相手に抱きついたかと思うと、
 そのまま寝息を立て始める。 このままでは簡単に運ばれてしまう。
 それがわかっているのかいないのか、幸せそうな表情で。)

ロレンス > (言葉だけでなく脳の回転具合まで退行してしまっているらしい。これでは伝わるまいとなれば、分からないかなんて言いながら苦笑いを浮かべ、気にしていないというように優しく撫で続ける)

そうなんだ、それじゃあこんな可愛いカリーネが入ってるなんてわからないね。
じゃあ、着ていない時は…可愛いカリーネでいるといいよ。
お仕事して疲れたのも、すっと抜けていくからね。

(仕事中もあのままでは肩に力が入りっぱなしで、固くなって壊れてしまいそうだ。クスクスと微笑みながら、そんな息抜きを提案しながら臀部を撫でると、擽ったそうにしながらも、嫌がる様子はない。性にはあまり慣れていないのか、それとも脳の退行で性感も一時リセットされたのか。それはじっくりと確かめるのが良さそう…なのだが)

カリーネ? ……全く、吸血鬼の始祖の前で眠りこけるとはね。獅子の檻に迷い込んだ子猫そのものだよ。

(こんな無防備過ぎては、魔族らしく貪る気持ちにもなれない。少し呆れたような溜息を零しながらも、まんざらではない笑みを浮かべれば、小さな体を横抱きにしてあるきだす。何処か邪魔の入らない宿にでも連れて行こう、今夜は少女の夢で一時の幕を下ろすのだろう)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 繁華街」からロレンスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 繁華街」からカリーネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネネさんが現れました。
ネネ > 人の世界に慣れる練習…

今日は広場。まだ夕暮れ前で人の往来も多い場所。
噴水があったり、その周りに腰掛けてる人もいる
そんな噴水の淵に腰を下ろして
周囲の人の動きを、眺めてる

親子連れに恋人同士とか、1人で過ごす人もいた
本を読んでたり、なにか飲んでたり…

ほんとうに様々、脚を揺らしながら眺めてる

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソル・グラディウスさんが現れました。
ネネ > 「…ふぅ」

つい、無意識にため息。人の世界は、眺めてると覚えることがたくさんで
広場に出てきたものの、今日は動かず広場で過ごすばかり

後ろの噴水は水音と立てて形をかえているけど、当然みてもない
言葉は市場の時のように、あまり聞こえないけど
いろんな事をしてる人がいる、と気づくくらい…

なにか自分にもできることが、あるかなーなんて考え始めながらぼんやりと

ソル・グラディウス > 今日もギルドの依頼をこなし、報酬を持って宿に帰ろうという所。
少しだけ気分転換しようと広場に立ち寄った。
まだ人が多く、恋人や親子連れを見て、大きく深呼吸をする。

この前の奴隷市場都市の影響だろうか、この正常な光景にどことなく安心感を覚えていた。
胸を撫で下ろし、何処か落ち着ける場所は無いか見渡していると噴水に見覚えのある少女がいた。

「…よっ、何してんだ?」

少女にそう声を掛けながら、隣に座る。

ネネ > 「…わ、おかえりなさい?」

ぼんやりしてたから、急に声が聞こえたと同時くらいに隣に座る彼に
驚いてしまうけど、同時くらいに傍にいることが、
嬉しくなって笑みもうかんでしまう

「なにって…ソルが、私の言葉へんて…言うしたから、それと…
 一緒に暮らすって、街のことしらないから…覚えることたくさんあるし」

ここ数日の街で探検ぽいことをしてた理由を話してみる。

ソル・グラディウス > 「はいはい、ただいま」

嬉しそうにする彼女にこちらは別段、顔色を変えずにそう返す。
後ろで聞こえる噴水の水音が心地よく、時折跳ねてくる水が気持ちがいい。

「あぁ、見た感じ、まだ言葉遣いは直せてねぇみてぇだな。
 ……街の事か。俺も長年暮らしてるわけじゃないがもうほとんど慣れたな。」

理由を語る彼女に頬を掻いて「すぐ慣れる」と付け加える。
とはいえ、自分は旅を続けているから街に慣れるのが早いだけで、これまで人間との交流がほとんどなかった彼女にとっては
慣れるのは時間がかかるしハードルも高いだろう。

ネネ > 「…?」

なんだか機嫌が悪い?と返しに一瞬不安が顔に出てしまうけど
変と言われた言葉は、そのままになってるのを指摘されて

「人とそんな話すことなかったし…」

言いかけて、言い訳が続きそうになって止める
少し、黙って…ニコニコ笑顔をむけながら

「…ソル、お部屋もどる?」


夕暮れ前からココにいたから、時間もすぎていけば
人も先ほどよりは、減りはじめていて

ソル・グラディウス > 「…」

チラッと彼女の顔を見ると不安そうな表情が目に入る。
機嫌が悪くないことを証明するために頭を一撫でする。
掌からはいつもと変わらず温かい安心するような熱が伝わるだろう。

「言うな。解ってる。
 …全く、言語のセンセーはやった事ねぇけど、少し教えてやる」

ナデナデしながら彼女に言葉について教えようと約束する。
今まで誰かに何かを教えたことがなかったので少し不安だがやってやろうと。

「…あぁ、そうするか」

広場にある時計を見れば、そろそろいい時間なので帰ろうと立ち上がる。
軽く伸びをすれば歩き出す。

ネネ > 「…よかった」

手が伸びてきて、撫でられる。その暖かさに
少し安心
外だから?か、彼の表情が以前よりも少し固く見えたから

「うん、かえろ?」

立ち上がって歩き出す彼
おいていかれないように、その後ろをついて歩き始めていく

ソル・グラディウス > 「つーかよ…お前、変な奴に絡まれたりしなかったのか?」

歩きながら彼女の方をちらりと振り向き、そう問いかける。
彼女の年齢や格好から、いかがわしい連中が絡んでくることも少なくない。
それを警戒して、そう聞いてみる。

「……言葉もそうだが、服も買わないとな」

ワンピースの一張羅は街で生活するにはキツイだろうと考え、そう発言する。
となると彼女に似合い服は何だろうか。
顎に手を添え考えてみるも良い答えは浮かばずにいた。

それもそのはず、女性の服など意識したことがないのだ。

ネネ > 「…ん?うん…誰も」

自分から話しかけたこともないけど
話かけられもしてない
コチラをチラッと見た彼の視線は気づかないでいた
彼の足元を気にしつつ、着いていくように歩いてたから

「服も…変?」

言葉に服にと彼の口から出ることに、少し自信をなくしてくると同時に
疑問も浮かんできて

「なんでソルは、私とって…思ったの?」

変なことずくしになってる状態なのに、そんな変なのと共に暮らす誘いのこと
うれしい半面、少しの不思議にもなってたから

ソル・グラディウス > 「…そうか。なら安心した。」

彼女の言葉を聞くと安心したように息を吐き、少しだけ顔を綻ばせる。

「あぁ、これから寒くなってくる。ワンピースだけじゃ流石にキツイだろ。
 …服買ってやるから好きなの選べ。俺は女性の好みの服ってのがよく分かんねぇからな」

自信を無くしている彼女を励ますように頭を撫でてそう返す。
いずれ買いに行こうと付け加えつつ、次の彼女の発言が飛んで来れば立ち止まる。

「…そうだな。
 お前はこの穢れた世界では珍しい無垢で綺麗な存在だ。
 その存在が、不逞の輩に汚されるのが気に食わないと思っただけだ。

 ……ま、お前が可愛いってのもあるけどな。」

彼女の方を向きそのように返す。
色々と理由はあるがその中でも一番の物を言って見せる。

ネネ > 「…うん、ありがと」

されたことのない配慮。服のことも気にしてなかったから
撫でられてると触れられてると、やっぱり
嬉しいが、まさってくる

足が止まるのに、一緒にとめて彼を少し見上げながら
その返事を聞いて

「…そう、なの?」

自分は珍しい存在のように聞こえた、無自覚でもあり
並べると変なことだらけ、言葉、服、存在…
彼は、珍しいものが好きなのかな、と
なんだか複雑に感じてしまうけど、
それでも…人の世界での生活への誘いは嬉しかったことで

ソル・グラディウス > 「はい、どーいたしまして」

嬉しそうな彼女を少し撫でると、手を止めてポケットに入れる。
撫でてる様子が知り合いに見られるのが恥ずかしい様子で周りを見て警戒する。
幸い、知り合いはいないようだったので安心して胸を撫で下ろす。

「…そうだ。お前は特別だ」

彼女と視線の高さを合わせ、その様に返す。
黄金の瞳が彼女を真っすぐと見据えて、瞳が反射して彼女を写す。
珍しいものが好きなのは認めるがそれ以外にも要因はある。
挙げればキリがないので口を紡いで黙っておく。

ネネ > 「…特別?」

自分はそんなに珍しいのか…人に近づこうとしてたものの
違うということをキッパリ言われてしまった感じ

急に視線が同じになる、まっすぐに金色の瞳から目が離せずにいて
触れたいと思う気持ちがあるものの
街には人もいるし、外で…手をのばすこともできず
立ち止まったままの脚を彼よりも先に踏み出す

「ソル、も少しだよね、はやくかえろ?」

小さくそれだけ返して、唇を少し噛んで人のいない部屋までもどろうと

ソル・グラディウス > 「そうそう」

彼女を真っすぐと見ながら頷く。
未だ自分が特別という事に自覚してない様子の彼女に何と説明したらいいかと少し迷う。

蒼い瞳でこちらを見返し、何か我慢したような雰囲気の彼女に少し首を傾げる。
次の瞬間、彼女が歩き出し、自分を横切り言葉が飛べば

「はいはい…」

彼女の言葉に従い、彼女を追って自分も部屋に戻ろうとする。

ネネ > 彼の使う宿の傍まできてたので
あと少しの道は覚えてたから
身長の差から先に歩き出しても、足の長さですぐに追いつかれてしまうだろうけど

宿までつけば…屋内になる。その先は、彼の部屋でもあり
先は譲りながらも…部屋の鍵をあけてもらい室内に戻れば

先ほどは、我慢してた手を伸ばす
彼の上着の腰あたりを掴もうと

ソル・グラディウス > 「ふぅ~…疲れた」

宿の部屋の鍵を開け、中に入れば深呼吸してそう呟く。
報酬の入った麻袋を机の上に置き、背中の剣を取り外してリラックスしようとベッドに向き直る。
その時、彼女に上着の腰辺りを掴まれ、少しビックリするとそちらを振り向く。

「…どうした?」

振り返ればその顔にはもう同様の色は無く、いつもの顔があった。
彼女から触ってくるのは珍しいなど考えつつ、その顔色を窺う。

ネネ > 「…ううん、なんでもない」

外で周囲を気にしてた彼の様子、つい部屋に入って2人になったから
許されるのかと思って、つい掴んでしまった手を離して

「触れたいと、思っただけ」

手を離して、彼の隣を抜けてベッドへと腰を下ろす
自分も、外から戻れば気も緩むのかホッと一息つくのは無意識で

ソル・グラディウス > 「……はぁ、奥手なのは相変わらずか」

彼女の横に座ってそう呟く。
容易に謝ることは禁止しても性根が変わるわけではないと頭を抱える。

「…そうかい。それじゃ」

隣に座る彼女に手を回し、肩を掴めばこちらに引き寄せる。
自信の熱を手から伝わせ、体を寄せ合う。
彼女の存在がすぐ近くに感じ、その事に落ち着いた様子で穏やかな瞳を向ける。

ネネ > そういえば…
彼と顔を合わせるのは、いつも2人の時ばかりだった
初めて、さきほど、外で多くの人のいる場所で会ったから

今と、先ほどとは雰囲気が少し変わって感じた彼のこと
隣に座ると引き寄せられて、少し驚くものの
思わず顔をあげると、いつもの瞳が重なる

「…やっぱり、あったかい」

手から伝わる不思議な暖かさと安心。先ほど下ろした手をまた持ち上げて
彼の腰あたりを掴んで、こちらからも体を寄せて

ソル・グラディウス > 「あぁ…そうだな。あたたかい」

彼女がこちらに体を寄せればどことなく自分も安心した気持ちになる。
体をよせってそのまま数秒して、目を瞑ればウトウトしてしまう。
いかんいかんと言った風に目を開けるとパッと思いついたことを言い放つ。

「そういやさ、ネネ。
 精霊ってのは成長しねーのか?」

ふと疑問に思ったことを口にする。
前回、奴隷市場で会った精霊もそうだが肉体的成長は無いのかと少し疑問に思う。
というのも彼自身、胸や尻は大きい方が好みなようで。

ネネ > …穏やかに先ほどまでの不安も自信のなさも
触れられてると、忘れてしまいそうになる

黙る彼が…少しして、思い出したように言い出したことに
少し考えて

「……どう、なのかな。上手く言えないけど…」

思い出したように、初めて彼と体を重ねたあとの話をする
1人なら風に戻れてたものが、彼の体液が体内にあったからか
そのまま人の姿で過ごしたこと

それを話つつ、触れられている時や、体液が残ってたときは人のままだから
成長という変化はありえることかもしれず