2016/10/06 のログ
■シチュー > ほほう……。
(笑って誤魔化し始めた相手を疑わしそうな目で眺めたい。ここから先は夜が更けてからですか。)
ええー……。まさか毎日お酒とかお酒とか、またお酒とか?男らしいけど、だめだよー。ご飯作ってくれる彼女さんとかいないの?
(すごく余計なお世話を言った。自分もついこの間まで似たような生活だったというのに、そんなの棚上げで。遊びに来た親戚の姪っ子みたいな生意気な口聞いてる)
あのっ……そのっ……あんまり触られたら……あっ……ふぁ……。
(道の往来。人の目も多いなか、ワンピの中に潜り込まれ、両手塞がれて立ったまま、布ごしにぷくりと膨らむ恥丘をいじられたら変な声が出てしまう。お尻からも甘い刺激が伝わって、秘裂の奥が熱っぽく湿り気を帯び。――なんか色々やりがいについてイイ話っぽくまとまってるけれども。単にやりたいことをしたいだけじゃないだろうか……としびれかけてる脳内でつっこみかけた。)
あ……んぅ……くすぐったいからっ……。えっと……ハイレゾグリスっていうお薬だって。
(もてあそばれるたび、むずむずと左右に臀部を振りながら。リストにある名前を告げる。魔術師が調合のために使う薬だ)
■フォーク > 「そこまで自堕落ではないぞ。お酒とかお酒とか、肉を挟んでまたお酒だ」
肉が一つ挟まった。できるだけ酒を呑むときは肴も欲しいタイプだった。もっぱら肉を好む。
「世の中、見る目がない女ばかりだからな……いや、見る目があるから俺に女ができんのか?」
太い首を傾げながら、臀部を揉む手を柔らかく動かす。
少女が荷物を落とさない程度に快楽を与えながら弄ぶという高度な技を駆使するのであった。
「ほう、魔術って奴は奥が深いらしいからな。どんな薬かさっぱり検討がつかん」
などと話している間に、少女が探していた店の前についた。大通りからやや裏道に入った所に件の店はある。
魔術を扱う店は、基本的に裏路地にあることが多い。理由は色々とあるだろうが、
やはり魔は隠れた場所に潜む方が雰囲気が出るからではなかろうか。
「じゃ、入ろうぜ」
少女の手がふさがっているので、男は代わりに店の扉を開けてあげるのである。
■シチュー > え、その肉って女の子って言う意味じゃあ……。
(なんとなく、肉食的なイメージがつきまとう彼の豪腕や巨躯を見上げてはそういう想像広げた。あの部屋に連れ込んでるでしょうー?といいたげに。)
深い……哲学だね。でも、そのうちフォークには良い縁があるよ。
(特に根拠ないけど、言い切った。うんうん、と1人勝手に頷いた。根拠はないけど確信があったのだ。ミレー族らしい第六感。)
やっ……だからっ……そんなされたら……。
(生殺しというか。両手の力が抜けそうになる直前で緩むよな手管に目をかるく潤ませて目尻は下がり気味。臀部をいじくる手の動きには切なそうに腿をひくつかせ。)
僕もわからないや……。使えたら便利なんだけどね。今はまず、お屋敷のメイドとして一人前にならなきゃ。
(雑談に痴漢まじりで歩いていけば、表の風が吹き込まない絶妙な場所にお店がある。扉を開けてもらえたら、ありがととお礼を言いながら。店内に入ってリストを見せよう。いったん荷物をおろし、手形でお代を支払い。それから外へ出る。手伝いが終わり、別れ際にはにっこり笑って。「付き合ってくれてありがとね。――またね。」と言って歩き出し)
■フォーク > 「そこまで……女にモテるわけじゃない」
女性という生き物は不思議なもので、男性にはない特殊な感性で、男性の将来性を嗅ぎ取る。
将来性のない男性に近づく女性は少ないのである。たまにその感性が壊れているのかベクトルが逆に向いているのか知らないが
駄目な男に引っかかる女性も多い。
このフォークという男に親しげになる女性は、後者であるパターンが多いのではなかろうか。
「そこまで言われたら、本気にしちまうぞ、俺は」
天性、脳天気なのでその気になってしまう。
少女と一緒に店に入り、店内を物色する。
得体の知れない動物のアルコール漬けに驚いたり、読めもしない魔術書を逆さに開いてみたりする。
少女が買い物を済ませれば、一緒に店に出よう。
またね、と言われたら
「おう……」
と、手を振る。手にはまだ少女の温もりが残っていた。
細い裏路地を風がピウと吹いた。
「お、大人だ。シチューは大人になっている」
慌てて少女の後を追う。いきなり社会的に引き離されたような焦燥感に襲われたからだ。
「ひ、一人にするな。せめてお屋敷の前まで付き合わせろよ、お前!」
必死だった。
■シチュー > え、そう?フォークは身体おっきいし、言いたい事気楽に言えるタイプだし、普通に彼女さんできるタイプだよ。
(思ってることをそのまま言って。尻尾をゆらゆらと揺らしてみせる。良き縁のおまじない。幸運の黒尻尾、的ないい加減なおまじない。)
へへっ。本気にしちゃいなよ。街を歩いてたら出会いはきっとあるからさ。
(店内の空気には、自分も一緒にたじろいだ。何せあんまり見たこともないものばかりで。頼んだものが奥から出てくる少しの間、ゆっくりと浮いたり沈んだりしてる得体の知れない標本の瓶を興味深げに眺めていたり。)
うん、また!……って。あはは!どうしたのさ。いいよ――それじゃ、お屋敷のあたりまで。
(別れかけた後、後から追ってくる彼を見ればからから笑い。相変わらず両手は塞がったままだけれど、雑談したり痴漢されたり、逆に痴漢しようと試みたりして帰路も賑やかだった事と――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシチューさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフォークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカルムさんが現れました。
■カルム > 大通りからほど近い広場に、冒険者の姿。
腰にランタンを吊るして光らせつつ、ベンチに腰をかけていた。
「冒険者のギルドは幾つもあるのか。」
今日の深夜にたどり着いて、宿を取り疲れたのでそのまま眠った。
そして起きてから必要なものを買いつつ街の散策に出た。
取りあえずで入った宿だから、長期滞在するための宿や、酒場。
それにギルドや商店。色々と見て回らなければならないのだ。
とはいえ、一日で全てできるはずもなく、まずは食い扶持という事でギルドを探した。
それで、いくつか見つけた。
ただ、その中でも最大の冒険者ギルドがエデンだという。
手続きすればすぐに入れるらしいが………。
どんな物なのだろう。
「所属が多いってことは、多分間違いはなく、繁栄してるんだろうけど。」
そこにすぐ決めてもいいのだろうか。
男はぼんやりと夜空に視線を向けながら思考。
■カルム > 「ここは、静かだな。」
夜遅くというのが大きい様で人の行き来は少ない。
周囲を見ても、明かりで見える範囲では人影はなさそうだ。
昼間は賑わってたのを思い出す……が、今日はほとんど寝てたし仕様がない。
早めに宿やギルドを決めて、活動をしないとな、と逸れた思考を直す。
「酒場も、冒険者の宿も。たくさんあるしなぁ。」
目移りしてかなわない。
こういう場所の発掘はワクワクするものがある。
新しい店に、新しい場所、新鮮な景色はいつでも、心が躍る。
自然と、笑みがこぼれてくる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネリスさんが現れました。
■カルム > 「………ーーーーーっくしっ。」
ひとつくしゃみがこぼれ落ちる。
昼間は暖かくとも最近は秋になってきているから、夜は冷える。
もうそろそろ防寒具も必要になってくるだろう
探す場所がもうひとつ増えた。
しかし、どのみち今はもう無理だろう、こんな時間に店が開いてるとは思えないし。
もしかしたら、24時間営業している店があるのかもしれないけれど、今見た感じでは見当たらない。
どのみち明日になってからか、と軽く思考。
■ネリス > その暗がりの中、ランタン一つで歩く黒い人影。
こつ、こつ、とヒールが石畳を叩く音だけが響く。
すうっと青年の前を通り過ぎようとしている。
別に幽霊というわけではないのだが、
特に喋らずゆっくりと歩いてく黒い影は少々不気味に映るかもしれない。
ふと、青年がくしゃみをした瞬間、微かに青年を見た気配。
わずかにフードが動いた程度だろうが…。
そして、ふわりと薄く香る女性の匂い。
どこか蠱惑的なそれを嗅いでしまえば、通りすがりの女性に思わず声をかけたくなってしまうかもしれない。
■カルム > 思考に溺れそうになったその時。耳に入る靴音。
石畳を叩いた音に反応し、視線をそちらに向ける。
まず、飛び込んでくるのはランタンの灯りーーーーではなかった。
自分でもわからない、普通であればまずは明かりの方に視線が向くはずなのに。
それ以上に、目の前の女性が輝いて見えたのだ。
ゆっくり近づいて来るその女性を見れば、目が吸い付けられる。
思考が
鈍る。
何かを考えていた気がする。
なにかしようとしていた気がする。
ーーーああ、そうだ。
「こんばんは、良い、夜ですね?」
素敵な女性に声をかけるんだった。
フードで見えないのにかかわらず、女性だと思った。
それは、男の中では肯定されていたからか。
立ち上がり、目の前のフードの女性にそう、声をかけた。
■ネリス > 声をかけられ、ぴたりと足が止まる。
今日はそれほど積極的に獲物を探していたわけではない、のだが。
声をかけられてしまったのでは仕方がない。
男性の視線からは隠れた場所でフードの下の瞳がすっと細まる。
「…えぇ、とても。いい夜です。」
耳元をくすぐるような甘い声。
それを聞かせながら、ゆったりと体と視線を男性の方へと向けた。
フードの下の目がじっと男性を見つめている。
見られている、というだけでぞくりとするように体を視線が舐め回す。
なかなか鍛えこまれている。「美味しそう」だと思った。
フードの下、わずかに覗いた濡れた唇が少し笑みの形に持ち上がった。
■カルム > 「ぁ……」
声を聞いただけで、身が震えた。脳が蕩けるといえば良いのだろうか。
蠱惑的な声に陶然としそうになって、慌てて意識を取り戻す。
なぜ、声をかけたのかが判らずに、必死に回らぬ思考を回していた。
「このような夜更けに、女性が一人では危険ではないでしょうか?
良ければ近くまで送りますけれど。」
初っ端から何を言っているんだ。
妖しい事この上ないだろう、自分を恥じるが、言ってしまったことを吸い込むことなどはできない。
「あ、俺、昨日来たばかりですが冒険者なので、暴漢程度なら露払えますので。」
すごいドツボに嵌って来ている。
とりあえず落ち着かないと、と大きく深呼吸し、彼女の甘い香りにさらに思考が痺れていく。
■ネリス > ふふ、と笑みが零れる。
徐々に自らに惹かれていく様子を見つめ、出た笑みだ。
ただ青年には、青年の言葉を喜ぶように見えたかもしれない。
「ふふ、そうかもしれませんね…。
けれど、貴方がその暴漢でないという保証はありませんでしょう…?
私を、襲う、という事も…。」
女性を襲う、という言葉を区切り、その行為を想像させるように。
ただ、女性は本気で言っているようには見えないだろう。
ただ冗談を言っている、そんな風情。
「ふふ。頼もしいお方…。」
そして、一歩近づく。
ゆっくりとランタンを持たない手を上げ…。
その白い繊手をゆっくりと男性に胸元に伸ばしていく。
抵抗されなければ、そのままゆっくりとクロースアーマーの上から胸板を撫でるように。
■カルム > 彼女の笑みに、見惚れてしまう。
口元しか見えていないというのに、その柔らかそうな唇が艶かしく心を縛り付けてくる。
「っ……!?
確かに、魅力的な方ですが俺はそんな……。」
ぞくん、と背筋に氷が入ったような悪寒を感じた。
彼女の正体に気がついたのではなく、彼女に嫌われるのかと思ったが故に。
しかし、彼女の言うとおりにそれを否定する材料はない。
それどころか、武装もしているのだから。
悲しいことに初対面なので、信じてくれとしか言いようがない。
焦りつつ、彼女のほうを見て、気がついた。
彼女は本気で言っているのではないと気がついたからで、安堵のため息を大きく吐き出した。
「もし、嫌だというのなら、俺は諦めますけれども。
良ければ、護衛させてください。」
近づいて来る。
彼女から逃げるという思考が浮かぶことなく、クロースアーマーに触れられてしまえば。
色を知らない少年のように顔が真っ赤になって、硬直している青年がいた。
■ネリス > 「ふふ…。」
男性の慌てぶりを見ながら、また笑みを。
ゆっくりゆっくりとクロースアーマーの上の指が踊る。
白い指先は夜闇の中でうっすらと浮かびあがるようにも見えるだろう。
うねうねと踊る指先は青年の視線を惹きつけ、淫らな妄想を煽るように。
最後に、青年の乳首を弄るような指先の動きを見せ、ゆっくりと離れていく。
「嫌ではありませんわ…。ふふ、それでは…こちらへ…。」
そうして唐突に広場の影へと歩き始める。
青年がついてくるのを疑っていないように先行していく。
そこは草葉が茂り、灯りがなければ誰も気づかないような場所。
甘い香りと共に、誘いこまれていくような心地になれるだろう。
そうして誰の視界にも入らないような場所で、うっすらとランタンの灯りが一つ。
フードをとった女性の顔をぼんやりと照らしていた。