2016/03/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にロレンスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフィンさんが現れました。
フィン > 「ふぇ――?vちが――ぅ、けど――ぅ、こわかった、けど、恥ずかしいけどぉvみみも、からだも――全部、みてもらうの――v」

小さく左右に首を振り。続けて言われた追加の理由には嬉しそうに頷いて肯定する。
自覚があったわけではなく。酩酊と貧血と発情と――狂騒の中で残った無自覚の小さな願望。
今は思考も、トラウマすら押しのけて肥大化したそれを、叶えている。ただそれだけのことで。
腸に詰まったモノで少し膨らんだように見える腹。煌びやかに光る魔法陣が浮かび――次の瞬間にはすっ、と消えていく。

「はぅ――ッvぅ、ん、出させて、ほしぃ――おなかの中ぁ、ぜんぶぅ――v」

淵をなぞられるのは気持ちよかったのか、びくっ、と身体を震わせて。
支えるものも縋るものもなくした上半身が前のめりに、尻だけを高く突き出すように蔦の絨毯に倒れこむ。
伸びきった穴はせわしなくひくつき、こね回される腹の中からはごりゅ、ぐぎゅっ、と不快な音が響いていく――――
耳が音を捉えれば、手を伸ばし、汚れた尻に指を食い込ませ、出すところがよく見えるように大きく割り広げてしまう。

ロレンス > 「違う…? それならこんな事で濡らさないだろう? 今まで気づいてなかっただけだよ。裸を皆に見られて、ぐちゃぐちゃになって…今になって分かったから、スラっと言えたんだろう?」

頭を振って否定すれば、言葉を少し変えて改めて浸透させようと囁きかける。
ゆっくり、ゆっくりと一言一言が染み渡るように囁いていき、優しく金の髪を撫でていく。
そして言葉の最後には”そんなフィンドリングが美して可愛いよ”と、甘い言葉を添えて否定しづらくさせようと促す。

「怖かったんだね? でも皆、見て興奮してくれてるんだから…もっと見てもらわないとね?」

先程の酒の時の事、出身やらに何か嫌な思い出があるのを思い出すと、この性癖をしっかり根付かせるなら心の傷も癒やして置くべきかと思い、優しく撫で続ける。
蔦の絨毯の上で横たわる合間も窄まりをゆっくりと撫で回し、そこの緊張を緩ませようとしていく。
シワが広がり、収縮を繰り返す菊座からは今にも飛び出そうな音。
そろそろ引きずり出そうかと思った瞬間、見せつけるポーズに思わずクスクスと笑ってしまう。

「恥ずかしいのが本当に大好きなんだね、じゃあ…引っ張りだしてあげるよ」

蔦を引いて、奥に詰まった老廃物の塊を引きずり出し始めた。
油を纏った蔦がアナルをヌルヌルにしながら引きぬかれていけば、彼女がどれだけ力を込めて踏みとどまろうとしても、その塊が姿を表すだろう。
ゆっくりゆっくりと引きずり出して、その汚らしさを敢えて強めるために極細の蔦で全体を網のように絡めて、千切れないようにしてしまう。
美しく厭らしい女が魅せる、一本でつながった塊を放り出す汚辱のショー。
周りに食べ物の店がないのは幸いだったが、その分、雑な匂いが漂ってないだけに、その匂いも観衆に簡単に届いてしまいそうだ。

フィン > 「ぁ――ぅ?vそう――ぅ、んvはずかしくて、気持ちよくて――へんたいでいんらんだからぁ――v」

一瞬の瞳のゆらぎは、頭を撫でられ優しく囁かれる言葉に溶けて消えていき。最初からそうであったように、肯定しながら事実として言葉にしてしまう。
褒められれば素直に、喜悦の感情を顔に浮かべて。

「う――怖い、こわかった、けど――みんな、こわ、がらない――からぁ、ふぁ――vv」

恐怖され、迫害され、人権もなく――そうした記憶が思い出されては、優しく撫でる手が、声が、少しずつ上書きしていく。
数多の視線に見られている中で、うっとりと目を細め。発情し、興奮しながら、それでいてくつろいだようにも見えてくる。

「――?vぁー―うん、もっと、はずかしいこいと、いっぱ――ぃ――ふぁ、あぁー―vvv」

頭上で響く笑い声――嘲笑を含まないその声に、何がおかしかったのかと一瞬首をかしげて。
恥ずかしいことをするのが。されるのが。大好きなのだと何度も頷き。ずるぅ、と抜けていく感触に甘い声で腰を揺らし始めた。
もはや押しとどめる力もなく、蔦に引き抜かれるのに合わせて尻穴が広がっていき、先端が姿を現す。
太く、長いものはなかなか抜けきらず、ずる、ぶりゅぅ、と酷い音を立てながらひりだし続けて、汚物と蔦と、集中する視線が、しわ一つなく広がった尻穴を嬲っていく。
その感覚にぶるり、と身体を震わせれば――触れてもいない秘裂から何度目かの潮吹き絶頂をしてしまい。

ロレンス > 「そう…フィンドリングは、恥ずかしいのが気持ちいい変態さんだね…でも、それを含めて、可愛げがあって美しいよ」

はしたなさを甘い言葉で包んで染みこませる。
褒める度に喜びの表情をみせるなら、もっと可愛がるのみだ。
出会った頃の気の強い雰囲気も、脆い内面を隠すためのフェイクだったのだろうかと思えば、いっそうに可愛らしく感じて笑みが深まる。

「怖い…? こんなに魅力的なフィンドリングを怖がるわけないだろう? 私がいなかったら、その肌に触れて、唇を重ねて、自分のものだと印を残すように、皆が抱こうと殺到するぐらい…魅了されているよ」

心の傷が痛みを発しなくなったところで、更に傷を塞ぐべくささやきを繰り返す。
同じ性的な貪り方でも、彼女を欲するあまりにむさぼりつくのだと、褐色肌と長耳に惹かれる結果を囁いていく。
踏み躙るのではなく、欲する為の交わりと甘い言葉を薬に心の傷を塞ごうとゆっくりと囁いた。
そうでしょう? と周りの男達に声をかければ、『ぜひ抱きたいな』『やっていいならそのまま持ち帰りたいぐらいだ』と、欲望こそ深いが、乱暴な言い方はない。

「自分でお尻広げていい子で可愛いねって思ってね」

喜びの笑みだと、微笑みのまま子供っぽく首を傾げる彼女の頭を撫でる。
そして甘声を響かせる彼女の尻から茶色い塊が姿を現す。
敢えて太く、長くしてしまったそれが引っぱり出されると、空気と水気の混じった卑猥な音と共に臭気が広がっていく。
周りに匂いがなかった分、彼女にもその嫌な香りが届くことだろう。

「凄い匂いだね? こんな匂い嗅がれて恥ずかしくないのかな…?」

匂いまでも意地悪に罵りながら、羞恥を煽る。
周りからも『凄い臭いな…』『綺麗な顔して凶悪なの放り出してるな』と、意地悪な言葉を重ねる。
太く長い塊をズルズルと引きずり出し続け、その細い体からよく出たものだと言えそうなぐらい引っ張れば、千切らせることなく、ボトッと地面に落とした。
蔦に掛けた魔力を閉じ、それを消してしまえば、褐色肌の美女が潮を吹きながら糞を放り出したという…とても変態的な光景が広がる。
掌から魔力で作った小さな蝙蝠を二羽放つと、一匹は彼女の背後、一匹は彼女の目の前へと移動していく。
後ろからコウモリが見る卑猥な光景を、前のコウモリが瞳から地面へと投射したのだ。
窄まりを広げ、蜜を滴らせて絶頂へいたり、汚らしい糞を放り出し終えた卑猥な格好。
それを見せつければ彼女はどうなるだろうかと、彼の表情は愉悦に歪む。

フィン > 「ぅ、ん――うれしー―ぃ……vうれしー―ぃ――vv」

こくり、こくりと言葉を掛けられるたびに何度も、本当に嬉しそうに。
襲うのは忌むべき姿で、恐怖から、侮蔑から――ではなく、魅力的で、淫乱で、変態だから――そういう認識にすり替わっていく。
ロレンスの言葉だけでなく、周りから聞こえる賛同もその認識を助長して。投げ掛けられる言葉と視線にぴく、ぴくと小さく体を震わせていく――

「ぁ、いいこ――vぅ、ん、いいこ――だよ……?vだから――ぁ、ぁぁ――v」

卑猥な音を響かせ、異臭をまき散らしながら――それでも褒められた歓喜の方が、先に来る。
広がる臭気は鼻につき、いやでも自分が何をしているのか――大通りで、観衆の前で、排泄させられている、という事実を突きつけて。
――羞恥と快感で震えが止まらない。
時間をかけて、ぼとり、と抜けきれば。太く長い茶色の汚物と地に這わせ、抜けきった衝撃に広がった尻穴をひくつかせて――

「はず、かし――ぃ、です――vこんな、きた、なぃの漏らして、ごめ――なさ――ぁー―vvv
 でも、きもち――ぃ――きもちよ、く、てー―vv」

長い耳がロレンスの、周囲の言葉を捉える。視線は――目の前に映し出された光景に釘付けで。
恥ずかしければ逃げだせば、見なければいいのに。気持ちよくて、もっと見られたくて。尻肉を割る手はきっちりと添えたまま。
もう、どうしていいのかもわからない。それを途切れる言葉で必死に訴える。

ロレンス > 嬉しそうに微笑む様子を見やれば、心の傷が厭らしい感情で塞がっていく実感を覚える。
いい子だから…その先に求めるのはさらなる快楽か、称賛か。
ならばと彼女の顔を覗き込めば、唇をゆっくりと重ねる。
頭を抱えこむようにして密着させて、はしたない格好を晒したままに口吻というも、ミスマッチな光景かも知れないが。

「もっと見せつけないとね、厭らしく美して可愛いところを」

この先をどうすればよいか、それを求める言葉に応えるように紡ぐと、汚れたままの尻穴を晒したまま、何度も潮を拭いてヌルヌルになった膣口へ指を押し込み、中指が子宮口の窪みを捉えていく。

「ここも掻き回されたくて仕方ないのだろう…?」

ぶちゅっ!ぐちゅっ!と卑猥な水音を遠慮無く響かせつつうねらせると、体を抱き起こす。
Y字バランスのポーズに抱え上げていけば、股座は隠すことも出来ず、観衆へとさらされてしまう。
内部を指で掻き回す最中、淫芯を指で摘みながら捏ね回すと、色黒な包皮を剥いて、中身を直接撫で回す。

「もっと厭らしく美しくされたいかな…?」

ふと、そんな問いを掛けたのも、彼もその褐色肌に魅入られたからだろう。
そんな誘いをかける合間も、愛撫される姿は男達の欲望の視線にさらされる。

フィン > 「ん――ぅ――……v」

突然の口付けにも驚いた様子もなく受け入れていく。
抱えられてうっとりと目を細め、一人全てを曝したままの濃厚なキス――滑稽にすら見える情景も気にする様子もない。

「ふぁ――vもっと、ぉ、みてもら――ぅ……ぁ、はふっ――v」

まだあるのなら、もっと、と。欲望に素直に頷いて見せて。
沈み込み、うねる指に身体をくねらせ、零れる蜜が掻きまわされて卑猥な水音を立てさせる。
抱え上げられれば、すらりとした足を高く持ち上げられ、片足で立つ不安定な姿勢で――

「ぁ、ふっvvふぁ、ぁー―v!vぅ、ん、おなかのなか、もっと――してほしー―v」

柔らかな身体は180度近く脚を広げても問題がなく。観衆の監視の中、降りてきた子宮口を突かれてぼたぼたと蜜を零す。
姿勢は支えられてかろうじて維持できるものの、震える膝が時折かくりと力が抜けて、そうすれば指を深く銜え込み、あられもない声を漏らす。
剥かれた皮の下、ふるりといやらしく肥大した秘豆が震えて――

「ひぁっ――!!?vvぁ、あ――!vぅ、ん、もっと、いや、らしく、ぅ――!vv」

刺激に、快感に身を捩り、あられもない声が再び響く。
嬌声に混じらせてもっと、もっとと問いには貪欲に求めてしまいながら、尻穴をひくつかせ、蜜を零しながら悶えていく。

ロレンス > 片足を持ち上げた状態で指で奥をかき乱すと、あっという間に奥底の窪みが降りてきて指にあたってしまう。
それだけ貪られたいと体が反応を示している証拠に、いい子だと囁いて笑みを浮かべつつも、指先から再び蔦を魔力で生み出すと、蛸の足のようにうねり、膣壁をグチャグチャに掻き回していく。
柔らかなゴムのような棘が突起となり、粘膜を傷つけぬ程度に掻き回しながらも指の先端が捉えていた子宮口を突き上げる。
そして…ヌルヌルの蜜を押し付けるようにしながら、少々強引にズルッと細い隙間から入り込んで、仔袋の仲間でもかき乱そうと暴れるだろう。
指を引き抜いても、蔦達は暴れ回れまわるのは、膣壁に発生元を植え付けてしまったからだ。

「そうだね…じゃあフィンドリングには特別なものを上げるよ」

口笛を吹くと、何処からともなく柘榴色の蝙蝠が集まり、一塊になると、平らな板状に広がる。
その上には宝石箱のような大きめのケースがあり、蜜に濡れた指を、彼女の耳元でしゃぶり、水音を立ててから綺麗にすると箱に伸ばす。
丸い円盤のような、小さな金細工に、金色に赤く小さな宝石を飾ったピアスなど、金を主体としたアクセサリーが姿を現すと、その一つを手にとって彼女の目の前へと運ぶ。

「白い肌より…フィンドリングみたいな褐色の肌の方が、金は良く映える。君の髪のようにね…? これをここに飾り付けたいんだけど、どうかな…?」

ここといったのは、先程の陰核のことだろう。
金色のリングに中央から1対、前へ伸びた小さな柱があり、そこを細い金の棒がまっすぐにつなぐ形状。
肉芽にこれを付けられたら、根っこからそれを引っ張られ続けるような卑猥な形となるだろう。
棒の左右に赤い宝石が小さく飾られているのも、傍から見てもその色合いで簡単にバレてしまう筈。
そんな羞恥の飾りを見せつけながら、望むか望まぬかを問いかける。

フィン > 「ぁ――ふぁ――……!?vおな――っ、な――か、まっ――ッ!!vv」

かき回す指の動きに違和感を覚えて、指の数が増えたような――増え続けるような。
膣と押し広げ、掻きまわし、撫でつけながら、奥へ奥へと。降りた子宮口に取り付き、ぐにゃり、と広げられその奥まで。蔦が広げ、見えないはずの、見えてはいけない場所まで外気が流れ込む。
腹が時折わずかに膨らむのは、胎の中で蔦が押し上げている結果で。痛みを感じるわけでもなく、身体の内側を見られるような倒錯的な感覚に押し出されるような、とぎれとぎれの嬌声。

「ふぁ――?!vとく、べつに――……?vv」

耳元でささやかれる声にうっすらと瞳を開ける。
ぼんやりとした視界にまずロレンスの両手が映る。――それなら、いま内側を掻きまわしているのは。一瞬疑問も浮かぶが。
続けて聞こえてきた水音と、飛んできたモノのほうに興味が映る。
見せられたのは煌びやかな装飾品―ー価値の程も、取り付け方も理解はできないけれど。特別に贈られる物、というだけで。

「ぁ――ふっ、うん、ぅ……んっ、うれしぃ、です――vかざ、りつけてくだ――さぃ――vv」

拒否するはずもない。
嬉しそうに何度も頷き、腰を突き出しながら強請り始める。

ロレンス > 「蔦が暴れるのは気持ちいいかな…? 後ろもやってあげようか」

甘く途切れる喘ぎ声に微笑みながらも、更に激しくする宣言を囁く。
口笛に再び柘榴色の蝙蝠を生み出すと、今度は汚れた窄まりへと近づき、膣口と窄まりの間の辺りに到達すると、底に根を張ったように伸びる蔦へと変わる。
窄まりの四方向から蔦を突き刺し、ぐぱっと広げながら柔らかな棘のびっしりついた太い蔦でぐじゅりと貫き、ピストンを始めていく。
根本まで入れては全部引き抜き、突き刺しては引き抜きと、奥に残った老廃物を掻き出すように抉り、尻穴を可愛がる。

「そう…特別だよ。一番似合う人にあげたくてね…?」

金と赤、どちらも派手な色合い故に色白だと浮いてしまう。
彼女のような褐色肌は互いを引き立てるから丁度いいと、美しくも卑猥にするために、彼女に送りたかった。
嬉しそうに快諾してくれれば、ありがとうとささやきつつ、両手を離す。
代わりに再び蔦を生み出して、街灯に引っ掛けるようにして彼女の足を吊るし続け、さながら緊縛プレイのようになるだろう。
倒れないように蝙蝠達を差し向け、背中を支えさせると前へと回りこむ。

「自分で皮を剥いたままにしてくれるかな、おねだりしながらね…?」

人前で、それも外で、自ら淫芯を晒して飾りを乞う。
更に羞恥を上塗りする命令を囁くと、ピアッシング用の針を手にする。
彼女が命令通りに紡ぎ、皮をむけばブツリと針を通すだろう。
敢えて痛み止めはしない、その代わりに根本にリングを嵌め、ギチリと陰核を引き延ばすように金の柱を通して固定するまでは素早い筈。
皮に収まらず、敏感な部分が引き伸ばされて晒される姿が出来上がれば、よく出来たねと頭を抱えるようにして撫でることで飴と鞭を繰り返すのだから。

フィン > 「ぁ――ぅ、きも……ち、ぃ―ーvう、しろも――ぁ、ア――っ!vv」

望まれれば、応えていく。
途切れる声の中に承諾の意を滲ませ、揺れる尻が蝙蝠を誘う。公開排泄の余韻で緩んだ尻穴はにゅるり、と飲み込んで。
子宮口まで広げられてだらしなく蜜を零し、抉られ穿り返されて腸液と蔦の粘液と汚物が掻き出されいく、いやらしく広げられた穴が二つ。

「ぅ、ん―ーう、れし――ぃv……っ、あ――!?v」

支えを失った身体が一瞬傾ぎ、次の瞬間には巻き付いた蔦が、蝙蝠の群れが体を支える。
自ら街灯を使って秘すべき場所を晒しているようにも、被虐的な姿勢のまま縛られて悦んでいるようにも取れる、卑猥な姿勢で。
視線は前に回り込んだロレンスを追いかけ――

「うん――っ……vここ、にぃ、それ、つけて―ーもっと、いやらしく、してください――っvv」

うなずき、一度は解放された豆を両手で、にゅるん、と剥いてみせる。
間近で感じる視線と吐息にふるり、と震え。迫る指、針に期待を膨らませて。

「ぁ――っ、――……っっ!!」

見ている、見られている中で、つぷり、と針が刺さっていく。
敏感すぎるほどに感度の上がった身体には、強烈すぎる痛みに声が詰まり、身体が強張って。
剥けたまま戻らないように根元から絞り上げられ、引き伸ばされていく――その苦痛に声を途切れさせてしまう。
実際にはほんの少しの時間、それでも溺れていた快感以外の強烈な感覚は、時間を長く感じさせる。

「ぅ―ーん、がんばった――ぁ、ぁぁ――vvv」

すべて終わり、頭を抱えられて。苦痛の波が引けば、苦痛に堰き止められていた快感に再び身悶える。
抱えてくれる胸元に頬を摺り寄せながら、緊張が解れた身体をびく、びくん、と跳ねさせて。
緩んだ尿道からはちょr、ちょろろろ……と街灯に向けて、マーキングでもするかのような、放尿まで始めてしまう。

ロレンス > 「じゃあ後ろもグチャグチャにしてあげよう…」

膣口と後孔を広げたままに固定していくと、二つの動きは交互に繰り返すように変わっていく。
子宮内を掻き回すほどのおぞましく沢山の枝蔦を携えた太い蔦が抜き差しを繰り返し、後穴も先ほどと同じ太いもので刳り続ける。
プラスしたのは穴を広げる蔦に魔力の光を灯したこと。
肉色の内側が全て晒され、彼女の胎内全てがさらされる。
『内側は人と変わらないな』『こんなので濡らすなんて、本当に厭らしいな』と、内側を晒す彼女への感想も聞こえることだろう。

「勿論…じゃあプレゼントするよ」

吊るされ、喜ぶ彼女の陰核へ針を突き刺していく。
ぶつんと重たく、張り詰めたものを破く音が周りにも僅かに聞こえる。
声が途切れても針は止まらず貫き続け、飾りを完成させてしまう。
傷口を魔法で塞ぐ前に、針には悪戯に淡い媚薬成分を含んだ極小の棘を仕込んでおいた。
痛みはないが、棒が肉の内側にぶつかる度に性欲を更に煽るように仕込み、彼女の厭らしさが根付いて離れないようにしようという、意地悪な考えだ。

「あぁ、いい子だ……お漏らしまでしてよく頑張ったね。その厭らしい笑顔を見せながらもっと出してごらん?」

褐色の美女といえよう女が、だらしなく堕ちていく様は厭らしいだけでなく、非現実的な雰囲気も入り交じる。
失禁姿を息を呑んで見つめる観客へ、もっとアピールするように囁やけば、次のアクセサリーを手にとった。
ニップルシールドと呼ばれるそれは、小さな円盤状の飾りに中央だけ乳首を通す穴が空いたもの。
薔薇蔦が幾重にも重なりあい、薔薇の花の中央には先程同じ小粒の紅玉が飾られている。
これにも乳首を引き延ばすような柱が一対備えられていた。
ぴったりと乳首を根本から絞りだすように嵌めると、円盤部分が房の上へ綺麗にかぶさる。
柱の穴から乳首を引き延ばすように針を突き刺すのだが、乳首の窪みに穴の空いた紅玉を押し込んでいく。
母乳を出す穴にまで飾りを施して針を貫かせれば、片方の乳房に卑猥な金と赤の飾りが取り付けられてしまう。

「さぁ…もう片方もだよ」

反対側にも対となる同じものを飾り、針を通して紅を嵌め込んでしまう。
終わればよしよしと頭を撫でながら蝙蝠を放ち、目の前に姿見となって広がっていく。
褐色肌に長耳の蕩けきった美女に、金と赤の綺麗な飾りを施された裸体。
卑猥ながらも綺麗に飾り立てると、頬へ淡くキスをする。

「とても似合ってるよ、フィンドリング…とてもね。このまま私の愛奴にしたいほどだ」

恋人ではなく愛奴と、歪んだ言葉で褒め称えながら、どうかん?と緩く首を傾ければ、両房の尖りを指先でこねていく。

フィン > 「ふぁ――ひ、ぅ――ぅ―ー!?vv」

蔦の動きに合わせてリズミカルに嬌声が漏れ出して。飾られたばかりの淫豆を震わせ、腰をくねらせていく。
広がり切った穴は描き出されるように蜜を、腸液を零して止まらず。緩んだ子宮口は完全に口を開けて、その内側まで照らされてしまって。
周囲の声は相変わらずすべてを聞き取って、内側が見られていると分かれば更に見えるようにと、脚をあげ、腰を突き出そうとわずかながらに動こうとする。

「ふぁ――vうん、もっと――ぃ、っぱい――ん、くぅ――!!vv」

そうしている間も放尿は続いて、ちょろちょろと溢れたものが放物線を描いて街灯を濡らしていく。
飾り立てられた場所からはじんわりとした苦痛と、苦痛に混じってむず痒い快感が響いてくる。見られて、痛くて、気持ちよくて、判別が付かなくなってくる――。
続いてロレンスが手にしたものを見れば、なんとなくでも察したのか胸を突き出し、飾られるのを待つかのよう。
続いて刺さる痛みには、先ほどよりも馴染んだ様子で。嬌声は途切れず、嬉しそうに飾られるのを視線を落として見やる。
最初と同じように胸の先も根元から延ばされ、飾り立てられて――暗い中に三箇所の紅玉がきらり、と煌めいて。

「ふぁ――v……あ、こんな、に――vv」

姿見に映る姿。両穴は広げらてて、いやらしく蜜をこぼし、その奥まで容易に観察できるように照らされて。
胸の先も淫核も引き伸ばされて二度と萎えないように、よく目立つように飾り立てられて。
なにより、それを見られて――褒められる。その喜悦に身体を震わせ、視線は姿見から離せず――。

「ぅ――ん、なるぅ―ーv……ロレンスの、に―ーvv」

それだけの喜悦と狂乱の中で。拒否をするという思考が浮かばない。
言われるまま、請われるままに頷いてしまう。深くは考えていない、一時の気の迷いかもしれない。
それでもしっかりと―ー肯定の意を見せる。

ロレンス > 『声に反応してもっと見せつけてきたな』『美人なのに本当に厭らしいな…』と、彼女の反応にはすぐに気づいたようで、遠慮無く卑猥な罵り言葉が届くだろう。
周りの男達の息遣いも荒く、中には、犯したいと呟く者すら混じり、それこそ彼がいなければ陵辱に塗れる事になりそうだ。
飾り付けに痛みの悲鳴こそ溢れなかった分、いい子だと撫で回しながらも、先端を擽る時に陰核と同じく媚薬の極小の針を棒に仕込んでいく。
3つの突起が何かに擦れ、ぶつかり、振動すれば内側からじわじわと性欲を煽る作りを施せば、言葉通り愛奴の様に躾きられた格好となる。

「喜んでもらえて何よりだよ…卑猥で綺麗で可愛らしい…フィンドリングの魅力がたくさん溢れてる」

するりと後ろから抱き寄せて包み込むと、返る言葉は肯定だった。
ならばと、先程の暗示を仕込んだ淫紋へと掌をかざすと、更に重ねがけていく。
この飾りも、彼女がその気になれば外すことは容易いだろう。
だから、意識にこう作用させるのだ。
彼女が僅かでも望んでいる間はピアスが外れないと…先程の暗示と同じく、彼女が抗えば外せる程度の淡いもの。
それを仕込み終えれば、抱き寄せたままパチンと指を鳴らし、蔦を消し、蝙蝠達が彼女の立派な排泄物に群がって手品のように分解して消してしまう。

「フィンドリングは私の愛奴だね…でも、もっともっと君がほしい」

そういうと観客へショーはここまでと答えてから、再び翼で飛翔し、宿へと戻っていく。
そして彼女を浴室へと連れて行き、こちらも服を脱いで裸を晒す。
細くも引き締まった体で改めて抱き寄せると、いつの間にか準備されていた湯船へ沈み、対面座位の状態で大きく膨れ上がったイチモツを彼女のクレパスへと押し込んでいく。
湯船には治癒の薬湯が張られ、酔いと貧血を和らげるが性欲はそのままに残すだろう。
仕上げと狙ったのは彼女の正気、ここまでの記憶も留めさせながら揺り起こそうとしつつ、薬が効くまでの間、抱きしめたまま緩やかに胎内を突き上げ続ける。

フィン > 「ぅ――ふぁ――ぁ……vぁ――ぅ、ん――」

三つの飾りは身に着けているのを忘れないように、じくじくと痛みと痒みを与えてくれる。
抱きかかえられても忘れることなく。見せつけるように腰を、胸を突き出して、まるで宝物を自慢するかのようでもある。
無防備なお腹に再び煌めく魔法陣が浮かび上がり――

「……ぁ、うん――はず、さない――し、もっと、もっと――……ぁ……vv」

魔法陣の加える内容が言葉の端に上る。求める声には従順に応じるばかりで。
抱えあげられて――視線が遮られ、なくなると少し、物足りなさそうな声が漏れだす。
それも結局多数か、一人かの違いだけで。一人にでも見てもらえるなら――それはとてもうれしい、と思う。
連れ去られた先がどこなのかはわかっていない様子。それでも肌に触れたものになんとなく理解して。

「ふぅ――ぅ、んっ――!vはい――って、くる――ぅ、ぁ――v」

震える腕で抱き着きながら、胎内を満たすものに声を上げる。
散々見えるように解された場所は膨れあがったモノを子宮まで使って銜え込み、吸い付いて離そうとしない。
抱きつき、体を押し付けて悶えれば、つけられた飾りがむずむずとした痒み――気持ちよさだけを伝えて。震える腕には若干力が籠り――

「ん、ふぅ――ぅ――vv」

突き上げられる度に小さく声を漏らし、緩んだ膣道がきゅぅ、と吸い付く。
首筋の傷も跡が残る程度に塞がった頃には――血の巡りは戻り、脱力していた身体に力がこもる。
発情の色はそのままに、瞳には僅かながらに意志の色が見え隠れし初めて。

ロレンス > 「ふふっ…見られるのがそんなに好きになったみたいだね…じゃあまた後で、人目に晒してあげよう」

胸や腰を付きだして、見てと強請っているようにも見えていたが、人目が遮られると淋しげな声に気付く。
どうやらかなりクセになってしまったのだと理解すれば、またプレゼントすると約束しつつ、湯船へと沈める。

「っ…凄い奥まで入って気持ちいいよ。こんなに締め付けて…」

ふと耳元へ唇を近づけると、ゆっくりと、わざと引く声で「この淫乱め」と言葉を突き刺すように罵る。
嫌っているわけではなく、その厭らしさに興奮していると言わんばかりに、ぐぐっ!と奥底を押しあげて、仔袋ごと蹂躙していく。
湯の中で飾りは淡い抵抗を受けていろんな方向に引っ張られ、淫芯の飾りに施された媚薬の棘はじわじわと欲を煽るだろう。
乳房も房の揺れで棘が突き刺さり、欲を煽りに煽る。
性を貪りながらも、瞳に意志が戻って来れば、引き戻さんと唇を力強く重ね、舌を捩じ込んで絡ませていく。
彼女の唾液を啜るように吸い付いては背中に回した腕を、委託しない程度引き寄せて体を密着させ、激しく身を重ねあう。

「……っは、フィンドリング…何度でも言うけど、君は綺麗だ。ずっとこのまま抱いていたい程だよ」

唇を飾られた先端へと寄せると、紅玉の飾りごと口に含むようにして吸い上げて、舌先で舐め回していく。
左右交互に繰り返す間も、袋の奥底をグリグリと捏ね回し、その体を貪る。

「もう起きてるだろう…? 酔いしれた声ではなくて、君の意思のある声で聞きたい、フィンドリングは私の愛奴だとね」

彼女の理性にも刻ませたいと、強い欲望で彼女を求める。
それこそ、こんな魅力的な女性を隣に伴えるなら幸せだろうが…それは彼女が望んだらだろう。
どうかなと微笑みながらも、ピストンは続く。

フィン > 「うん……好き――ぃ――v」

むき出しの本能が最後に呟く。
理性はともかくとして、その奥底では完全に定着したのだろう、と想像させる。

「ふぁ――vは、ぇ――?vんくぅ、ん、ふぅっ――……っvv」

若干の混乱した様子。朧げに思い出しながら、どうしてこんなに気持ちいいのか。
耳朶を打つ声にぞくり、と体を震わせて――こね回され、潰れるだけで心地よい感触が、舌を絡めとられてしゃぶり尽くされるような刺激が、胎の奥まで満たされて抉られる快感が、理性までも快感に溺れさせようと襲い掛かる。
抱き着いた腕は離さず、むしろ縋りつくように強く抱き着いて――

「あ、はっ――!vおき、て――る、って、こん――な――ぁ……!vv」

直に快感に流されそうになるのを必死に押しとどめるように。
自分からも無意識に腰を押し付け、快感を貪る。本能は愛奴になってしまえ、と理性を快感で焚き付ける―ー
こんな状況で。こんなに本能を、欲望を満たされて。拒否なんて――

「ん、ぁ――!vぁ―ーわた、し――なる、なるけど――っ!!普段は、ふつ――ぅ、に――ぃっ――!vv」

会っていきなり、は抵抗がある、そんな些細な事が最後のしこり。
突き上げられて甘い声を交えながら、ほんの少しの条件を付け足す。普段は普通に生活していたい。と。
普通、といったところでむき出しにされた欲望が今まで通りの生活で満足するわけもないのだが。

ロレンス > 露出狂という性癖を植え付けて、更に抱き続ければ上ずった声に意識が戻ってくる。
それでも響く声は甘ったるく、更にこちらへと抱きついてくれば、あの時と変わらず優しく金糸をなでて愛情を注ぎこむ。

「流石に起きたみたいだね…そうか、なってくれるか…嬉しいよ…ありがとう」

承諾の声に激しい快楽の力と、甘く優しい柔らかな誘導で揺さぶり続ける。
頑なに心を守ろうとする理性を、一枚一枚引き剥がすように優しさで絡めて、彼女を奪うように掌は髪を梳く様に優しく撫でる。

「普通か…でも服は君が望んだ通りに燃やしてしまったし、こんな飾りがついて…普通が過ごせるかな?」

自ら望んで炎に落とした服装、そして代わりに体を覆ったのは厭らしい装飾。
その二つを突きつけながら悪戯に、撫でていた掌を下腹部へと回す。
淫紋の上から蔦を宛がうと、それは水面に入り込むようにズルリと侵入してしまう。
痛みはないが、代わりに仔袋の両端を暖かく包む感触を覚えるだろう。
子供を成す卵を生み出す器官、そこを淡い魔力の刺激とマッサージで刺激していけば、周囲の筋肉に走る神経に接触させていく。
何かを吐き出すような感触、普段なら味わうことがないであろう錯覚のようなそれを感じさせながら、腰を左右にねじって内部を捏ね繰り回す。

「いっそ…妊娠でもさせてしまったら変わるかな?」

楽しげに微笑みつつ囁く宣言、とはいえ自分の魔族の遺伝子と、別種の遺伝子が簡単に結びつくかといえば難しいが…望むか望まぬかは、心身にすぐに答えが浮かぶだろうと、彼女を試していた。

フィン > 「ぁ――くぅ、ふぁ――ぁ――!!vvそれ、は――ぁ―ー!vv」

礼を言われただけでもぞくり、と身を震わせるほどに、先の感覚を覚えこんでしまっていて。
撫でられて、突き上げられて――そうされる度に狂おしい程に、本能が求めていく。
突きつけられた事実に、視線を合わせられずに下げれば――

「ぇ――?――ひぁ、あ――!?vv」

揺らぐ水面の奥に、自身の腹と、繋がった秘部と―ー浮かぶ魔法陣に沈む蔦の束。
一瞬で何が起きているか理解できるほどには思考は纏まらず、それでいて次の瞬間には理解させられてしまう。
胎の中を貫くモノ以外のジワリとした感覚が胎を外側から撫でまわしていく。そんな感覚。
気持ち悪いような、気持ちいいような、不思議な感覚に身悶え――

「!?――ぁ、え、なに、これ、ぇ、あ、あぁぁっっ――!!vv」

びくり、と背を仰け反らせた。
普段感じたことのない、吐き出すような感覚は強烈で、長い嬌声を上げながら思わず腰を浮かせかけて。
浮いた処を更に突き上げられ、捩じられて――

「ま――って―ーぁ、こん、な――ひく、ぅぁ、あ――!vv」

通常なら絶対に得られない感覚に混乱の度合いも深く。
止める言葉も上の空、縋りつき、抱き着く腕にはぎゅっと力が籠り――

ロレンス > 「少しいい方を変えようか。もう普通の生活が出来ないと思うから…私の愛奴として過ごすのが一番幸せじゃないのかな…? 日常を縛るつもりはないが、裸を晒そうとも愛奴という免罪符は必要だろう?」

言葉の誘導は更に続く。
最早、褐色の肌を晒し、厭らしくも美しく飾られた体を晒して生きるほかないと、理性をも欺こうと甘くゆったりとささやきを繰り返した。
のぼせる前に一度湯から引き上げようと、起用にもくるりと彼女の体をつながったまま反転させていくのだが、それは雁首の大きな肉棒が内部を回転しながら掻きむしることになる。
背中から抱きしめるようにしつつ、両膝の裏へ両手を回すとゆっくりと立ち上がり、鏡面となった壁の前へと運んでいく。
幼子が用を足すのを手助けされるような、恥ずかしいポーズを鏡越しに彼女に見せつけると、ゆっくりと足をおろして両手を鏡に着かせる。
立ちバックの体位から腰を捕まえて、ズン、ズンとピストンを繰り返す肉棒は脈動を狭めて限界へとどんどん上り詰めていた。

「孕ませるぐらい君がほしいってことだよ。それとも…愛情を込めてフィンと呼んであげたほうが嬉しいかな?」

名前の最初にある軽い音だけを広い、愛称として呼んでみせる。
不安にならぬように胸板を背に重ねて密着し、腰だけの動きで叩きつければ乾いた音と共に水しぶきがちる。
肉襞をかきむしり、広げれられた子宮口の内側も掻き回しながら、白濁混じりの先走りが仔袋の中に広がるだろう。

フィン > 「でき――るぅ、できるか――ら――ぁ――!!vv」

必死に首を振りながら――投げかけられるその一句一句が理性を焼いていく。
服くらい着ればいい、着ればいい、はずなのに。ぞくり、と内側から押し上げられ、見つめられるたびに浮かぶ感覚がそういう当たり前の思考を消していき――

「ぁ――vv」

ざばっ、と湯船から持ち上げられて。
抱え上げられ、まるで子供のような姿勢は画すべき場所をすべて曝け出させる。
その格好がとてつもない充足感と多幸感を刺激して、その恰好を当たり前のように受け入れてしまう。
姿見の前に連れ出されて、ようやく理性は恥辱を理解しても、身体は一度受け入れてしまった快感を当たり前のように手放さない。
――手放せない。

「――っ、う――vフィン、で――い、ぃ――ふぅ、ん――ぁ、あ――!vv」

促されるままに姿見に手をつく。褐色の肌が映る中で煌めく紅と金の装飾は殊更に目立ち。
突き上げられれば呼応するかのように腰を振り始め。外でみせたような大量の蜜が掻き出されてぼたぼたと零れ落ちていく。
じわりと感じる別種の熱さは―ーこの後どうなるかを予想させるに十分。
なのに逃げ出す、という思考が浮かばない。

ロレンス > 「そうかな…?では、前と同じくマントをかぶれるかな? その美しい褐色の肌を、耳を、顔を…隠す我慢ができるかな?」

晒すことを避け続けていたものを、晒すことに喜びを感じるように欲望を植えこんでしまったのだから。
それを喚起させるように囁きかけながら抱え上げると、姿見の前で見せた幸せそうな顔にクスッと微笑む。

「ほら…見られるのが好きだって顔に出ている。見て欲しいのだろう? 全部」

その一瞬を見逃さず、言葉で攻め立てればピストンが始まっていく。
熱棒がぐちゅ、ぐちゅと突き上げる度に揺れる体を鏡越しに見つめ、指先で時折飾られた部分を撫で回す。
綺麗だ、似合っている、美しい と何度も囁いて甘く甘く彼女を求めながらも、肉棒には彼の精がいっぱいに込み上がっている。

「フィン……美しく厭らしい君がほしい…君をもっと知りたい、闇も全て教えてほしい」

たたみ掛けるように甘いセリフを重ねて、心の逃げ場を奪おうとする。
そしてピストンは早まり…最後に小刻みに子宮口の狭い部分でぐしゅぶしゅと肉棒を扱き上げ、詰まった呼吸と共に一気に押しこむ。
そして体をギュッと抱え込めば、とうとう白濁があふれ始めた。
ドクン!と濃厚な粘液が熱く袋の粘膜へ叩きつけられれば、何度も脈動を繰り返して内部を埋め尽くしていく。
人間よりも多い量が何度も何度も放たれ、それこそ袋をいっぱいに満たしてしまいそうなほど。
つながったまま抱きしめ続け、鏡越しにその顔を覗き込む。
逃げ場なく白濁に汚されるだろう彼女の命の源が、彼の遺伝子を受け入れるかは、彼女が望むか否かにかかるだろう。

フィン > 「かぶれ――る、からっvちが、ぅ、みられ――っ!!vvv」

姿見越しに、ぞくり、と視線を感じてしまう。
理性では必死になって否定しようとするのに、裸身を見られ、褒められて顔は自然に蕩け、撫で回される装飾が収まらぬ情欲を焚きつけていく。
突き上げられればきゅぅ、と媚びるように膣は吸い付き、いやらしく尻を揺らして――

「ぅぁ―ーvあ、はっ―ー!vあぁ、ああぁぁっ――!!vv」

腰を抱えられ、自らも腰を押し付けて――。ごぼり、とくぐもった、粘ついた音が聞こえてくる。
とろけた顔で、あられもない嬌声を上げながら、しっかりと肉杭を銜えこんで、子宮の内へと受け入れていく。
射精されているのだ、と冷静に何処かで考えながら。
――欲望に抗うのをやめたかのように、精の全てを受け入れていく。

ロレンス > 「無理だね、もう見られることが好きだと理解してしまったから…」

すっと一度鏡面を指差せば、見られ、褒められて興奮し頬を緩ませる、露出狂たる彼女の姿が写っている。

「見られて興奮する厭らしい女の子だとフィンは理解してしまったから、素直にそうだと認めるなら…代わりの服ぐらいは準備してあげるよ」

逃げようのない事実だと改めて指差せば、認めるならと罠のような逃げ道を囁く。
勿論、ただ服を差し出すだけのつもりは全く無い。

「ぐっ……!」

ぎゅうっと締め付けられるような感触の中、白濁がすべて注ぎ込まれていく。
子宮の中いっぱいに満たせば、ゆっくりと引きずりぬいて、どこから取り出したのか、透明なディルド状の栓をずぶっと突き刺し、白濁が溢れぬように塞いでしまう。
無数の彼の精子に彼女の卵子は貫かれ、新たな命として胎内に定着してしまうのが、淡い振動のような錯覚で彼女にも分かるはずだ。

「フィン…凄く気持ちよかったよ」

体を抱きしめたままゆっくりとタイルに腰を下ろすと、後ろから抱きすくめて顔を乗り出し、横向きに傾かせた彼女の顔、その唇へ重ねていく。
飾りを捕まえて悪戯にグリグリと捻れば、媚薬の棘で改めて欲を煽る。

「まだ見られ足りないなら…外に連れ出してあげてもいいけど?」

どうする?と問いかけながら、一度目の交わりを終えた彼女へ、その先を尋ねる。

フィン > 「ぅ――ぁ――!vぁ、ひゃふっ――!?vv」

ぞく、ぞく、と射精された余韻に浸り。抜かれれば広がった膣口から逆流しそうに――
その前に栓が為されて。透明な張型は膣の全てを埋めて逆流を防ぎ、子宮内の様子まで見て取れるようにしてしまう。
ここまでの事をされて激昂するでもなく、恐怖を覚えるでもなく――喜悦を覚えてしまっている。その事実が鏡面にすべて映し出されて。
理性は与えられた逃げ道へと流れていく。それがどういう結果を生むかは考えることなく。

「ふ――ぅ、ん―ーわた、し、見られて悦ぶ淫乱です――から、相応しい、服を――v」

細く、貫かれるような甘美な錯覚に時折身を捩りながら、認めてしまう。
その屈辱的な宣言にすら快感を覚えているのを、とろけた顔は隠しもせずに。
認めてしまえば、ロレンスの視線も、それだけで肌を撫でられるような甘美な感覚を与えて。

「ん、ふぅ――?ん、んんっ―ーま、だ――もっと――v」

口づけには舌を差し出して答えていく。
飾りが僅かにでも揺れるだけで、余韻に浸り、収まりかけていた情欲が鎌首を擡げていく。
一度認めてしまえば、後は堕ちるだけ。甘美な提案には、情欲のままに頷いてしまう。

ロレンス > 「フィンの中でしっかり受精するまでは…これを付けておかないとね?」

彼女を妊娠させるための栓と囁き、グリグリと左右に捻る。
不思議な事に突き刺しただけのそれは固定されたように抜けることはなく、密着した肉襞との間に精液をにじませることなく封じ込めていた。

「いい子だ…じゃあお似合いの服をあげるよ」

視線は顔へ、それからわざと分かりやすい動きで飾りを施された部分へと向けていき、改めて顔を見つめる。
いつまでもそこを見ていたくなるほど厭らしく美しい姿に微笑みながら、体を抱きかかえる。

「じゃあ…もう少しお散歩しようか? 服を着てね」

横抱きに持ち上げると、浴室から抜けてベッドへ。タオルを敷いたシーツの上へ下ろすと、やわらかなタオルをかぶせるように綺麗に拭っていく。
それから指を鳴らすと、柘榴色の蝙蝠が再び生まれ、集まっていき、そこに出来上がったのは燃やしてしまった彼女の服だ。

「来てごらん?」

それを彼女へと差し出していく。
袖を通せばわかるが、デザインなどは全く同じなのだが、発情した気配を察知すると胸元と股座のグレーの部分が前掛け状の紫のシースルー生地の様に透けてしまう。
赤い部分や黒い部分、服の縁は綺麗に残る分、隠すべきところが隠れず、着ている方が厭らしいデザインへと変わっていた。

「これならフィンに気に入ってもらえるかなと思うけど?」

どうかなと問いかける。
勿論、すければ飾りもしっかりと丸見えになるのは間違いないだろう。

フィン > 「ふぁ――ぁvうん――するまで、つけたまま………ぁ――v」

捩じられるのに合わせて腰を揺らす。答えた声は喜悦に揺れる。
ぴっちりと膣を広げて密着したようなそれは、動かされると荒々しいそれと違う快感を生み出して――

「ん――ぅ、今度は、うん、服を着て……」

抱えられて、そのまま連れ出され――拭かれるのはさすがに抵抗があるのだが、素直に拭かれていく。
滴が拭い取られてき。目の前には蝙蝠の群が。先ほども狂乱の中で見た気がするそれは、見る間に形を変えていき。

「ぇ――と。これを?……ん。」

促されるままに、手に取る。見た目は――先ほどまで蝙蝠だった、と言われても信じられない。
燃やしたはずの自分の服、なのだ。何の変化もないように見えて。
袖を通していけば――

「あ、れ――?」

袖を通して―ー違和感に気づく。
着ている感触はあり、動けば飾り立てられた部分がこすれるような甘い疼きがあるのだが。
肝心な部分を覆う布地がすべて、透けていく。そのことに気付いて、戸惑ったようにロレンスを見て。

「ぁ――ぅ、ん……v」

恥ずかしそうに、頷く。
見る間に発情の度合いを示すように、布地は半透明からさらに薄く透けていく。

ロレンス > 受精するまで、その言葉を嬉しそうに受け止める様子に微笑みながらも、何となくだが彼女の過去が分かってきた気がした。
そのディルドも彼の魔力を植え付けられた玩具であり、悪戯に微振動をさせて、快楽を途切れさせぬように与えていた。

「そう、これだよ…なかなか凝ったデザインだし、肌の露出も多いから…やっぱり見られたがりなのかなとね」

意味深な言葉と共に袖を通すのを見つめていると、触れた瞬間にどんどん透けていくのが分かる。
半透明程度だったのが、更に透けていきながらこちらを見やれば微笑み返し、飾りを服の上から擽る。

「フィンが厭らしい気分になると、ここが透けるようになってる。見せたいからこういう服を着たんだろう…?」

服の仕掛けを説明していき、服に喜ぶ様子を見やれば抱き寄せつつ金糸をゆっくりと撫でる。
それから手をつなぎ、いこうか?と囁くと今度は普通に廊下から階段を抜けて、彼女を外へと誘う。
今度は荒くれ者が多いエリアへと彼女を連れて行くのだが、その合間に一つ確かめようと肩を抱き寄せていく。

「フィンは…その肌と耳で辛く怖い思い出があったみたいだね? それと…優しくされた思い出が少なくて、愛情に飢えている…そんな感じを覚えたよ」

酒の時も不慣れそうな様子だったのと、優しくするほどに溶けるように素直になり、喜びを見せていた。
肌を見せぬ理由はその異質さからの虐待や、言いがかりの乱暴といったところだろうか。
そんな傷について確かめる内に、辿り着いたのは酒場の多い通り。
何時もならうるさいほどの場所だが、酔いが回りきった世界はまだましな程度の騒がしさ。
そして…褐色肌の美女を見やれば、『良い女だな、一発やらせろよ』と下品なほどにストレートな欲望を言葉にされる。

「私の妻でね、それは少々御免被るよ」

これぐらい間近に置いた存在と呼べばどうなるか、試すのもあるが欲望とも言える。
ギラついた欲望の視線が、胸元に腰元…特に元々隠す気がないような臀部にこれでもかというほど集中するだろう。

フィン > 人間とも魔族とも、ミレーとも違う種族が、孕むのかは未知数だろうが――孕むのならそれもいい、くらいの気は、する。
試すように震えるモノにぶるり、と体をくねらせて――。

「ぅ――ぁ、えと――……んっ――v」

肯定も否定もしない代わりに、僅かに布の色を残すくらいまで透けて、落ち着く。
普通なら透けた場所を隠すくらいはするのだろうが、そうはせずに。
抱き寄せられれば、素直に頭を差し出し、撫でる手に甘えるように。そのまま連れ立って外へ、と。
行先はわからないけれど……。

「ぁ―ーうん、その。…ええと、棄てられる、までは文字も読めなかった。し。」

道中で聞かれた内容には、言い淀む事無く――言いよどむ理由が消えていた。
最初のようなしっかりとした、それでいて緊張感も、警戒する様子もない口調で話していく。
故郷での扱い、棄てられてからの色々、人間よりは遥かに長命であるからこそ――その期間がどれだけ長かったことか。
時折感じる視線にはふるり、と抱かれたまま身を震わせて――

「ぁ……」

気が付けば、貧民地区の傍、治安が悪いと聞くので来たことはないけれど。
欲望の視線が胸に、股間に、尻に、肌に、耳に――容赦なく突き刺さり――
視線を感じて身体は疼く。ほとんど無いも同然、というほどに透けていく服と、裏腹に。

「……ぇ?ぁ――」

抱きつく腕に力を込めて。何をさせられるのか、と不安げに見上げる中で、聞こえた言葉に一瞬呆けた。
妻、というのが自分のことだと理解するには随分と時間がかかる――。

ロレンス > 「ふふっ、服に出ているけど…私としてはフィンの甘い声で確りと聞きたいのだが…?」

一気に服の透明度が下がる辺り、図星というように見える。
だが、彼女の願望を声で聞く瞬間に興奮を覚える男としては意地悪に言葉を求めた。
肩を抱き寄せ、撫でながらも彼女の過去を聞いていけば成る程というように小さく頷いていく。
性的、肉体的、精神的な虐待、それが警戒心満載の彼女を作ったとなれば納得せざるを得ない。
だがそれが、この美しさを理解できない哀れな人の世に残されると思うと、切なくもっと彼女を傍においておきたくなる。

「まぁ…ここの輩は手を出してくる…かもしれないが、フィンは触られるのは嫌かな? 私としては、私一人でフィンを独り占めしたくなるけどね」

先程までと違い、肌と耳が悪いものではないと知った以上、反応も変わるだろうと思い、そんなことを囁く。
彼としては自分が見ている範囲で、自分の許可無く触れられるのは嫉妬が生まれてしまうから独り占めしたいというのだろう。
とはいえ、この都だ。
誰かに犯されてしまうことはあるだろうから、その時は癒やしてあげねばとも思う。
そして、視線にあっという間に裸の様に透けていく様子に、楽しげに微笑むも肩を抱く程度で、彼女の体を隠すことはない。

「……私はそうしたいぐらい、フィンを気に入ったよ。褐色肌も、その長い耳も、虐げられる世界に残すなら私が全て愛したい」

相変わらず言い方が仰々しいところがあるものの、柔らかに微笑み、体だけでなく存在そのものを欲した。
どうかなと首を傾げながら歩く間も、酔いどれが彼女の体をまじまじと見つめては、近づいてくる。
中にはちょっとぐらい触らせてくれなんて、強請るものすらいるほどだが、どう応えるかなと様子を見ていた。

フィン > 「――……むぅ……」

説明は確りとしつつ――声で聴きたい、と言われても。
恥ずかしすぎて言葉にはしづらい――とはいえ、言いづらく、言うのすら気持ちいい。そういう事も分っていて、聞いているのだろうな、とは思う。

「……――その、こういう、の。見られて、興奮する……」

来歴を語る合間に。ごく小さな声で、ぼそりと。相手には聞こえただろうか。
滔々と語る内容は――かなりの幸運がなければ途中で死ぬか、壊れるか。なんにせよ生きているのが不思議なほどの酷い生活で。
一般的な内容を覚えて、生活がマトモな方向に乗ったのはここ数年ほどの、ほんの短い間のこと。

「――見られるのも、触られるのは嫌じゃない、けど。誰でもいい、程飢えてない……」

当然、というように。誰にでも触らせて、犯されてやるほど、安いつもりはない。
狂乱の中での一幕も思い出すが、それは、それ。
とはいえ、ほとんどあってないような状態まで透けさせて、触れるな、というのも多分、通らない。――この世界では。

「その……ええと。こんなモノまでつけさせて、捨てられたら――恨む。」

こんな、というのは今も膣口を広げて固定する栓の事。
恨む、という言葉は少々、重い。捨てたら地の果てまで追いかけて――。そんな意志。
狂乱と混乱から覚めて、ずいぶんと素が出てきているよう。
触らせろ、とせがむ輩は――答える代わりに、ロレンスの方へと体を摺り寄せて、拒否の意志を示しながら。

ロレンス > 何処と無く拗ねたような声に、微笑みながら見つめていたものの、ぼそりと聞こえた言葉にゾクッとした欲望の昂ぶりを感じる。
そして心臓の鼓動が高鳴れば、彼女の片手をそこへ導き、口吻を伝えていく。
その合間に語られる生死を彷徨う世界は、胸が苦しくなるほど悲しいもので撫でる手が、よりゆっくりとなって優しさを増していく。

「そうか…じゃあ、全て出来る私は幸せものだ」

心として自分だけと思ってくれるなら、それで十分だった。
そうでなくともこの都には、自分が手を焼くレベルの魔族もいるし、彼らが見つけたとすれば彼女を陵辱しないはずがない。
それを今語るのは怯えさせてしまうから…後に語ろうと思いつつ胸元へ手を伸ばせば、飾りごとつまむようにして先端を左右に捻って可愛がる。

「フィンに恨まれたら確実に殺されてしまいそうだよ、大丈夫、そんなことはしない…。ずっと君のそばにいる、住まいもこっちに一つ構えるよ。そこで一緒に住んで欲しい、それとも私がフィンの住まいに厄介になったほうが良いかな?」

孕ませておいて放置するなんてことはないと頭を振れば、これからの生活を問いかけていく。
素が出てきたことで、彼女を知り、欲に沈められる喜びで口吻を高めていた。

「触って良いのは私だけということでね…その代わり、見るのは幾らでも見てくれ」

体に擦り寄った動きには言葉は求めず、すんなりと酔いどれの言葉を否定する。
その代わりにと、胸元を酔いどれに見やすように体を向けさせていく。
沢山見られてしまうね と意地悪に囁やけば、更に透けさせて飾りも全て確り見せつけてしまおうと、羞恥と興奮を煽ろうとしていた。

フィン > 「……ぁ――うん。」

頷く。会って数時間でここまで気を許しているのは――自分でも不思議なのだけど。
投げやりではなく、それでもいいとは思っているのだ。信用は――出来るのだけは良く判るし。
ぼそりと答えた内容は聞こえたようで、笑みを深くした様子に――ぞくり、と体を震わせる。

「――ん。私の家の方がいい、かも。」

少しだけ考えてから。すごく狭いけど。と。
そもそもが王都の外。隠れるように住んでいる場所だから、この人には不似合いな場所なのだけれど。
なんというか――人の多い所に住むと、今までと別の意味で困りそうな気がするのだ。なんとなく。

「……ん、うん。みる――だけならいい。――んっ、ぅ――v」

背にロレンスの吐息を感じつつ。突き出すようにした胸の先端には煌びやかな飾り。
隠すべき布地は、熱い吐息に溶けるようにその濃度を薄くして、ついには完全に色を失う。
囁く内容には、若干の喜悦を滲ませながら頷いて――

ロレンス > 「分かった、ではフィンの家にやっかいになるよ。 …そうか、それは寂しくならなくて済みそうだ」

狭いと聞いても、前向きに間近にいられると微笑んでみせる。
この男の住んでた屋敷というのも、結構なサイズのものではあったが、そんなことよりも彼女といられることに心底嬉しそうに笑っていた。
飾りと服装で人気の多いところだとずっと濡れっぱなしになるかも…という予測はしていなかったようだが。

「全部透けてしまったね…ほら、皆見てるよ」

体を僅かに覆う程度の布地だけが残り、乳房や股座は完全に露出している。
『乳首になにか付いてるぞ?』『クリトリスにまでついてやがる、すげぇスキモノだな』と、遠慮ない視姦の言葉が溢れていた。
悪戯に股座の紐のような部分をずらすと、クリトリスの飾りを完全に露出しつつも、膣口に僅かに滲んでいるだろう蜜を掬って後ろの穴へと塗りつけていく。

「ここも貫かせてもらうよ…ほら、皆にアピールしてくれるかな? 奥さんになって初のショーなのだから」

『日焼けしたみたいな肌してるが、妙にエロいな』『こんなに尻むき出しにして、ホントは犯されたいんだろ?』と、卑猥な言葉の嵐は止まず、悪戯にちょっとだけて伸ばす輩もいるが、柘榴色の蝙蝠を差し向けて触らせはしない。
皆がうやらんだ臀部をぐにぐにと揉み込みながら、片手は皺を広げるように指の腹で揉み込んで、ゆっくりと指を加えこませようと愛撫を繰り返していく。

フィン > 「ええ、と……」

前向きに検討――はされてるようで。なら寝る場所と日用品は揃えないといけないかな、などとぼんやり。
でも、そういうのは後でもいいか、と。今は――

「うん、全部、みられてる――ん、ぅぁ――v」

胸の先と淫核と。三か所の装飾はやはり目立つようで、視線に嘗め回されるだけで小さな声が漏れだす。
ずらされるのに合わせて、腰を少しだけ突き出せば――飾りの下、透明なモノを咥えこんでひくつく雌穴も見せつけるように。
散々蔦で慣らされた窄まりは待ち望んだかのように指に吸い付き、ひくついて――

「ぁ、うん――ショー、というつもりはない、けど。……ん、その、これから、お尻にも、沢山注いで貰うので、いやらしくおちんぽ咥えるところ、見て、ください――v」

蝙蝠が触れる手は防いでくれる、守ってくれる。
指の動きに腰をくねらせながら、甘い声で宣言していく。脚を少し広げて、見やすくするようにしながら――
たどたどしく、語彙は少なく、宣言としては、余りよくないのかもしれない。と思う。

ロレンス > きっと狭い住まいに案内されても、あの手品のような術を使って住み心地よくしていくのだろう。
それよりも今は彼女の考える通り、目の前の情事を楽しむことだ。
自ら足を広げて卑猥な言葉を並べていけば、よく出来たと褒めるように頭を撫でる。

「素直でいい子だ…もっと、厭らしい言葉を言って乱れてくれるかな…?」

飾りの下で硝子のようなディルドを加えているのもよく見えるようにと、最初のショーでやったのと同じY字バランスの格好へと蔦を使って足を開かせていくと、精液を貯めこんだヴァギナと肉棒を欲するアナルが晒されていく。
思いの外、先ほどの情事の名残が残っていたのを確かめれば、先ほどと変わらない大きく反り返ったイチモツを晒し、尻穴へと押し当てていく。
そしてズブッ!と一気にそれを押し込むと、片手は腰を捕まえ、片手は臀部をぐにぐにと揉み込み続けながらピストンを開始した。
『マンコに精液突っ込まれたままだぞ、あのビッチ』『孕む気か? 本当に変態だな、ありゃ』と、罵りながらも興奮していく酔いどれ達の声が響く、ズン、ズンと腸内を刳り尽くす様に突き上げれば、その振動で飾りを揺らし、媚薬の針を何度も食い込ませて欲を煽り、臀部を堪能した掌が胸元へ伸びる。
房を欲望混じりに少し乱暴な手つきでぐにゅりと揉み込んでいき、首筋へ舌を這わせる。
最高だと囁きかけながら、卑猥な水音と重なりあう乾いた音を奏でれば、それにつられて観客は次から次へと増えていく。

フィン > 「ぁ、うん……v」

褒められればうっとりと目を細めて、嬉しそうに声を漏らす。
再び取らされる不自然な姿勢には素直に従えば、脚をふたたびすらりと高く掲げた片足立ちの姿勢。
晒された穴は前も後ろも卑猥にひくつき、視線に、肉杭に犯されるのを待ち望んでいるかのよう。

「ふぁ――!vぁ、んくぅ―ーvおまんこ、精液いっぱい注いでもらったまま、お尻―ーにぃvはいってきてる――ーぅ!vv」

命令の通りに、周囲の声に答えるように、今の状況を説明していく。卑猥な言葉のいくつかは、周囲の言葉から覚えながら。
不自然な姿勢で突き上げられれば身体はバランスを取ろうと前後に揺れて、腰をくねらせる。胸に伸びた手が容赦なく乳に食い込み、卑猥な形にゆがませていく。
動けば、弄られれば、それだけ装飾は食い込み、貫いた場所から気づかない程度の媚薬で全身を昂らせて。
太いものを受け入れて、肉壁越しに張型とこすれあえば強烈な快感を生み出して。伸びきった窄まりが食いつくようにきつく、肉杭を咥えこむ――。

ロレンス > 褐色肌の流線美の合間から見える肉穴が杭を求めて蠢くのが見える、ならばくれてやろうと言わんばかりに一気に押しこむと、卑猥な言葉が聞こえていくのだが…先程の生い立ちと言葉の内容が少しだけ脳内で繋がっていく。
卑猥な言葉を知らぬなら、教えこむとどうなるのやらと。
『ほら、もっとケツふってよがれよ淫乱!』『ビッチならビッチらしく、厭らしく笑えや!』と、罵る言葉もヒートアップする中、ボソリと耳元に囁く。

「フィン、こう言ってくれるかな? 『フィンはケツマンコにオチンポをズボズボされて感じる淫乱妻です』ってね」

こちらが言うのも多少なり恥ずかしくなりそうな卑猥な言葉を教えこむと、3つの飾りに魔力を注ぐ。
それぞれはただの金ではなく、彼の魔力にちょっとした反応をするようにされてある。
魔力を感じれば、少しずつ敏感な部分を引き延ばすように柱が少しずつ伸びていき、大切な部分を歪めてしまおうと力をかけていく。

「…っ フィンは…ケツマンコでセックスされた事は、どれぐらいあるのかな…?」

いやらしい言葉を覚えさせるべく、なるべく下品な言葉を選びながら問いかけていく。
前の穴におもちゃを入れているのもあってか、膣と変わりないほどに締め付ける排泄の管に熱棒はビクビクと痙攣を繰り返し、何度も雁首が粘膜を抉ってかき乱していく。

フィン > 「ぁ――…vぁ―ーフィンは、ぁ…ふぁっvみら、れてるのに、ケツマンコを、おちんぽでずぽずぽって、かき回されて、悦んじゃう、淫乱妻、です――ん、ふぁっ、あっ―ーvv」

耳元で囁かれた内容に、少しだけ考える様子を見せて。甘い声で答えた言葉は、少しだけ内容が違う。
いやらしく、というなら少しでもいやらしく――。
罵り、飛び交う罵声に答えるように、動きづらい姿勢でも腰をくねらせ、浮かぶ笑顔は淫蕩なもの。
遠目ではわかりづらいが、ぎちぎちと肉芽を引き延ばす飾りが少しずつ伸びて、その分だけ媚薬の周りも早く―ー

「ケツマンコセックスぅvいまま―ーで、いっぱい、普通の、だけじゃなくて―ーぇv」

普通にマワされるくらいならそれこそ普通で。それ以外にも動物、魔物、玩具―ーと、いわれるままに性経験を声高に宣言していく。
次々と挙げられていく経験は、境遇を知らなければ何とでもまぐわう、それこそビッチのようで。周囲にどう取られるだろう。
腸壁を削るような打ち付けには腰を必死にくねらせ――後ろに合わせて、透明の張型を咥え込んだ膣口もいやらしくひくつき、蜜がぽたぽたと滴り落ちて。

ロレンス > 更に厭らしく言葉を変えて紡げば、少々驚くものの、従順に厭らしい姿は興奮を煽る。
罵る声に答えながら腰をくねらせ、厭らしい笑みを浮かべれば、声の方も更に要望を強める。
『マジでケツ振って笑ってるぜ…ほら、マンコ指で広げてピースしろよ!』『ついでに小便でもしたらどうだ?』従順なのをいいことに好き勝手な注文を飛ばしてきたが、どうするかなと彼は様子見するだけだ。
輪姦から人以外とも交わり、性の道具として弄ばれた事実を紡げば、彼は望んだことではないと理解するものの、周りの酔っぱらいはそうは考えない。
『どうしようもないビッチだな! それなら俺にもケツやらせろよ!』『旦那以外のチンポでも咥えるんだろ?』と、の罵りが飛べば、首筋へと甘噛みをし、血を吸わないものの牙をツンと押し当ててくすぐっていく。

「フィン…答えてあげると良いよ」

実際はどうなのか、その卑猥な声で応えるように囁やけばピストンは更に繰り返される。
脈動をじわじわと早めながら、奥底を抉っては一気に引いて腸壁をひっくり返すように雁首がかきむしり、とぷとぷと先走りを滴らせる。
掌は褐色の胸元を揉みしだいた後、腹部をなでて脇腹をなぞりあげる。
その色合いの肌を愛しく可愛がるように、ゆっくりとさすり続けた。

フィン > 上体はロレンスに預けて、支えられて。その代わりというように腰の動きは激しく、扇情的に。
ピースこそしないものの、片腕はロレンスに絡め、空いた手で、張型を咥えた秘裂を広げて見せれば、とろり、と溜まった蜜が一息に零れてしまい。
答えられる範囲では答えつつ――「本当に見せたくないもの」は見せる気がない。
零れ出す先走りが腸液と混ざり合って、どろりと後ろから掻き出され、地で蜜と混じりあっていく。

「ぁ――ふv――、――ぅ、ん……v――え、と……」

当たる牙に、吸ってほしい、とでもいうかのように首筋を差し出しながら。
不意に言葉が途切れる。困ったように見上げるのは――宣言した内容は当然事実で、それを揶揄されて、どう答えていいのか、困ってしまった様子。
選択権があるのなら交わるつもりなど毛頭ないのに――どう答えたらいいのだろうか。

ロレンス > 「ふふっ…これはこれでいいね…」

先程までの酒と欲望で蕩けきった状態からなら、全て素直に従っていそうだったが、少しだけ抵抗する様子に嬉しそうに笑う。
これなら犯されて汚されても…自分のところに戻ってきてくれると、安堵の微笑みを浮かべつつ貫き続ける。

「…そうだね、私としては、フィンに私だけのものだからやらせてあげないと、確り言って欲しいかな?」

罵りの言葉に応えるように囁やけば、言葉に困る様子に思いを伝えていく。
彼女は自分だけのものだと、彼女から何度でも聞きたいのだからと、甘いお強請りを囁いた。
そして、そろそろ脈動が狭まるに連れ、絶頂が近づいてくる。
強請られた通りに首筋に牙を淡く突き刺し、貧血にふらつかない程度にその血を啜りながら、代わりに媚薬をたっぷりと注ぎ込めば、深い絶頂を愉しませようと腰をくねらせながらピストンを繰り返し…奥底を嬲るようにして亀頭をこすりつけ、快楽に酔いしれる。

「フィン…中と外、どっちがいいかな…っ…?」

褐色の肌に白化粧を施すのも楽しそうだが、中にぶちまけて、両穴に白濁を注ぐのも良さそうだ。
どちらが望みかを問いかけながら、ラストスパートのピストンを小気味いい乾いた音を繰り返して駆けていく。

フィン > 「ん、ぁ――ふぅ――、――vvうんっ――フィンは、ロレンスの――夫のモノ――だからっvおマンコも、ケツマンコもvおちんぽハメていいのは、夫だけ――なの―ーvv」

笑みの理由に思い当たるところがなく、少しだけ不思議そうにしつつ――。
そう答えればよかったのか、ともやもやとした思考に明確な答えが与えられたようで。嬉しそうに言葉を紡ぐ。勿論、いやらしく甘えるように――。
口付けと、そのあとの虚脱感は、最初に比べれば優しく、正気を失う程ではなく。その代わりに一気に身体が火照るような高揚感が身を包む。
抉るように奥へと突きこまれるものに、腰を押し付け、体はびくびくと痙攣を繰り返し、限界が近いのを示し。

「ぁ、ん――vその、ぜんぶ、中――が、い、ぃ――v」

媚薬に若干思考を蕩かせながら。答える声には迷いはない。
最初なのだから、中を全部染め上げてほしくて。その欲望のままに答えを返しながら、きゅぅ、とお腹に力を込めて、搾り取ろうとするように――