2016/01/26 のログ
ご案内:「平民地区の聖堂」にルナティアさんが現れました。
ご案内:「平民地区の聖堂」にソフィアさんが現れました。
■ルナティア > 平民地区の片隅にある聖堂。内部は質素ではあるが、十分に神の威光を示す装飾が施されている。
そこに務める聖職者の女性たちが、礼拝を終えた後片付けをしている。
聖堂の中に響くのは、箒で床を掃き清める音と、微かな衣擦れの音のみ。
その静謐を、ノックの音が破った。
一人の女性が出入り口に向かい、そのノックの主と対面するために扉を開ける。
そこに居たのは長い銀髪を頭の横で止まり木のようにくくった、不思議な髪型の少女。頬には、どこか知らない国の言葉で何事か書かれていた。
夜の冷気に耐えるためか、マントで体を包んでいる。
少女が血のように赤い唇を開く。
「わたくしは旅の者ですの。どうか、一晩の宿をお貸し願えないでしょうか。」
対応した聖職者の女性は、まず『まぁ』と驚いてから
『ええ、”どうぞ”。ここは神の家です。あなたのような方を拒むわけありませんわ。』
その言葉を聞いて、少女はニヤリ、と笑った。
女性は見逃したが、少女の犬歯は鋭く尖っていた。まるで牙のように。
「では、失礼させていただきますわ。」
少女、名をルナトゥム・セフィロ・クラウディウス・ルナシェイド。
かつてこの地に封印され、数百年の時を経て復活した、悠久の時を生きる吸血鬼は、仇敵の潜む聖堂へと足を踏み入れた。
■ソフィア > 月夜の晩。既に太陽は夜の帳の彼方に消え去っていた。
王都の住民の多くが我が家に帰り、各々の時間を過ごす頃。
白い法衣を来た小柄な女――見た目だけで言えば幼い少女だ――は街の聖堂の中に居た。
聖堂は夜であっても灯りが灯されている――『神の家』であるがゆえに。訪れた、迷える者をいつでも迎え入れることができるようにと。
その聖堂の中、神の威光を、威儀を形容する様々なシンボルや像の前に傅き、祈りを捧げていた。
不意に、女は頭を上げた。肩を越えるほどの長さの髪が揺れる。
浄い白の法衣には金の糸で神を称える言葉がいくつも刺繍されていた。
この女は、この聖堂の主。ソフィア・ピスティスであった。
ソフィアは、何かを感じ取り、薄く笑う。
「……予想通り。ああ、全ては、何もかもは、私の思うとおりに」
ソフィアはその場を立ち、踵を返す。
向かうは、聖堂の入り口。
その聖堂の入り口で、ソフィアの部下の修道女と、旅のものらしいフードの人物が話をしていた。
「――あら、旅のお方。そう。では、私がご案内いたします……貴女は下がっても大丈夫」
修道女にそう優しく声をかけると、目の前のフードの少女と思しき人物に相対し、薄く笑いを浮かべる。
「……こちらへ。お部屋までご案内いたします」
意味ありげに目を細めたが、特に何かをするわけでもなく踵を返し、聖堂の奥へと向かっていく。
ご案内:「平民地区の聖堂」からルナティアさんが去りました。
ご案内:「平民地区の聖堂」にルナトゥムさんが現れました。
■ルナトゥム > 修道女は軽く頭を下げて仕事へ戻った。
「ありがとう存じますわ。」
薄笑いに同調するように、口の端を歪めた。
背を向けた相手に、一瞬右手の指が何かを掴む鉤爪のように曲げられる。
だが、まだその時ではない。一度握って離す。
コツ、コツと足音が響く。マントの下にはピンヒールを履いているらしい。
向かうのは旅人を泊めるための空き部屋ではない。
他の聖職者達が存在すら知らない、厳重に隠蔽された隠し部屋。
例えどんな大声を出しても、どんな破壊が起きても、地上の施設では杯に満たされた救世主の血が揺れることすら無い、そんな部屋。
■ソフィア > 「……王都には旅でいらしたのですか?」
訪問者に背を向けながらソフィアは言う。
ごくごく自然な対応である。ソフィアの静かな足音と、訪問者のヒールの音が響く。
聖堂の奥、それは魔術的な結界の施された場所だ。
ソフィアがそこに行こうとしなければ、他の誰も入れない特殊な場所。
「申し訳ありません。部屋が今埋まっておりまして。地下になってしまうのですが」
螺旋階段を渡る。目指すは地下の部屋だ。
普通の訪問者なら、いくらなんでもおかしいと思うような場所だ。
そこに訪問者を案内する。鉄の扉の向こう側へと、ソフィアは向かった。
分厚い壁に覆われた房室。おまけ程度に寝具などが置かれている。
「――こちらで、如何です?」
部屋の奥には神の御印が置かれてはいるものの、およそ聖堂の中にあるとは思えないものだ。
暗い記憶が眠っているような場所だ……ソフィアだけがここを知っている。
そして、かつてここに連れて来られた者だけが、ここを知っているのだ。
訪問者のほうを振り向く。
ソフィアの目が怪しく輝いていた。
余裕の表情で、訪問者を見て。
■ルナトゥム > 「……ええ。この街に昔住んでいたことがありますの。久しぶりに近くに来ましたので、様子を見ていこうかと。」
なんということはない雑談、特に含みがあるわけでも、駆け引きがあるわけでもない。
だが、ルナトゥムの声は、何かを抑制して作った声であることが伺えた。
ゆっくりと深く呼吸している。それは意識して深呼吸を行っているようで。
「構いませんわ。地下の方が落ち着きますもの。」
ソフィアに続いて螺旋階段を降り、まるで誰かを閉じ込めるために作ったような石の壁と分厚い鉄の扉。
まるで独房のような部屋に入る。無意識に歯を食いしばる。
背後で轟音を立てて扉が閉まる。もう二度と開くまいと扉が意志を持ったかのように、いくつもの鍵が一人でに施錠された。
「おあつらえ向き、ですわね。《腐爛姫》。まだソフィアと名乗って、人間の真似事などしておりますの?」
フードを取り、固く閉じられていたマントを開きながら、透過率をあげる。
闇夜に浮かぶ赤い月のような目、尖った耳と牙。
全身に刻まれた神を冒涜する記号や言葉の数々。
胸に打ち込まれたままの銀の杭。
数百年前に、かつてソフィアが封印した時のままの吸血鬼がそこに居た。
余裕ある笑みを浮かべる相手に、吸血鬼は侮蔑と憎悪を込めた冷たい笑みを返す。
「あなたが聖女だなんて、笑わせますわ。あの方達があなたの本性知ったらどう思うかしら?」
■ソフィア > 「――お久しぶり、“ルナルナ”
200年といくつかぶりですね」
フードとマントが取られ、訪問者の真の姿が明らかになっていく。
その姿を見て、ソフィアは口角を釣り上げる。
それは200年ほど前に自らが封印した少女であった。
あまりに長い銀の髪に、全身に刻まれた冒涜的な言葉の数々。
どれもこれも、あの時と何も変わらない。
かつて、ソフィアが封じた吸血鬼そのものだ。
あえて、彼女を親しげに愛称などで呼びながら。
「本性? それは違います。
私は神の御言葉のままに、救済を行っているだけ。
貴方達の穢れた魂を天に帰しているだけにすぎません。
私は人には人の愛し方を。悪魔には悪魔への愛し方を。
ただそれを行っているだけ……」
一歩、二歩と吸血鬼の少女に近づいていく。
「私は貴女が来ることがわかっていました。なぜなら、そのように私がしたのだから。
貴女を完全に封じなかったのは、貴女が私のところに“戻ってくる”ようにするため。
……貴女は戻ってきた。この部屋に。
幾度殺しても殺しても殺しても殺しても貴女は死ななかった――ああ、何と悲しい事。
貴女は永遠に天の国へは参れません。だからこそ、貴女の罪を雪ぐために、私が少し手助けをしてあげた……」
ルナトゥムの下腹部に手を伸ばそうとしていく。
「……そして、私の計算通りに貴女は来てくれた。
あの時のことが忘れられませんか?
今度はどんなふうに辱めてあげましょう。貴女に痛みは意味が無い。それでは罰にならない。
貴女の子宮を何度も何度も打ち付けてあげましょうか?
それとも触手の中にもう一度入れてさしあげましょうか?
私の精をいつものようにさし上げましょう。
また首輪が欲しい? わかっています、貴女は本当は、私への復讐のためではなく……。
あの時のことが忘れられないから、ここに来たのでしょう?」
嘲るように言いながら、ルナトゥムにかつて、ソフィアが行った数々のことを囁いていく。
最初からここに来ることがわかっていた。それは自分が仕向けたことだった。
などと、ルナトゥムのことをとことんまで嘲笑うように。
「神は貴女を許さないでしょう。でも、私は貴女を許しましょう。
貴女に地上の全ての恥辱を与えて。私が、神に許しを請いましょう」
■ルナトゥム > 「あなたにそう呼ぶことを許した覚えはなくってよ。」
親しげな相手とは対照的に、吸血鬼は低いトーンで答えた。
気品ある態度の奥に、怒りを滲ませる。
「罪?わたくしに何の罪があるのかしら。是非聖女様に教えていただきたいものですわね。」
下腹部に伸ばされた手を掴もうとする。鼻がぶつかるほどの至近距離で、相手の言をせせら笑う。
「暴力を振るう夫に悩まされる妻を救った罪?レイプ魔からうら若き乙女を助けた罪?
毎日毎日寝床に呼ばれる哀れな子供達を逃した罪?山賊どもに囚われていた冒険者達を解放した罪?
賞賛こそされど、天に坐すろくでなしやあなたに裁かれるような罪は犯した覚えはありませんの。」
両手の指を鉤爪のように曲げ、爪を鋭く伸ばす。
嘲りの言葉に、吸血鬼はもはや我慢の限界に達していた。眉がぴくぴくと震える。
今すぐにでもこいつの心臓に爪を突き立て、抉り出してやりたい。
「神が許さない…?あなたがわたくしの為に、許しを乞う……?」
その言葉で、限界を超えた。怒りに顔を歪め、牙をむき出しにした。
「クソッタレの神の、ましてやお前の許しなど乞うものか!!今日こそ殺してやる!ソフィア・ピスティス!!」
人間の限界を遥かに超えた速度で、右手の爪が迫る。狙いは心臓一点のみ。抉り出して、握りつぶしてやる!
■ソフィア > 「失礼しました、“ルナルナ”――罪など、わかりきっています。
存在ですよ。理由などそれで十分ではありませんか。
それに、そのような行為は貴女がするべきことではありません。
貴女は魔のものらしく、闇に生きていなさい。
そして、私が貴女を救済する――ただ、それだけでいいのです」
呼び方を改めることはなかった。
下腹部に伸ばした手が掴まれる。何が罪か、吸血鬼の少女は尋ねる。
ソフィアは薄く笑ったまま、平然と言ってのけた。
ルナトゥムの行為に意味はなく。
その存在が罪なのであると。
とても穏やかに、そして狂気を秘めた瞳で。
「フフ……そう、そうでなくては。
そんな貴女をまた弄ぶこと、辱めること。
それをこの200年楽しみにしていましたから。
貴女の胸に、楔を打ち込んだあの時から」
相手の怒りの咆吼にも動じない。
牙がむき出しになり、恐るべき鉤爪が現れる。
それがソフィアへと迫る。左の胸の心臓目掛けて――
「哀れな。私をわざわざ殺しに来ることがなければ。
貴女は闇の中で細々と生きていくこともできたでしょうに。
――叶えてあげましょう。望み通りに」
人間では捉えきれない速度で鉤爪が迫る。
そのときであった。ソフィアの体が瞬時に移動した。
光の軌跡を残しながら、その身体は飛び上がり、壁を蹴り、カクンカクンとトンボのような動きで、ルナトゥムの周りを飛び回る。
それは人間の目では捕らえ切れないほどのスピード。
何度も飛び回った果てに、もう一度ルナトゥムの前にソフィアはいた。
ただし、ルナトゥムの鉤爪はソフィアを捉えてはいなかった。
ソフィアはルナトゥムに身体を押し付け、抱きつくようにしながら、彼女の耳元に口を寄せる。
「罪人として。奴隷として。贖罪のために。もう一度、もう一度。
貴女を、辱めて上げましょう。この私の手で。
ああ――とても、悲しい」
狂喜の表情を浮かべながら、そんなことを嘯き――
ルナトゥムの腹目掛けて、人外の力を込めた一撃を放つ。
同時に部屋の様子が変わり始める。壁から幾つもの鎖が出現し始めていた。
■ルナトゥム > 「その傲慢と増長!!反吐が出るんですわよォ!!」
酔漢やちんぴら、屑、彼女に言わせれば生きている価値もない人間どもの命を奪ってきた必殺の爪、それが空を切る。
握っていたはずの手は、まるでただ触っていただけだったかのように脱された。
吸血鬼の身体能力を持ってしても色付きの風にしか見えない速度。
伸びきった腕の内側に相手は居た。至近距離でこちらを見据える目は、あの時嫌というほど見せられた目。狂気と歓喜。
「――――。」
何を言おうとしたのか、ルナトゥム自身もわからなかった。それが声として喉から出る前に。
破城槌のような拳が腹に食い込んだ。
内臓が潰され、衝撃が背骨まで突き抜ける。
「がっっ…………!!」押しつぶされた肺から空気が押し出される。
ルナトゥムの体は嵐の中の枯れ葉のような勢いで飛ばされ、壁にたたきつけられた。
「っっ……が、はっ……。」
そのまま崩れ落ちることはない、壁から出現した鎖が、ルナトゥムを磔刑に処された救世主のように縛り付けたからだ。
「あああぁぁぁーーー!!!」
一瞬遅れて事態を把握したルナトゥムが、獣のような咆哮をあげながら、渾身の力を込めて鎖を揺らす。
「殺してやる!!お前を!!必ず殺してやる!!!」
先程までの気品ある態度はどこへやら、目に憎悪を燃やしながら、鎖を千切ろうと暴れ続ける。
■ソフィア > ソフィアの一撃でルナトゥムは吹き飛んだ。
枯れ葉のように彼女が吹き飛び、壁へとたたきつけられる。
「人を裁く事ができるのは神と、その子である人のみ。
貴女はただただ、罪を重ねただけ。
私はその罪を雪ぐ、手伝いをしてあげているのです。
痛いでしょう。その痛みこそが、罪の証」
鎖で縛られたルナトゥムを見て淡々と言う。
ソフィアの瞳は、一切の逡巡の色を見せることはない。
それは、いつでもそうだった。
「私は知っています。女をどのようにすれば、喜び、苦しむのかを。
私もそれを受けた身。ですが今、私は歓喜に満ちています。
神は、私に闇を屠る力を授けてくださいました。
そして、貴女のようなものを屠る手段も。
でも、貴女は死なない。何をしても、何度傷つけても、死なない。
……だから、私は貴女を愛します。どこまでもどこまでも神に拒絶される貴女を」
がちゃりがちゃりと鎖が揺れる。
一瞬、自らの過去を語る。ソフィアもまた、多くの陵辱を受けた身ではある。
しかし、それを既に恨んでなどいないようであった。ましてや、必要なことであったという風にも。
そして、殺意がこちらに向けられても、ソフィアは飄々としていた。
「ルナルナに私は殺せません。私を死へと導くことができるのは、ただ神のみ。
大丈夫、痛みはもうこれだけ。貴女の淫乱さは、私がよく知っています。
そうでしょう? 私のもとで、この部屋で、奴隷とした過ごした日々のことを私は昨日のように覚えているのだから……ん、んんっ……」
薄く嗤いながら、暴れるルナトゥムに抱きついていき、その鋭い牙があるにも関わらず、深い深い接吻を重ねていく。
赤い舌を絡め、唾液を交換するように。
右手でルナトゥムの下腹部を撫で、水着のような衣服の中に手を入れて、幼い秘所に手を添える。
そしてそのまま、指を中へと突き入れて、音を立てながらかき回し始めた。
左の手は薄い胸へと移り、突起をつまんでいく。
■ルナトゥム > 「全知全能の神など居やしない。慈悲深き我らの父など居やしない。居るのは途方も無い力を持っただけの悪党か狂人だ。
私は神を呪う、私は神を恨む。例えお前に何をされようと。それだけは変わらない。」
無駄と知りながら、鎖を揺らし引っ張りながら低く静かに語り始める。
「お前にも、私は殺せない!いくら私を虐げようと、犯そうと、辱めようと、お前は私をどうにも変えることは出来ない!
愛だと!笑わせるな!ならばその愛を隣人にでも与えてやれ!何も知らずにお前を聖女と慕うあの連ちゅ…」
言葉の途中で口を塞がれる。歯を押し広げ絡み付く舌。胸を、秘所を弄る手。
無遠慮な愛撫に一瞬動きが止まる。「ん……っ」」
直後、不埒な舌を思い切り噛み千切ろうと顎に力を込めた。
■ソフィア > 「ん、んんっ……」
相手の言葉を遮るように口を奪い、舌を絡めていく。
愛撫、とはいえ相手のことを楽しませようという意図があってのものではない。
無遠慮に、相手の憤りを誘うように。舌を深く絡め、ルナトゥムの秘所を指でかき混ぜる。
200年前に彼女に対して行った数々の陵辱の際に知った、ルナトゥムの弱い場所。
そこを狙い撃つように、膣壁を何度も二本の指で引っ掻いていく。
――ガチン、とソフィアの舌がルナトゥムによって噛まれた。
犬歯によって穿たれた舌から赤い血が舌から溢れていく。それはルナトゥムの口内へと流れていく。
しかし、ソフィアはそれに対して怒ったわけでもなく、痛がるわけでもなく。
ただただ口角を釣り上げていく。
「……ぷ、はっ。久しぶりだから少しは優しくしてあげようと思いましたけれど。
無用な心配でしたね。そう、貴女はやはり無理やり、激しくされるほうがお好みのようですから。
……どうですか、私の血は。全てを赤く腐爛させていった、私の血は如何?
おいしい、おいしいですか?」
口を離せば、唾液に赤が入り混じった銀色の橋がソフィアとルナトゥムの間にかかる。
自らの口についた血を拭い、それを舌で舐めとっていく。既に舌に穿たれた穴はふさがっていた。
ソフィアは何やら嬉しそうである。こうしてくれると信じていた、というような笑顔でもあった。
ソフィアが何かを念じると、鎖が動き始め、ルナトゥムの姿勢を変えていく。
それはソフィアの前で股を開くような格好で固定された。
はらり、と法衣を脱ぐ。
幼いソフィアの四肢が顕になる。白く、純潔を示すような輝きさえある。
「ほら、懐かしいでしょう?」
呪文を唱えれば、ソフィアの股座にありえないものが出現した。
それは太く力強い男根だった。少女にあろうはずもないもの。
それがルナトゥムの眼前に見せつけられる。
「じゃあ、望み通りに激しくしてあげましょう。
安心して……後で、いつものように、血の代わりに私の精を口に注いであげる」
ルナトゥムに近づいて、その腰をつかむ。
幼い秘所の上で肉棒を何度かこすりつけ――幼い秘所に、無遠慮にそれを押し込んでいく。
小さな穴を押し広げるように、メリメリとそれが杭のように打ち込まれていく。
「物足りないでしょう。これも差し上げます」
ガリ、と自らの左手を強く噛む。そうすれば血が溢れだし、滴っていく。
その滴る血が姿を変え、一本の触手になる。
幾つもの疣を備えた凶悪なものだ。
「――ほら♥」
嬉しくてたまらないという表情を浮かべながら、ソフィアは触手を操る。
それはルナトゥムへと向かい――その尻の穴へと一気に突き刺さっていった。
中で蠢き、ルナトゥムの性感を引き起こそうともがく。
そして、それを一切気にしないとばかりに、ソフィアは腰を動かし始めた。
ゴン! と勢い良く肉棒で子宮を突き上げていく。