2015/12/12 のログ
ティセル > 聖娼である娘は、
その役目として数多の男を相手にしてきたという事情はあったけれど。
神殿を出た今、少年と寝ているのは自分の意思でもある。
少女のように華奢で無垢な少年の容姿にほだされてしまったということもある。

「確かにそうだな。後も先もない。
 その何某という女性との縁があって今の君があるのだし、
 私だって、他の男と経験が無いわけじゃない。
 むしろ、君と私を育ててくれた女性や男性たちに感謝すべきなんだろうね」

少年と自分は、世界で最初の男と女ではないのだし。
初めてというのは誰にもあるのだし、
その相手が自分や少年ではなかったというだけの話だ。

「ふふ……。男と女っていうのは、お互いを食べるために在るんだよ。
 肉や野菜を食べる食事よりも、もっと広い意味で、だけどね。
 人間同士っていうのはみんな同じだよ。
 親と子も。師匠と弟子も。敵と味方も。
 みんな、お互いを喰らい合って生きているんだ。
 だから、シオン君と私も、存分に相手を貪り喰らおうじゃないか?」

そう言うと、少年のペニスにキスを一つしてから起き上がる。
ぐるりと向きを変えると、少年の期待通りに、
少年の腰に跨る形となる。

「シオン君。君の言い方は、少し露骨すぎないかい?
 もう少し、情緒というものが欲しいというか」

少年の肩の両脇に手を突くようにして上半身を覆いかぶさる。

「例えば、こんなお伽噺があるんだよ。
 ──昔々、男の神と女の神がいた。
 女の神が湖に溢れんばかりの聖水を湛え、
 男の神がそこに矛を突き込んで掻き回した。
 すると海の中に島が生まれ、草木が芽吹き、鳥や獣が生まれ、
 最後に人間が生まれたというお話さ。
 それ以来、人間も神様の真似をするようになったって話だよ」

くくっ、と楽しそうに喉を鳴らすと、間近で少年の瞳を覗き込む。

「ぶっちゃけて言えばだね、シオン君のオチンチンを、
 私のオマンコに突っ込んでみたくはないかい?」

少年よりもよほど露骨なことを言って、腰を浮かせる。
ペニスを探るように、少年のお腹に指を這わせながら。

シオン > 確かに感謝するべきなのかもしれない。
何よりお互いにそれなりに経験を積んでいるということで良い事もある。
初めてと比べると気持ちよくなれるだろう、気持ちの部分ではどうだかはそれぞれだが…。

「確かに、どっちがどっちを食べるってことではないですよね。
お互いにどこまでも貪欲に求め合えばいいんですもんね」

相手が貪り食おうと言うなら、そのためにお互いに求め合おうと返してみた。
相手を貪るために相手を求め、相手に貪るために求めに応じる。

やはり、この状態では騎乗位であった。
ほかの体位を取るならば一度相手に降りてもらわなければならなかった。
つまりは一度離れればならなかったわけだ、触れ合っているだけで実際には繋がってはいないが、それでも離れるのは勿体無いものだ。

「情緒ですか、もち今度があるなら勉強しておきます。
でも、情緒があってもなくてもやること同じですよね。
素直に相手と何をしたいか言うのもいいと思いませんか?」

相手の言った言葉は自分が言った言葉とほぼ同じもの、やはり難しい言葉は要らない。
何をしたいか言うだけでいい、なら今は言おう。

「もちろん、入れたいに決まってるじゃないですか。
ティセルお姉さんだって入れてもらいたいんじゃないですか?」

相手が上に乗っていることでその存在を増したように感じる胸を両手でしっかりと揉んでいく。
その大きさもさることながら、柔らかで面白いように形が変わる。
あくまで挿入は相手に任せることにする。

ティセル > 「食べるっていうのは例えだけれどね。
 男が女の身体の中に入り込んでひとつになるっていうのは、
 確かに『食べる』ことに似ているかもしれないね」

膝立ちで腰を浮かせると、左手で、固く突っ張った肉茎を握る様にして支え、
右手で自らの肉襞の合わせ目に指を引っ掻け、左右に割り拡げて中身を晒して見せた。

「やることは同じとか言うもんじゃあないよ。
 そこへ辿りつく前にどれだけの言葉を重ねられるかが大事なんだ。
 例え、言葉だけだったとしてもね」

白磁のように滑らかで瑞々しい娘の肌が紅潮してほんのりと赤みを帯びる。
仰臥した少年に大きな乳を揉まれながら、
少年と娘の腰が1本の肉棒で繋がろうとしている。

「──いくよ、シオン君」

熱い肉の塊が潤んだ秘割れに触れる。
二三度小さく腰を振って、少年の亀頭に蜜を絡み付かせると、
そのまま、ゆっくり腰を下ろしていく。

「……っ、ああ、すごく熱い……っ」

男の形がくっきりと感じられる。
少年の先っぽの鏃に似た部分が鎌首となって潤みを裂いていく。

シオン > 言葉を重ねることが大事と言われるが、それは勉強しないと無理そうだった。
基本的に伝えたいことが伝わらないと面倒なので直球で言うことが多い。
もし、言葉を重ねることで相手が喜ぶならば、今後は努力をしてみよう。

相手の言葉で繋がることを悟ると一度胸を揉む手を止めて、そちらに感覚を集中する。
相手の膣内へ入っていく感触に小さく震えながら、その快楽を受け止める。

「うぁ、とろとろで絡み付いてくる…きもちぃ」

相手の膣内を進んでいく感覚はやはり何にも勝る気持ちよさである。
相手の一番奥まで入れば、先端が相手の一番奥を突いた。
いきなり激しく動くことはせずに、胸をやんわりと揉みながら相手の膣内をかき混ぜるようにしていく。
激しくされるのが好きと言う人もいるが、どちらかというと激しくしてすぐに終わるよりは長く楽しみたいという人が多い気がする。
とはいえ、普段一回で満足することがないので、自然と長くなるのだがそれは相手次第になるだろう。

「少しずつ動きますね…はぁ…」

しばらく相手の中をかき混ぜて、お互いに少し馴染んだことを確認して奥を突くように軽く腰を突き上げる。
相手の体重がかかっているので、少し腰を浮かせるだけでも相手の身体が自分の上で弾む。

ティセル > 柔媚な肉襞に宛がわれた剛直が突き出され、肉の狭間に埋め込まれていく。

「あっ、だ、大丈夫だよ。来てっ、そのまま、来てほしいっ ……シオン君っ」

少年の快媚の囁きを聞いて腰を支えていた腿の力が緩む。
娘の身体の重みを持って腰が降りると、
その分少年の昂ぶりが娘の胎奥へと挿し込まれてくる。

「いい……すごいよ……いい」

熱い肉の塊が陰部の内側に入り込んだ瞬間の満足感。
深緑の瞳を潤ませて、娘は切ない吐息を何度も零す。
淫蜜が肉茎に絡み付き、肉茎が先端から吐き出す樹液とまじりあい、
結合の隙間から溢れだして二人の淫器の周囲を潤していく。

息づくように収縮する肉襞が亀頭を締め付け、
膣口周辺の筋輪が少年を強く締め付け竿を扱く形になっていた。

「あぁ……深い……っ」

瞬間、娘の腰が落ち、少年の肉棒が奥を突き上げた。
竿の先端が娘の子宮を押し上げる形で止まっている。

「ふふ……分かるよ。わたしの身体の奥が、シオン君を感じてる。
 なぁシオン君。男と女は、この時のために生まれてきた……そんな気がするよ。
 君と結ばれて、私は幸せだ──」

そう言って、深くつながりあったまま、少年に覆いかぶさるようにして口付ける。

「うん、好きに動くがいい。
 君の快楽は私の快楽だ。
 君の満足は私の満足でもある。
 さぁ、一緒に行こう、シオン君──」

そして少年と繋がりあい、胸を擦り付け、唇を交わしていく。
全身で触れ合いながら、ひとつになった悦びを密かな喘ぎに紛れさせ──

シオン > 相手の深くで繋がれている相手の身体の重さが凄く心地よく、絡み付いてくる襞の感触は頭を蕩けさせる。
相手の膣内で動くたびに身体がどんどん熱くなっていくように感じる。

「はぁはぁ…蕩けちゃいそうです。
このお互いを…感じる気持ちよさは、幸せですねっ」

熱い息を吐きながら、相手の言葉に甘えるように腰の動きを大きくしていく。
相手の身体が自分の上で弾むたびに、その大きな胸が揺れ、目でも自分を興奮させていく。
相手の口付けなどを時々受けながら、求め合っていく。
相手の身体を自分の上で弾ませながら、お互いが満足するまで相手を突き上げて精を吐き出していくことになる。

二人の行為がいつ終わったかは二人だけが知ることだろう

ご案内:「酒場兼宿屋」からティセルさんが去りました。
ご案内:「酒場兼宿屋」からシオンさんが去りました。