2015/11/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/黒猫のあくび亭」からリーシャさんが去りました。
ヴァイル > * セーブしました *
ご案内:「王都マグメール 平民地区/黒猫のあくび亭」からヴァイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/表通り」にソードさんが現れました。
ソード > (しばらく、ぶらぶらと何もせずに過ごしていた。
たまにそういう時期のある男であり、さほど珍しい事もない。
ないが、たくわえを持たない男である為、そういう時は概ね野宿している。文明人とは思い難い男であった。
ともあれそんな訳で、街へ戻ったのは数日ぶりである。適当に駆除した魔物の牙だの爪だの角だの何だのを売り払って金に換え、現在は今夜の宿を探している。
いい加減、身体拭くなりしないと本格的に野生化してしまう。)

つっても、もういい時間だな。

(気付けば、もう日は傾いている。ひいきにしている店は、先ほど行ったら満室だった。
故にこうして、とぼとぼと表通りを行く事になってしまっていた。)

ソード > (食事は、野生動物を狩猟して摂取していたので問題ない。今日も、たらふく肉を食べたので、まぁ大丈夫である。
なので、とにかく問題は寝床である。最悪、別にまた野宿でも構わないのだが、今夜はベッドで寝たい気がした。
あとは、どうせなら酒も飲みたい。野宿が続いていた数日の間は、殆ど飲めなかったのだ。
アル中のような事を考えながら、表通りを進む。
傾いた陽は既に沈み、その余韻をわずかに残すのみになってきている。

―――マジで決めねぇとな。一本横にそれちまった方が、いっそいいのかねぇ。

(こんな大通りの宿は、誰の目にも付きやすい。
立地条件がいいので広く綺麗である事も多いが、その分客もたくさん来る。
であれば、いっその事脇道の店のがいいだろうか、と。
ちら、と進行方向に見える宿屋に一瞥をやりながら。)

ソード > (とは言え、未だ脇道にそれる事はなく。ひとまず目についたその宿に入って行って、空き部屋がないか確かめる事として。)

―――参ったねぇ、こりゃどうも。

(頭を掻きながらため息交じりに出てきた。またもや満室だった訳である。
また次の宿に向けて歩き出さねばならん訳であるが、この分だと今夜は宿を取れないかも知れない。
今の状態で娼館も入れてもらえないやもしれないし、何よりそこまでは金がない。
途方にくれる、と言うのでもないが、結果として宿屋の入り口脇で頭を掻きながら少しの間立ち尽くす事となってしまった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/表通り」にイーダさんが現れました。
イーダ > 「――こんな時間に待ちぼうけだなんて、色男も形無しね?」

 そんな彼に声を掛けたのはほんの気まぐれ。今しがた宿屋から出てきたばかりの私の両腕には毛布が数枚ほど抱えられていて、大して重くはないけれど、夜道を歩くのは少し大変だ。ひょっとしたら手伝ってもらえるかもしれない。そんな打算からだった。

「それとも宿から追い出されたのかしら……んしょ」

 そう茶化しながら、ことさら重そうに抱え直してみたり。

ソード > 「フラレ癖がついちまってな。」

かかって来た声の主を確認するよりも早く、男は肩を竦めながら言葉を返した。
そしてそのまま、視線を声の主の方へと向ける。

「残念ながら今夜は満室だとさ。馬小屋も、どこぞの羊飼い夫婦に貸してんだそうだ。
―――目の前でそんなん見せられたら、まぁ、手伝うわな。そりゃあ。」

冗談めかした言葉を向けた後、彼女へと向き直って。
一歩、二歩。近付いてから、片腕を差し出すような形に。

「どこまで運びゃあいい?この薄汚れたゴロツキを信頼するなら、荷物運びくらいやったるぜ?」

もうこの際野宿でもいいか、などと考えながらの申し出である。
小首を傾げ、やはりどこかおどけたような口調での言葉。
言葉の通り、決して身ぎれいでもなけりゃあ、明らかに傭兵や冒険者等のゴロツキ稼業の出で立ち。ただ、威圧感やら覇気やらの類を垂れ流すでもなく。

イーダ > 「……もしかして酷いこと聞いちゃった?」

一瞬だけ真に受けて、すぐに宿のことだと察する。
そう本人が言ってるのだから疑いようもない。私は内心でにんまりと笑いながら、表向きは申し訳なさそうに眦を下げるのだ。
ああ、大人になるってズルイことなのよ。

「ふふ、ありがとう、催促しちゃったみたいでごめんなさいね。
どこぞの夫婦には感謝しなくちゃだわ」

冗談めかした言葉に思わず笑い、差し出された片腕に毛布を掛けて差し上げる。
そうして正面から眺めてみれば、確かに言うだけのことはある風体だった。
心なし自分の目尻がさらに下がっていくのが分かる。

「……ひとつ向こうの通りにあるお宿までお願い。
急に冷え込んできたから、それで毛布を分けてもらいに来たの」

ソード > 「男はフラレて大きくなるんだそうだ。」

笑いながらそんな言葉を返す男は、しかしどこか愉しそうである。

「構やしねぇよ。イイオンナ相手に、格好つける機会ができただけでもめっけもんだろうさ。
俺も、感謝しとく事にするわ。」

差し出された毛布を受け取る。
体格の問題もあって、彼女よりは苦労せずにそれを持てる。
というか、随分と軽々と腕に収めてしまう。
冒険者というのは、汚れるものだ。3Kを地で行く仕事である。
しかもここ数日、文明人を半ばやめていた事もあって、尚更に酷い。
宿に入っただけで摘まみ出されるようなレベルの異臭を放ってこそいないが、お世辞にも清潔感あふれる出で立ちとは言い難い。

「あいよ。おやすい御用だ。……っと?つー事ぁ、おめぇさんは宿屋なのかい?
だったら、部屋ぁ空いてねぇかい?」

言われるままに、目的地に向かって歩き出そう。
と、しかし言葉の内容を改めて咀嚼すると、言い回しからして彼女が目的地たる宿屋の関係者である事がうかがえて。
ひとまずダメもとで、問いを投げてみる。

イーダ > 「まあ、それは知らなかったわぁ。え、まだ大きくなるのあなた」

のんびりと笑ってから、わざとらしく驚いてみせた。
続いた言葉には思わず視線が惑いそうになる。

「もう、からかわないでちょうだい。こう見えても人妻なのよ、私。
お礼はちゃんと受け取っておくけれど」

毅然として言いながらも、反応が気になって横目で見てしまう。
……いけないいけない、何を確かめようとしているのだろう私は。
今はそれよりも商機を逃さないようにしないと。

「ほら、あっちよあっち。ここからでも明かりが見えるでしょ?
あそこの宿の女将をやってるのよ。空きがなかったら手伝えだなんて……言ってはないけど、うん、まあいいじゃない」

ぐいぐい、と遠慮なしに背を押しながら目的に向かっていく。

ソード > 「そのうち、城よりもデカくなっちまうかもな。」

ふざけた言葉を、さらりと返す。
冗談めいたやり取りは、お手の物である。

「そいつぁ、おめぇさんがイイオンナじゃなくなる理由にゃなんねーよ。
旦那がすげぇラッキーって事が分るだけの事だぁな。」

はっはっは、と笑いながら言葉を返す。
あらゆる意味で、彼女の立場など関係ないという態度であった。イイオンナはイイオンナ、と。
彼女の内心など男は知らず、相変わらず自然体で隣を歩く。

「お?ああ、わかったわかった。
って、女将ぃ?そいつぁ好都合だ。ぜひとも空き部屋でも馬小屋でも泊めてもらいてぇな……っと、押すな押すな!ちゃんと歩いてっから!」

見えてきた建物を示されれば、こくこくと頷いて。
彼女の肩書を聞くと、より強めに宿泊を要求してみた。
何だか背中を押されると、言葉では抗うような事を言いつつも、特に抵抗もなく愉しそうに笑って彼女に押されるままに目的地へと進んで行く。
彼女が押す掌に返るのは、がっしりとした雄の背中の感触。そして熱。

イーダ > 「そしたら泊まれる宿がなくなっちゃうわね?」

想像したらなんだか寂しい気分になり、思わず声色に出てしまった。
はっとして言い直そうとする内に畳み掛けられ、うろたえた私は火照ってきた顔の前で何度も両手を交差させる。

「まってまって、私の負けでいいから、旦那はラッキー、はいそれでいいわ」

笑いたてる男とは対照的に、私はすでに息も絶え絶えだ。
ああ、どうしてこんな夜中に心臓に負担をかけないといけないのかしら。
まったくもう。この大きな背がいけないのよ。きっとそうに違いないわ。

「もちろんいいわよ。でも部屋に入る前に湯を浴びてもらわないとね。
沸かしてあげるから、ゆっくり入ってちょうだい」

逞しい背を優しく撫でてから、隣に並んで笑いかけ。

ソード > 「だから、あんまりフラレたくはねぇもんだな。」

笑う。肩を竦める男がどういうつもりでそんな事を言っているのかは、まぁうかがい知れない。

「うん?何か勝負だったのか?」

何だか慌てている彼女には、きょとんと首を傾げる。
そうしていると、どこか子供のような無邪気さもある。

「あー……まぁ、こんだけドロドロだしな。つーか、風呂なんざむしろ願ったりだ。ありがとよ。……っと、そういや、名乗ってねぇな。
俺ぁ、冒険者のソードだ。」

嬉しそうに笑いながら返答を。とん、とん、と自分の胸板あたりを叩きながら、名乗りを向けて。
それから、ふと思いついたように相手を見直して。

「何なら、おめぇさんが背中を流してくれる、なんてサービスはねぇのかい?」

背を撫でてくれる彼女。そちらに少しだけ上体を傾けて、身を寄せながら問いかける。戯れに、その腰に腕を回してしまおうとするも、その動きはゆっくりとしたもので、かわすのは容易だろう。
とはいえ、今までで最も両者の距離が縮まる。
男から薫るのは、汗と、土と、埃と、革と、鉄の匂い。
雄の獣臭である。
町中で普通にしていれば、おおよそ嗅ぐ事は稀な臭いだ。
そこに加えて、男の体臭には妙に雌をザワめかせるようなフェロモンが見え隠れしている。血の為せる技なのだろう。

イーダ > その子供のような無邪気さに毒気が抜けてしまう。
どうせ深い意味なんてないのだろう……そう当たりをつけてみると、今度は別の意味で恥ずかしくなってくる。
やっぱり私って欲求不満なのかしら、と物憂げな表情で思っていたら、先に名乗られた。

「あら、ごめんなさい。私はイーダよ。宿屋の女将をやってるの。
 あなたみたいな人を湯船に漬け込むのがだーいすきな、ね」

だから覚悟しておきない、と。
しかし強気な態度はすぐにどこかへ追いやられた。
身を寄せられ、するりと回された腕が細い腰を抱くと、密着した体が熱を伝え合う。
そして私の体からは火照った肌の甘い匂いが立ち上り、対して男から漂ってくるのは――獣じみた雄の匂い。

「……うち、は……普通の宿屋よ。そういうことは、よそでやってもらいなさい……」

口調とは裏腹にくたりと体を預け、どこか夢見るような表情で男を見つめ返してしまうのは、どうしてだろう。
私は赤くなった頬を隠しもせず、まして腕を払いのけもせずに、ただ瞳を揺らす。

ソード > 「オーケィ、イーダだな。よろしく頼むぜ。
そいつぁ奇遇だねぇ。俺も、今湯船に入れてくれるような女はだぁい好きだぜ?」

強気な彼女の言葉には、男もまた愉しそうに答えてゆく。
自然体。子供はいつも自然体だから、その態度が子供に重なるのかも知れない。
だけどそれは、彼女の腰を抱く腕や、声、吐息にしたって同じ事。自然体だ。それでも、それらを子供じみていると感じる者はおるまい。
それは、子供じみているのではなく、獣じみているのだ。

「―――へぇ?別に、背中流してくれ、っつってるだけだぜ?」

瞳を瞳で受け止める。
瞳を瞳で受け止めさせる。
彼女が抗わないなら、男もまた腕を離す事はない。むしろ、その腕に力を込めて、より近くに抱き寄せる形となる。
雄の嗅覚が、発情し、火照った牝の欲情を嗅ぎつける。
或いは、本能だろうか。
腰が密着する。思いのほか身長差がないから、顔はそれだけぜ随分近い。
違いの吐息がかかってしまうくらいに。
隣で腰を抱いていたのに、男が少し体を斜に開くと、半ば正面から抱き合うような形となってしまう。
強く抱き寄せてこそいるが、今ならまだ振り払う事もできよう。
だが、角度がかわったせいで、彼女の下腹部には新しい刺激が押し付けられる事になる。
ズボン越し。その奥で、確かに昂った雄の熱と硬さを。
背中や腕とは明らかに違う、もっと直接的な雄そのもの。
ぐりゅり、と。
分厚いズボン越しにもはっきりとわかるその猛りが、彼女の下腹に押し付けられたのだ。
あと少し、彼女が自ら体の角度を変えでもすれば、その熱情は彼女の子宮に押し付けられる事になる。
しかし、男はそこで彼女を開放した。

「―――待ってるぜ、イーダ。」

熱い吐息と共に、耳元に寄せた唇からそんな囁きを、彼女の鼓膜に放ってから。
そしてそのまま、男は宿の中へ向かう。
彼女に案内されれば、そのまま浴室へ赴く事となるだろう。

イーダ > 「ええ……よろしくされるわ。でも、えっとね、その……ね?」

何か言い返さなければと思うのだけれど、腰を抱く腕の逞しさや、よく響く男の声がそれをさせてくれない。
熱に浮かされたような表情で、子供のようにたどたどしく動く艶やかな唇は、わずかに震えており。

「…………本当に、それだけ?」

幼さを帯びた声色は何かをねだる子供そのもの。
それだけであるなら、私はこんなにもうろたえたりはしない。
腰を抱き寄せられて正面から密着すれば、下腹部に男のモノが当たって、その生々しい感触にお腹の奥がじんと熱を帯びる。

「あ……っ」

思わず漏れたのは熱っぽい喘ぎ。
しかしすぐに男は私を解放した。解放されてしまった。
囁きに赤く染まった耳を手で押さえ、宿の中へ向かう男の背を小走りで追う。
何かを言いかけながら、しかし一つも言葉を発せずに、うつむいたまま。
誰にも見られないように、と。

イーダ > いえいえ、ご丁寧にありがとうございます。それでは本日の25日でお願いしたいです。
こちらは15時以降になると思いますが、早めに準備ができたら私書箱にご連絡差し上げてもよろしいでしょうか。

そう思っていただけたなら本当に嬉しいです。もしかしてと思い飛び入りしてよかったです。遅筆なのが申し訳ないです…。

イーダ > こちらこそ本日はよろしくお願いします。
誤字は全然気になりませんでしたのでお気になさらずに。

それではまた後ほど。私も楽しみにしています。ありがとうございました。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/表通り」からソードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/表通り」からイーダさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にヴァイルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にリーシャさんが現れました。
ヴァイル > * ロードしました *


未発達な少女が、苦痛を快楽と換えて悦び喘いでいる。
そんな光景が尻の下に繰り広げられてなお、ヴァイルはただ冷たい笑みをたたえるだけ。
靴裏から伝わる秘肉の感触にも、水音にも、嬌声にも、眉一つ動かさない。
揺れる少女の身体に、バランスを取るように自身の身体を合わせて振る。

「ほーう。
 大した好きものだな。それも魔族に開発されたか?

 ……そこに挿れて欲しいか?」

不浄の穴に指を突っ込み、まさぐり始めた様子に興味深そうに呟き、
突き刺していたヒールをずるりと引き抜いた。
一度立ち上がる。
近くの木箱に腰掛け、少女の淫らな蜜にてろりと濡れたヒールを、眼前に突き出す。

「ほら、綺麗にしろよ」

獣畜を見る目そのもので見下す。従わないならばヒールを強引に口にねじ込むだろう。

リーシャ > 痛みと快楽で神経が焼ける。それは明滅だ。火花のように瞬いて消える。
彼の靴――その鋭利な先端でかき回されてなお、快楽のほうが強い。
マゾヒストとして完成しつつある身体は、痛みを快楽で上書きしてしまう。

「く、ぅんっ――は、ひっ。ほ、しい、ですっ……け、ケツマンコ、穿って、くだひゃ、ぃいっ♪ん、ぐむっ♪」

口元に差し込まれるヒール。その先端が舌をズリズリと抉る。
同時、腹の奥がきゅんと疼いて、蜜がぼたぼたとこぼれ落ちた。
そのまま、少女はヒールを丁寧に舐め清めながら、欲望に濡れた視線を少年に向けていた。

ヴァイル > 「そうだ。丹念にな。よく味わえよ……
 ……はは、そんなに美味いか」

傾げた首で卑しむように見下ろす。
両脚の間から雫が垂れるのを目にして、思わず笑い声を上げてしまった。
ぐいぐいと足に力を淹れて、口腔をヒール、そして靴の爪先で掻き回す。

しばらくそれを続けたのち、口から靴を引き抜いてやる。
少女のもとに歩み寄り、かがんで頭を手でなでてやる。

「よぉしよし、よく出来た……褒美をくれてやろう」

犬猫を甘やかす声そのもので労う。

その辺りの地面に、どこからか取り出した紅い六面体の骰子を放る。
すると放られたそれの輪郭がぐにゃりと歪み――
ヴァイルの瞳のような真紅の毛並みを持つ、四足で立つ逞しい狼へと変じた。
ゥルルルルと唸り声を上げる。

「不浄の穴には不浄の獣のものがお似合いだ。
 畜生同士、仲良くやれよ」

ヴァイルはせせら笑い少し距離を取ると、リーシャよりも二回り以上は大きい魔性の狼へと合図を送る。
すると、弾かれたように狼は少女を組み伏せんと飛びかかる。
その両腿の間には、獣欲にそそり立つ巨大な逸物。

リーシャ > 「んぐ、んふ――ぷふぁ……ひゃぃ、おいふい、れふ……♪」

靴の先を、ヒールを、自分がつけた汚れも、其れ以外も含めて舐めとる。
土の苦味が口の中に拡がって、にゅぶ、にゅぶ、と吸い付くと、唾液に表面がぬめり光った。
靴を抜かれると唾液が伝い、銀の糸を作り出す。口の端からも一条の筋が垂れ落ちた。

「んぅっ――え、へへぇ……良く、出来た、よぉ?」

ご褒美!とでも言わんばかりに頬をすり寄せ、期待の眼差しを向ける。
投げられる骰子。其れは瞬く間に狼へと変わる。漂う獣臭に、本能がひれ伏した。
猫たる少女の本質が出たのか、身を縮めて恭順の意を示しながら様子を見る。
目の前の狼はフェロモンに当てられたようで、肉棒も熱く滾っていた。

「――ん、ふぁ……リーシャの、お尻、ぐぶぐぶって、穿って、くだ、さいっ♪」

自分から四つん這いになると、蕩けた尻穴を指で広げる。奥から漏れ出るのはとろりとした腸液。
既に入れる穴として調教されきっている尻穴は、窄まりではなく肉の筒として、狼の肉棒を受け入れようと広がってた

ヴァイル > あまりにも簡単にことが進んでいく。
調教された成果なのか、先天的な気質か。どちらでもいいことだ。
堕落させる楽しみは薄いが、これはこれで一興だ。

自ら従順に四つん這いになってみせる少女の言葉が
通じたのかどうかはわからないが、狼は言われたとおりに
少女の小さな身体へと覆いかぶさる。
獣の鋭い爪が素肌を傷つけ、口から垂れた熱い涎が少女の髪を汚す。

前戯も何もなく――この少女にそれはもとより不要だろうが――
滾りきり、膨れた亀頭球を、少女の肉の孔へとずぐん、と突き入れる。
大きすぎるそれはめりめりと、ぐちぐちと、内側をかき回し、広げていく――。

「――どうだい、獣に貫かれる感想は」

ヴァイルはその傍にかがみこんで、平静とした、優しげとすら言っていい表情で
リーシャに問う。

リーシャ > 「んぃっ、ぁ、ぉ、ぉおおっ♪――ぐ、ぅんっ♪お、ひりっ、ひろが、るぅっ――♪」

ぎち、ぎち、と巨大な肉の球が尻穴を押し広げる。
最初こそ穴の縁に引っかかって止まっていた球が、次第にぐぶ、ぐぶ、と穴を広げていく。
そして、狼の体が大きく後ろにずれると、引き絞った弓矢を放つようにして、少女の尻穴をこじ開けた。
ごぶん、とくぐもった肉を打つ音が響き、あまりの圧迫感に目を見開く。
爪が食い込む背中た。布地は瞬時に引き裂かれて、其の下の肌を引き裂かれる。
傷溢れる切り傷は、しかし少しの後に塞がって、再び傷ついてを繰り返す。
熱い涎も獣特有の匂いを放ち、少女の体を獣の雌としてふさわしい匂いに変えていく。

「んぃ、ぁ、ぁ、ぁああぁあっ♪あ、ぐぅっ♪ん、くっ、きもちい、れひゅっ――ぅ、んんっ♪」

さながら杭打ち機のように、肉棒が少女の腸を刳り、広げる。
結腸口すら貫かれ、其の奥へ。子宮を執拗に殴打されながら、少女の体は石畳に震え揺れて、全身に擦過傷を作る。
其の全ては、少女にとってはただ気持よかった。

ヴァイル > 後孔どころか通常の膣でも受け入れがたい獣の陰茎の形に合わせるように、
少女の肉筒が歪められていく。

毛づくろいするように、狼が少女の黒髪を食む。
その度獣臭に溢れる唾液が、少女を濡らし、臭いをこすりつけていく。
この淫らな雌に、お前は己のものであることを教えようとしているかのように。

「おいおい、まだ理性が残っているじゃないか!
 いまのおまえは獣だろう? もっとそれらしく吠えなよ……」

ヴァイルは静かに笑んだまま立ち上がり、戒めるように、がしがしと何度か頭部を靴底で叩きつける。

狼が、オォォ、と天を仰いで一度吠える。
そうして、後背位の責めを再開する。
やわな少女の肉体であればそれだけで壊れてしまいそうに、一度一度の抽送が激しい。
腸壁を突き破り、腹へと届かせようとするかのような勢い。
獣皮が、毛皮が、傷ついた素肌に擦り付けられる。
緩慢で重量感のあった往復が、徐々にペースを増していく。
射精が近いことを示していた。

リーシャ > みちみちと広がる尻。それでもなお少女の柔肉はねっとりと肉棒をくわえ込む。
獣の毛が体をこする。逞しさに腰が跳ねる。臭いすらも少女を満たす。
そうだ、私は今、この狼の妻であり、雌だ――そんな思考を少しずつ植え付けられていく。
踏まれる頭、其れに応えるように、少女は

「んぃ、ぁ、ぉっ、ぉおおおぉおおっ♪――あ、ぐ、ぅんっ♪んぃ、ぁ、ぁ、ぁああっ♪」

狼の遠吠えが響く。それでも衛兵が来ないのは戦争に駆り出されているせいだ。
抉られる、広げられる。熱い、蕩ける。もっと突いて――。
思いを言葉にするのではなく、少女もまた咆哮を持って応える。
速度が変わった。肉棒の律動も小刻みで、狼の吐息は荒い。
ああ、出すのか。それなら――。少女は尻穴を意識的に締め付けて、狼の精を搾り取ろうとする

ヴァイル > ハッハッ、と荒く短い獣の呼吸。
括約筋に締め付けられる。
それに呼応するようにして、狼がまた小さくひと吠え。
理性を捨て切ったリーシャと狼の吠え声が重なり、一体となる。
少女の背や腕を掴む前肢の力が一際強くなる。
そして、――ドクン!
少女の肉の裡でそれが弾け、夥しい量の種が、
じっくりと数分をかけて、後孔に注がれた――

「随分と仲良くなったようだな。
 しばらくそうしているがいい」

目を細めて笑い、ヴァイルは身を重ねたままの一人と一匹、いや二匹に背を向ける。
紅の毛皮の狼は、挿入したまま、労るように、大きな舌で
リーシャの頬をべろべろと舐めた。

リーシャ > 吐き出される精液は、少女の腹を目いっぱいに膨らませる。
其の量は多量。重さは、粘度は、泥濘に近い。どく、どく。
律動の度に精液が少女の腹を満たし、腹が膨れていくのが見える。

頬を舐める狼にすりつくと、少女は嬉しそうに身を捧げる。
押すならば誰でもいい、そう思われても仕方がない痴態だった。
抜けることのない肉の杭。それを愛しそうに尻穴で噛み締めながら

「は、ひゅっ――狼、ひゃまぁっ♪お、ひり、とけひゃっ―ーん、ぷっ……」

次第に圧迫感が強くなって、胃の腑を潰される錯覚が起こる。
目が回って、吐き気がして、それでも狼が愛しかった。舐める舌に同じく小さな舌を乗せる。
それは、彼を愛すると誓うキスのようだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からヴァイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からリーシャさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシオンさんが現れました。
シオン > (平民地区にある酒場のカウンターへ隅っこのほうで珍しくちびちびと酒を飲んでいた。
普段あまり飲まないのだが、仕事柄たまに口にすることもある)

「今日は仕事もなかったし、本当にやることなかった」

(最近仕事がしっかりと入っていたので、思った以上に暇なときの過ごし方を忘れていた。
よくも悪くもこれといった趣味も無かった…というよりも趣味を持つほどの余裕が無かった。
何か無いだろうかと酒場の喧騒に視線を向けながら、コップの中の酒を揺らして、時折思い出したかのように口に運んでいく)

シオン > (その喧騒の中に知り合いの一人でも居れば、混ざることも出来るのだが残念ながら知り合いは居なかった。
時折人が入れ替わり演奏が変わるのを耳にしていた。
酒を飲めば一度ため息をついて、これだったらもしかして家で飲んでいてもそれほど変わらなかったのかもしれないと…。
いや、むしろ家で飲んでいたほうが良かったのかもしれない。
最近あまり会えていない彼女の顔を思い出して、今度連絡をつけてゆっくりといちゃいちゃしていようかと思った。
その光景があまり想像出来ない…思ってみれば普通にそういうことをしたことが無い。
そこで頭を抱えてしまった)

「これって彼氏として最低限のことしてないんじゃ…仕事が忙しいとか理由にもならないよなー」

シオン > (残っていた酒を飲み干して、行く場所を決めた。
仕事で使ったこともある店に今この状況で必要なものを買うために…。
ここで時間潰し程度の酒を飲んでいるなら、彼女のため時間に使うほうが有意義だろう)

「マスター、ここの金置いておくよ。後しばらく仕事は請けれないから…もし、緊急の場合はここに」

(連絡先の書いた紙を渡しておく。
この店は少し前まで自分が借りていた部屋のあった店で、いまだに仕事の以来がここのマスターづてに伝わることが多かった。
自分が今どこに住んでいるかを伝えていない所為ではあるのだろうが…。
そうして店を出て夜の街中へと消えていった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシオンさんが去りました。