2015/11/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にレミュレさんが現れました。
レミュレ > (平民地区のとある酒場。夜も更けて、賑わいの衰えない場所。木戸一つ隔てても、その喧騒は路地まで響いてくる。中に入れば大きな声を出さなければ隣人とまともに会話できないくらいの騒ぎだった。アルコールの匂いが充満しているが、そんな光景も常と変わらないものだ。そんな手狭で人口密度の高い酒場の一角、階段下の暗がりで身を寄せている影が二つ。)…や、っ、やめてくださいぃ…………!(女の方のか細い悲鳴は周囲に負けてどこにも届かない。発したのは対面する男、完全に酔っぱらい絡んでくる客に向けたものだった。女の舌足らずな言い方が、完全拒否に受け取られなかった様子で、酩酊した客が調子に乗って体をぺたりぺたりと触ってくる。逃げているうちに階段下の暗がりまで追い詰めらていたという今の状況だった。)
レミュレ > (数刻前にこの酒場の小さな壇上で踊りを披露し、それは大層盛況となって喜ばしいことだったのが。踊り子たちを好き放題していいと勘違いした客らのせいで、後味は大変不味いものとなっていた。外套をむしり取られて床に投げ出されれば当然誰彼構わず土足で踏んでしまう。晒す肩や鎖骨の湾曲の輪郭を太い指先で、ひどく優しく撫ぜられるが、その手つきから感じ取れる下心に身を縮こませるばかり。)…ち、ちがいます、…わたしたち、そういうのじゃありませ…っ、きゃ…!(思いもよらない別の方向から手が伸びて女の尻をスカート越しにわし掴まれる
。鼻にかかる悲鳴を思わずあげて、かくんと膝が折れかけた。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にエドガーさんが現れました。
エドガー > あぁ…随分と行儀の悪い輩がいるようだ。(杖を突きながら、騒ぎの中心へと歩いていく男。先ほどまで、酒を飲みながら踊りを眺めていた客の中の一人でもあった。杖を軽く振れば、女性を囲んでいた酔っ払いが一人浮かんで、そのまま出口へと叫び声を上げて吹き飛んで行く。)彼女が魅力的なのは分かるがね…もう少し、女性の扱い方を身につけたまえよ。(異変に気付いた酔っ払い達が男に絡んでくるが、難癖をつけられる前に杖を振っては、一人、また一人と強制的に酒場の外へと吹き飛ばしてしまう。女性の周りから酔っ払いが居なくなり、その周りの客たちも男を見ては視線を逸らす。鼻で息を吐くように溜息をつけば、床に落ちた外套を手にとって埃を払い)…大丈夫かね?全く、困ったものだね。(外套を女性に差し出しながら、そんな事を口にした。)
レミュレ > (突然、眼前に迫っていた客の背丈が大きくなったように感じられて、叩かれるのかと一層身を強張らせた。しかし影の主は瞼を上げれば消えていて。状況が飲み込めずに瞬きを忘れて惚けていたのも短い間。横合いから尻を掴みあげていた客も中空に漂う姿を今度はしっかりと目に入れた。とはいえすぐに飲み込める事態では決してなかったのだけれど、自身の周りを囲んでいた客が一掃されてアルコールの匂いが少し晴れた中で見つけたのは紳士服の背の高い男性で。この人物の助けだとすぐに認識した。外套を差し出されてようやっと胸の前で身を守るように固めていた腕を解き、それを受け取る。)――あ…、…ありがとう、…ありがとう、ございました…!(まだ緊張滲む上擦りは抜けきらないものの、汚れた外套を胸元に引き寄せながら長い髪をするりと背中から垂らして頭を深々と下げるのだった。)……つ、突き飛ばしてでも…逃げればよかったです、よね……(それができるかは疑わしいほど小刻みに腕は振るえていたが。この状況から救ってくれた男に再度頭を下げて。)
エドガー > 何、良い酒に良い踊りで、せっかく良い気分だったところでアレだったからね。気にすることはないよ。(女性が魅力的だったので、助けを出して恩を売るというつもりは男には勿論ある。しかし、それ以上に良い気分だったところで、嫌な気分になるものを見せられたので…ちょっと手荒く視界から消した、という部分が大きい。まだ緊張が抜けきらない様子で頭を下げてくる女性に言葉を返しては)…言ってしまえば、そうだね。私が気紛れに助けなければ、今頃何処かに連れ込まれていただろうさ。(その通りだと女性に返す。しかし、それが出来るのは強さを持った女性だけだということも男は分かっているつもりだった。女性に助けが無かった時のことを話しながら、手を差し伸べて)まぁ、それが出来れば苦労はしないだろうがね。立てるかな?(口元に笑みを浮かべながら、女性が立ち上がる手助けをしようとした)
レミュレ > (踊りの単語を聞き取れば瞬いて再度紳士の姿を見上げた。)――あ…見て貰っていたんですね…、……嬉しいです……。(踊ったことなどいましがたの事件であっさりと飛んでいきそうな衝撃だったが、褒められる言葉に口元が緩んで隠し切れない喜色を滲ませた。披露したのは軽快でアップテンポなカントリー音楽に合わせた踊りだった。ボリュームのある巻きスカートを両手や片手に持ち替えて振って弾ませ、裾から除く生白い細足の先で床を叩いて鳴らして。溌溂とした笑みは始終崩れないままにステージを終えていた。)……はい…、今度はみんなとちゃんと一緒に帰ります…。(連れ込まれてしまう可能性も、抵抗もたかが知れている可能性も理解できて、諭されるように神妙に頷くのみ。言葉に甘えて手を取り立ち上がる。足腰の力の伝播を確かめるようにして。が、空気中のアルコールで酔ったのか少しばかりふわふわとした体内の感触は、人魚の胸裏にだけ感じ取りながら。)…立てました…!あ、あの…。レミュレと言います。また機会があったら、見にきてくださったら嬉しい、です。(無邪気な笑みを向け、相手の整った顔の作りに少し照れたように俯きながら手を戻し。窘められてはしゅんとし、襲われかけては大いに怯え、褒められては素直に喜び。感情のサイクルはやに単純で変化が早い。)
エドガー > あぁ、たまたまだったがね。久しぶりに良い踊りを見れたよ、ありがとう。(男は此処で踊りがある事は知らなかった。たまたま偶然にも、踊りが始まったので見ただけだったが、それが思いのほか良いものだった。全体的な動きのキレや躍動感も見事な物だったが、時折スカートの中から覗く白く細い生足に視線を奪われたのは言うまでも無い。)そうだね、それが良い。助けてくれるような気紛れな人間は少ないからね。(女性が差し出した手を取り、立ち上がるのを見れば笑みを浮かべたままで)それは良かった。なに、立てなかった時は…そうだね、抱きかかえて持って帰ろうかと思ったところさ。(くすくすと笑いながら女性をからかうように言葉を返した。立ち上がれたならば、手を離して女性を見下ろしながら何か不思議なものでもあるのだろうかと首を傾げた)
レミュレ > (持って帰ろうかなんてからかいも真に受けて、目をまん丸に見開いたまま一瞬硬直し。)えっ!えっ?!……じょ、冗談ですよね…っ?びっくりしました…!(そんなからかい交じりの誘い文句に誰彼構わず幾度もあっさりと乗ってしまい、その度に仲間内から少しは落ち着けと窘められていた経験が、何とか生きて。相手は本気じゃないのだと理解しようと努めるけれども。持ち帰りなんて言葉にわかりやすく意識して、そわそわと視線を相手の瞳から逸らしている。非常に簡単で単純な構造だった。ぶしつけな視線を送ったことに対しては、なんでもないです、と伝えるように慌てて首を横に振って。)
エドガー > はっはっは、私だって男さ。君のような女性を抱きたいと思うことだって、普通にあり得る話だろう?(分かりやすい反応をする女性に面白可笑しく笑いながらも、本気の部分があると告げる。)ただまぁ、今はせっかく良い気分だし…さっきの男達と一緒にされるのも癪だからね。止めておこうかな…レミュレ君か、私はエドガー。宝石商の真似事している、しがない老いぼれさ。宜しく頼むよ?(しかし、このまま手を掴んで連れ込むというのは、先ほどの酔っ払い達と同類になってしまう。それは嫌だと男は口にしながら肩を竦める。女性の名前を聞いては、自分の名前を返してから)ちなみに、本気で持ち帰る…と言ったら、どうするのかね?(女性の顔を覗きこむように、からかうような声色で尋ねた)
レミュレ > そ、そうかな……そうかも…?(そうだと断定するのも高飛車な気配がするし、相手の人格を決めつけるような気配もして曖昧な言葉で逃げる。)……私も、気持ちいいのは、、やじゃない、です…。(対になる言葉かは確信はないけれど、女の日ごろのあられもない考えを吐露する。男女の情交の経験はあったとしても、重厚な関係性を築いたことは皆無で、単純に気持ちのいい行為としての認識を持っていた。)…エドガーさんが、…老いぼれ…?お兄さんくらいだと思います…?(どこに老いぼれ要素があるのか分からないというように首を一度傾げ、さらに深く傾げるのだった。して)…え…!?…っ、ぁ、…………あ、したは……予定はない、し、……エドガーさん、優しそ、だから………、その………、だい、じょぅぶ………でも…!その、あのお客さんみたいにはわたしは思わないけど…エドガーさんが思うなら、しちゃだめ、…かも……。(からかいの声色にも、頬を赤くしながら外套をきつく胸元に抱き寄せる。気恥ずかしいことを応えている理解はあって肩はこわばり、視線は逃げるように下がっていく。でも、の件で顔を上げ、視線を正面から通わせたけれど、やはり仕舞の言葉尻にはゆるゆると視線も声も下がっていくのだった。)
エドガー > ふふ、そうなのかもしれないね? …レミュレ君は、案外欲求に素直なのかな?(曖昧な言葉を口にする女性に合わせるように、男も小さく笑いながら曖昧な言葉を口にした。特にその辺りをはっきりとさせたいとも思ってはいないからだった。続く女性の言葉には、周りに聞こえないように囁くような声量で女性へと尋ね返した。)ま、あまり気にしないでくれたまえ。単なるおふざけのようなものだから。(首を傾げる女性には、ひらひらと片手を振って気にしないように言っておいた。)…ふふ、成程。まぁ、先程も言った通り強引に、という気分でもないからね。だから…(外套を抱きしめるようにしながら顔を赤くして、恥ずかしそうに答える女性を見ていた男が小さく噴き出すように笑う。返事をしながら、女性の横に立てば)優しく誘ってみようかな…今晩、私と付き合わないかね?無論、ベッドの上で。(女性を誘いながら、スカート越しに尻を撫でて、そのまま腰に手を回そうとしてみる)
レミュレ > は、はい…素直ってよく言われます。(否定せずに周りの評価も同様だということを告げる。それは性欲に限らず睡眠欲も食欲も、満遍なくのつもりで話をしている。手を振られて有耶無耶にされる話の流れ、深追いすることはなく。小さな疑問符を浮かべながらもこくんと頼りなく頷いてみせた。噴出される原因は己とは露ほども知らぬ風できょとんとした顔を上げる。しかし傍らに男性の熱や匂いを感じ取ると視線のやり場に困ったように狼狽えてしまう。だというのに確かな欲求はあるのだから相手によってはやりづらいとの感想を持つ者もあるのだろう。いまはただ優しく、ただしストレートに誘いの言葉を与えてくれた紳士に、しっかりと頷いて。)…は、はぃ……エドガーさん……。――…っ!(緊張滲ませて唾を飲み込む。まったく経験がないわけではないけれど、今しがた知ったばかりの男性と及ぶということに、胸はやはり激しくなる。単にこれから満たされる欲求の一つに高揚を覚えてもいる。大きな掌に持ち上げられる尻の肉。そのスカートが素肌をこする小さな感触に、思わず身震いを来しながら、紳士に導かれるままにベッドに上がる。――その先は絶えず羞恥に苛まれながらも、抑えきれない欲求の成就のために素直に体を動かし、相手の手管に翻弄されながらも懸命に応えようとする、健気な踊り子の姿があったことと―――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からレミュレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からエドガーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラフィーナさんが現れました。
グラフィーナ > 夕方になり、人通りも多くなってきた街の一角で、規則正しく槌を振るう音が響く。その音の中心では、一人の女が炎の前で一心に槌を振るっていた。

「あっち…、ちっ、まだ、だな…。」

溢れる熱に下着のような袖無しの肌着のみの姿となった女は、胸元の布地を引っ張って汗を拭う。
槌を持ち替え、より細いものを作業中の塊に当てれば、再び、がん、がん、っとそれを形を整えるように叩きはじめて。

「年内にこれと、あれと…ちっ、時間がたりねぇな」

思うように作業のすすまないいらだちも、ハンマー振るう力に買えて、一心に形を整えていって。
冬の気配の進む中、この一角だけが、まるで真夏のような熱気に満ちていた。

グラフィーナ > 「くぁ…これ終わったらまた湯に浸かりにでもいくか」

長時間、同じ姿勢で槌を振るった結果、肩をまわせばそれだけでばきばき、と音が鳴るような気がして。椅子の座る向きを変えて別の台に、叩いていた作業中のものを移せば、より細かい蚤と槌をつかって、細かい模様を整えていく。熱が冷めないうちに、槌を振るう度に、細かい形を整えていく。真っ赤に赤熱した内に、鍛える剣の表面に、魔力をより乗せやすくする紋様をびっしりと刻んでいって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセイウッドさんが現れました。
セイウッド > 「邪魔するぜ」

忙しない音の響く一角へ、無遠慮に足を踏み入れる一人の男。
声を響かせながら中を伺うように視線を動かせば、目当ての相手が集中している様子が目に留まった。
興味深気に顎に手を当てて相手の様子をしげしげと眺め。

「こいつはまた、毎度のことながら忙しそうだな。
 今の時期はどこも鍛冶に関しちゃ大層忙しいんだろうが」

己も幾度か出張るはめになっている騒動を思い出し、ちらりと視線を外にやる。
心なしか喧騒が騒がしく聞こえるのは多分気のせいじゃあるまい

グラフィーナ > 槌の音が、呼吸の間一瞬止まった時に欠けられた声。額に張り付いた前髪を後ろに流しながら、大柄な女は振り返りった。手を制作物にかざして、一言二言、呪を紡げば、台の上のそれは、赤熱した状態のまま、固定され

「そりゃな、どいつもこいつも、示し合わせたように同じ期限を指定しやがる。準備に取りかかるのがおそいのをこっちに押しつけられても困るってんだよ。」

改めてタオルをとって汗を拭いながら、立ち上がり、相手の居る方へ近づいていこうか。

「完成品がどんな感じか見たいのなら、その辺にあるぜ?」

と、近場の棚を指せば、そこには精緻な紋様の刻まれた短刀やナイフなどの小さな武器や、腕輪、指輪などが並んでいる。
細かい紋様はそれぞれ籠を与えるような、龍や虎を模したもの。その瞳となる部分には小さな宝玉がはめ込まれ、炎のような煌めきを放っていて。

セイウッド > 「大したもんだ。その手の技能にゃ、とんと疎いからな」

相手の創りだした熱された刃を見て素直に感嘆の声を上げながらも、
続いた言葉に笑い飛ばして肩を揺らす。

「そりゃあ、今は絶賛戦争中ってやつだ。欲しがる奴は色々欲しがるさ。
 ああ、適当に短剣を何本かと後は鎖だな。細かいやつだが作れるか?
 時間がありゃこの前みたいに剣の手入もやってほしいが、忙しそうだな」

消耗品の補充内容を告げつつも再度奥の鍛冶の様子に視線を向けて首を横に振りつつ相手を出迎え。

「ま、お互い仕事があるのはいいことだと思うけどな。
 物騒な世の中だぜ」

最初はこの辺りにまで攻め寄せていた連中のことを思い出して笑いつつ、
相手に示されたナイフを手にとって目を細めながら品定め。

グラフィーナ > 「はははっ、振るう側にゃ、こっち側の技能は必要ねぇだろ。何が出来て、何が出来ないかわかりゃあ十分だ。」

よろしくな、と豪放な笑みを見せながら、相手の注文を聞いて…。腕を組んでふむ、と考えれば、薄手の肌着の下で、豊かなラインを描く胸がむにゅりと形を変えて

「適当に、とか言うなよ。ここにゃ、「適当」なものなんてないぜ?ーーそうだな、特に拘りがないんだったら、出来合のものにゃなるが…」

そういって棚の下から取り出すのは、数本の短剣。それぞれに施された彫刻は蔦のように柄に絡み、宝玉を支えるような形をしていて。

「短剣は、何に使う用だい?投擲にもつかうならこの辺がおすすめだが…。あとは、鎖か、鎖は、どういうイメージだい?装飾用からいざって時武器になるものまでいろいろあるけどよ。」

手入れは気分転換にやるから、そこは気にしなくて良いぜ、と付け加えて相手の反応を待とうか

セイウッド > 「何、作りてが良いほうが手に馴染むのは間違いねえ。
 ちゃんとそいつを理解出来てるかどうかってのは大きいだろうさ」

喉を鳴らして言い放ちながらも、相手の言葉に顎に手を当て。

「そいつは悪かった。…出来合いの物で構わんから、
 グラフィーナがこれと思うやつを10本見繕ってくれ。
 投げて使う事になるからな、それに適してるのがいい」

指を立てて言い返しつつ、自分の手にした短剣を元の場所に戻して相手の手の内螺線を向け。

「ふむ…ならそいつで頼む。鎖は先端に何かを引っ掛けられるような形がいいね、振り回しても千切れんなら文句はないさ」

相手に勧められたものをまじまじと見て頷いた後、鎖に付いて注文を付けて軽く頷いてみせ。

「細かい事は任せる。お前さんの良いと思うように作ってくれ」

グラフィーナ > 「ま、何が出来る、つーのを理解するのは大事だわな。特に、魔法の品は。」

そうだな、と腕を組んで考えて…まずは5本、同じ造りの空を飛ぶ鳥のデザインのナイフを取り出して。

「まずはこいつだ。ちぃと特殊な効果だが…こいつは、投げてキーワードを言えば、何かにぶつかるまで、どこまでも同じ軌道で飛び続ける。回収すれば、何度でも使えるのが特徴だな」

あとは…といって取り出すのは、同様に、様々な効果のついたナイフが5本。
1つは的に当たった瞬間、ナイフが爆弾と化して爆発するもの。1つは的に当たった瞬間、雷が走って相手の神経を痺れさせるもの。1つは投げた瞬間、超加速して的に当たるもの。最後の1つは相手を追尾していくもの…。

「ーーこんなところだが、どうよ。鎖はーー、そうだな、こいつを加工して先に鉤をつけるのはどうだい?」

少し重めの鎖を渡す。ずっしりとした重みはあるものの、細身の割には頑丈な感触を相手に伝えるだろう。

セイウッド > 「そうさな。得物の事を理解せずに使ってその武器のせいでクタバル、なんて幾らなんでも格好がつきゃしねえ」

笑い飛ばして言い返しながらも相手の取り出したものに、ほうと声を上げ。

「そいつは悪くないな。回収の手間が省ける」

関心した様子で言いながら相手の説明を受けてゆっくり目を細め。

「気に入った、それじゃ全部貰おうか――ン?」

指を鳴らして言い返した所で手渡された鎖の様子を確かめるように左右に振って強度と重さを確かめる。
しっくり来る、とは言わないが不可分ない様子に軽く手の内で弾ませてから相手に差し出し。

「ああ、問題ない。…相変わらず話が早くて助かる」

喉を鳴らして言い返しながら、上から下まで相手をなんとなしに眺め。

「しっかし、前も思ったがその格好男にとっちゃ目の保養だな。
 あの中で暑苦しい格好なんてしちゃいられねえんだろうが、焼けた鉄が弾けたりしねえのかい?」

少し下卑た表情で笑ってのけながら、鍛冶場をちらりと一瞥し。

グラフィーナ > 「命を預ける相棒のことくらいは把握しとかなきゃな」

笑う相手にこちらもくつくつと楽しげに笑って。

「野原で投げると、どこまでも飛んでいくから気をつけなよ?回収が楽どころか、大変なことになるぜ?」

等と軽口を叩く間に鎖を確認する様子に頷き。

「そりゃな、使い手の体つきを直接みりゃ、大体のところはわかる。ーまぁ、大体のところ、だけどよ」

何か、調整が必要なら、面倒がらずに言った方がいいぜ?なんて笑っていたら、相手の言葉に、ん?と視線を自分の格好に落として…。

「ーーば、っかやろう。お前な、このクソ熱い中で、重ね着なんかできるものかよ。」

顔をかっと赤くして、相手の視線に居心地悪そうにしながらも、意地を張るように、むしろぐ、っと胸を張ってみせたとか。
誤魔化すように、少し早口になって、ドワーフが自分の扱う炎に負けるモノかよ、と説明して。

セイウッド > 「そういうこったな。ちゃんと説明してもらえるってのは、
 使う側としては実に助かるもんだ。なんせ良くも判らん物を使うことも多いからな」

戦場なら拾い物なんていつもの事だった。クツクツと喉を鳴らして言い返し。

「あいよ、気をつけるさ。ま、外すようなヘマはしないとも。
 何、注文があったら判った段階で言うから覚悟しといてくれよ、っと」

鎖を脇に置きながら改めて向き直れば初な少女のように顔を真赤にしながらも意地を張る様子に声を上げて笑い。

「ハッハッハ!そりゃ上等だな。でも、そんなことばっかり行ってると手癖の悪い客に難癖つけられるかもしれないぜ?」

ニヤニヤと笑って言いながら相手の肩を軽く寄せてのけようと手を伸ばす。
それこそ文字通りに手癖が悪い。

グラフィーナ > 「まぁ、遺跡の中で見つけたもんにゃ、説明書なんざついてねぇからな。買うものくらいは、しっかり説明聞いてけや」

分かる、と大きく頷きながら。

「オーケーオーケー。安い買い物じゃねぇんだ、お互いに満足いく取引にした方がいいよな。ーーって、笑うんじゃねぇって!」

クッソ、ぶちのめすぞ、とか愚痴りながら、拳を振り上げようか。それを相手に向かって振るったタイミングで、肩を抱き寄せられる。ぐい、と身体引っ張られればカウンター状になった棚の上に右手を突くような形になって。

「ちょ…っ!おま、えなぁ…っ!趣味悪すぎんぞ…!」

褐色の肌の色をしても、わかりやすい程に頬を紅潮させ、振り上げた左拳を振り下ろすでもなく、困ったような表情を浮かべて

セイウッド > 「ある意味博打みたいなもんだが、だからこそ面白いって部分はあるけどな。
 ありがたく聞かせてもらおうじゃねえの、センセイ」

楽しげに笑っていいながらも、相手を寄せた所で悪趣味と言われて声を上げて笑い。

「ハッハッハ、そりゃあ俺は悪逆非道の傭兵様だし?悪趣味なくらいで丁度いいだろ」

人を喰ったような意地の悪い笑みを浮かべながら、困ったようにこちらを見やる相手の顔に己の顔を近づけてそのまま唇を重ねてしまおうと頭が動く。
しかもあわよくば重ねた唇の奥に舌を差し込み、相手の舌を絡めとって暫し弄んでから唇を離そうとする始末。
うまく言っても行かなくても少ししてから頭を離せば、顔を覗き込んでニヤリと笑い。

「ま、別に無理にとはいわんけどさ?男が興奮しちまうのはそんな格好してるのが悪い」

グラフィーナ > 「はははっ、その分大当たりになる可能性もあるけどな。」

しっかり聞いとけよ?とか少し芝居がかった様子で持っても居ない教鞭を振るう真似を。

「悪逆非道って…てめぇ、ンなことはじめて聞いたぞこ…んんんっ!」

意地の悪い相手に罵声を浴びせようとしたその口を、相手の唇によって塞がれてしまえば、んぐ、と驚いたように身体を強ばらせて、目を白黒させてしまう。
ぬるり、と舌が絡みついてくれば、ぞく、っと身体が震えてしまって。

「っふ、んく…ん、っふ…っ…、てめぇ…ッ!忙しい、つッってんだろが。溜まってンのに、スイッチ入れやがって…」

そこ、扉締めろよ、とかすれた声でいいながら、相手を見るその瞳は、熱に冒された様に少し潤んでいたとか…。

セイウッド > 「この上なく危険な博打じゃあるが、人がやみつきになるタイプの博打にゃあ間違いないな」

だからこそ冒険者なんてやくざ者が、未だに増え続けるのだ。相手の腕の動きを楽しげに眺めてクツクツ喉を鳴らし。

「――ン、ごちそうさま。そりゃあ、傭兵が悪逆非道でなかったことなんて俺は知らないぜ?」

勉強不足だな、なんて冗談めかしていいながら相手の顔を覗き込みながら目を細めて笑う。
悪態を付きながらも潤んだ視線を向ける相手の額に口吻を落とした後、言葉に従って扉を締め。

「はいはい、仰せのままにいたしますよセンセイ。
 溜まってるモノは吐き出したほうが仕事が捗るだろ?
 それともベッドにでも行って睦み合うかね」

からかうように告げながら顔を覗き込み、再び唇と唇を今度は重ねるだけのキスを落とす。
相手の指に己の指を絡めて揺らして見せながら後ろに回したてでズボン越しに臀部を強く揉み上げ。

グラフィーナ > 「ったく、少しは信頼してたのによ」

冗談めかしていう相手に、拗ねたように唇を尖らせて、軽く殴るふりをしよう。
額に口づけをうけて、目を閉じてその感触を受け止めるように…。

「うっせぇよ、バカにしてんだろ?殴ンぞこら」

などと悪態を吐きながら、扉を閉める間に、ベルトを外してズボンを足下に落としていって

「ベッドまでは…ああ畜生、我慢、させんなよ」

そう、かすれた声で言いながら、唇を此方から擦りつけ、れろ、と舌を絡ませながら、その臀部をきゅ、ともみ上げられれば、重ねた唇の間から、ん、んんっ!と甘い吐息が漏れてしまって…それに気がつき、さらに首筋まで赤く染めて。

セイウッド > 「ん、そいつは悪かった。けどまあそれだけグラフィーナが魅力的だってことだぜ?」

甘んじて殴られる仕草は受け入れつつ、しかしながら何やら褒めているのか同かも怪しい事を真顔で力説。
相手の臀部に手をやった所で目の前で落とされるズボンに、直に臀部に触れて揉みしだけば、
漏れる可愛らしい声に臀部を揉む力が強くなる。必然的にその興奮は自分のズボンに大きくテントを作る一物にも伝わるモノ。
片手でズボンの前をはだけてたくましくそそり勃つ一物を外気に晒せば、
手を臀部から腰へと持ち上げて相手を軽く抱えるようにして手近な棚の上に座らせ。

「ん…じゃあ焦らすのはナシ、だ。行くぜ。可愛い顔をたっぷり見せとくれよ、っと!」

ゆっくり唇を話して意地悪く言いながら、押し広げて挿入しやすくした股の間に己の体を滑り込ませ、
肉棒の先端を秘所の入り口に押し当てるなり一気に容赦なく最奥まで刺し貫く。
そのまま、間髪入れずに子宮の奥を文字通り抉るように腰を叩きつけ。

グラフィーナ > 「うっせぇよ。バカ」

口を塞ぐようにこちらから重ねた唇に集中するように、目を閉じて、強くなる愛撫を受けて、熱の溜まった身体は、その中で巡り巡る熱をもてあますように、身体をくねらせて身悶え…そそりたつそれを見せつけられれば、思わずごくり、と喉を鳴らしてしまう。

「っは、…っ、っく…無茶、いうな、よ…ッ、そういうのが、欲しけ、りゃ…ん、くぅっ!」

別のヤツを抱けよ、と上ずった声で抗議しようとしたところ、ずぶぅ、っと一息に貫かれ、苦悶にも似た声を漏らす。まだ蜜の少ない襞が貫く肉の凶器をみっちりくわえ込む。大きく息を吐いて奥をぐりぐりされる刺激に、身体を硬くして堪えてから…

「っはぁ…ッ、ッ、焦らす、の無し、はいいけどよ…ッもう少し…あ、んんっ!」

夢、みさせろよ、とかすれた声で抗議しながらも、みっちり満たされる感覚に、じゅぐ、と蜜が奥からあふれて襞が剛直になじんでいく。ずる、ずる、っと僅かに腰を動かす度に襞が絡んで蠢いて…

セイウッド > 「あっはっは、実際バカ何だから仕方ないだろ。バカってのは死んでも治らない病気らしいからな」

文字通り火照って熱を持った相手の体を存外丁寧に扱いながら、棚の上に置き終われば愛撫を担当していた手が体から離れ、挿入に切り替わる。
押し込まれたモノは相手の体の熱さに応じるかのように大きく脈打ち、
一回り大きさをまして膣内を強く圧迫し始める。
最初の抵抗から少しして、馴染み始めたのを確認してから大きく腰を引き、奥に打ち据えた後に子宮を押し上げるように腰をグリグリと強く抉り。

「……ん…はっ、そういう所が可愛いってんだぜ?」

相手の抗議にふっと笑みをこぼしながら三度唇と唇を重ね、離していた手を相手の背に回す。
もう片方の手をそのまま相手の指に絡めてしまえば軽く握って揺らす動き。
少し物足りないかもしれない、焦らすような刺激を断続的に最奥に伝えながらも全身をゆっくりと優しく片手で愛撫してゆく。
以前交わった時とは全く違う、まるで恋人同士にするかのような優しげな動きは目の前の男の普段の言動を考えれば違和感を覚えられても仕方がない物ではあった。

グラフィーナ > 「んんっ!っく、っは、そういうところが…んぁ、っは、っく、キッ、つ…、ッ!」

熱い塊が胎内で、びくびく、っと跳ねればそれを押さえ込むように襞がきゅぅっ、と絡みつき。ずるり、とその襞を引きずり出されるように腰を引かれれば、それを追いかけるように腰が動いてしまって。ず、ん、っと貫く衝撃をより強く感じれば、鼻にかかった甘い声を、は、ンッ!とあげてしまって。

「っく、あ、っは、うる、っさ、っひ、ぅっ!」

可愛い、などと言われ慣れていない女は、言葉の一つ一つに、どろりと濃い蜜をあふれさせながら、ぐりぐり、熱い塊を深いところに擦りつけられれば、身体をぐぐ、っとのけぞらせて身悶えて

「っは、っふ、んく…ん、む…ぅん…っ、、あ、あっ、っふ、っく、セイウ、ッド、それ、ふあ、まっ…て、って…っくぅぅ…っ」

優しい愛撫、それ自体に不満があるわけではないものの、かゆいところに届かないようなじれったさに、思わず腰が浮き、無意識にセイウッドの腰をおいかけるように淫らにくねってしまっていて…

セイウッド > 「別に悪いコトじゃないと思うけどなあ?こういうのも楽しいもんだ」

バカはバカなりに、と上機嫌に漏らしながら甘い声に応じるように背中をゆっくりと撫ぜ、
くねる腰を助けるかのように軽く己の方へと引き寄せてみせる。
悪態一つ付く度に、滑りが良くなるのを確かに感じ取りながら、
今度は唇ではなく鼻先にキスをしてみせ。

「さ、そろそろ行く…ぜっ!」

甘やかすという表現が丁度ピッタリ来るような動きの割に、
腰の動きは容赦なく。くねって己の方へ追いすがる相手の腰を、
迎撃する形で強く肉棒を奥へとねじ込めば先程までのじれったい愛撫はこの時のためだと言わんばかり。
深く、深く奥へとねじ込みきった所で大量の精液を子宮の奥へと直接流し込む。
唇と唇を啄むように重ね合わせながら、優しいように見せかけながらもしっかりと腰を固定しながら顔を覗き込み。

「――激しいのより、こういうのの方が好みかい?」

ニヤッと笑いかけた。

グラフィーナ > 「ふ、ぅぅ…ッ!」

求めた深い部分に、ごりゅ、とセイウッドの先端がこすれれば、爪先までびくびくびく、っと痙攣させ身悶えて、蕩けた表情をセイウッドにさらしてしまう。

「ふ、あっ、あ、んああっ!!」

鼻にかかった嬌声を、隠す余裕すら無く、ごちゅ、っと深いところを貫かれて身体つっぱれば、続く、ずん、ずん、っと容赦の無い抽送に、切れ切れの声が漏れてしまう。どろどろに蕩けた膣内からあふれた蜜が棚の上に溜まりをつくるほどに感じてしまっていて。

「は、く、ん、んんん!!!」

びゅ、るるる、っと濃く熱い塊が胎内を満たす感触に、突っ張った身体ぶる、ぶる、と振るわせて…唇を重ねられれば、ほとんど無意識にそれを貪り返して…ぽぉ、っとした表情で囁きを受け

「はぁ…っは、ぁ…、く、…バカ、言って、ンじゃ…ねぇよ」

お前、分かって焦らしただろ、と、睨むも、濡れて蕩けた瞳では、迫力も何もあったものではなく…。

セイウッド > 「さて、なんのことかな?」

蕩けた表情を堪能しながら、吸い付いてくる唇を受け止めながら存外優しく背中を撫でる。
睨んでくる相手の鼻先に口吻を落としながら、その背中を抱え上げて未だ硬い楔で繋がったまま、
今度は自分が対面座位の形を作って棚の上に腰掛ける。
できるだけ相手に負担が掛からないようには配慮しながらも、
時折悪戯っぽく腰を突き上げたりしながら相手の余韻を引き延ばすかのように、優しい愛撫を続け。

「ただまあ、今のグラフィーナ以上に可愛い女ってのはそうそう居ないからな。
 やっぱり可愛らしい相手を抱くつもりならお前さんで正解だと思うね」

いけしゃあしゃあと追い打ちをかけながら腰を少し突き上げた。肉棒がビクン、と刺激に揺れ。

グラフィーナ > 達した背中を撫でられれば、ぞくり、と寒気に似た快感が登ってきて、みっちり満たすペニスを更にくわえ込んで

「は…く、ん、ん、ああっ!」

体位が変われば、ずん、っとまた違うところが擦られて、セイウッドの身体を少し痛いくらいに太ももで挟んでしまう。小さな突き上げる動きにも、全身に汗を浮かせて身悶えて

「そう、いう…ッ、こと、ふあっ、あ、あ、あっ、いう、な…よッ…!」

私は、可愛くなんてない、と頑なに否定しながらも、ずん、っと下から上に突き上げられれば、ひぅ、っと上ずった嬌声が漏れて、きゅぅぅ、っと強く、精液と愛液でどろどろになった膣内がペニスを扱きあげて…

セイウッド > 「普段強気なくせに割りと攻められると弱いところとか、なっ」

何が、と言わず言葉とは裏腹に素直な反応を返す体の様子。
強く己の体を挟み込む相手を宥めるように背中を撫でながら、
改めて唇を重ね合わせる。本当に重ねるだけで唇を離し、
額と額を軽く合わせながら喉が鳴る。

「だって言わなきゃ判らんだろう。まあ、言ったらグラフィーナの反応が楽しいってのは否定しないけど」

余計な一言を付け加えるのは忘れずに、しかしいつもの調子で言いながら腰を突き上げる動きは一定のまま。
扱き上げられる動きに時折膨張と痙攣を繰り返しながら壁を削り。

グラフィーナ > 「うるっせぇ、よ…ッ!ぉ、ん、んむ…ッ、…バカ、いってんじゃ、ぉ、あ、んん!」

ぐじゅ、ぐじゅ、っと貫かれる動きに合わせるように、腰をくぃ、くぃ、っと擦りつけるように動かせば、更に襞が複雑に、きつくからみついていって

「セイウッド…は、ん!あ、あ、あっ、意地が、悪い…ぞ…ッ」

ぐ、ぐぐ、っとセイウッドの腰に脚を絡めて引きつければ、びく、びく、と走る痙攣めいた動きが断続的に入り始めて。

「あ、あ、、あっ、ん、っくぅ…ッ、セイウッド…ッ、私、わた、し・・っひ、あ、ああっ!」

い、っく、っと絞り出すように告げれば、身体が大きく、がく、がく、っと跳ね始めて…

セイウッド > 「そう思うならもうちょっとこういう時に反撃してみるとかしたら変わるんじゃないか?」

全くそんなことを思ってなさそうな声音で言いながら、一度逝って敏感になったのか。
更に高まる気配を見せる背中を抱きしめながら動きを止める。
そのまま、絶頂してしまったのか大きく跳ねる体。
合わせて強く閉まる一物への刺激に、再び己の分身に熱が集まるのを感じ。

「意地が悪いのはまあ、仕方ないと――ッ!俺も…こりゃだめだな…っ!受け取れよ、っと…!」

我慢するつもりで居たものが相手の刺激に耐えかねて、体を抱き寄せながら腰を突き上げる。
零さないようにと言わんばかりに腰を寄せながら顔を覗き込み。

「ん…大丈夫か?」

グラフィーナ > 「は…ッ、んく…っ!ッ、っふ、ぅあ、あ、あ、あっ、んんんぅっ!!!」

達した直後に、ずん、っと突き上げられ、深いところにぐ、っと押しつけられたまま、熱い塊をぶちまけられる。高みに達した直後にさらに追い込むように満たされれば、身体を膣内の脈動に翻弄されるように、びく、びく、っと身体が跳ねて…

「ふ…、ふーッ…っ、こ…声、出し、過ぎた…ッ」

扉の外には、覗いている周辺の住民や通りがかりのものだろう、複数の気配がする。羞恥にセイウッドの肩口に顔を埋めて、顔を見られないようにしながらも、たっぷり注がれた粘液をこぼすまいとするかのように襞の入り口が狭まって…。

セイウッド > 「ん…随分と盛大にイッたなあ」

跳ねる相手の体を抱きしめながら、背中をゆっくりと撫でながら相手の体を堪能する。
しかし、続いて相手の言葉に目を瞬かせて入口の方に視線を向ければ感じる気配。
肩口に埋まる相手の頭をゆっくり撫でながら、未だ硬いままのモノを軽く揺らし。

「どうする?このまま見せつけちまっても俺は構わないけど」

やっぱり意地の悪い言葉とともに、耳たぶを軽く食んでから問いかけ。

グラフィーナ > 「バカ、いってんじゃ、ねぇよ…ッ」

派手にイッたな、という指摘に一回、見せつけても構わない、という言葉に一回、抗議するように、額をどん、と肩口にぶつけてから…。

「…二階に、二階で…もう少し…っふあ!」

まるで、行為をせがむかのような言葉が恥ずかしいのか、そう言っている間も、きゅぅ、っと襞が別の生き物のように吸い付き、しめつけていて。
耳をされるのは弱いのか、耳たぶを唇で愛撫されれば堪えきれない、といった風情の甘い蕩けた声をあげてしまっていて…

セイウッド > 「アイタ…っ!たく、無茶するなおい」

頭を撫でる合間にぺし、と少し強めに叩きながら苦笑い。
しかし相手のせがむような言葉を聞けば腰を抱きかかえて立ち上がり。

「それじゃ、可愛がってやるから覚悟してくれよ、っと」

最後まで軽口叩きながらその場を後にしてゆく。
そのまま二人がどのように睦み合う事になったのかは、二人のみに知る所。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセイウッドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラフィーナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にセラさんが現れました。
セラ > 夜も更けて、人気が減った街の中。
さして繁盛している風情でもない宿屋を兼ねた酒場のカウンター席で、舐めるようにグラスの酒をちびちびと飲む少女の姿。
店内の客層は冒険者だの傭兵だのの姿が目立つのが、富裕層が利用するような場所との違いか。
他の客たち交わす会話に耳を傾けながら、愉快そうに口元に薄く笑みを刻み。

「なるほど、派手にやっている」

話題の主流は、やはり戦乱かと耳を傾けていれば龍が出たとかなんとか。
直接出向いて確認したわけではないが、それなり以上に信憑性は高そうだと判断して現場で見てみたかったと、少しばかり残念に思う。
まあ、派手に戦争をやっていれば焼け出されて奴隷落ちする人間などを安く買い叩く機会だろう。
奴隷市場の方を回って、入荷具合を見て回るのもいいかもしれないとアルコールが回ってほろ酔い気分になってくるのを感じながら思索を巡らす。