2015/11/09 のログ
■ケイシー > 「そっか、信用されてる訳だな。」
実際そうなのだろう。これがもしも逆の立場で、ケイシーが修道所暮らしなのであったならば、許可など下りなかったに違いない。
尤も、ケイシーならば好き勝手に抜け出しそうなものではあるが。
「猫に開けるというか…うーん。」
どう説明したものか。まあ、取り合えずは移動である。
さほど離れても居ない場所に小さな店が有った。戸口には小さく「月光の歯車」と記されている。店の名前だろうか。
閉めてあった窓口の木戸を一つだけ開ける。ランプに火を灯せば、色々な物が雑多に置いてある店内が浮かび上がった。
「適当に、ああいや適当に座ったら危ねぇか。そこのイスにでも腰かけてよ。」
そういうとケイシーは暖炉にも火を入れる。やや不思議な色合いの炎が、店内を更に明るく、暖かくしていく。
ご案内:「平民地区の繁華街」からツァリエルさんが去りました。
■ケイシー > << 中断状態です、他の方使われる際は気にせずお使いください。 >>
ご案内:「平民地区の繁華街」からケイシーさんが去りました。
ご案内:「平民地区 川のほとり」にテアさんが現れました。
■テア > 「―――……ふッ! ……しッ! ……てやッ! ―――……やぁあッ!」
気声としては控えめで弱々しい声音と共に、鈍色の銀閃が早朝の冷気を薙ぐ。
群青の空の端がようやく曙光のオレンジに染まり始めた時間帯。
冬の入りを強く感じさせる身を切るような寒さの中、街人の数もまだ少ない川のほとりで、一人の娘が剣を振るう。
古式の剣型を真似ただけの、要諦を外した剣の流れ。
見るものが見れば―――否、恐らくは素人が見ても分かるだろう、洗練されていない我流の動きだった。
しかし、剣を振るうその娘は、戯れの一環として行っているのではない。
華奢な体躯からもうもうと立ち上る湯気と、健康的に焼けた肌を濡らす汗の量を見れば一目瞭然。
腕は未熟、訓練法も間違っている。
それでも、気弱げな顔立ちが見せる表情からは、その世界に生命を賭ける者ならではの真摯さがはっきりと滲んでいた。
■テア > とは言え、娘の姿を見た大部分の者が最初に目を止めるのは、拙い剣閃でも、真剣なその表情でもないだろう。
半袖チュニックのその胸元。
野暮ったい服装の上からでもはっきりと分かるほどに大きな双乳。
南方の果実もかくやと言わんばかりの巨乳が、娘の動きに合わせて奔放に揺れ撓む様に、ほとんどの目が向けられてしまうはず。
現に、娘の姿に気付いて脚を止めた少年――職人街から親方の使い走りに出たのだろう少年は、派手に揺れ動く胸を揶揄するからかいの言葉を投げかけて逃げていく。
からかいを受けて慌てて豊乳を抑えた少女の頬が、訓練の熱気とは別種の赤に染まっていく。
小さな唇を不満気なヘの字に曲げて視線を落とした。
顎先から伝い落ちる汗がたわわな柔肉の谷間に落ちる様子を恨めしげに睨む物の、それで育ちきった乳房が縮むはずもない。
再び顔を上げた翠瞳が正面を睨み、潰れた豆から血の滲む小さな手の平がショートソードの柄を握り直して
「―――……はぁッ! てぇい……ッ!」
再び銀弧を描き始め、朝日に煌めく汗を散らす。
ご案内:「平民地区 川のほとり」にシドさんが現れました。
■シド > 宮廷への朝議に赴いていた。馬蹄を響かせながら平民地区を渡る最中だった。川辺にと注視を集める存在に気付いたのは。
好奇と劣情の視線を投げかけられるその者へと馬上で眺めていた青年はいつしか馬の手綱を話して見守って。
興味が惹かれたのはその雄そそる体型か、剣を扱うものとて見捨てない井手達か、それとも憐憫に等しかったかもしれない。
朝日の燦然とした明かりを受けた銀髪を風に靡かせ、颯爽と細いシルエットに近づいていく。衆目は貴族の姿を改めて蜘蛛の巣
と散らしていくにも意に介さず。
「剣は腕で振るものじゃあない……全身だ。それじゃ人どころか紙だって斬れやしない。」
いつしか少女の傍らの岩にと腰を下ろし、前掛かる銀髪を掻き揚げながら囁く。
覗く葡萄色の瞳は、今だけは艶めく肌ではなく陽光照り返す銀の切っ先へ注がれていた。
■テア > 市が立つ前の早朝から、日の登る前の暗がりからトレーニングを開始するのは、卑猥に膨らむ己の胸と、稚拙で滑稽な剣の振り方が人目を集めてしまうことを知っているから。
それでも、訓練の終わり際にはこうして多くの目を向けられてしまうこともある。
ニヤニヤ笑いと共に向けられる舐めるような視線と、からかいの声音に気付きつつもそれを無理矢理に意識の外に。
ただただ無心に剣を振るう。
「――――………っ!?」
そんな状態であったからか、近づく気配に気付くのが遅れた。
不意に掛けられた声音は思いの外近い場所からの物であり、生来臆病者の少女はビクンッと面白い程に汗塗れの体躯を震わせて振り返った。
勢い良く振り向く動きに豊乳が撓む。
その胸の前、ショートソードを握りしめる右の手首に左手を添え、警戒心丸出しな翠瞳を向けながら声の主を観察する。
女の様に艶やかな長髪。
己の身につけたボロとは素材からして異なる高級そうな着衣。
黙っていても品を感じさせるその所作を見るまでも無く分かる。
貴族だ。
警戒心を強めた少女はジリ…と小さく後ずさりながら、橋の袂に置かれた己の荷物に目を走らせた。
タオルと水袋くらいの物ではあるが、貧乏人の駆け出し冒険者としては回収しておきたい所。
彼の掛けてくれた言葉に返事を戻す余裕も、それどころかその言葉の意味を考える余裕もない。
■シド > 言葉が悪かったか。相性が悪かったか。返答なく警戒露わに剣を抱える者へ片眉吊り上げても目元に笑みは残留させた儘。
「アドバイスのつもりだったんだがな……何か言ったらどうだ?それとも……。」
葡萄色は相手に縫い付けられる。獣と対峙するかの間合いの取り方、忙しなく状況を把握する碧の眼差し、そして値踏みされるかの眼光を。
一度と瞼できつく覆う。さて言葉重ねたとて心を許しはしまい。思考を纏めるかに薄く睫毛擡げては、立ち上がる。
碧に眸の位置より高らかに眺め下ろすに至る。
「先ほどまでの素振りは遊びだったのか?不審な輩と対峙してもすぐに後退りはするな
……朝議までの間、ちょっとだけ稽古をつけてやろうか?」
腰に掲げた獲物をすらりと引き抜く。相手の剣と同じ長さの獲物。陽光の煌めき満面に宿すその切っ先を向けていく。
もう片方の掌は緩やかに手招きを。眸はまつらう睫毛を震わせて笑っている。
■テア > (―――アドバイス……? 貴族が、私に……?)
油断なく青年を見つめたまま、先程の言葉を思い返す。
彼の言葉が己の滑稽さをからかう物で無かった事にようやく気付いた。
「――――……は、……。」
緊張と疲労に掠れた小声は、彼の耳に届く前に冷たい風に掻き消された。
紅潮した顔、顎先から汗を伝い落としながら唾を飲み込み、再び小さな唇を開こうとするも、彼が立ち上がる動きを見せればひとたまりもなく怯む。
更に一歩後退り、短剣を握る手に力が篭もる。
未だに名残惜しそうな瞳が袂の手荷物をチラリと見つめ、再び男の元へと戻る。
少女にしては精一杯の声量が、見た目相応の年若く瑞々しい高い声音を響かせる。
「―――ぁ……遊びじゃっ、……な、ない……です。―――けい、こ……?」
青年貴族の言葉の締めくくりを飾ったセリフに、警戒一色だった娘の表情が変わる。
予想外の言葉に対する驚きと困惑。
彼の剣が鞘走る音に、再び娘の表情が引き締まった。
更に一歩、今度は飛びのくように距離をとって腰を落とす。
痛いほどに握りしめた短剣の切っ先が無様に震え、怯えながらも威嚇のためなのか、精一杯に眉尻を吊り上げて
「――――ど、どうして……? ぁ、遊び、ですか……?」
■シド > 肉を斬り血を吸い人を躯とす短剣を構える手は幾度も組み直して軌道を読ませないように。いつ踏み込みてもいなせるように。
青年の周りに反射光が幾多も角度を変えていくが、返される言葉に動きを止めた。
「遊びじゃない。そのつもりでやっていたのは分かるよ……だが周りにはそう見えていなかった。分かっていたはずだ。
だから、見るに忍びないから声を掛けた。私は間違っているか。」
強張り竦みて動かぬ少女に対して悠然と佇む青年はその虚空に何度も銀の軌跡を描いて手慰みを弄ぶ。
手合いに向ける特有の眼光はもう失せて、茫洋と眺める葡萄色を薄く俯かせて長い前髪に隠した。
秋混じる朝のさやかな大気に励む者を見るは清々しく、其処に力添えを加えたくなった、ただそれだけのこと。
さりとてその者が己に……男に気を許すものではないと察したのは声を掛けた後のこと。
不注意で起こした邂逅に言葉の交接望めぬならば、剣を交えて物語紡ごうとする。
そんな恣意、果たして伝わるかどうかわからねど。再び仰いだ顔は離れた相手に向けられる。
警戒心も下心もない、はんなりと目元を細めた柔らかな容として。
■テア > テアがショートソードを近接の為の武器として選んだのは、貧乏人の予算不足と、貧弱な膂力でもどうにか扱えるというただそれだけの理由。
長剣とはまるで異なる短剣ならではの利点を活かした使い方など知るはずもない。
しかし、眼前の貴族はその長身を裏切らぬ充分な膂力を持ちあわせているのだろう。
ショートソードをナイフの如く扱う変幻の動きは、とてもテアがかなう相手でないことを示していた。
どこから、どの様な軌道を描いて迫るかも分からぬ剣の動きに、臆病な女狩人が取れる防御方法は手もなく距離を保つ事くらい。
「ま……間違っては、いないと思い、ます……でも……。」
相手は男であり、その上貴族。
そんな相手が、薄汚れてちっぽけな自分に親切心から声を掛けるだなんてとても信じられなかった。
とはいえ、彼の剣が見せる舞はきちんとした指導を受けて、しっかりとした研鑽を積んだ物に見える。
テアをからかい、戯れの慰み者として扱おうとするチンピラとは異なる真摯な気配も感じられる。
信じてもいいのだろうか。
そんな思いがチラリと覗く。
しかし、己よりも明らかに上の力量を持つ相手に、自分から飛び込んでいくだけの度胸もなく、貴族らしからぬ態度を見せる青年に背を見せて逃げ出す事も出来ずにいて。
■シド > 滔々と沸き出ずる水にも似た、想いの篭る詞。聴覚を震わせて揺らして吹き込まれる高い声音を受けた青年は―――
柔らかくそよぐ笑みを幾許か薄める。
「でも……信じられない。それに、大の男に向かっていくのも難しいか……。」
眉間に指を当てて薄く眉間に皺を寄せてゆく。思案。 ――鍛錬積んでるのだから実戦にも興味があるかと踏み、間違えていたようだ。
もう既にショートソードは腰につけた鞘の中にと収めている。胸前で腕同士組み絡む、盛り上がる二の腕に指を何度も当てて考えに及ぶ姿を暫し続けて。
「構えて。もう一度私の前でその剣を振ってみろ。お前を襲ってくる相手を斬るつもりでな。」
静寂を破るは青年の大きくなくとも低く澄み渡る声音だ。その指示に従うならばじっと見守ろう。
やはり警戒が強ければ立ち去ろう。
■テア > どこまでも臆病な心根を言い当てられ、未熟な女狩人の双肩がビクリと跳ねる。
眉間に手を当て思案する様は、隙だらけのようにも見えるものの、それでもテアには斬り込んで行く勇気は持てない。
そもそも、男と斬り合いをするだけの覚悟も決めていないのだ。
にも関わらず短剣の切っ先を向けてしまっている辺りが、テアの剣士としての未熟さ―――否、剣士としての入り口にすら立てていない覚悟の無さを示していた。
ふと気付けば、暁光を反射して己の魂を刈り取ろうとしていた彼の短剣は鞘に収められていて
「―――――はあぁぁぁぁあ………。」
いつしか止めていた呼気を、魂そのものを吐き出すようなため息と共に再開させた。
実際に切り結んだ訳でもないのに、驚く程呼吸が乱れている。
繰り返す呼吸が、細い肩と豊かな乳房を幾度も上下させた。
「――――は……はい……っ。」
改めてこちらに掛けられた声音、それに対して答えた言葉は自分でも驚く程に素直な物だった。
袈裟斬り、横振り、腹部へ、喉元への連突き。
脚の使い方も出来ていない、腰の捻りも効いていない、貧相な腕の力だけの手振りが、それでも風を斬る音と共に汗を散らす。
澄んだ翠の双眸がチラ、チラ、と傍らの長身を不安げに見る。
彼に襲われるのではないかという不安ではなく、己の動きに対する指導を請う様な色。
■シド > 「剣は人を傷つける。下手をすれば大切な者もな。だから持つときには緊張も必要だが……呼吸を忘れるくらい張り詰めるのも考えものだ。」
ストレスを与えた一端が酷く呑気に告げて見守る。ついでにその誘うかに揺れる乳房も一瞥して。
想像よりぐっと素直な声が聞こえるのに腕を組み直して頷いた。
やがて繰り広げられる素振り。空斬る音を響かせる鋒からその手の握り、姿勢までもゆっくりと葡萄色が眺める内に額に汗が浮かんでしまうのに。
此方に向けられる眼差しにこほん、と口元に寄せた手に咳払いして。
「一生懸命なところは評価するが。近くで見ると流石に酷い。口で説明するには量がありすぎるから ――警戒するんじゃないぞ。」
酷くゆっくり足取りで長駆を少女の背後に巡らせる。
避けなければ伸ばした逞しき腕が細腕に寄せられて、伸ばしきったそれを腰の方に引き寄せようとする。
■テア > 「はい、わ……わかり、ました……。」
おかしなことになっている、と思う。
いつものように暗がりの中起きだして、凍えるような寒さの中で鍛錬を開始した。
それなのに今、見知らぬ男に剣を教わっているのだ。
しかも相手は貴族である。
始めの頃こそ遠巻きにこちらを見つめていた野次馬達も、貴族様にいたぶられて陵辱される娘の姿を見ることが出来ないと分かったのだろう。
互いに剣を構えあっての実戦が指導へと形を変えた途端、それぞれの仕事に戻るために散っていた。
川のせせらぎと目覚め始めた街のざわめきの中、テアの気声と未熟な剣筋が風を斬る音だけが響いている。
ひとまずの信頼を勝ち得た彼の目が、恥ずかしいくらいに揺れる豊乳に向けられている事には気付いていない。
聞こえてきた咳払いに型とも言えない出鱈目な動きを止めて、心なしか姿勢を正して青年貴族に向き直る。
「――――……は、はい。」
しょぼん、と少女の肩が落ちた。
己の動きが拙い事はわかっていたけれど、どうやら想像以上にダメらしい。
近づく長躯に緊張し、少女の身体が強張る物の、先ほどの様に剣を向けたりはしない。
背後に回るその動きを、居心地悪そうにもじもじしながら見送って、されるがままに身を任せる。
彼の腕に触れられて、まるで背後から抱きすくめられる様な姿勢にビクッと震える。
汗塗れの身体から立ち上る匂いと、不覚にも早まってしまう胸の鼓動に頬が染まる。
■シド > 「恥ずかしいのは分かるが、剣のことだけに頭をおけよ。お前を抱きたい気持ちはあるが、それとこれは別だ。意識を集中しろ。」
此処に、と。柄を握りしめる細い指達を包み込む …―――周囲の状況も、身分差にありえぬ現況も、青年には見えていなかった。
昔から、興味持った物以外に意識を払えない性分だ。
腕のフォームを直したのならば姿勢を修正せんと、その股座の合間に長い足を差し込む。
より足を開いて重心を低くしようと厚い内腿が股座に当たってしまうやもしれないが。
そして掌はたわわと揺れる乳房を握りしめて引き寄せる。より背筋を伸ばそうと、チュニック越しでも盛り上がる筋骨に背筋を添えさせて。
「足の踏ん張りがないから素振りに重みが伝わらない。この立派な胸のせいで背筋がややまがって背筋の力が入らない。
これで多少はマシになるだろう。剣を振ってみろ。」
背後より細い括れを抱きしめたまま中腰となり、目の前の耳朶に低く囁いた。
香り立つ女の汗香に無意識に掛ける声に熱がたゆたう。
■テア > またしても心の内を言い当てられ、日に焼けた少女の頬がかぁぁぁっと色濃く熱を持つ。
抱きたいと言われて心臓と肩が跳ねるも、剣の師としての立場を崩すつもりはないらしい。
その気遣いを有りがたく感じつつ、それに応えるためにもと緊張気味の熱い呼気を吐き出して気持ちを落ち着かせた。
教えられるまま柄を握る。
握り方からして間違っていたことに今更ながら気付いた。
黒色のスロップスの内側、引き締まった尻肉を撫でる青年の太腿の感触と熱。
「――――や……っ。」
思わず声を漏らして身を固くするも、強張った身体から無理矢理に力を抜いて彼の指導に姿勢を合わせる。
「―――あぅっ!? ……ん、ぅ。」
チュニックの下、白色の帯にて締め付けられていてもたっぷりのボリュームと柔らかさを感じさせる乳房。
彼の手指に握られて、思わず甘い声音が漏れた。
背に密着する身体の硬さ。
女の身体とはまるで違う、男の身体。
どうしようもなく意識してしまう。
項に、耳朶に吹きかけられる男の吐息に、ぞくぞくっと背筋が震えた。
それでも、頬に集まる羞恥の熱を、頭の中から追い出して
「―――は、はい……っ!」
短剣を握る細腕を胸の前で交差させて持ち上げる。
腕の動きに潰された豊乳が、チュニックに大きな皺を刻みこむ。
「――――はぁ……ッ!」
ヒュンッ。
振るった短剣が立てたのは、これまでとは違う鋭い風斬り音。
動きの残滓に撓む乳房を感じつつも、少女は己の動きに確かな手応えを感じていた。
振り向いて肩越しの青年を見つめる顔には、はっきりと喜びの色が滲んでいた。
―――が、鼻先を彼の銀髪に擽られ、予想外の距離の近さに気付かされ、慌てて少女は飛び下がる。
どうしようもないくらいに赤く染まった顔を、勢い良く下げて隠しつつ。
「―――あっ、ありがとうございましたっ。」