2015/10/25 のログ
■シオン > (部屋代まで出してもらって悪い気がしたが、流石にそこまで出す余裕はなかったのでそこには甘えておくことにする)うう、やっぱり凄く柔らかい…よろしくお願いします(腕を抱かれて後を付いていきながら、肩のあたりに当たる胸の感触に気持ちよさを感じて、これから部屋の中で始まる行為に期待してしまっていた…そういえば名前すらも聞いてなかった気がするが、それは後でも言いかと後まわしてしておこう、だって呼ぶ時に分かればいいのだから)
■フランネル > (彼の腕を抱いたまま、軋む階段を登って扉を押し開け、ランプに明かりを点す。すぐに、テーブルひとつにベッドがひとつだけのシンプル極まりない内装が淡い光の下に浮かび上がった。いままで誰もいなかったひんやりとした空気の中を彼をつれて横切り、テーブルに荷物を置く。彼にもそうするよう促してから先にベッドに座ると、きし、と、木製のフレームが軽く軋んだ。かかとをこすり合わせて靴を脱ぎながら、両手をあげて自分の背中に回しつつ)ん……。うーん……。ボタン……(少し難しそうな顔で、自分の背中をごそごそすると、ワンピースの襟元でむにむにとまた乳房の丸みがうねる。と、そこでふと何か思いついたような顔をすると、両手を下ろしてしどけなくベッドの端で彼に背を向け)ふふ、やっぱり自分で脱ぐのやめましょうか。ね、背中のボタン、外してくれないです? えーっと……。あら、そういえばお名前もまだでしたね。なに君でしたっけ (肩越しに彼のほうを振り向いて、来てくれるのを待ちながら)
■シオン > (部屋はシンプルな作りではあるが、何度か泊まったことのある自分には馴染みの深いものだった…とは言え、この酒場の二階で誰かと泊まったことはなかったのだが、やはり少しは落ち着く。マントを脱いで椅子の背もたれにかけて、後に続くようにベッドに向かっていき、背を向けられて隣に座って頼まれたワンピースのボタンを外していき)名前ですか、僕はシオンって言います、お姉さんの名前は…?(こちらを向いた相手の顔見ながら尋ねて、ワンピースのボタンを外し終えれば其処から手を入れ、背中を軽く一度だけ撫でるようにして、外し終えた事を伝える)
■フランネル > あん (黒いワンピースのボタンが全てくつろげられると、対照的に白い背中が脱皮でもするようにその中から現れた。その背に触れられ、驚いたような、だが少し甘みを含んだ声を短くこぼして身じろぎすると、黒い布地がするりと肩から滑り落ち、両手で胸元を押えていたせいで腕の辺りで止まった。彼のほうをもう一度振り返ると、んふ、と、薄く笑って)フランネル、です。……ふふ、ほら、あったかくて柔らかいですよ? (言いながら彼の手を取ると、ワンピースがさらに滑り落ち、白い下着に包まれたふたつの丸みがランプの灯りの下で露わになった。そこへ彼の手を導こうと)
■シオン > (背中に触れたときに零れた声に少しだけからかわれた仕返しを出来た気がして少しだけ笑みが浮かんだ。相手の名前を聞けば少しだけ考えるようにして)フランネルお姉さん?フランネルさん?(尋ねるように二つの呼び方で呼んで欲しい方で呼ぼうと、もしくは他の呼び名の提示があればそれでも良いのだが)ふぁ…(手を取られて逆らうことなく、白い下着越しのではあるが、胸に手が触れると幸せな柔らかさに小さく声を漏らして、手のひらに収まりきらぬその胸を、柔らかさをしっかりと感じるように指を動かして胸に形を変えていく)大きいし、本当に柔らかい…(幸せそうに少しとろんとした声で感想をポツリと漏らした。この場ではその呟くような言葉でも相手の耳には十分に届くだろう)
■フランネル > んふ……かーわいい。ほら、おいでです……(もう一方の手を伸ばし、彼の頭を自分の胸元へ抱き寄せながら後ろへゆっくりと体を倒す。髪に鼻先をうずめるようなキスをひとつ、ふたつ落としてからふんわりとした手つきで彼の髪を撫で、首筋から背中まで優しく撫で下ろして)呼び方は、シオンくんがしたいふうにしてくれていいですよ。……ふふ、ところでシオン君はどこで出したいです? 手が好き? 口が好き? こども作るみたいにしたいです? それとも、やっぱりおっぱい? (彼の頭をなでながらゆったりとした口調で訊ねつつ、太ももで彼の股間をむにむにと捏ねるように探る)
■シオン > (胸元に抱き寄せられる動きにはむしろ自分から胸元へと顔埋めていった…思った以上の大きさと柔らかさにこのままこの幸せを味わっていたいと思いつつも、呼び方とどこに出したいという質問には胸に甘えるように顔を埋めながら考えて、少しだけ顔上げる相手を見つめて)フランネルお姉さんで…えーと、おっぱいも魅力的なんですけど、子供を作るほうのやり方が…(普段ならそういう言い方はしないものの相手が提示してきた言い方で自分の要望を伝えて、太股が股間に触れてくれば、すでに大きくなっていたものがズボンの上から太股を押し返すように興奮していることを主張して、胸元に顔埋めながら太股の感触に熱い息を吐いて)はぁ…太股も柔らかくて、気持ちぃ(蕩けた声でそう言って、自分からも太股に股間を押し付けるようにしていく)
■フランネル > あら (彼の答えを聞くと、垂れ目気味の目を驚いたように一瞬見開く。ぱちぱちとまばたきしたあと、くすりと笑って両手を彼の服にかけつつ)おっぱいに挟まれたいって言うのかと思ったですのに、そっちが好きなんです? そんな可愛い顔なのに、初めてさんじゃないんですね(太腿に押し付けられる熱く固いこわばり。脚と腰を使ってゆっくりとそれを捏ねながら、するすると彼の着ているものを細い指で綺麗に脱がせていく)もったいないですから、そんなところで出したらいやですよ? (囁きながら、今度は額にキスを落とそうと)
■シオン > 挟まれたいと思ってないわけじゃないんですけど…(そんなに驚かれるとは思っていなかった、確かにここまで胸に興味を示していたからそう思われても仕方ないけど、やはりするなら二人で気持ちよくなりたい)初めてじゃないですよ…経験豊富かと言われるとそーでもないとは思いますけど…(服は自分で何をすることはなくとも、簡単に脱がされていってしまい、もったいないという言葉にはしっかりと頷いて、額に唇が近づいて来たのに気が付けば、顔の位置を変えて自分から唇を近づけて相手の唇を奪いながら、自分の服を脱がせてくれた御礼にと相手の下着にも手をかけていく)
■フランネル > ん…… (額に落とそうとした唇は、唇で迎えられた。ふ、と、微笑んでそのまま唇を重ねると、ちろちろと舌で彼の唇をくすぐる。そして、少しだけ顔を離すと、鼻先が触れるぐらいの距離で)もっと甘えてくれていいですのに。……ふふ (短く笑ってから再び重ねるキスでのじゃれあい。浅く、深く、舌を差し入れ、絡めながら自分も着ていたものを全て取り去ると、片手で彼の男根に触れ、軸をゆるく握ったまま、ころりと横に転がって彼を下に組み伏せる。そして、少し名残惜しげに体を起こし)シオンくん、1回で降参しちゃったりしないでしょう? いろいろしたらいいですよ。じゃ、念のため一瓶め、置いておくですから……(ことりと窓枠に置かれる、ほんの小さなサイズの硝子瓶。そして体を返すと、ほとんど無家の秘所をさらすように彼の顔をまたぎ、彼の股間に顔を伏せて、張り詰めている男根に口付ける)ん……
■シオン > (唇を重ねたことに関してはもっと甘えていいという言葉だったが、それに関しては小さく笑みを浮かべて)甘えたつもりですよ、フランネルお姉さんとキスしたくなっちゃって…強請ったみたいな感じです(自分から唇を重ねたけれど、こちらも気分として強請ったようなもので、こちらのキスの後のキスのじゃれあいは自分にとっては強請ったとおりのものでとても気持ちよく感じた。自分のものに触れたかと思ったら、あっという間に自分の上に相手が居て一回で降参したりしないでしょうという言葉と共に置かれた瓶を見て、それは何に使うのだろうと思うまもなく、自分の目の前には相手の秘所があり、自分のものに口付けられたのを感じれば小さく声を漏らしながら、相手の秘所へと自分も舌を這わせていく)はぁ、んんぅ…ん……(秘所の味と女性特有の香りにどんどん滾っているのを相手に伝えるように相手の目の前で男根が震える)
■フランネル > んぁ、ふ…… (腹ばいになるように体を低くすると、彼の腹の上でふたつの乳房がむにゅりと潰れた。両手で彼の華奢な太腿を抱いて大きく開かせ、震える男根に舐るようなキスを重ねる)ん、ふ、むふ、ぅ……。くぅ、はふ、ん、ん、んん…… (先端から雁首へキスを重ね、雁首に舌を絡めてゆるゆるとねぶる。そして再び先端へ吸い付くと、そのままちゅるりとそれを口に含み)んー……っ! (ちゅうーっ、と、音をさせてぴったりと頬と舌で包み込む。そして、ゆっくりと舌を巡らせ、粘っこく亀頭の表と裏を磨くようにしながら前後に首を振って根元から先端へのスクロールを始めると、さらさらと髪が彼の内股をくすぐった。その間にも、彼に愛撫されている秘所はゆっくりと開き、甘い香りをさせながらとろとろと蜜を溢れさせ始めて)んふぅ……っ
■シオン > はぁ……(相手の身体が自分の上に重ねるようになり、胸の柔らかさを感じて触れ合った部分が熱くなったようで、もちろん胸の感触は気持ち良いのだが、何より触れ合っている部分が増えたことがより気持ちよかった)んんぅ、ぁ……(相手の舌で唇で口内で男根が刺激されて腰の辺りに痺れるような感覚が生まれる)はむ…んぅ、ちゅ……(自分に与えられる気持ちよさはどんどん強くなってくる。それに比例するかのように秘所から蜜が溢れてきて秘所に口を押し付けるようにしてその蜜を嚥下して、舌を蜜の流れに逆らうに奥へと押し込んでいく。蜜を飲み込むたびに自分の中に相手の熱がお腹の中で感じれるような感覚がし、飲みきれない蜜が口の脇から零れていく)
■フランネル > んふぁ……(にちゅ、と、粘っこい音をさせながら、ひくひくと震える男根から顔を上げる。そして、ゆっくりと振り返ると、彼の口元は自分のこぼした蜜でべたべたになっていた。あら、と、小さく呟くと、もう一度身を返して彼の肩に両手を添えるように乗せて身を寄せると、その頬や口元に舌を這わせ)ふふ、ごめんなさいです……。シオンくんのが素敵で夢中になってるうちに、いっぱい濡れちゃってましたね…… (ぺろ、れろりと舌を大きく這わせるたび、彼の胸板の上でむに、むにゅと自分の胸がつぶれて、先端が彼の乳首とこりこりとこすれる。ん、はふ、と、時折甘く濡れたため息を漏らしつつそれをしばらく続けた後、目を開くと薄く緑の光を放つ瞳はすっかり潤んでいた。はあっ、と、ひとつ熱っぽいため息をついてから)……わたしが上でいいです? それとも、シオンくんが犯したいですか?
■シオン > (身体の位置が変えられるときに秘所から唇が離れていくのが寂しく感じたが、蜜で濡れた頬や口元に這ってくる舌の感触が気持ちよく寂しさはすぐに消えた。自分の上で押し付けられることで潰れる胸の感触も気持ちよく、身体中相手が触れる場所全てが気持ちよくなっているように感じた)はぁはぁ……気持ちぃ…(相手の瞳に見つめられてこちらも同じように潤んだ瞳で見つめ返して、問いかけられた質問はどちらも魅力的ではあったが、甘えたいという思いが強く、一度大きく熱い息を吐いて)ふぅ…フランネルお姉さんが…上でしてください…僕を犯しちゃって良いですから…(求めたのは今の体勢のままして欲しいという言葉で、自分が犯すのでなければ自分が犯される立場であるという部分からも出た言葉だった)
■フランネル > んふ……。わかりました。それじゃ、いただきますね…… (もう一度、ちゅ、と、唇をごく軽く重ねると、ゆっくりと体を起こす。右手で彼の腹の辺りを撫でると、腹に張り付くほどに勃起した若い男根の硬く熱い感触があった。そっとそれを天井を向くように引き起こすと、まず少し腰を沈め、先端だけを入り口で咥えて)あん……かたぁいです……。それに、こんなに脈打って……。素敵ですよ、シオンくん。いいオルゴンがいっぱい集まりそうです……。んん……っはぁ、あぁ、くぅう……っ (うっとりとした表情で言いながら腰を沈めると、熱く濡れた襞の群れが彼を柔らかく包み込んだ。ぺたんと彼の腰の上に座ってしまうと、両手を彼の腹の上についたまま、すう、と、息を吸い込む。うっすらと腹に筋が浮き、きゅうっ、と、襞が彼を強く締め上げて)
■シオン > (軽いキスを受けて、待ちわびた行為に身体が震える。すぐには全部を入れることはされず、先端だけが飲み込まれて行けば、頭の奥から電気が走ったかのように快楽が身体を走り)あぁ、熱い…フランネルお姉さんも、素敵です…はぁぁぁ、んっ……(どんどんと飲み込まれていく男根、襞が包み込むように絡みついてきて、全部が飲み込まれて、膣内で一段と男根が大きさを増して、襞が強く締め付けてくると、それは快楽を一段と強くさせてくる)んっ、はぁ……き、もちぃぃ…ふぁ、っ……(蕩けた表情でその快楽を受け止めて、何かを求めるように手を伸ばして相手の胸へと触れていった)
■フランネル > はぁっ、ん…… (体を前へ倒すと、亜麻色の髪の幾筋かが汗で肩に張り付き、残りがさらさらと肩を越えてこぼれた。乳房を彼の手に与えながら、にこぉ、と、とろけた微笑みを浮かべると、彼の上で腰をうねらせ始める。胎の奥、蜜壷の中でぽってりとした柔らかな襞が彼の男根の軸をこすり、雁首をむちゅむちゅと音がしそうな感触でねぶり、裏筋にも甘く吸い付く。熱くねっとりとした感触で包み込むような腰使いで彼を犯すと、触れられている乳房がふる、ふる、と揺れた)いいお顔ですよ、シオンくん……。ふふ、とっても、気持ち良さそうでうれしいです…… (囁きながら少しずつ体を前に倒し、やがて口付けまで重ねると、彼の舌に自分の舌を絡め、上下でつながったままねちっこく攻め立てる)ん、ん、んふ、んはぅ、はぁ、あぁ、あふ、んん……っ! (いかなる技術か、吸い出すような締め上げも加えて。朝までと借りた部屋は結局昼まで借りることになって、追加料金を支払うことになったが、収支的には黒字と満足げだったとか……)
■シオン > (伸ばした手には求めたものが与えられて、笑みが浮かんだその表情を瞳に映して、腰が動かされれば先ほどまで以上の快楽で男根を刺激してくる。襞が絡みつき、まるでそれ自体に意思でもあるような)ふぁ、んぅ…イクッ……(それほど持つわけもなく、キスをされながら吸い出すような締め付けを受けて膣内で大量の精液を吐き出していく…昼間で借りた部屋で何度精液を吐き出したかは本人ですら記憶はあいまいであろう)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシオンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフランネルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール マリーの拠点」にマリーさんが現れました。
■マリー > 「あっだだだだだ!!」
ベッドから立ち上がろうとして、全身が悲鳴を上げてそのままベッドに突っ伏した。
先日の無理な脱出、そのツケは大きかった。
上空に投げ出された体は、弧を描いて王都の方に飛んで行った。のはいい。
が、問題は着地である。
魔族ならいざ知らず、空中に打ち出されて、そのまま落下したら人間は死ぬ。普通死ぬ。
なので、手持ちの衝撃緩和の巻物(スクロール)を使って衝撃を減衰させたはいいのだが、それでも相殺しきれず、全身打撲と言う結果に終わっていた。
それでも、あの場でぐずぐずしているよりははるかにマシだったろうが。
それに加え……あの場で使用した『紫電一閃』は、過剰な電気を見に纏う技。
使用後、しばらく全身の筋肉が痙攣を起こし、動けなくなってしまうというデメリットがある。
服の胸部は破れ、全身は痙攣し、放っておけば「どうぞ、犯してください」と言わんばかりの状態で拠点に戻る事が出来たのは、幸運と言う他ないだろう。
にしても。
「あっのやろぉ……!」
腹が立つのは先日一応共闘のようなものをした、騎士。
なんと、自分が危機に陥ったと見るや、あっさり見捨てて撤退してしまったのだ。
■マリー > 「分かるけど、分かるけどさぁ!」
そりゃあ、あの場で更に上級魔族二体と交戦するのは如何にも分が悪い。
それくらいはバウンティハンターとして魔族と戦ってきたマリーにだって重々承知だ。
でも、それでも一応アイツら、国民を守る騎士団だろ?だったら助けようとしてくれたっていいじゃないか!と言うかそうすべきじゃないか!
そう思うたびに、イライラが募るのである。
「待ってろよぉ……ぜぇったいにお礼参りしてやるからな……!」
疲労と怒りで完全に座ってしまった目をしながらそんな怨嗟を口にする。
丁度、生きて戻ったら第七兵舎に来いって言ってたし。その時に、貰うモン貰うついでに一発お見舞いしてやる。
■マリー > が、それよりも今は体力回復だ。
『雷速反射』による体全体へのダメージも抜けきっていない。筋肉は悲鳴を上げ続け、呼吸をするだけでも軋んでしまう。
『雷速反射』も『紫電一閃』も、強いのは強いのだが反動も強すぎるのだ。
だからこそ、前準備にこそ手はかかるが、その後は簡単な『天雷一鳴』を優先したともいえる。
「……ふふっ」
そう。天雷一鳴。
自然の雷を誘導する、マリーの最大火力。それは……かの吸血姫、ロザリア=Ⅳ=キルフリートにも通用した。
あの吸血姫に反応すら許さず、膝をつかせたのだ。
無茶をして魔力欠乏に陥っていたようであるため、万全にロザリアに通用するかは不明ではあるが……それでも、あの強大な吸血姫に有効な一撃を見舞う事が出来た、と言うのは、マリーの中で確かな自信になっていた。
「ボクの技は、通じるんだ。上級魔族だってどうしようもないわけじゃない。こうやって名声を積み重ねていけば、いつかは……!」
いつかは、雷光のマリーの名が家族にも届くはず。
今はどうなっているかもしれない、母と姉。探しても探しても見つからない、大事な家族。
そこに雷光のマリー、赤毛のマリーの名が届けば、またあの日に戻れるかもしれない。
父親はもう死んでしまったけれど。家族みんなで暮らしていたあの頃に。
そのためになら……命を削る技だろうと、いくらでも使ってやる。
■マリー > おっとりしてたけど、家事が得意で美味しい料理を作ってくれた母親。
しっかりもので、皮肉屋だけどいつもなんだかんだと面倒を見てくれた姉。
彼女らとの日々を取り戻す。それが、マリーの目的だ。
「ママ、お姉ちゃん、待っててね……!」
自分の足でも捜査はしているが、芳しくない。でも、いつかこの両天秤の作戦は実を結ぶはずだ。
その時は……いっぱいいっぱい、恩返しするんだ。
今度は自分が、家族を守るんだ。
その決意、その願いこそが、マリーを突き動かす原動力である。
「でも、そのためには……もっと強い技も、考えないと」
そう。
ロザリア=Ⅳ=キルフリートには通用した『天雷一鳴』も、その場にいた二人の魔族には通じなかった。
何故、雷速……音速を越えた亜光速に後出しで反応が間に合ったのかは分からない。
だが、片方には避けられ、片方には防がれた。最速最強、躱せないし受けれない必殺の一撃を自負していたマリーにとって、この結果は不本意だ。
魔族と言う物は簡単な存在じゃない。『天雷一鳴』や『紫電一閃』を使っても、倒せない場合だってある。
そう言う連中に対応するには、どうすべきかな……そんな事を考えながら、そのままもう一度眠りについた。
ご案内:「王都マグメール マリーの拠点」からマリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」にエドガーさんが現れました。
■エドガー > 王都マグメールの路地裏。
貧民地区よりは治安が良いとされる平民地区であっても、路地裏などに入ってしまえば話は別だ。
寧ろ、なりを顰めている輩などのが潜んでいると言えるだろう。
「………。」
そんな路地裏の片隅で、男は露店を開いていた。
適当な木箱に布を敷き商品を並べる台にしたならば、
その上に小さな宝石を3つ程置いている。
売る気があるのか無いのかは兎も角、男は楽しげだった
「まぁ、私にしては上出来だ。」
■エドガー > 人通りが多い大通りや商店街通りを選ばずに、こうした路地裏を選んだ理由は正直、無い。
ただ、たまたま通りかかるような物好きが居たのならば、売っても良い。
その程度、あくまでも暇潰しの一環として行っているだけだ。
「…人が多いと面倒だからねぇ。」
誰に言うわけでもなく、独り呟いた。
今は路地裏に誰の気配も無い
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」にイルミさんが現れました。
■イルミ > 「せめて、もう少し普通の格好したほうがいいかなぁ……」
大通りから、顔を隠すように三角帽子を目深にかぶって路地裏に入る。普段は避けている人混みに少しでも慣れておこうと思ったのだけど、やはりすれ違う男性達からの視線に耐えられなくなってしまった。当たり前だが、三角帽子に黒いマントは目立つようだ。
「……あれ?」
しかし、その路地裏にももう人がいた。どうやら露店商か何かのようだが、その主から妙な……魔族の匂いがするような気がして、首を傾げる。こんなところで、魔族が商売をやっているわけがない、しかし気になる、と。
■エドガー > 何処から持ってきたのか、椅子の代わりになりそうな木箱に腰かけて、
瞼を閉じて、呑気に鼻歌など歌っている
損得勘定を度外視しているせいか、緩やかに頭を揺らしている。
「~~~~~~………おや?」
どうやら、誰か来たようだと顔を向ける。
黒いマントと三角帽子が特徴的な服装の少女だった。
「こんばんわ。良かったら見ていかないかね?」
口元に笑みを浮かべて、少女へと問いかけた
■イルミ > 「あ……」
声を掛けられた瞬間ビクリと震えて硬直したが、すぐに小さく会釈を返す。こういう機会に男性とできるだけコミュニケーションを取るべき、と自分に課していたからだ。それに、見たところ彼はいかにも陽気そうな青年で、その雰囲気は魔族には見えなかった。
「えっと、何を……売ってるんですか?」
意を決して、木箱を挟んだ彼の前に歩み寄る。その上には宝石が並んでいるけれど、仕事を終えてきた今の所持金ならもしかしたら買えるかもしれない。
■エドガー > 「見ての通りさ。
今日は…ルビー、エメラルド、サファイアと言ったところかな。
小さいながらも、質は良いよ。 どうかね、今ならばお客様一号の君に免じて安くしようじゃないか。」
木箱の前まで歩み寄ってきた少女に、台の上の大きさとしては直径5mm程の宝石を見せる。
ありきたりなセールストークをしてみせては
「そうだね…1つ、1000ゴルドでどうかね?」
少女の反応を窺った
■イルミ > 「ん……1000……」
宝石に詳しい方ではないけれど、これは安い……のだろうか、わからない。それでも思わずおうむ返しに口にした数字には少し喜びの色が出てしまったのは、今の温かい懐の中身をはたけば買えないこともないからだ。とはいえ、
「……うむむ」
安い買い物ではない。もしかしたらいい魔術の触媒になってくれるかもしれないし、何より女として綺麗な光り物には興味がある。じっくりと、並べられた宝石達とにらめっこを続ける。
■エドガー > 聞こえの良いセールストークを並べているが、提示した値段は適当である。
商いの経験など、然程ない男。提示した値段に対する少女の反応を眺めている。
喜んでいるようで、迂闊に手を出せないと言った調子だ
「…よし、じゃあこうしよう。
私の質問に正直に答えてくれたなら…500ゴルドにしようじゃないか。」
にらめっこをしている少女へと男が提案してから
そのままの笑みで質問をした。
「君、サキュバスだろう?」
■イルミ > 「500っ!?」
また提示された数字をおうむ返しに口に出してしまい、さっきから値段のことばかりを気にしている自分が少し恥ずかしくなった。それだけ、500という数字は衝撃的だったのだけど、
「……あ……あ、え、え、えっと、わ、私……」
その減額の条件である質問の内容はもっと衝撃的だった。誤魔化そうとしているうちに口はもつれ、顔は青くなり、額からは汗がにじむ。多分、それはどんな言葉より雄弁に彼の指摘を肯定してしまっているし、その自覚もあった。
■エドガー > 「安心したまえ。私も魔族だ。
別に人間に突き出したりなどはしないさ。」
出した質問に顔を青くして額に汗を滲ませる少女を愉快そうに眺める。
安心させる、というわけではないが自分も魔族だと口にしよう。
幸い、路地裏には2人以外は誰も居ない。
「それで?私の思い違いかな?
そうならば、さっさと逃げないといけなくなるのだがね。」
確認するように少女へと問いかける。
■イルミ > 「あ、あ……」
彼もまた魔族である、という言葉に心は一瞬で安堵したのだけれど、口は相変わらず震えて上手く喋れない。ゴホンゴホン、とわざとらしいまで咳払いをしてみせ、ようやく安心の溜め息をつくと、
「……は、はい、私も……魔族、サキュバスです……」
誰にも聞かれていないのを確認してから白状すると、さっきまで青くなっていた顔が今度は羞恥に赤く染まっていく。
■エドガー > 「ふふ、そうかね。
いや、最初見た時に何となくそうかと思ったのだがね。
私はエドガー。今はしがない老いぼれで宝石商だ。君は?」
態とらしい咳払いをしてから質問に答えてくれた少女に笑みを浮かべたまま
そして、男は自分の名前を名乗って、少女の名前を尋ねる
「では、約束通りに1つ500ゴルドだ。買うかね?」
羞恥に染まる少女に、約束通りに値下げをして尋ねた
■イルミ > 「は……はい、私は、イルミと言います。見ての通り、魔女の真似事みたいなことをして、なんとか食いつないでる、感じです」
身に纏っているマントを軽くはためかせて、魔女の格好をアピールしてみせる。それと同時に、マントの下に隠したサキュバス特有の豊かな体つきも。
「えと……はい、このルビー。500ゴルド、ですよね」
出来れば三つともほしいという気持ちもあったが、さすがにそれは家計への負担が大きい。一番好きな赤い色の宝石を選んで、財布から500ゴルド丁度取り出す。
■エドガー > 「イルミ君か。
成程、魔女の真似事ねぇ…ふふ、中々似合っているじゃないか。
ただまぁ、魔女と言うには、少々おどおどし過ぎかな」
マントをはためかせる少女に似合っていると格好を褒める。
その下の男を誘う身体つきも、しっかりと見えた。
「あぁ、500ゴルドだ。
では、これは君のものだ。まいどあり、と言うべきかな」
少女からお金を受け取れば、ルビーを手に取って少女に手渡ししよう。
それが終わると、他の宝石は片付けてしまい
■イルミ > 「……す、すみません」
おどおどしすぎ、という指摘に恥じ入るようにうつむいたのは、それを自分でもわかっているからだった。今日は男性とも比較的喋れていたほうだけど、それも彼が魔族だったおかげかもしれない。
「ありがとうございます……えっと、もう店じまいですか?」
ルビーを受けとると、大事そうに清潔な布(摘んだ植物などを包むためのもの)に包みながら、片付けられていく宝石をやや名残惜しそうに目線で追う。
■エドガー > 「ははは、気にしなくていいさ。
そういうものは、少しずつ直していくものだからね。」
うつむいてしまった少女へとフォローするように言葉をかける。
エメラルドとサファイアを仕舞っていると、少女から尋ねられて
「あぁ、そうだね。
…もっと見たかったかな?」
仕舞いかけた宝石を、少女へと見えるように掌の上に乗せて差し出して
■イルミ > 「あ、ありがとう、ございます」
彼からのフォローと、しまいかけた宝石をもう一度取り出してくれたことと二重の意味でお礼を言うと、彼の手のひらの上の宝石を見つめる。彼の言葉通り、それは「それなり」以上に上質で、綺麗なものだとなんとなく実感できる。欲しい。けれど、ここでお金を使い果たすと明日食うにも困るかもしれない。というか、今もお腹が空いている。
「……あ、あの……かっ……か、身体で、払うと、いうのは……」
こんなところで魔族に会ったのも何かの運命かもしれない。比較的怖くはない男性相手に「自分の意思で誘惑する」練習もかねて、マントを脱いで自分の身体のラインを露わにしてみせた。
■エドガー > 「綺麗だろう?
宝石の煌めきというものは、見る者を魅了するだけの何かがある。
…人間、魔族関係無しにね。」
掌の2つの宝石を見詰める少女に男は言葉をかける。
それは、男が宝石を扱う時に常に思うことで。
同意してくれないかもしれないけれど、言わずには居られなかった。
「………。」
少女の言葉は男にとって意外だったようで、
その顔を見てから小さく噴き出した。
「いや、失礼…ちょっと意外だったからね。
成程…練習も兼ねているのかな?サキュバスとしての。
あぁ、良いだろう。一晩、君の身体を味わう対価として、この2つの宝石を支払おう」
少女へと2つの宝石を手渡そうとする。少女が受け取れば、
そのまま、少女の腰を抱いてしまうと、服の上から豊かな乳房を鷲掴んで
■イルミ > 「…………」
彼の言うことは何もかもが的確で、心を読まれているのではないかとすら思った。自分は確かに、早急に必要なわけでもないはずなのに、彼の持っている宝石に心を奪われていた。それに 、思いきって誘惑したのが練習を兼ねている、というのもあっさり見破られてしまっている。しかし、それが怖いとか不快だとかは全く思っておらず、むしろ安心している自分がいて、
「……あっ!ん……ぅ……よろしく、お願いします……」
そのまま宝石を二つとも渡され、胸を掴まれても尚、多少の驚きはあっても男性への恐怖はほとんど感じず、彼のことを受け入れていた。
■エドガー > 「あぁ、なんだったら一晩だけじゃなくても
私は全然構わないのだがね?イルミ君は、良い女のようだから。
それで…此処で、というものアレだから宿にでも向かおうか。」
一晩だけと言わず、と欲張った発言を臆面もなくする。
そう言うだけの魅力をイルミが持っているということを告げる。
服の上からでも分かる胸の柔らかさと弾力を愉しみながら
「…ここで良い、というのなら話は別だがね?」
意地悪く、そんな質問をしてみた。
■イルミ > 「……あっ、ぁ、えと、あ、ありがとう、ございます……」
出来るだけ思考を停止することで恥ずかしいという感覚から逃れようとしていたのだけど、彼の言葉がこちらを誉めていると気づくと、すんなりと心がこじ開けられ、顔が真っ赤になる。その赤さは、恥ずかしさだけではなく欲情によるものでもあって、
「んっ、ん……ここ、で……したい、です……」
早く、彼を受け入れたい。そのサキュバスらしい欲望は、魅了、発情の魔法として外に漏れ出した。
■エドガー > 「ふふ、どういたしましてかな?
とは言っても、お世辞で言っているつもりはないよ?
…君が、本当に良い女だと思っているから言っているつもりだ。」
少女の顔を覗きこみ、その瞳を正面から見詰めて言葉を口にする。
笑みを浮かべたままだが、その言葉は真剣みを帯びている。
そして、少女の言葉を聞いたところで身体に変化を感じた。
「…成程。
サキュバスの魅了の魔法とは、こういうものか…いいね、乗ってきた。」
男のケダモノのような笑みを半分作りながら、少女を背後から抱き寄せて唇を奪う。
そのまま、服の中へと手を侵入させて、胸と尻を片方の手で同時に揉み始める
■イルミ > 「……んっ!」
抱き寄せられ、唇を奪われると、こちらからも彼の背に軽く腕を回す。あまり経験の少ない自分から彼のために出来ることは多くない。だからこそ、彼のすることは出来るだけ受け入れると決めていた。どうやら、彼はこちらが垂れ流している魔法に抵抗しようともせず、むしろ受け入れているらしい。その事実は、まるで自分自身が彼に受け入れられているようで嬉しくなり、
「……んっ!ん、ん、っ……っ」
彼への好意が高まると、元から敏感な身体はより敏感になり、胸や尻を愛撫されると目元がとろんと緩んでしまうほど心地いい。
■エドガー > 傍から見れば、常に瞼を閉じているように見える糸目と呼ばれるだろう男の瞼が薄らと開く。その視線は、真っ直ぐにイルミの蕩け始めている瞳へと向けられている。唇を奪い、イルミの咥内へと舌を挿し込んで、口元を汚れるのも構わずに舌同士を絡めていく。
「…ふぅ…ここまで長時間キスするのは久しぶりだ…」
唾液の糸を引きながら唇を離して、男はイルミへ小さく呟く。そう言っている間も、胸と尻を鷲掴みする手は止まらない。発情と魅了の魔法のせいか、多少乱暴な手付きでイルミの肢体を味わっていく。やがて、乳房を揉む手はその先端へ、尻を揉む手は秘部へと向かう。下着を付けているかは分からない。仮に着けていても、ずらして直接手で触れていく
■イルミ > 「あ、ぁ、あ……っ」
彼の口が離れると、塞がれていた口が再び快感に喘ぐ声を漏らし始める。しかし、彼が見つめてくればそれにしっかり答えるように見つめ返していて、
「……んっ!ん、ぁ、あぁ.……っ」
自分が彼の愛撫でいかに感じているか、そのとろけた表情で伝える。彼の手指は下着に覆われていなくてもその形を保っていた乳房をぐにぐにと変形させ、既に下着に大きな染みを造っていた秘所を無遠慮に弄んでいる。
■エドガー > 「ふふ、気持ちいいかね?だが、まだ始まったばかりだよ?」
イルミを見詰めながら、具合はどうかと尋ねるように言葉をかける。服の上からでも形の分かる乳房へと何度も指を沈め、既に下着に大きな染みを作っている秘部の入り口を指へ優しく引っ掻く。魔法の効果を除けば、イルミの身体を買ったというのに優しく気遣うようなもので。
「さて…私も我慢触るだけでは我慢ができなくなってきた。…入れるよ?」
イルミの服をたくし上げて、尻をそれを覆う下着を露出させてしまえば、男は既にはち切れんばかりに勃起した肉棒を晒す。その硬さと熱を態とイルミの尻へと押し付けて実感させてから、背後から抱きしめたままでイルミの膣内へと肉棒を押しいれていく
■イルミ > 「ひゃんっ、んっ、あんっ……あっ……!」
気持ちいいか、という質問に言葉では答えられなかったが、入り口を引っ掻くような愛撫にビクヒクと身体を跳ねさせて反応する。あからさまなまでに感じている様子を見せつけるのは、サキュバスが男性を誘うための性質でもあり、
「んっ……はぁ、ぁ、あぁあっ、あ……!」
身体が期待していた通りに彼のモノがお尻に押し当てられると、全身が硬直して挿入に備えた。そして、身体の中にその熱いモノが押し込まれると、膣内はそれを締め付けながら奥へ奥へと誘うようにぜん動する。
■エドガー > 「…聞くまでもない、かな?」
身体を小刻みに跳ねさせて喘ぎ声を漏らすイルミの様子を見れば、答えは明らかというものだった。そして、その様子はもっとやってやりたいというサキュバスであるイルミにとっては図らずとも狙い通りの感情を男に抱かせる。
「こうして、女を抱くのは何時ぶりだったかな………年甲斐もなく、張り切ってしまいそうだよ。」
奥へと誘われるような膣内の動きに応えるように、腰を一度強く尻へぶつける。そのまま、リズムを刻むように腰をぶつけ続けながら、タイミングを合わせるようにイルミの尻を引き寄せる。膣内の肉棒が何度も膣襞を押し退けて、奥へ奥へと押し入っていく
■イルミ > 「ひゃんっ!ぁ、あっ!ぁぅ、んっ……!」
我慢しきれず、というよりも我慢するつもりもなく、盛大なあえぎ声を上げ続けるが、治安のよくない路地裏なら女の声くらい誰も気にしないかもしれない。自分は男性というものを恐れていたけれど、やはりサキュバスとしての身体は男性器に蹂躙されることを明らかに悦んでいて、
「んっ!……あ、あっ……き、もち、いぃ……っ」
自分はこうして犯されるための存在なんだ、とすら思ってしまうほどだった。腰が引き寄せられ、打ち付けられる勢いで、ぽろんとこぼれ落ちた豊かな乳房が宙吊りになって揺れている。
■エドガー > 「我慢しなくていいよ…好きなだけ大声で喘ぎたまえ。」
室内ではなく屋外である路地裏だが、男はイルミに声を抑えるようには言わずに、逆に好きなだけと口にする。声を押し殺させながら、というもの嫌いではない。だが、声を出させた方がイルミも没頭出来るだろうと考えてのこと。人が来たならば、その時に対処すればいいと。
「あぁ、私も気持ち良いよ。とてもね…ふふ、宝石2つでは足りないくらいだ。」
行為の激しさのせいか、零れ落ちた両の乳房が目に入る。それを見た男が、イルミを壁に向かい合わせる。壁に手を突くかはイルミ次第だが、身体を抱いていた両の手を、その宙吊りになって揺れる乳房へを伸ばして、再び鷲掴んだ。そのまま、壁へと押し付けるように腰のぶつける強さを強めて、まるで絞り上げるように乳房を弄んでいく