2023/05/02 のログ
■イェン > 「……………いいですか、ロスク君。冒険者たるもの汚れる事を厭うていてはなりません。外では何日も着たきり雀で、水浴びは愚か、身体を拭くことすら出来ぬ事とて珍しくはないのです。それを考えればこの程度、良い経験になったと思うべきでしょう」
(無言のまま少年からの至極最もな視線の抗議を受け止めていた学生冒険者は、ついに耐えられなくなったらしい。紫瞳は頑なにそらしたまま、もっともらしい事を言ってのける。ぬとぉ……べちゃっ。その合間にも白頬を伝い落ちる粘体を繊手で拭って地に落とす所作は実に忌々しげだ。にも関わらず、その顔は見事なまでの真顔。何ら恥じることなどないと言わんばかり。しかし、純白のブラウスは汚らしい液体に濡れ透けて、ブラのレースを覗かせているし、プリーツスカートの形成する絶対領域をねっとりと汚濁が伝い落ちる様はもう淫猥以外の何物でもない。イタイケな少年は果たして知悉しているだろうか。世の中にはハードなスカトロというプレイがあることを。)
「辺りは十分見て廻りましたし、間引きも十分行われたと考えていいでしょう。今回は先輩冒険者である私が奢りますから、温泉にでも入りに行きましょう」
(最低限の体裁を整えた美少女が改めて少年に向き直る。その動きがぴたりと止まった。変わらぬ無表情が見据えるのは、彼の頭頂でぴょこんと跳ね震える大振りな獣耳。先程屠ったモンスターとは比べるのもおこがましい、なんとも可愛らしい鼠耳だった。)
■ロスク > (うわ……)
色気もクソもない男性冒険者の標準装備である布鎧のロスクよりも
女性らしい格好だったイェンの見た目的な被害は甚大である。
透けた下着や見えるラインはもちろん、スカートの間から落ちる汚れさえなぜか淫猥に思えて、さすがに視線をよそにやった。
顔の赤さは、下水道の暗さでごまかせるかどうか。
「いや、それとこれとは別でしょ!
たしかに汚れるのは日常茶飯事かもしれないけど!」
さすがにそれは詭弁だとわかり、辛辣にツッコミを入れた。
とっつきにくいと思われていた先輩風の少女に
共同作戦を通して少し親しみが湧いていることの証左でもあった。
「……って、え、どした?」
固まった様子の彼女の視線。その先にあるものに気づいて、やべ!
とすぐさま隠蔽の術を再使用して、丸っこい耳と尻尾を隠した。
とはいえ、それで今見せてしまったものがなかったことにはならない。
「い、いこいこ温泉! 大賛成! ありがと~先輩!!」
手を引いて出口へと向かう。勢いで誤魔化そうとしている。
他に魔物の存在は確認できず、無事に外へとたどり着けるだろう……
■イェン > 「…………………」
(都合の悪い抗議は聞こえぬふり。強かな先輩冒険者は、モンスターの死骸から小銭にしかならぬ魔石をほじくり出す事で彼の言葉を封殺した。互いに遠慮がなくなったのは、悪いことではなかろう。イェンとて年端もいかぬ少年にビクビクされている状況に居心地の悪さを感じてはいたのだから。)
「みみ…………」
(思わず名残惜しげな呟きが漏れるも、やらかしを誤魔化そうと必死な少年に無体な追撃を掛ける程悪趣味な訳でもない。この国におけるミレーと呼ばれる獣人への扱いの酷さは、ここでの生活が然程長いわけでもないイェンとて度々目にしている。無理矢理に明るい声を出し、ぐいぐいと手を引いて出口へと向かう彼の傍らをイェンも黙って着いていく。取られた繊手にきゅっと力を込めたのは、私は君の味方だよ。差別なんてしないよ。という気持ちの表明だ。ともあれ、仕事を終えた二人が下水構の暗がりと悪臭から抜け出したのは、日の傾きが街を茜に染める頃。河川の流れで目に見える穢れは落とした物の、その身に付着した汚臭はどうにもならず、温泉宿に着いた二人は従業員の引きつった対応を受ける事となったのだが、それも今や過去の事。今のロスクは一糸纏わぬ白磁の裸身に抱きすくめられ、個室風呂の清浄な温かさに小躯を包まれているという状況にあった。もしも彼が、げどげどどろどろのイェンとのあれこれに及びたいと考えているのならば、時間を巻き戻す事も許容しよう。)
■ロスク > イェンの汚濁に、ロスクが何の感慨も沸かないと言えばそれは嘘になるのだが。
さすがにそれはいろいろなものを数段すっ飛ばしているので、大人しく身体を洗う流れとなったのだった。
「……って、何、この状況?」
てっきり別々に入浴すると思いこんでいたのに、気がつけばイェンに抱かれ
心地よい湯の暖かさと柔らかな肌を同時に味わうことになっていた。
嬉しくないわけではない、わけではないが。
「あの……
ひょっとしておれのこと女だと勘違いしてた……?」
そういう経験がないわけではない。
が、仮に一緒に湯船に入るまでそうであったとしたらさすがに鈍すぎである。
華奢ではありながらも、鍛えられて無駄なところのない肉体を彼女の腕の中で縮める。
脚もしっかり閉じている。動くに動けない。
■イェン > 「子供が細かい事を気にする物ではありません。仕方が無いでしょう。あの状態では他の宿泊客の迷惑になるという店側の訴えも妥当な物でしたし、銅級になったとは言え私も懐に余裕があるわけではないのですから」
(未だ変わらぬポーカーフェイスが白頬にほのかな朱を広げているのは、湯水に当てられての事か、先輩風を吹かしながらも金は無いという告白に思うところがあったからなのか。イェンの名誉のために言っておくが、可愛らしい少年との入浴に興奮しての事ではない。この触れ合いも弟扱いがゆえの事………のはずである。)
「まさか………と断言できれば良いのですが、服を脱いだ貴方のここに、何もついていない可能性も考慮していました。それならばもっと安心していられたでしょうに、残念です」
(言いながら湯水のゆらめきの底、さわりと触れる男の象徴。実は結構興味がある。大人の男性と少年のそれの違いに。薄い背筋に存外大きな柔肉を密着させて、華奢な肩には顎を乗せ、紫瞳が見下ろす物は果たしてどの様な形状を見せるのか。)
■ロスク > 「こどもじゃないんだけど……」
消え入りそうな声。何かひどい誤解があるようだが、それを解くべきなのかどうか……
端正な顔立ちが近い。美しい少女の息遣いにすら、緊張が高まる。
「ひゃ……!?」
裏返った声を出して、かたく閉じられていた脚が広がり、バネじかけのようにそれが飛び出して屹立する。
眼前に晒された半被りの尊厳棒は、ご立派様と呼べるほどに迫力があるわけではないが、さりとて可愛らしい若芽、と言えるほどちんまりともしていない。
第二次性徴の済んだ、繁殖が行えるものだった──そこまで少女が理解できるかはわからないが。
再び集中が乱れ、鼠耳と尻尾もついでにまろび出てしまう。
■イェン > 「――――なるほど。これはたしかに……子供とは言えぬかも、知れませんね……」
(触れた際に少年が漏らした声音は子供と呼ぶにふさわしい可愛らしい物だったが、見下ろす視線と絡みつく白指の中でむくむくと肥大化していくソレは、イェンが予想していた仔象などではなかった。内心『うわー、うわぁー、こ、子供でも、これほどになる物なのですか……っ』と驚嘆するほどのサイズ。とは言え、イェンがこれまで見てきた物の中ではかなり控えめな大きさなのだが、未だそれを受け入れた事のない生娘からすれば十分なインパクトである。)
「あぅ、ん…っ♡」
(おかしな声が漏れたのは、曲がりなりにもオスの逸物に触れ、その十分な逞しさに少なからぬ興奮を覚えたタイミングでにょろんと生え出た鼠の細尾が、偶然イェンの秘裂を的確になぞりあげる様な形となったからだ。はっとして唇を閉ざした時にはもう遅く、先輩冒険者はポーカーフェイスの赤熱をかぁぁぁ…っと強めていく。)
■ロスク > 「わ、わかってくれた……?」
あんまりわかってくれていない気がする。
白指のはざまに捕らわれたまま、硬さを増していく若勃起。
押し付けられる双丘の柔らかさと絡みつく指の滑らかさを感じて、息は荒くなっていく。
「……ん? どうした、イェン、そんな変な声、出しちゃってさあ……」
尾に感じる、少女の脚とは違う濡れた感触。
お互いの位置関係が悪かった。事故である。断じてそんなつもりはなかった。
とはいえ、ここまで好き勝手触られているんだから、意趣返ししてもいいのではないか──という気持ちも同時に湧いた。
調子に乗って、鼠の尾を動かして、こすこす……と淫口や脚を擦り上げていく。
■イェン > (どきどきどきどき。弾む鼓動は柔乳の密着を介して少年の背にも伝わろう。羞恥とも興奮ともつかぬ頬の赤みも、触れ合う首筋に熱を伝えているはずだ。)
「ん…っ♡ あっ♡ ロ、ロスク、君……その、っは♡ し、尻尾ぉ……♡ 尻尾、が……あっ♡ あっ♡ あぁ……ッ♡」
(なにやら妙に意地の悪い声音に問いかけられて、先輩冒険者としては、そして年上のお姉さんとしては威厳を保たねばと思う所もあるのだけれど、分かっているのかいないのか。湯水の中で揺らめき踊る鼠の細尾がもじ付く太腿の付け根、女の子の敏感な部分を執拗に弄んでいては堪らない。積み重ねた逢瀬が着実に開発を促している乙女の秘裂は、そんな刺激にも他愛なく蕩けてしまう。湯水のそれとは明らかに粘度の異なる体液が鼠尾に絡みつき、そのぬめりがますます生娘を興奮させる。開放の機を逸してしまった繊手は未だ彼の逸物に絡みついたままで、秘所への刺激に反応して力の籠もる指先は、少年にももどかしい快楽を与えていることだろう。)
■ロスク > 「そ、そっかあ……
お、おれ、イェンのその声、もっと……っ、聴きたい、かも……っ」
意地悪い響きは、急所を捉える指の力が強まれば、甘ったるいものへと変わっていき。
湯の中で少女の指に、先走りの露をにじませ。
頭頂の耳もぱたぱたとせわしなく動く。
さりとて、尾の動きを止めるわけではない。
絡みつく指の妖艶な動きに負けじと、尾はより深く、桃色の谷に入り込む。
細まった尾の先が、秘裂の上に存在する淫靡な突起を探り当てて、きゅっと締め上げる。
尾もまた、ミレーの少年の性感帯であるため。
尾を捉える雌肉の熱といやらしいぬめりに、余計に官能が助長される。
「う~っ、イェン、イェン……っ!」
丸耳で少女の喘ぎを捉えながら、少年も切なげな声を上げる。
決定的なものにならない刺激に、湯の中で腰を揺らし始める。
■イェン > 「はー…っ♡ はー…っ♡ はぁ……、ンッ♡ ん、あっ♡ あぁぁ…っ♡」
(紛れもない発情に乱れた呼吸。不規則に弾む喘ぎ声。少年の肉竿に絡みついた繊指は、今やはっきりと雌の本能に従った上下動を見せていて、十分な成熟を果たしたペニスを射精に向けて昂ぶらせる。雌蜜に塗れた淫裂は特にその上端で硬く膨む小粒な肉芯への刺激に強い反応を示し、細く、柔らかくともしなやかな鍛錬の感じられる肢体の力みを強めていく。)
「待…っ♡ あっ、ぅンッ♡ だめっ♡ ロスク、く……あっ、は♡ そこ、んんっ♡ そこ、ぉ……っ♡♡ ひあっ♡ ひぁぁあぁああ―――……っ♡♡」
(小ぶりな肉芽に絡みついた鼠尾が先輩冒険者としての矜持などあっさり掻き消し、美貌の留学生を法悦の高みへと飛翔させた。絶頂の衝撃にきつく閉ざした太腿が、弱点とも知らぬままに悪戯な尻尾を締め上げる。次いで先走りに塗れた繊手がにゅりんと滑り、敏感な先端部分を擦り上げて少年にも湯内の無駄撃ちを強要する。)
■ロスク > 「あ、ん、う、ぐうっ、んんんんっ……」
興奮の息を至近で浴びせられ、指が明確に扱く動きへと変化して。
一応は男としての矜持からか、押し殺していた声が、だんだん甘い喘ぎ声へと変わっていく。
すっかりといきり立った芯柱が、細い指の檻の内で暴れまわり、滲む雫をなすりつける。
「くぅぅぅ、ん……っ、くるっ、く、くるぅ……っ、ああああっ!」
あたたかい肉に絞め上げられ、絹のような滑らかさで傘をなで上げられて。、
少女が絡みつく中、前と後ろの尾をぶるぶると震わせて。
ぎゅっと目をつぶり。
ごぷ、ごぷと。
白く恥ずかしい粘液塊を吐き出させて、湯を濁らせていく……
■イェン > 「は――…っ♡ は――…っ♡ は――…♡ は――…♡」
(『なんでこんな事になっているのでしたっけ……?』日頃の無表情が嘘の様にふにゃりと蕩けた赤面が、唇端からつたい落ちる唾液を拭うこともせぬままぼんやりと思考する。秘裂は未だひくっ、ひくんっと弱々しい痙攣を続けていて、手指の中には少年の射精のビク付きが消え残っている。茫洋とした表情で見下ろす紫瞳が捉えるのは、ゆらゆらと湯船を揺蕩う白濁の液紐。幾度か間近に目にした事もある精液なのだろう。口内にその独特の味わいが思い出されて、思わずきゅんっと子宮を収縮させていた。とはいえ、そのまま流されてしまう程、イェンの股は緩くない。既に十分過ぎるほどの緩さを見せつけているという事実からは目を反らし)
「―――――ッ!! じ……、十分温まりましたねっ! このまま浸かっていては湯あたりを起こしてしまうでしょうし、わ、私は先に上がらせてもらいます! ロスク君は今しばらく、ゆるりと温泉を楽しむと良いでしょう。ではっ!」
(ざばっと淑やかさの欠片も無く立ち上がり、一方的に言い捨てると少女は浴槽縁に置かれていたタオルを引っ掴んで逃げるように浴場を後にする。残されたのは最後まで背筋に触れていた双乳の柔らかさと、その中でピンと尖って自己主張していた乳首の硬さ。そして、湯水の中で徐々に薄れつつある鼠尾のぬめり。濡れた身体に浴衣を羽織り、洗濯を頼んでいた制服は勿論下着すら穿かぬまま部屋を出た少女はそのまま学院寮へと駆け戻っていた。幸いにしてきっちり支払いは済ませていたので、後輩冒険者に部屋代を負担させる事だけは無かったのだとか―――。)
■ロスク > 「あ、うん…………」
早急に相手に立ち上がられたので大変なことになっている大事な場所も見えてしまう。
今更である。
出すものを出してぐったりしたまま、イェンが去るのを見送る。
思えば、最初から最後まで強引にことを運ぶ少女だった。
今はそのいずれもが彼女の善意だったというのはわかるので嫌な気持ちはないし
実際いい思いもさせていただいてしまったのだが……
それはそれとして疲れた。
「…………」
甘ったるい吐息、声、触れた身体の柔らかさ、指の滑らかさ。
その余韻はすぐには薄れない。
ロスクの雄茎も、温かい湯の中で再び元気になっていく。
「もう一回抜いてから出るか……」
まぶたを閉じれば、鮮明に蘇る少女の肢体。
己の出したものと少女の愛液で汚れた湯の中で、未練がましく自慰に耽るのだった……
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からイェンさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からロスクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にサウロさんが現れました。
■サウロ > (────酒場。
夜の喧騒に、アルコールと空腹を刺激する香辛料の効いた料理の匂いが、外まで漏れ出ている。
仕事を終えた平民、憲兵、冒険者、傭兵。
色んな者たちが木製のラウンドテーブルで酒と料理を楽しんでいる。
椅子があって、ゆっくりと出来る酒場の一つ。
遠い南国のカリーという香辛料の効いたスープ料理がこの店の定番で、
鶏や豚、牛などの肉と野菜、豆などが煮込まれてパンと一緒に食べるらしい。)
「おい、飲みすぎだぞ」
(金髪の青年──サウロが酒を飲みすぎる仲間を諫める。
白と青を基調にした、騎士風の装備。皆一様に似た格好をしている。
剣や盾、槍などが手の届く範囲にある。彼らの武器だ。
見てくれだけなら騎士であるが、男四人と女一人でテーブルを囲む様子は冒険者のチームにも見える。
仲間たちは思い思いに食事と酒を楽しみ、そんな彼らを見てサウロはため息を吐いていた。
新たに店内に踏み入る者、食事を終えて出ていく者。
そんな賑やかな店内に、新たに踏み入る影はあるのだろうか。
あれば自然と、偶然と、サウロの視線はそちらへと向いただろう──。)